「ふう……勝ったね。みんな、お疲れ様」
「うん、お疲れ様! 今回も楽しいバトルにはなったけど、まだまだ元気だしもう少しバトルがしたいな……」
「ま、まだやるべか!?」
「ちょっと、ユウ! あんたが何とかしなさい!」
「ネモ、後でハルト君やアオイちゃんに一緒にダブルバトルをしてくれるようにお願いするから、今は抑えて。ね?」
「ほんと!? やった! 約束だよ!」
ネモが喜ぶ中、シュリは呆れたように首を横に振った。
「ホントニネモイシ……サテ、ハルトタチトアオイタチハドウナッテルカダシ」
『ん? ボク達をお呼びかい? 小魚ちゃん?』
その言葉と同時にハルトやアオイ、そしてひんし状態になったともっこ達を連れてシンとミュウツーが姿を現した。
「シン、それにミュウツーも」
「マータヘンナシャベリカタデデテキタシ。ソノレパートリーハドレダケアルンダシ?」
『そりゃ、いーっぱいだよ。今後も披露していくからおったのしみに~』
「ツッコミツカレソウダシ……ソレニシテモ、ハルトヤアオイタチモシッカリタオセテタヨウデアンシンシタシ。クセンハシナカッタシ?」
シュリの問いかけに対してハルトやアオイは苦笑いを浮かべながら頷く。
「僕とクロスはキチキギスを担当したけど、毒タイプの他にフェアリータイプもあるようだったから弱点を中々つく事が出来なかったし、回復してきたり色々な変化技も使ってきたから結構苦戦したかな」
「私とライラさんはマシマシラの担当だったけど、特殊攻撃も強力だったのにそれをわるだくみで更に上げてきたから本当に強かったよ。回復させたライラさんのニューラのおかげでなんとかなったけどね」
「僕の方もクロスのサナギラスが活躍してくれたよ。二人とも本当にありがとう」
「ありがとうね、二人とも」
ハルトとアオイが微笑みかけると、クロスとライラは照れ臭そうな様子を見せた。
「な、なんかこそばゆいな。バトルの事で感謝された事がないからなおさらさ」
「そうですね。ですが、それ以上に胸の奥がポカポカします。勝利出来た事が嬉しいのもそうですが、これまでバカにされてきたバトルでしっかり貢献出来た事が本当に嬉しいです」
「……だな。けど、現状に満足せずにこれからも頑張ろうぜ。最近勝てる事が増えてきたけど、それはシュリ達の力を借りての事だし、俺達だけでも勝てるようになって学園の奴らを見返してやるんだ!」
「……はい。私もこのままではいけないと思っていますし、もっと頑張りたいです。クロスさん、これからも共に
「おう!」
クロスとライラが笑い合い、その姿を見てユウ達も笑みを浮かべていたその時だった。
「と、ともっこさま達が……!」
「それに、そこにいるのは……もしかして鬼じゃないのか!?」
管理人を含めた村の住人達はともっこやオーガポンの姿に驚き、ユウ達は住人達を静かに見つめた。
「……ともっこノバトルノアトダケド、ヤルコトガアッタシ。ユウ、シッカリヤルシ」
「うん、もちろんだよ」
自分達に移った住人達の視線を浴びながらユウは落ち着いた様子で答えた。