仮面ライダー電王LYRICAL A’s   作:(MINA)

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第六十話 「 修羅 対 最凶 」

その場にいる誰もがその光景を見て、目を疑った。

フェイト・テスタロッサは初めて目にするものだ。

理性のタガを完全に取り外したライナー電王---野上良太郎を見るのは。

「私が見たものはまだ片鱗でしかなかったということか……」

シグナムが納刀しているレヴァンティンを握っている左手をカタカタと震わせていた。

「シグナム?」

フェイトにはシグナムの言葉の意味が理解できない。

「正直二度と感じたくなかったんだけどねぇ……」

アルフ(人型)がぶわっと鳥肌が立っている右手を左手で押さえていた。

「だが以前とは比べ物にならないぞ……」

腕を組んでいるザフィーラ(人型)だが表情は険しかった。

「なのは!大丈夫?」

ユーノ・スクライア(人間)は隣でその場に座り込んでしまった高町なのはを心配する。

「う、うん。大丈夫だよ……。ユーノ君今更だけど本当にあそこにいる人は良太郎さんなんだよね?」

疑う必要性はないのだが、なのははユーノに今戦っていて間接的に自分に戦慄を与えた張本人が良太郎なのかと確認する。

「間違いなく良太郎さんだよ……」

下手な事を言う気にはなれなかったのでユーノは正直に答えた。

「そうだよね……」

わかりきった答えなのでなのははそのような返答しかできなかった。

「なのは。もしかして……」

ユーノはなのはがライナー電王から放たれる気迫に完全に圧されているのだと理解した。

「大丈夫。良太郎さん達が命懸けでわたし達の『時間』を守るために戦っているのに、わたしだけ途中で帰るなんてできないよ」

座り込んでいるなのははゆっくりとだが、両脚をふらふらさせながらも立ち上がる。

「わかった。でも辛くなったらいつでも言ってね」

「うん」

なのはが無茶をすることはわかりきっている事なので、ユーノは気休めを言うしかなかった。

 

「反撃してくるだけの元気はあるって事かよ」

ネガNEW電王はダメージを許してしまった事には特に気にしてはいなかった。

今の攻撃を苦し紛れのまぐれ当たりと思っているからだ。

ライナー電王を睨むと同時に間合いを詰めて、NNDソードで斬りかかる。

頭部を狙っての上段振り、大振りかつ速いがライナー電王は間合いを詰めながらも右に軽くサイドステップして避けながらデンカメンソードのターンテーブルを前面にしてメリケンサックのようにして放った。

「がっ!」

その一撃は凄まじく速く、凄まじく重かった。

ネガNEW電王の顔面に直撃して、後方に仰け反る。

伸びた右腕を引っ込めてデンカメンソードのデルタレバーを引く。

『ウラロッド』

左足を軸にして、跳び後ろ回し蹴りを繰り出して右踵をネガNEW電王に浴びせようとするが紙一重の間合いで避ける。

(大技?やはり苦し紛れか……)

