マギアレコード外伝 - Rough World 作:HAL@夜勤閣下
既に桜のシーズンも終わりを迎えていた3年前の3月末。俺は高校に進学が決まり、彩華は中学3年生になろうとしていた。
あと数日で新学期が始まろうとしていたある日。俺と彩華がゲームセンターで遊んだ帰りのことだ。いつも歩いている夕暮れの住宅街を歩いていた時、事件は起きた。
「――ぅぅぅあああああ!!!!」
――どすっ!
背後から突然、呻くような男の声が聞こえ、それに反応して振り返ったと同時に胸に衝撃が走った。その衝撃から間もなく、今まで感じたことのない激痛が全身に走り、俺はそのまま仰向けに倒れた。
俺の目の前に立っていた男の右手には、俺を刺したであろう血の付いた大型のナイフが握られており、倒れた俺の前に立ち尽くしていた。夕日の逆光で顔は見えなかったが、刺された瞬間に首筋に刺青のようなものがあったのだけは覚えている。
「がぁ…!!ぐっ…うぅぁ!――ごぼっ」
「お兄ちゃん!?」
抵抗しようとしたが、心臓をやられたのか碌に言葉を発することもできなかった。悶え苦しみながら血を吐くと、その男は彩華には手を出さずにゆっくりと俺たちの前から離れていった。
「待…て、……お前、……一体…だ…れ……っ―」
「いやっ…お兄ちゃん!死なないでっ!!お兄ちゃんっ!!」
「(…あぁ、……これが死ぬっていうことなのか。……彩華…俺は……ぅ…)」
なんとか力を振り絞り言葉を発するも、その途中で俺の意識が遠のいていくのを感じた。涙を流しながら俺の顔を見つめる彩華の顔が、俺の目に映った最期の光景だった。
◇ ◇ ◇
「もしかして、妹さんが魔法少女になった理由って…」
「察しがいいね。その通り――」
お茶を一気に飲み干して一度喉を潤し、俺は話の続きを語った。
◇ ◇ ◇
蛍光灯の眩しさに目を刺激され、ゆっくりと目を開けた。見慣れた天井……俺の部屋だった。
「お兄ちゃん…!」
側から聞こえた彩華の声。間もなくして抱きついてきた彩華の感触に、これが夢ではなく現実であることがわかった。だが、刺されたはずの胸に痛みは全くない。傷を確認したかったが、身体に力が入らず手足すら碌に動かせなかったため断念した。
「彩華…俺は、どうなったんだ?ゲーセンの帰りに見知らぬ男に刺されたはずだ」
「……それなんだけどね」
俺の問いに彩華は俯く。そして何かを決意したかのような真剣な表情で俺の顔を見つめ、口を開いた。
「私ね……お兄ちゃんを生き返らせる代わりに魔法少女になったんだ」
…最初は意味がわからなかった。魔法少女?生き返らせる?そんなものが現実にあるわけがない。俺は内心信じていなかったが、敢えて否定も肯定もせずどういうことなのかと訊いてみると、彩華は懐からスファレライトの宝石を手に取り俺に見せてきた。ソウルジェムといい、これを使うと魔法少女に変身することができ、魔法を使いすぎると変色していくのでグリーフシードというものでそれを定期的に取り除かなければならないという。
彩華が「見ててね」と言うと、ソウルジェムから眩い光が放たれた。あまりの眩しさに俺は反射的に手で目元を覆ってしまった。一体何が起こったのか?そんなことを思いながら目を開けると、そこにいたのはソウルジェムと同じ色を基調とした派手な装飾が施された衣装に身を包んだ彩華だった。
俺は確かに目の前で彩華が変身したのを見た。それは紛れもない事実だ。ネットやSNSが普及した現代でも、それらにまだ認知されていない不思議なことがまだまだあるということなのだろう。俺はそう勝手に納得し、彩華の話を訊いたのだった。
