ポケットモンスター~偽竜の司令官~   作:九戸政景

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第三百六十話

 翌日、ハルト達と別れたユウ達はテーブルシティの中を歩いていた。

 

 

「さて、次はどこに行こうか」

「ハルトタチガツギノスター団ノアジトニムカッタカラ、シュリタチモチカバニハイットキタイシ。タシカ……フェアリーグミノトコニイッタハズダシ」

「フェアリー組って事はオルティガ君のところだね。前にパーティーで会って以来だけど、元気してるかなぁ」

「え? オルティガさんもスター団の団員なのですか?」

「そうみたいだし、なんならボスのようだよ。フェアリー組のアジトなら……フリッジタウンが近いかな。そしてフリッジタウンのジムリーダーといえば──」

「あら、皆さん」

「え?」

 

 

 ユウ達が声がした方を向くと、そこには数学教師のタイムの姿があった。

 

 

「あ、タイム先生。おはようございます」

「はい、おはようございます。今からまた宝探しに出掛けるのかしら?」

「はい。フリッジジムに行くところでした」

「あら、そうだったのね。フリッジジム……懐かしいわあ」

「懐かしい?」

「タイム先生は前はフリッジタウンでジムリーダーをしてたんだよ」

 

 

 ネモの言葉にユウ達が驚く中、タイムはクスクス笑った。

 

 

「今は妹のライムがゴーストタイプを専門にしてジムリーダーを務めているけどね。それに、ジムバトルはダブルバトルだからバークアウトが使えるポケモンがいれば戦いやすいかもしれないわ」

「バークアウト……アイテゼンタイニアタルウエニメイチュウシタアイテノトクシュコウゲキリョクヲサゲルコウカモアルカラタシカニコンカイノジムセンデハカナリユウコウダシ。クワエテ、オトワザナノモミリョクテキダシ」

「ユウの手持ちならクロエやクロコが覚えるね。悪タイプの技だからエスパータイプのジムのベイクジムでも役立つし、どっちかに覚えておいてもらっても損はないと思うよ」

「ドウカンダシ。しっとのほのおモオボエサセテイルカラ、クロエガイイトオモウシ」

「たしかに……それじゃあクロエにはバークアウトを覚えてもらうとして、どうやって覚えさせようか」

 

 

 シュリはヒレを組む。

 

 

「タシカニソウダシ。ワザノイメージハウカブカラ、シュリガセンセイニナッテオシエテモイイケド、ドウセナラモットクワシソウナヤツヲミツケテオシエテモラウホウガイイキガスルシ」

「悪タイプに詳しそう……」

 

 

 ユウが呟いていたその時だった。

 

 

「あっ、ユウ君達じゃないか!」

「え?」

 

 

 ユウ達が振り返ると、そこには嬉しそうにしながら歩いてくるピーニャの姿があった。

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