「僕とユウ君のタッグ……というか課題って一体何の事なんだい?」
「ミュウツーガユウノコーチミタイニナッテイテ、コンナフウニタビタビカダイヲダシテクルンダシ。デモ、ナンデピーニャトナンダシ? ヤッパリアクタイプツカイダカラダシ?」
「それもあるが、タッグを組ませる中で一番相応しいと感じたからだ。ネモやハルトではジムバトルを容易く突破出来てしまい、アオイでもさほど苦戦する事なく勝利出来てしまう。それではいみがないからな」
「つまり僕はユウ君が成長するため、そしてジムバトルをしっかりとした難易度でクリアするための程よい枷のような物と考えられているのか。まあ僕はスター団のボスの中では一番弱いけれど、強さについてここまで言われると中々くる物があるね」
ピーニャが苦笑いを浮かべていると、ユウは申し訳なさそうに頭を下げた。
「ミュウツーがすみません……」
「ユウ君が謝る事じゃないよ。ミュウツーが言っている事も間違ってはいないしね。それにしても、ネモさんやハルト君はまあ当然としてアオイさんの事もだいぶ評価しているんだね」
「当然だ。トレーナーとしての実力はまだ伸び代があり、他のトレーナーの協力があったとはいえ、各地に生息していたヌシも撃破している。その上、ジムリーダー模半分以上を撃破しているのだ。ならばその強さは本物だろう」
「ミュウツー……えへへ、さいきょうの証を持っているミュウツーに強さを認められるのってこんなにも嬉しいんだね」
「ソウイウトコロモコーチムキナノカモシレナイシ。ソレデ、ピーニャハドウスルシ? コノママイワレッパナシデモイインダシ?」
ピーニャは首を横に振る。
「いいや、そんなのはダサいからね。やってやるさ、ユウ君のパートナーとして」
「ありがとうございます。よし、そうと決まればそれが良いかジムの人に聞いてみよう」
「ダシ。シュリタチハヤルキマンマンデモソレガミトメラレナイトナッタラダイモンダイダシ」
ユウ達はジムの建物に近づくと中に入った。そして受付に近づいていくと、受付にいたスタッフは笑みを浮かべた。
「フリッジジムへようこそ。チャレンジャーの方々ですね。お待ちしておりました」
「モシカシテライムカラハナシヲキイテタシ?」 「はい。さて、早速ジムテストの内容を発表します。ジムテスト、それは……」
ユウ達がゴクリと喉を鳴らす中、スタッフは笑みを浮かべながら言った。
「ジムリーダーライムのライブの前座、つまりオープニングアクトです!」