ポケットモンスター~偽竜の司令官~   作:九戸政景

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第百十話

「カゲー!」

「ホムラ、ヤルキマンマンダシ」

「だね。よし……まずはりゅうのはどう!」

「カゲ!」

 

 

 ホムラは大声で返事をすると、アチゲータに向かってりゅうのはどうを放った。

 

 

「りゅうのはどう……それを受けたら結構なダメージになるよね。アチゲータ、かえんほうしゃで迎撃して!」

「ゲータ!」

 

 

 アチゲータはかえんほうしゃでりゅうのはどうを迎撃すると、それを打ち消し、かえんほうしゃはホムラを包み込んだ。

 

 

「カゲ……!」

「ホムラ!」

「ヤッパリシンカヲシテルブン、ムコウノパワーハスゴイシ。オマケニマダテラスタルモノコッテルカラ、サラナルパワーアップモミコマレルシ」

「向こうのテラスタイプは炎……だから炎タイプの技の威力も上がっちゃうよね。そしてにほんばれをしたら、こっちはサンパワーが使えるけど、向こうもかえんほうしゃやほのおのうずの威力が上がっちゃうし……」

「ダシ。ナカナカキツイタタカイニナッテルシ。タダ、コッチノテラスタイプハドラゴンダカラ、ムコウモバークアウトクライシカタイプテキニコウカテキジャナイシ。モットモ、ソノバークアウトガジャクテンジャナイニシテモヤッカイナンダシ」

「そうなの?」

 

 

 ユウの問いかけに対してシュリは頷く。

 

 

「バークアウトハアイテノトクシュコウゲキリョクヲサゲルワザナンダシ」

「特殊攻撃……あっ!」

「キョウノユウハイツモヨリサエテルシ。バークアウトヲウケツヅケタラコッチハサラニジリヒンダシ。オマケニバークアウトハオトノワザダカラ、タトエみがわりをモッテイテモソレヲスリヌケテクルシ」

「バークアウトには本当に気を付けないといけないね」

「ソノトオリダシ。ダカラココハ……ホムラ、きあいだまダシ!」

「カゲ!」

 

 

 ホムラは手の中にエネルギー弾を作り出し、それをアチゲータへと撃ち出した。

 

 

「それも打ち消すよ! アチゲータ、かえんほうしゃ!」

「ゲータ!」

 

 

 アチゲータが吐き出した炎はきあいだまを飲み込むと、そのまま打ち消し、再びホムラを包み込もうとした。

 

 

「こ、このままじゃ……!」

「……イヤ、マダイケルシ。ホムラ、だいもんじダシ!」

「カゲ!」

 

 

 ホムラから放たれただいもんじはかえんほうしゃと混じり合うと、お互いを打ち消し合い、それを見たアオイはテラスタルオーブを取り出す。

 

 

「だったら、パワーアップして押しきるよ!」

「コッチモテラスタルダシ! ユウ!」

「うん!」

 

 

 答えたユウはテラスタルオーブを取り出すと、光り出したテラスタルオーブを投げた。そしてテラスタルオーブの力によってテラスタルをした二匹は揃って雄叫びを上げた。

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