ポケットモンスター~偽竜の司令官~   作:九戸政景

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第三百五十話

 ポッチャマとの出会いの後、バトルコートでユウ達とポッチャマは向かい合って立っていた。

 

 

「ポチャ、ポチャポチャポッチャマ!」

「サア、ハヤクバトルスルゾ! トイッテルシ」

「だいぶバトル好きなポッチャマなんだね。ネモと気が合いそう」

「ドウカンダシ。ソレデ、ダレデイクシ?」

「この子だよ。行くよ、リーフ!」

 

 

 モンスターボールからリーフが出てくると、シュリは満足そうに頷いた。

 

 

「ウムウム、タイプアイショウテキニハワルクナイシ。タダ、ポッチャマハれいとうビームヤドリルくちばしヲモッテイルカノウセイガアルシ。ジュウブンニキヲツケテイクシ」

「うん。リーフ、まずはつるぎのまい!」

「ホロ!」

 

 

 リーフの周りに光の剣が現れると、ポッチャマは警戒した様子を見せた後に両手を空に向けて伸ばした。すると、空からは雪が降り始めた。

 

 

「これは……ゆきげしきだよね?」

「ダシ。トナルトカンガエラレルノハ……ユウ、ポッチャマノテラスタイプヲミルシ!」

「うん」

 

 

 ユウはテラスタルした眼でポッチャマを視た。

 

 

「……見えたよ。マークは雪の結晶だった」

「トナルト、テラスタイプハコオリダシ。テラスタルハシテコナイダロウケド、ポッチャマノジテンデふぶきハツカエテゆきげしきトイッショニオボエテルカノウセイハタカイカラチュウイガヒツヨウダシ。ユウ、つるぎのまいデアゲタコウゲキリョクヲイカシテガンガンイッタルシ!」

「うん! リーフ、かげぬい!」

「ホロ!」

 

 

 リーフは矢羽をつがえるとそれをポッチャマへと射ち出した。ポッチャマはそれに驚きながらもふぶきで応戦していたが、強化されたかげぬいはふぶきの中を突き抜けながら打ち消していき、そのままポッチャマに命中した。

 

 

「ポチャ……!」

「ヒットダシ! かげぬいノコウカデポッチャマハニゲルコトガデキナクナッタシ。マア、ポッチャマジシンハニゲルキモナケレバトレーナーセンデモナイカラコウタイサレルコトモナイシ、コレノレニカンシテハオマケテイドデシカナイシ」

「たしかにね。よし、このままガンガン行くよ! リーフ、リーフブレード!」

「ホロウ!」

 

 

 リーフは翼をはためかせて軽く飛び上がると、一度宙返りをしてからポッチャマへ向けて飛んでいった。ポッチャマはその姿を見てビクリと体を震わせた後、再びふぶきを放ったが、リーフはそれにも負けずに飛び続け、そのままリーフブレードでポッチャマを切りつけた。

 

 

「ポチャーッ……!」

 

 

 リーフブレードをもろに受けたポッチャマは勢いよく吹き飛ばされ、ゴロゴロと転がっていくと、仰向けで倒れて目を回した。

 

 

「ポチャ……」

「アットウテキショウリダシ。ナンダカハゴタエガナイシ」

「だいぶ強さに差があったみたいだね。さて、まずは手当てをしてあげないと」

 

 

 ポッチャマに近づいた後、ユウはポッチャマの手当てを始めた。

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