避けながらネガNEW電王はライナー電王に反撃は出来ないと判断する。

だが、

「りゃあああああ!!」

ライナー電王が逆立っている状態から更に軸となっていた左足をも地から離して、右こめかみを狙うようにして放つ。

「!?」

この動きは予期していなかったのか、ライナー電王の左足はネガNEW電王の右こめかみに直撃した。

無茶な体勢からの蹴りだが、予想できなかったという事で心理的にも大きなダメージを与える事が出来た。

そのまま、身体を上手く動かして四つんばい状態になって着地する。

「このヤロォ!」

ネガNEW電王のNNDソードを握る力が強くなる。

ライナー電王はすぐさま間合いを詰めて、右足を軸にして腰を左に捻りながら左足を繰り出して回し蹴りを放つ。

「がっ!」

ネガNEW電王が防御を取るより速く、ライナー電王の蹴りが炸裂する。

今度こそネガNEW電王はぐらつく。

間を置かずして同じ場所を食らったのだ。どんなに頑強が自慢の者でもダメージゼロというわけにはいかない。

蹴り上げた左足を素早く戻して軸足にして、その場で右足を振り上げて回し蹴りを放つ。

狙いはネガNEW電王の左こめかみだ。

左にぐらついているネガNEW電王は今の速度のライナー電王の蹴りを防御する事はもちろん回避も出来ない。

側から見るとライナー電王の蹴りに引き寄せられているようにも見えていた。

直撃して右に吹っ飛ぶネガNEW電王。

そのまま地面に落下してズルズルズルと流されていく。

「はあぁぁぁ。ふうぅぅぅぅ」

ライナー電王は息を整えるだけで何も言わない。

ただデルタレバーを引くだけだ。

『キンアックス』

足運びに軽快さからずっしりとした足運びへと切り替わる。

「調子に乗ってんじゃねぇ!」

今までの静かな口調から一気に荒々しさが目立つ口調へと切り替わりながら、NNDソードを袈裟に狙いをつけて振り下ろす。

しかし、ライナー電王は避けるどころか直撃を許す。

胸部に左斜めに火花が飛び散る。

「フッ……ん?」

ネガNEW電王は手答えありと笑みを浮かべていたのだが、すぐに表情を強張らせていた。

「テメェ……。効いてねぇのか!?」

右足を前に踏み込んで左手を大きく振りかぶる。

手は拳ではなく、大きく開かれていた。

「わりゃああああああ!!」

速く、そして重くネガNEW電王の右頬を叩き飛ばす。

「ぶっ」

引っ張られるようにして、ネガNEW電王は左に吹っ飛ぶ。

先程と同じ様に地面に落下してズルズルズルと滑っていく。

「な、何なんだよ……。さっきまでと全然違うじゃねぇかよ。スピードもパワーもまるで別格じゃねぇか!」

ネガNEW電王が怒りに身を震わせて、すぐに起き上がってライナー電王に向かって突っ込む。

それを見てもライナー電王は動揺する様子はなく、ただ静かにデルタレバーを引く。

『リュウガン』

ずっしりとした足取りからステップを踏む足取りへと切り替わる。

タンタンタンタンとリズムを取っている。

荒々しさがこもった上段、中段、下段振りを繰り出すがライナー電王は難なく避けていく。

デンカメンソードのデルタレバーをネガNEW電王に向けて打ち付ける。

「ぶっ」

顔面に直撃し、一時的に動きが止まる。

ライナー電王はそのまま硬直しているネガNEW電王の前に出ている右太股を踏み台にして、跳躍する。

両足首あたりでネガNEW電王の頭部を挟み、ライナー電王は頭を振り子の錘

おもり

のように使って後方に倒れこみ、脚力で相手の上半身を前のめりにさせ、頭部を雪が敷かれた地面に激突させる。

今度ばかりはネガNEW電王も声を上げる事はなかった。

受身の態勢も取れずに、全身をぴくぴくとさせていた。

ライナー電王は立ち上がって、見下ろしていた。

 

