モブなので恋愛よりドラゴン育成したいです ~どハマりしたゲームの世界に転生したので、赤ちゃん白竜を育ててみる。するとヒロインが「かわいい!」と近付いてきて……~   作:メソポ・たみあ

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第65話 関わらんとこ

 

「ド――ドラゴン……!?」

 

 我が耳を疑った。

 

 ドラゴンを取引した?

 あのディルクが?

 

 嘘でしょ!?

 なんで!?

 

 あんなに調教師(テイマー)をコケにしてたのに!?

 

「ち、ちなみにどんなドラゴンを取り寄せたんだ……?」

 

「そこまではわからなかったわ。ただ”少し変わったドラゴン”とは聞いたけど……」

 

 ”少し変わった”――?

 

 なんだろう、ドラゴンなんて他種モンスターに比べたら大なり小なり変わってるのしかいないけどな……。

 

 皆個性的で素敵……。

 うへへ……。

 

 って違う違う!

 ああもう、ドラゴン絡みになるとどうしても思考が逸れる……!

 

 実際ドラゴンは魅力的だから仕方ないけど……!

 

「……また"ドラゴンってやっぱり魅力的だよね"とか思ってるでしょ」

 

「ち、違う! いや違わないけど! でもドラゴンは魅力的だろ!?」

 

「きゅーん♪」

 

 わーい、嬉しい♪

 とドラゴンを褒められて嬉しいスピカ。

 

 うん、かわいい!

 

「オ、オホン! ところでドラゴンを生きたまま取り寄せたってことは、飼育するつもりってことだよな?」

 

「まあそうでしょうね……」

 

「ディルクたちにドラゴン育成なんてできるのか?」

 

「できるワケないと思うけど。だってフェルスト家の人間と言えば潔癖で、モンスターに触れるのさえ嫌がることで有名なのよ? そのせいで私たちアリッサム家とも仲良くないし」

 

「……なんか、微妙に嫌な予感がしてきたな」

 

「関わらないのが吉でしょうねぇ。まあ私たちに直接関係する話じゃないし、放っておきましょ」

 

 ロゼはそう言うと、クローディアとフレンにも挨拶するために俺から離れていった。

 

 ……直接関係ない、か。

 

 そうだといいけど。

 

「……ま、考えてもしょうがないよな」

 

 怪しさはあるけど、やっていることはあくまで大貴族と大店(おおだな)の取引。

 

 別に犯罪でもなんでもないし、俺たちに関与できることはない。

 

 ロゼの言う通り、放っておくしかないんだろう。

 

 それより――今俺がやるべきことは、クローディアたちを次のステップへ進ませることだ。

 

 俺もクローディアたちの下へ赴き、

 

「クローディア、ちょっといいかい?」

 

「? はい、なんですの?」

 

「フレンはかなりいいところまで育ったと思う。だからそろそろ――”ダンジョンデビュー”といかないか?」

 

 

==========

 

名前:フレン

種族:ワイバーン

性別:(おす)

年齢:0歳

レベル:5

 

体力:120

攻撃力:56

防御力:22

素早さ:80

知能:15

 

属性レベル

〔炎〕Lv:0

〔水〕Lv:0

〔風〕Lv:1

〔土〕Lv:0

〔光〕Lv:0

〔闇〕Lv:0

 

親密度:20(クローディアとの)

魅力:10

 

性格:勇敢

 

==========

 

 

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