ポケットモンスター~偽竜の司令官~   作:九戸政景

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第三百四十六話

「ウーム、ムクホークガデテキタトナルトナカナカユダンハデキナイシ」

「今はテラスタルしててノーマルタイプにはなってるけど、飛行タイプの技もあるわけだし格闘タイプの技のインファイトだって覚えるからテラスタルしてなかった場合でも油断は出来ないよね」

「ダシ。トリアエズネッコアラトノバトルデリトハタショウダメージヲウケテルカラソコモキヲツケテイクシ」

「うん! リオ、まずはしんくうは!」

「クォ!」

 

 

 リオは衝撃波を飛ばす。それに対してアオキは指示を出した。

 

 

「ムクホーク、躱してからでんこうせっかです」

「クホ!」

 

 

 テラスタルジュエルを光らせながらムクホークが回避し、勢いよくリオに突っ込んでいくとシュリは指示を出した。

 

 

「カワシテカラはどうだんダシ!」

「クオォ!」

 

 

 でんこうせっかを回避するとリオははどうだんを放ち、はどうだんはムクホークに命中した。

 

 

「クホォ……!」

「これは中々困りましたね。必中技であるはどうだんがあるとなれば後は当たり続けるしかありませんから」

「ドンナモンジャ! ダシ!」

「仕方ありません。では、社会人お得意の技、お見せしてよろしいでしょうか?」

「お、お得意の技……!」

「イッタイナンダシ……」

 

 

 ユウとシュリが警戒する中、アオキは指示を出す。

 

 

「まずは……ムクホーク、つばめがえしです」

「ムクホ!」

 

 

 ムクホークがつばめがえしをしながら近づいていくと、ユウは警戒しながら指示を出した。

 

 

「リオ、しんくうはで止めて!」

「クォ!」

 

 

 向かってくるムクホークに向けてしんくうはを放ったがムクホークは止まらず、そのままリオにぶつかった。

 

 

「クォ……!」

「リオ!」

「続けていきましょう、からげんき」

「クホォ!」

 

 

 ムクホークは勢いのままに追撃を加えた。そしてリオが仰向けに倒れると、シュリは複雑そうな顔をした。

 

 

「ココデワラエナイコトハシナイデホシイシ……」

「そうだ……え? どういう事?」

「シャカイジンオトクイノワザ、ソレガからげんきナンダシ」

「……あ、そういう事か。なんというかコメントに困るね」

「ダシ。サイワイニモリオハマダタオレテナイシ。ダカラ、ココデショウブヲキメルシ!」

「うん! リオ、はどうだん!」

「クォ、クオォーッ!」

 

 

 立ち上がったリオがはどうだんを放つ。そしてアオキは目を閉じてから指示を出した。

 

 

「ならばぶつかり合いましょう。ムクホーク、つばめがえし」

「ムクホォ!」

 

 

 はどうだんとつばめがえしがぶつかり合い、爆発すると同時に衝撃波を発生させた。そして煙が晴れていくと、テラスタルが解除されたムクホークが倒れており、シュリはヒレを天高く上げた。

 

 

「シュリタチノショウリダシ!」

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