「フランケンシュタイナー……」

Zゼロノスはライナー電王が繰り出したプロレス技の名を口に出す。

Zサーベルを杖代わりにして立ち上がる。

ライナー電王が単身戦ってくれたので思ったよりも長く回復する事が出来たのだ。

「良太郎

アイツ

、マジでおっかねぇな……」

Zゼロノス同様に体調を整えたソード電王が隣に立つ。

「加勢するぞ」

Zサーベルを構えるZゼロノスに対して、ソード電王はそのままだった。

「おい。行かないのか?」

「俺達が入り込めるモンじゃねぇだろ。この戦い」

ソード電王がDソードを構えなかったのはそのためだ。

もう自分達が割り込める域の戦いではないとわかっているのだ。

「センパイ!」

ロッド電王、アックス電王、ガン電王、デネブが駆け寄ってきた。

「おう。オメェ等もう動けるのかよ?」

「シャマルのおかげで傷は回復したで」

「でも、僕まだ頭がボーっとするよ~」

ソード電王が容態を訊ねるが、アックス電王とガン電王が自身のコンディションを告げる。

「侑斗、モモタロス。怪我は?」

「大丈夫だ……。シャマルの魔法は必要ない」

「今、回復施したら俺も寝ちまうんだろ?だったらいらねぇよ」

デネブの問いにZゼロノスとソード電王は同じ内容の回答をする。

「アレって本当に良太郎なんだよね?」

「間違いあらへんで。とんでもなくおっかない殺気放ってるけどな」

「何か凄く怖いよ……」

ロッド電王は確認するように訊ねてアックス電王は答え、ガン電王は肌に感じる殺気に素直な感想を口に出した。

冬の寒さとは違う寒さがその場を支配している事を誰も口には出さないが、理解していた。

 

「ぶっ潰す!!」

起き上がったネガNEW電王がNNDソードをライナー電王に向けて突きを放つ。

しかしライナー電王はすれすれで避ける。

その最中にデルタレバーを引いて『モモソード』とターンテーブルを操作する事も忘れない。

「………」

そのまま素早くデンカメンソードで突きを繰り出す。

「ぐっ!」

自身の突きは避けられたのに対して、相手の突きをまともに食らった事はネガNEW電王にとっては屈辱だった。

デンカメンソードをすぐに引き戻すと、ライナー電王はすかさず右切上から袈裟に向かって下から斜めへと切り上げる。

「があっ!」

火花が飛び散り、ネガNEW電王が大きく仰け反る。

体勢を整えるより速くライナー電王がネガNEW電王の首を空いた左手で掴んで、左へと飛ばしてから間合いを詰めて斬りかかる。

胸部を狙って縦一文字に、火花が飛ぶ。

その直後に右足を使って左足を狙っての下段回し蹴り。

「がっ」

地味な攻撃だが、立て続けにダメージを受けているネガNEW電王にとっては重いものだ。

その証拠に左に身体がぐらついていた。

この機を逃すはずがなく、デルタレバーを引いて『ウラロッド』にしてから右上段回し蹴りを左こめかみに向けて放つ。

「ぐっ!」

ネガNEW電王が右に向けて飛んでいく。

ライナー電王はすぐにデルタレバーを引いてターンテーブルを動かす。

『キンアックス』

拳にしていた左手を開いて顔面が射程圏内に入るのを待つ。

「!!」

射程圏内に入ると、一直線に左平手打ちをネガNEW電王の顔面に放った。

「ぶほわあああああああ!!」

後方へとネガNEW電王は大きく飛ぶ。

右手に握られていたNNDソードが離れ、地面に落ちた。

ライナー電王は地に落ちたNNDソードを拾ってからデンカメンソードを地面に突き刺して、上下を両手で握る。

そして『へ』の字になるようにして力を加えていく。

NNDロッドなら『しなり』があるのだが、今はないので強引に曲げようとすると軋む音が聞こえてくる。

ビキビキビキと音を立てて、ライナー電王はNNDソードを真っ二つにして破壊した。

そして地面に放り捨てた。

デンカメンソードを拾い上げて、『リュウガン、モモソード』とターンテーブルを操作した。

 

(あ、ありえねぇ……。わざわざ別世界

こっち

に来て『闇の書』まで手に入れたってのによぉ……)

ネガNEW電王はあお向けになっており、雪が降る空を見上げていた。

このままでは確実に負ける。

本能的に悟っていた。

なまじ戦闘力があると、この手のことに関しては聡くなるのだ。

武器は破壊され、新しく手にした『力』である魔法は欠点がある事を既に看破されている。

つまり戦う手段は後一つしかない。

この五体だけだ。

(俺は……、電王共に復讐する力を得るために別世界に来た……。この世界の『時間の破壊』も言っちまえば新しく手に入れた力の試運転による結果みてぇなもんだからな……)

『時間の破壊』という行為そのものをネガNEW電王は重要視していない事になる。

(まだだ……。まだ戦えるぜ。まだ負けちゃいねぇ!)

