翌朝、ハルトとアオイの二人と別れたユウ達はハッコウシティの入り口に立っていた。
「さーて、今日も一日頑張っていこうか!」
「う、うん。それで、次はどうする? ミュウツーは特に何も言ってこないけど、次のジムがある街に向かう?」
「そうだね……それでも良いと思うけど、この近くにもスター団のアジトやヌシの住みかはあるようだし、次に行こうとしてるジムは遠いからちょっと迷うね」
「次に行くところはどんなところなの?」
「カラフシティといって、噴水や浅い水遊び場があったり、昇降機があったりするところだよ」
「ショウコウキダシ?」
シュリの問いかけにネモは笑みを浮かべながら頷く。
「うん。カラフシティは全体的に三段構造になってる水の街で、その段を上がるために昇降機が使われてるの。それで、近くにロースト砂漠っていう場所があるから、カラフシティはオアシスみたいになってるんだよね」
「水の街……って事は、次のジムは水タイプのジムって事?」
「その通り! カラフシティのジムリーダーはハイダイさんで、カラフシティに『ハイダイ
「激流料理人……なんかそれだけ聞くと本当にスゴそうな人だね……」
「タダ、ミズタイプナラコッチハヒカクテキユウリダシ。ホカニナニカジョウホウハアルカシ?」
「他かぁ……あ、そういえばカエデさんがハイダイさんの弟子だったみたいだよ?」
その言葉にユウは驚く。
「え、そうなの?」
「うん。と言っても、料理人としての弟子みたいで、今でも交流は普通にあるようだからもしかしたらカエデさんと向こうで会えたりするかもね」
「ソレハアリエルシ。ケド、ソッチハトリアエズアトマワシデスター団トヌシノホウカラススメテイクシ。ソノアイダニミズタイプニユウリナデンキタイプトクサタイプヲシッカリキタエルシ」
「リーフとミカヅチだね。特にミカヅチは進化まで漕ぎ着けたいけど、たしかピチューはとっても懐いていると進化するんだよね?」
「ソウダシ。ケド、ミカヅチハマダシンカシテナイシ……ダカラ、チョットシタサクニデルシ。ユウ、ミカヅチヲダスシ」
「う、うん。出てきて、ミカヅチ!」
ユウがモンスターボールのスイッチを押すと、中からミカヅチが元気よく飛び出した。
「ピッチュ!」
「ウムウム、キョウモゲンキイッパイダシ。ユウ、ロープノアマリハアルシ?」
「あるよ。でも、どうするの?」
その問いかけにシュリは胸を張りながら答えた。
「ソレヲオンブヒモニシテオンブスル、ナヅケテオンブデナカヨシダイサクセンダシ!」