話によると、俺が刺され意識を失った後にキュゥべえと呼ばれる者が現れ、彩華に契約して魔法少女になる代わりに俺を生き返らせることが出来ると伝えてきたそうだ。彩華は躊躇いなくその条件を呑み契約。すると俺の胸に刺さっていたナイフは無くなり、傷も消えていたのだという。そして彩華は魔法少女になった身体能力を駆使して俺を担ぎ家へと帰宅し、自室のベッドに寝かせたという。
こうして彩華は、中学生活を送りながら魔女を探す日々が始まった。先ほど聞いた『グリーフシード』というものは、魔女という存在を倒すことで手に入るため、魔法少女は人知れず魔女を探して狩らなければならないという。なお世の中で起きている未解決の殺人事件や自殺の大半は魔女により殺されたものらしい。さらに魔女は普通の人間に『口づけ』という呪いのようなものを付与させることができ、それによりその人が本来するはずのない行動を起こすこともあるという。…なるほど、それを訊くとニュースでよく目にする「昔はこういう人ではなかった」という犯人の知人の話も頷けるかもしれない。
魔女には一度だけ遭遇したことがある。別に興味本位で遭ったわけじゃない。彩華と出かけた帰りに巻き込まれてしまったというのが正しい。
正直言って悪夢そのものだった。結界という異空間に出てくるその異形の存在に、俺は数日、夢に出てくるほどの衝撃を受けた。幸いにもその時の魔女は大人しい存在だったのだが、魔女の討伐は普通の人間では死人が出てもおかしくないということだったので本来は危険なことなのだろう。しかし彩華は持ち前のセンスで難なく魔女を倒していったようで、連日グリーフシードを持ち帰ってきていた。数か月後には魔法少女の知り合いも出来たらしく、その人とコンビを組んで魔女を倒しに行っていたこともあったという。
魔女を倒すという使命を背負ってもお兄ちゃんがいるなら全然苦じゃない。彩華は笑顔で俺に言った。
◇ ◇ ◇
「――俺が料理をするようになったのはこの頃からさ。一緒に住んでいた祖母の役目だったけど、命を助けてくれた恩返しとして出来るのは、魔女退治で疲れた彩華を労ってやることだと思っていたからね」
「妹さんのために料理って、なんだか私と似てますね」
「そうかもな」
軽く笑ってからピッチャーのお茶をグラスに注ごうとしたが、いろはがそれを制止して代わりに注いでくれた。ありがとう、と一言お礼を言い、またしても一気に飲み干す。…こんなに喋ったのはいつ以来だろう?久々だからか、喋りすぎて喉がすぐに乾いてしまう。
「…そしてそれから半年ちょっとが過ぎた頃に事件は起きた」
◇ ◇ ◇
大雨の中、俺がいつも通り遊びから帰ると、祖母が「彩華の元気がない」と言ってきた。何があったのだろうかと思い部屋をノックしてから開けると、彩華が自室の机で、初めて見た時と比べて明らかに濁りが増したソウルジェムを手のひらに乗せたまま俯いているのを見た。
その時の彩華の顔は今でも忘れられない。目は死んだ魚のように生気が宿っておらず、顔は冷たくなっているかのように真っ青で、俺が来るまでの間にずっと泣いていたのだろうか、机上が濡れていた。
何があったのか訊いてみると、彩華の口から告げられたのは衝撃の言葉だった。
「お兄ちゃん……私、…魔女になっちゃうんだって……。私と一緒に魔女を倒している友達が今日、魔女にやられたの……。すぐに魔法で回復させようと思ったんだけど、その友達のソウルジェムが真っ黒になって……そしたらいきなり、そのソウルジェムから魔女が生まれたの……」
その言葉にただ衝撃を受けるしかなかった。彩華を魔法少女にしたキュゥべえという奴の話によると、魔法少女が魔女になる際の感情が莫大なエネルギーに転換され、それが宇宙の延命に利用されるのだという。――馬鹿馬鹿しい、そんなことのために彩華は利用されたのか…!さらには、魔法少女の本来の魂はソウルジェムであり、肉体は人形――言わばゾンビのようなものだということも知らされたという。