ネガNEW電王は起き上がって、そのままライナー電王を睨む。

「武器を壊して魔法の欠点を見抜いていきがってるかもしれねぇが、まだ俺には『武器』はあるぜ!」

右拳を振り上げてからライナー電王の顔面に向けて放つ。

「やあああああ!!」

ライナー電王も左拳を振りかぶってネガNEW電王の顔面に狙いをつけて放つ。

両者ともに同じタイミングで。

「「ぶっ!」」

両者ともに顔面に食らい、仰け反る。

ネガNEW電王は左拳を胸部に狙いをつけて放つ。

「ぐっ!うああああああ!!」

ライナー電王は一瞬だけ固まるが、隙を与えずに硬直を解いて右拳をネガNEW電王の左頬に食らわせてから、追い討ちとしてまた一発を同じ場所に叩き込む。

互いに間合いを詰めてから両者ともに頭突きを放つ。

「が……は……」

ぶちかましに負けたのはネガNEW電王だった。

(そんなバカなことがあってたまるか……。殴り合いじゃイマジンの俺に分があるんだぞ!人間でしかねぇあんな小僧に負けてたまるかよ!)

イマジンと人間とでは身体能力に決定的な差がある。

手足を動かす速度や動体視力などは人間よりも格段に優れており、単純な取っ組み合いなら人間がイマジンに勝てる可能性はゼロである。

人間がイマジンに勝つためには仮面ライダーに変身して迎え撃つしかない。

それでやっと五分五分といってもいいだろう。

もしイマジンが仮面ライダーになってしまえば同じ仮面ライダーでも素が劣っている以上、ライナー電王が善戦できるはずがないというのがネガNEW電王の考えだ。

だが現実には自分が負けているのだ。

いくら殴ろうが蹴ろうが、目の前の敵は必ず向かってくる。

気迫が全く衰えていない。

それどころかどんどん強くなっているようにも思える。

(寝た子を起こしちまったってワケかよ……)

「さっさとくたばりやがれぇぇぇ!!」

ネガNEW電王は怒号を上げながら、ライナー電王に向けて右フックを放つがライナー電王は素早くしゃがんでから、間合いを詰めて上体を上げると同時に左拳を掬い上げるようにして一気に放つ。

「うあああああああああ!」

「☆@#$%!!」

顎を直撃したネガNEW電王は声にならない声を上げながら、宙へと浮いてから急速に地面に落下した。

ドシャっという音が立つ。

(こ、こいつ……。人間の皮を被った修羅だ……)

ネガNEW電王は自らの頑健さを呪った。

脆弱なら意識を失っていられたからだ。

彼の意識とは関係なく、全身が震えていた。

 

「はやてぇ」

「どないしたんや?ヴィータ」

戦いを見ながら震えているヴィータを八神はやては窺う。

「あたし、絶対に金輪際アイツを怒らせたりしない……」

「ヴィータちゃん……」

シャマルもヴィータの言い分は理解できていた。

とても今のライナー電王---良太郎に喧嘩を売っても勝てる見込みなんてないからだ。

「あれが本当にプッツンした良太郎……」

フェイトはしっかりと想い人の『修羅』となった姿を記憶に焼き付ける事にした。

「フェイトちゃん……」

なのはは友人が想い人の別の顔を見ても驚きもせず、受け入れようとしている姿を見て敬意を持っていた。

「あ、鳥肌が治まり始めてる……」

アルフは左腕に立っていた鳥肌が治まり始めている事から、何か変化が起こり始めているのだと推測した。

「今日ほど彼が味方でありがたいと思ったことはないな……」

クロノ・ハラオウンがライナー電王の戦いを見ながら正直な感想を口にしていた。

 

「はあはあはあ……はあ……はあ……」

今までひたすら攻めに攻め続けたライナー電王は呼吸を整えていた。

そうなると、自ずと意識がぼんやりと覚醒し始める。

(あれ……。何だろう?何か応援みたいな声が聞こえる……。そっか、フェイトちゃん達がモモタロス達を応援してるんだ……。僕もいつまでも寝てる場合じゃないや。早く起きないと……)

