ピケタウンの中を歩く事数分、ユウは町の様子を珍しそうに見ていた。
「鉱山地帯が近くにある町だからかトロッゴンとかハリテヤマとかを連れてる人も多いね」
「シゴトデモニチジョウデモタヨリニナルパートナーッテカンジダシ。ピケタウンニツイタカラトリアエズコカルクバトルヲスルシ。チョウドヨニンイルカラ、ダブルバトルデジムセンノレンシュウヲスルンダシ!」
「実際のジム戦は一人でやらないといけないけどね。でも、バトルの経験を積むのは良い事だし、僕は賛成だよ」
「私はもちろん大賛成! むしろ、待ってましたって感じ!」
「私も大丈夫です。ふふっ、皆さんでのバトルが楽しみです」
「僕も久しぶりに君達の力を見たいから構わないよ。ただ、テラスタルが使えるユウ君とネモさんは別々にしてほしいかな。ここに来るまでの話を聞いた感じだとライラさんもテラスタルは出来ないようだから、使える人と使えない人で組ませて戦力を出来るだけ均等にしたいんだ」
シュリは大きく頷く。
「ソレハトウゼンダシ。セッカクダカラ、ネモトピーニャノセイトカイチョウコンビデカカッテクルシ。ゼンリョクデアイテシタルシ!」
「お、良いね! ピーニャ君、一緒に頑張ろう!」
「うん、よろしく。そうなると、そっちはユウ君とライラさんだね」
「はい。ユウさん、よろしくお願いいたします」
「こちらこそよろしく」
「ペアガキマッタコトダシ、サッソクバトルコートニイドウダシ!」
ユウ達は頷いた後、バトルコートへと移動した。そして予め決めたペアで分かれると、四人はそれぞれモンスターボールを手にした。
「ルールハイッタイズツダスダブルバトル。ドチラカノポケモンガスベテセントウフノウニナッタジテンデバトルシュウリョウトシ、テラスタルノシヨウモベツニジユウダシ。ミンナジュンビハイイシ?」
「うん!」
「もっちろん!」
「問題ありません!」
「僕も問題ないよ。さあ、ガンガン鳴らしていくよ!」
「ワカッタシ。ソレジャアバトルスタートダシ!」
ユウ達の手からモンスターボールが放たれる。
「頼んだよ、クロエ!」
「参りましょう、ニューラ!」
「楽しんでくよ、ゲコガシラ!」
「ミュージックスタートだ、キリキザン!」
ピーニャが繰り出したキリキザンの姿にユウは微笑む。
「コマタナがキリキザンに進化したんですね」
「ああ。見せる……いや、聞かせてあげるよ。進化した僕達の新たなビートを!」
ピーニャの声に応え、キリキザンは雄叫びを上げた。