−−−L社・庭−−−
「お〜!来てくれたんだね!」
「まぁ、実際暇してましたし、で?これどういう状況なんだ?」
目の前ので起きていることを一言で説明するならまさに『カオス』という言葉が当てはまるだろう。
クリークが焚き火を用意して豚の丸焼きを作っていて、ルーフェはそれが芝生に燃え移らないように水を撒いてたし、フィーネは秤を使って寸分違わず調味料を入れているのに対してまだるっこしいと言わんばかりに適当に調味料をぶち込んでフィーネにしばかれるシアン。
対してL社の方は姐御がネギをまな板がごと真っ二つにして、イェソドが青い顔して倒れてる、その側にはアビスは作ったと思わしきダークマター、ネツァクはダブルティファレトと穏やかに料理をしてた。そしてその真逆でレリックとアン先輩にマル先輩が忙しなく動いていてホドがいつものようにタジタジになっている。
「そもそも何で料理大会なんてやることなったんだよ」
「う〜んと、なんやかんやあって?」
そのなんやかんやを教えて欲しいんだよ!え?もしかして俺が来る前ってイェソドが審査員だったのか?
「あ、そうそうここにはいないけどヨウマくんたちも料理を作ってるから、それぞれ、6チームの料理を食べてね!」
6チーム!?それを俺一人で食えと!?
「あ、それと審査員席はあそこね〜」
言われた方向に意識を向けるとペスト医師と貪欲の王、それと妖精の祭典が割と本格的な審査員席に座っていた。
「アブノマじゃねえか!!」
「Xよ!さぁこちっちに来て座るがいい、丁度我の隣が空いているぞ?」
「寝てたらいつの間にか連れてこられたわ」
貪欲の王は額に手を当ててため息を吐いている。
「……繋ぎとしてお菓子食べる?」
「頂くわ」
俺含めて全員人外なんだけど、もっとまともな審査員用意できなかったのかよ。
「いや〜やってみたかったんだよ〜!料理大会、普通の料理大会じゃ23区の料理人しか参加しなくてつまらないんだもん」
23区、あ〜あそこってガチの料理人しかいないもんな〜料理は美味いんだけど、堅苦しいって言うか見栄えを気にしてるって言うか、食べてて楽しくないんだよ。全員が全員そういうわけじゃないけどさ。
「それは分かったけど優勝賞品とかって考えてるのか?」
「え?トラベラーくんが用意してくれるんじゃないの?」
「なんで呼ばれた側の俺が用意するんだよ!?」
「審査員だから!」
いや審査員だけどこういうのは主催者が用意しとくもんだろ!
「あはは!流石に冗談だよ〜!夕暮れ亭のお菓子の詰め合わせが賞品だよ!」
夢幻のことだから8割くらいは本気だと思うんだけど気のせい?
「それじゃあ料理が出来るまで待っててね〜!」
「シアン!ですから調味料はしっかり測ってから入れないと!」
「………知らん」
「クリークさん!芝生に火が!」
「やっべ、勢いつけすぎた」
−−−不安だぁ〜〜〜
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