「あれ!?」

ライナー電王が完全に意識を覚醒してから目の前の後景に目を大きく開く。

自分が立って、ネガNEW電王が倒れているのだ。

今まで意識が飛んでいたから理解できないのだ。

身体全身が急に鉛のように重くなった。

その場に四つんばいになってしまう。

それでも両手両脚はプルプルと震えていた。

「良太郎!」

「大丈夫?良太郎」

アックス電王とガン電王が駆け寄ってライナー電王に肩を貸した。

「一体どうなってるの?」

「オメェがやったんだよ。ア・レ」

ライナー電王の問いにソード電王が右親指でサインを送る。

「僕が?」

まるで憶えがないというような口調で言う。

「正直おっかなかったけどね」

ロッド電王がおどけて言う。

「まだあいつ、立つぞ!」

Zゼロノスが叫ぶと同時にZサーベルを構え、デネブが両指のゴルドフィンガーをネガNEW電王に向けていた。

「チッ!ここは『闇の書』を手にしただけでよしってことにしておいてやるぜ!」

ネガNEW電王はこれ以上は戦う気はない台詞を吐きながら立ち上がる。

空の一部の空間が歪み、ネガNEW電王に向かって線路が敷設される。

敷設された線路から五両編成の『時の列車』が走ってきた。

その『時の列車』はNEWデンライナーと酷似しているが、ポイントカラーとなっている藍色が紫になっており、ネガNEW電王と同様にトライバル柄のパターンが施されていた。

『時の列車』---ネガNEWデンライナー(以後:NNデンライナー)が停車した。

「野上」

「うん。あの列車がオーナーがくれた写真の『改造時の列車』だね」

Zゼロノスが言いたかった事をライナー電王が代弁した。

ネガNEW電王はNNデンライナーに乗り込んだ。

ドアが閉まると同時に、NNデンライナーの車輪が動き出して走り始めた。

NNデンライナーは空に敷設された線路を走り、そのまま空間の中へと消えていった。

「あいつ、持ち逃げするつもりか!?」

Zゼロノスが叫ぶと同時に空の空間の一部が歪んで線路を敷設しながらゼロライナーが走ってきた。

「八神、行くぞ!」

Zゼロノスは、はやてを見ながら促してきた。

「へ?」

「リィンフォースの主としてお前はあいつの末路を見届ける義務があるだろ?」

Zゼロノスの説明に目を丸くしていたはやては表情を戻して、

「うん!」

首を縦に振って、車椅子を操作しながらゼロライナーに乗り込もうとする。

「はやて!あたしも行く!」

「主はやて。私も参ります」

「はやてちゃん。みんなで行きましょう!」

ヴィータ、シグナム、シャマルが決意表明をしてザフィーラが首を縦に振っていた。

「侑斗……」

「侑斗さん……」

デネブが伺い、はやてがZゼロノスに目で訴えている。

「わかってる!まとめて面倒見てやるから二両目に乗れ!」

Zゼロノスの一言は了承の合図だと判断し、ヴォルケンリッターははやてを上手く乗せながら自分達もゼロライナーの二両目に乗り込んだ。

ゼロライナーのドアが閉まり、汽笛を鳴らしてそのまま空の一部が歪んだ空間の中に線路を敷設しながら『時の空間』の中へと入っていった。

残ったのはチームデンライナーとフェイト、なのは、アルフ、ユーノ、クロノである。

「僕達も行くよ」

ライナー電王は静かにしかし、誰にも有無を言わせない迫力を持ちながら言う。

直後に空の空間の一部が歪んで、線路を敷設しながらデンライナーが走ってきた。

 




次回予告

       海鳴から『時の空間』へと戦いの舞台は変わる。

       デンライナー
       ゼロライナー
       ネガNEWデンライナー

       時の列車同士がぶつかり合う。

       そして、遂に長い戦いに終止符が打たれる。

       第六十一話 「決着」
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