まさかアブノマを審査員にした料理大会をするとは思わなかったけど。
「ペスト医師お前は口無いのに食べれるのか?」
「ッフ、愚問だな我に出来ぬことはないのだよ」
マスク越しでもわかるドヤ顔を披露するペスト医師を横目に料理の工程を見ていると姐御が罰鳥を鷲掴みにしていた。
「ってちょっっとまてぇえええ!?」
「なんだトラベラー、今からこいつを調理するところだったんだが?」
「罰鳥は食用じゃあないっての!やめろ!マジでやめろ!」
「全く、しょうがないやつだ、ならば別の肉を使うとするか」
手放された罰鳥と一緒に安堵の息を吐くと次に来たのは大鳥が縛られてやってきた。
「そいつもダメに決まってんだろうが!!!」
「なんだ、こいつもか?仕方がない」
大鳥のことを縛ってる紐を解くのに苦戦してると今度は延びてる審判鳥が引きづられてまな板の上に置かれた。
「なんでピンポイントでそいつらを調理しようとするんだよぉお赤い霧ぃいい!?」
「ええいこれもダメあれもダメ、貴様は子供か!!」
「一回なにを料理しようとしてるのか思い出してから言ってみやがれ!!」
終末装備の俺にとっちゃ他人事じゃないから本気で勘弁してほしい。
「え〜?ダメなの?僕も狙ってたのにぃ」
「あんたもか夢幻!」
「矮小なる鳥一匹で何を大袈裟に」
「普通の反応だわ!」
なんとか三鳥を返して審査員席で一息吐く。あれで罰鳥の肉まんとか大鳥煮込みとか審判焼き鳥とか出てきたらどういう顔すればいいのかわかんねぇよ。
「貴方の苦労してるのね」
「こんなのは初めてだよ」
「そうなの、あ、あとそのカーディガンとロングスカートの組み合わせ良いわね、今度チャイナ服着てみない?」
「……考えとく」
こっちの方でも貪欲だったかぁ。
「なぁマルクト、これは本当に合ってるのか?」
「はい!何度も作ったことがありますので安心してください!」
「……そうか、その言葉信じるからな?」
あれちょっと待ってアン先輩もマル先輩の料理の違和感に気づいてる感じ?でも料理をしたことがないからなんとも言えないって顔をしてるわ。まっずいぞこれ、さっきは明らかに食材じゃないの使ってたから姐御に注意できたけどそうじゃない場合は審査員の介入禁止なんだわ。
「ふむ、おかしいな?本の通りに作っておるのだが」
「だからと言って誰がそのままカップごと火にかける人がいますか、普通に考えれば違うとわかるでしょう!」
あ、イェソドとアビスがチームなのか。あっちはイェソドが気をつければ大丈夫そうだな。
「お〜結構上手いじゃねえか」
「私のこと見てる暇があるなら自分の担当をさっさと終わらせないよ!酔っ払い!」
「今は飲んでねぇから酔っ払ってね〜よ」
「そういうこと言ってんじゃないわよ!!」
「ティファレト、包丁持ったままは危ないよ」
仲良いなあそこ三人
−−−それでもやっぱり不安でしかない、これ俺さお腹壊したりしないよな?
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