「私……どうしたらいいんだろう……私のソウルジェムも黒くなっていて…このままじゃ……」
震える手の上に乗ったソウルジェムは徐々に濁りが増しているように見え、俺は彩華にグリーフシードを使うように促す。だがグリーフシードを近づけ、穢れが吸収されてはいるもののソウルジェムの濁りは全く取れる気がしなかった。
「キュゥべえが言ってた…。持ち主の感情が絶望に染まっていたらすぐに穢れていくって…」
まさに今の彩華の状態がそれだろう。このままだと彩華は…。
俺は彩華を必死に説得した。その事実が今わかったところでやることに変わりはない。今まで通り魔女を倒していけばいい、と。
「嫌だ…!魔女になんてなりたくない……!私、…こんなんじゃ……!あ…っ、――あああああああああああああ!!!!!!」
彩華は泣き叫びながら部屋を飛び出していった。俺はその後を追いかけるべくすぐに後を追い外に飛び出したが、彩華の姿は既にどこにも見えない。雨が降っている中、必死に付近を探したが見つからず、俺は警察に連絡し、行方不明者捜索願いということで依頼を出した。その後、俺と祖母は独自に付近を捜索。俺は夜通し捜索したが、彩華を発見することは出来なかった…。
次の日の早朝。
俺のスマホに警察から電話がかかってきた。嫌な予感がしながら恐る恐る出てみると、その内容は最悪なものだった。
『行方不明になっていた彩華さんが、血を流して倒れているのを発見しました』
その言葉を聞いた瞬間、俺の頭は真っ白になった。電話をかけてきた刑事に居場所を聞いて、母に電話をするのも忘れて俺はすぐにその場所へ向かった。場所は街中にあった廃ビルだった。俺は自分の身分を証明するために現場検証中の警察に学生証を見せて半ば強引にビルに入った。
ビルの奥、元々はお偉いさんの部屋だったであろうその場所に、――全身に無数の刺し傷を負い、目を見開いたままうつ伏せに倒れた変わり果てた姿の彩華がいたのだ。そして血みどろの中に、昨日までは原型をとどめていたソウルジェムが欠片となって散らばっていた。床や壁は血飛沫で真っ赤に染まっており、彩華の右手には刃物が握られていたことから、自傷による失血死という鑑定だった。
つまり彩華は、魔法少女の真実を知り、それに耐えられなくなり自ら命を絶ったのだ。
「彩華……ぁ、…ぁぁぁぁ……!」
既に事切れた彩華の亡骸を抱き、刑事たちに肩を叩かれるまで俺はただ泣き叫ぶことしかできなかった。
◇ ◇ ◇
「――そして祖母も、俺が高校3年になってすぐに病気で亡くなった」
「そんな…」
「両親、妹、そして祖母も亡くなり、残されたのは俺だけ。――天涯孤独ってやつさ」
呆然としたような表情で話を聞いていたいろはを後目に俺はやおら立ち上がり、近くの棚に置いてあったものを取り出した。手のひらサイズの宝石箱―いや、指輪を保管するリングケースと言った方がいいか。
「これは…?」
俺はその箱の蓋をゆっくりと開けた。開ける手が震えているのは、多分いろはも気づいているだろう。
中に入っているのは、所々血のようなものが付いた多数の橙色の石の欠片。大きさは大小さまざまで、形はガラスが砕けたかのようにバラバラ。それと一緒にリング状のアクセサリーもあり、これに関してはほぼ全てが血で赤く染まっている。
――言うまでもあるまい。これは、
「これってまさかソウルジェムの?」
「そう。倒れていた彩華の周辺に落ちていたソウルジェムの欠片さ」
初めて見た時のようなスファレライトの輝きは、今ではもう見る影もない。まるで、魔法少女の真実を表現しているかのように…。
「いつも思うんだ。俺があの時、彩華を引き留めていれば、ってさ」
「紫音さん…」
