トラベラー→一般枠
ペスト医師→グルメ枠
貪欲の王→味、量枠
妖精の祭典→なんでも10点枠
「さぁ!できたよ!」
怖い、何が怖いってあの料理工程から出される料理たちが怖い
「まずは僕たちのチーム紅白チームからいくよ!」
一人だけ四色入ってる人がいるんですが?
「野宿でよく作ってた旅人料理!『旅の丸焼き(豚)』だよ!」
「やっぱり丸焼き出てきたぁ!」
こんなもん食い切れるか!何で豚の丸焼きなんだよ!
「さあ!冷める前に食ってくれよな!」
「熱いので気をつけてくださいね」
「こうなりゃヤケだ!!」
湯気を出してる豚を切って口に入れる。
「………うっっっま」
見た目はシンプルなのに焼き加減や調味料の加減が絶妙で一見シンプルな料理なのに複雑な味だ。
「ほほう、中々美味ではないか、しかし、豚だけとは彩がないなぁ」
「そうかしら?私はこれでの充分に満足だけど」
−−ハグハグ!
他の三人も各々の感想を言っていた。もっと奇抜な味の料理を出すと思ったけど普通に美味いわ、これ。
「それじゃあ気になる得点はぁ?」
あ、1〜10の札が置いてある、用意周到だな!
札をそれぞれあげると俺が8、ペスト医師が5、貪欲の王が10、妖精の祭典も10だった。
「33点かぁ、理由を聞いても良いかな?」
「別にペスト医師の真似ってわけじゃないけど、やっぱりこう、彩は欲しかったかも」
「右に同じだ、強いて言うならこれくらいの料理ならば食べたことがあるので新鮮味がなかったな」
「私は美味しかったし量も満足のいくものだったからこれかしら」
ペスト医師がちゃんと審査やってる!?あと残り二人に至っては人選ミスだろ!
「彩か、確かに考えたことなかった〜反省反省」
「あ〜美味そうな見た目だとなんかテンション上がるもんな」
「レタスやリンゴがあれば、ありがちですけど見た目を良くできたかもしれませんね」
夢幻たちもそれぞれの反省点を押さえてから席に戻っていく。次に来たのはアン先輩、マル先輩、レリック、ホドの四人だ。
「チーム女子会が出すのはこれだよ!『妖精のナポリタン』!」
……ナポリタン?この緑に発光してるパスタが?
「……アン先輩、一応聞きますけどこれってどんな材料を使ったんで?」
「食堂にいる料理人たちが使っていた野菜や肉たちだ」
あ、そっかぁ、あの食堂の材料か〜ならおかしくないよねぇ。
「いやおかしいわ!!なんで食堂の食材使っただけで発光するんだよ!!」
「早く食べてみてくださいよ〜あ!もしかして共食い!?」
「いつまでそのネタ擦ってんだあんた!」
食べるけどさ。
パスタを口に運ぶとパスタ特有のモチャモチャとした食感と程よい硬さが歯に伝わる。そして味は。
「……これ、なんてお菓子?」
「……これは食事というよりデザートだな、悪くはないが」
「これはこれで美味しいわね」
−−−ウマー!
ペスト医師と顔を見合わせて似たような感想を言う。美味しい、美味しいけどこれ料理じゃないよね?
「では点数をどうぞ〜」
得点札をあげると俺が5、ペスト医師が3、貪欲の王が8、妖精の祭典は10だった。
「え〜!26点!?なんで!?」
「いや、まずこれ味が既にデザート」
「今回のお題は料理であって創作デザートではないぞ」
「ちょっと量が足りなかったわね」
レリックが肩をガックシと落として席に戻っていく、その隣でアン先輩は『やはりか』と呟いていたあたりやっぱり変だったのは気づいてたみたいだ。
「次は私たちですか」
「…さっさと食え」
シアン、フィーネの黒青チームの料理はハンバーグだった。
「これは勤務先で偶然教えてもらったレシピに独自のアレンジ加えたものです。えっと、名前は入りますか?一応『情熱ハンバーグ』という名前がありますが」
意外と普通、ハンバーグだ。
口に入れる肉汁が溢れてデミグラスソースとの相性も抜群だった。飾りとして使われているレタスやブロッコリーのお陰で割とさっぱりとした味わいになってる。けど
「普通だね」
「普通であるな」
「そうかしら?」
−−−ヤミー!
よくも悪くも普通で、レシピの通りに作ったって感じがする。
点数は俺が5、ペスト医師が1、貪欲の王が8、妖精の祭典が10
「23点ですか」
「……だから言っただろ、調味料なんざ目分量で良いって」
シアンは鼻を鳴らして既に椅子に足を組んで座っていた。興味がなくなったんだろう。
−−−これ、残り3チーム分も食べないといけないのか?
どんなif世界線を出して欲しいですか?
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(if)トラベラー
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(ねじれ)トラベラー
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図書館(指定司書)
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図書館(司書補)
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図書館(館長)
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L社(セフィラ)
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フィクサー(特色)
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