「ピーニャさん、お久しぶりです」
「うん、久しぶり……って、そちらは新しい友達かな?」
「イッシュニアルブルーベリー学園カラノリュウガクセイノライラダシ。モウヒトリイルケド、ソッチハハルトタチトイッショニイルシ」
「そうか。ハルト君の強さもアオイさんの成長スピードも大したものだからね。そのもう一人にとってはとても良い日々になると思うよ」
ピーニャが笑みを浮かべながら言っていると、タイムは真剣な表情でピーニャに話しかけた。
「貴方はスター団の子なのよね?」
「……そうですよ。けど、別に何かをやらかす気はないです。あくまでもテーブルシティに用事があって来ただけですから」
「そう。因みに、お勉強はしているのかしら?」
「してますよ。あく組に関しては僕が直接教えてますし、他の組のとこにも行ったりその組のボスに少し勉強を教えてから代わりに勉強会をしてもらったりしています」
ピーニャは静かに答え、ピーニャとタイムはしばらく真剣な顔で見つめあった。そしてユウが決意した様子で口を開こうとした時、タイムは優しく微笑んだ。
「なら良いわ。私から言う事は何もありません」
「学校に出てこいとは言わないんですね」
「学校に来てくれたら嬉しいとは思うわ。けれど、無理にとは言いません。そしてそれはクラベル先生だって同じ。お仕事だからスター団に退学か解散かを迫っているけれどね」
「それはわかっています。けど、僕達にも譲れない物があるんです。だから、素直にはいとは言えません」
「そうでしょうね。けれど、貴方達がまた学校に来てくれる日を待っていますし、貴方達と一緒にお勉強が出来るのを楽しみにしています。それじゃあ私はこれで。皆さん、またね」
タイムが去っていくと、ピーニャはその姿を静かに見送った。
「正直、だいぶ胸が痛むね」
「そうですよね。僕が同じ立場だったとしても同じ気持ちですから」
「ケド、マジボスヲマツトキメタイジョウハコシヲスエテマツシ。シュリヤハルトタチガマジボスヲヒキズリダシタルシ!」
「ああ、そうだね。それを静かに待つとするよ。さて、君達はこれからどこに行くのかな? 僕はテーブルシティで軽く買い出しをしてからフリッジタウンに行く予定だったけど」
「僕達もフリッジタウンに行く予定です。次はフリッジジムに挑むので」
「なるほどね」
ピーニャは腕を組みながら言った後、ユウ達を見回しながら口を開いた。
「よかったら僕も同行させてもらえないかな?」