一生の悔恨、と言ってもいいだろう。もし家を飛び出そうとした彩華をあそこで引き留めていたら?そして必死に説得して冷静さを取り戻させていれば?――いや、そもそも俺があの日襲われていなければ?そんな考えが、あの日から今日まで考えなかった日は一度もない。
俺はリビングにある和室へと続く襖を開け、スイッチで明かりを点ける。
線香の香りが漂う8畳の和室の奥にあるのは俺が生まれる前に亡くなった祖父が立てた仏壇。そこには、野上家の先祖。祖父母。若くして亡くなった両親。そして3年前に亡くなった彩華の遺影が飾られている。
いろはを仏壇の前に移動させ、俺はりんを叩いて手を合す。いろはも続いて手を合してくれた。
「――彩華。今日、お前以外の魔法少女に初めて出会ったよ。偶然にも、お前と同じ名前で同じ中学3年生の環いろはだ。公園で倒れているところを俺が偶然見つけて出会ったんだが、外も大荒れだし、彼女の保護者と相談して今日はここに泊めることになった」
「…は、初めまして。環いろはです。私を助けていただいた紫音さんには大変感謝しています。突然お邪魔することになってご迷惑をおかけするかもしれませんが、よろしくお願い致します」
俺の紹介に続いて言葉を述べ、深々と頭を下げるいろは。随分と丁寧に言葉を述べているが、些か緊張しているようにも見えた。
「お前の身に起きたことを、今日初めて他の人に話したよ。事情が事情だけに、友人や知り合いに言えるわけなかったし、魔法少女のことを知っている人は周囲にいなかったからな。――話したことで、少し肩の荷が下りた気がするんだ」
語弊がある言い方かもしれないが、あの時のことを誰かに話したかったわけではない。むしろ思い出したくなくて話したくなかった。だがいざ話し終えると、不思議と心の中にあった重りがなくなったかのような気分になってしまった。
人間というのは、自身の辛い出来事を他者に聞いてもらうことでストレスを発散できる生き物だ。だってそうだろう。じゃなければ流行りのSNSで愚痴を晒す人なんかいない。例えストレスを抱えていると自覚していなくても、辛いことや悲しいことを聞いてもらうことで人の心は癒されるのだ。
「――暗い話に付き合わせてしまってすまないね、いろは」
俺は立ち上がり、いろはに謝罪する。ソウルジェムを砕いて自害した話を聞いていた時のいろはの暗い表情を思い返すと、申し訳ないことをしたと後悔する。しかしいろはは「そんなことないです」と軽く笑みを浮かべながら俺に言ったあと、少し俯きながら口を開いた。
「…実は私も、紫音さんに聞いてもらいたい話があるんです」
「ん?」
リビングに戻り、いろはの話に耳を傾けた。
俺に聞いてもらいたい話――それは、いろはが魔法少女になってから今日までに起きた壮絶な出来事の数々だった。
ういの病気を治すために魔法少女になったのにいつの間にかそれを忘れてしまっていたこと。神浜市に来たのは繰り返し見る不思議な夢の真相を確かめるためだったこと。やちよさんとは最初は敵同士だったこと。魔女とは違う『ウワサ』という存在が神浜市に点在していて、それを倒していったこと……など、この1か月で多くの出来事があったようだ。
そして神浜市ではソウルジェムが完全に濁っても『自動浄化システム』というものが働き魔女にならないことに俺は衝撃を受けた。『マギウスの翼』という魔法少女の集団が作り上げたシステムで、先週の中央区での被害は、そのシステムを全世界に広げるためにマギウスにより作られたエンブリオ・イブという存在と、マギウスによって呼び寄せられた史上最悪の魔女のワルプルギスの夜という存在により起こされたものだという。
大規模な自然災害が起こっていたと思われていた中央区で、いろは達は他者の犠牲を厭わないマギウスのやり方に対抗するべく命を懸けて戦っていたことに俺はただ驚くことしかできなかった。まだ中学生だというのにそんな戦いをするなんて…魔法少女というのはやはり残酷なものだと再認識する。
「神浜の人を犠牲に全世界の魔法少女を救済ね」
魔法少女最大の秘密。ソウルジェムが穢れたら魔女になるという真実。それが無くなれば、確かに魔法少女は救われるのかもしれない。彩華のように、絶望して自ら命を絶つ者もいなくなる。だが…
「――俺が魔法少女だったとしても、多分いろはと一緒にマギウスと戦っていただろうね」
「紫音さん…」
世の中は犠牲の上で成り立っている。些細な例だと、お盆や年末年始といった書き入れ時にショップや飲食店で働いている人たちだろう。彼らは“休み”を犠牲にして、休みを満喫する人たちに喜びを提供し、国の経済を回しているのだ。誰かの犠牲は不可欠。それが世の中というものであるのは間違いない。
だがマギウスは違う。彼女らが犠牲にしているものは“命”。それも無関係な人間のだ。失われれば二度と戻ることのないモノ。そんなものを天秤にかけて成し遂げようとする救済など許されるはずがない。
……そしてよくよく思えば、それに俺も巻き込まれていた可能性があったということだ。
「……ありがとう、いろは」
「え?」
俺からの突然のお礼に驚いているのか、いろははきょとんとした表情で首を傾げる。ここまでいろはと接してきて、何の脈略もなくそんなことを言われたら戸惑うのはなんとなく想像がついていたが。
「だって、君たちのおかげで神浜の人は何事もなく今を過ごせているわけだろう。それは俺だってそうだ。それに、世界で災厄を引き起こしていたワルプルギスの夜も倒してしまったんだ。本来なら讃えられてもおかしくないことを君たちは成し遂げたんだから」
そう。いろは達は神浜を救っただけでなくワルプルギスの夜も倒して、オーバーに言えば世界を救ったのだ。だがそれを知る人間は魔法少女以外にはほぼおらず、彼女達を讃える者は魔法少女しかいない。それなら、俺ができることはごく一部の者しか知らないその功績を讃えてあげることだ。
「ふふっ」
「?」
突然いろはが笑い、今度は俺のほうが戸惑いの表情をしてしまう。
「考えてみたら、あの日のことで魔法少女以外の人にお礼を言われたのは紫音さんが初めてです。だから、なんだか新鮮な気分になっちゃいまして」
「はは。それもそうか」
ずっと堅い話が続いていてお互い気疲れしていたのだろう。夕食後に初めて笑い合う展開になった。
これが合図となり、俺の話が発端となった魔法少女絡みの暗い話はお開きとなった。気づけば食事が終わってから1時間半も経っていたということに、俺もいろはも驚きを隠せなかった。
それから俺といろはは、先ほどまでの暗い話とは打って変わり他愛のない話で盛り上がった。俺の趣味の話だったり、いろはの生い立ちや友人関係の話だったりと、ようやく今日出会った人同士がするような会話をすることができた。
驚いたことに、いろはも神浜に来るまでは宝崎市に住んでいたという。宝崎は神浜には及ばないがそれでも大きい街のため、俺とは住んでいる場所も通っていた学校も東西で全く逆だった。そして学校の話もしたのだが、いろはは学校のクラスでは浮いた存在だったらしく、周りに気を使いすぎる性格だったが故にクラスメイトには『何を考えているのかわからないから』という理由で、彼女に関わってくる人間は少なかったらしい。……こんなにも他人思いの子がクラスで浮かなければいけないとは、世知辛い世の中だ。
過去の部分は斜体にしたかったんですが何故か反映されなかったので通常の字体のままにしました。
ちょっと読みにくいかもしれませんが、ご容赦ください…。