僕のヒーローアカデミア~諦めから始まる物語~   作:キョンP

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お待たせしました、第63話です! 今回は割と時間を取れて投稿できました♪
それでは、どうぞ!


第63話 後期始まる!!

Side:Izuku

 

「…………暗い話はどうしたって空気が重くなるね。大人達は今、その重い空気をどうにかしようと頑張っているんだ。君達には是非ともその頑張りを受け継ぎ、発展させられる人材となってほしい。経営科も普通科もサポート科もヒーロー科も、皆社会の後継者であることを忘れないでくれたまえ。……だいぶ短くまとめただろ? 定石を覆したのさ」

「さすがです」

「(アレで短い!? ブラドキング先生ツッコんでよ! というより炎天下の中運動場で始業式をやるっていう定石を覆してよ!)」

 

 約20分の根津校長の話を聞いて全校生徒がそう思ったと思う……思っててくれ!

 

 始業式で全校生徒が運動場に各学年、各学科毎に整列している。僕達A組も一昨日の騒動に関わらず始業式に出席していた。当初相澤先生もブラドキング先生もかっちゃん、上鳴君、峰田君、瀬呂君、鉄哲君の5名を3日間の謹慎処分+反省文、残りの皆を2日間の謹慎+反省文にする考えだったんだけど……。

 

『『『やめてください!! 僕達/私達/ウチ達だけで始業式に出たら晒し者になっちゃいます!!』』』

 

 との僕達A組B組女子の懇願に先生達も『…………それもそうだな』と考えを改めてくれて、A組B組男子への罰は反省文+原稿用紙10枚分のレポート提出(課題内容は全員バラバラ)となった。女子メンバーは手伝わないように注意されているが、早速上鳴君が耳郎さんに泣きついている。相澤先生もチェックはしないみたいで暗黙で見逃してくれると思うけど、それにしても口では厳しいこと言ってもなんだかんだ言ってまんざらでもなさそうな耳郎さん……可愛いとは思うけどちょっとチョロすぎる気がするな、僕も人の事あまり言えないけど。

 

 

「ええと『一昨日寮内でケンカした生徒がいました。慣れない寮生活ではありますが、節度をもって生活しましょう』とのお話でした」

 

 ブラドキング先生がハウンドドッグ先生の言葉を翻訳して伝えたことで始業式は終わった。一体アレは何だったんだろう……?

 

「キレると人語忘れちまうのかよ……。雄英ってまだ知らねーことたくさんあるぜ……」

「ヒーロー科1年、すっかり問題児扱いですわね……主に爆豪さんが原因ですが」

 

 あとで話聞いても詳しい内容は教えてくれなかったけど、とりあえず先に手を出したかっちゃん達が悪いってことだけはわかった。芦戸さん達の作戦、あんまり意味なかったな……。

 

 

 

「じゃあまァ……今日からまた通常通り授業を続けていく。かつてない程に色々あったがうまく切り換えて学生の本分を全うするように。今日は座学のみだが、後期はより厳しい訓練になっていくからな」

 

 始業式後、教室に戻って相澤先生がHRを始める。一昨日の事もあって僕達1人1人に念を押すように視線を向ける。次あんなことがあったら停学かな……除籍は勘弁してほしいけど。

 

「(話ないねぇ……)」

「何だ芦戸?」

「ヒッ! 久々の感覚!」

 

 話の最中で芦戸さんが蛙吹さんに小声で話しかけてるが、半分身体を後ろに向けてるから相澤先生……というか他の皆にもバレバレだった。

 

「ごめんなさい、いいかしら相澤先生」

 

 芦戸さんに代わって応えるように蛙吹さんが相澤先生に声をかける。

 

「さっき始業式でお話に出てた『ヒーローインターン』ってどういうものか聞かせてもらえないかしら」

「そういや校長が何か言ってたな」

「俺も気になっていた」

「先輩方の多くが取り組んでいらっしゃるとか……」

 

 蛙吹さんの言葉に瀬呂君や常闇君、八百万さんが同じように声を上げそのほかの皆も頷く。一応ナイトアイさんやミリオさんを通して多少知ってるけど、詳細な部分はわからないから僕も聞いてみたい。クラス全員の視線を受けながら、相澤先生が頭をかいてため息をついた。

 

「それについては後日やるつもりだったが……そうだな。先に言っておく方が合理的か……。平たく言うと『校外でのヒーロー活動』、以前行ったプロヒーローの下での職場体験……その本格版だ」

「はあ~、そんな制度があるのか……………………! 体育祭の頑張りは何だったんですか!!?」

 

 うわあ!? びっくりした! 麗日さんが突然大声を上げて先生を問い質してる。なんでだろう?

 

「た、確かに……! インターンがあるなら体育祭でスカウトを頂かなくても道が拓けるのか」

「まー落ちつけよ、麗らかじゃねえよ」

「しかしぃ!」

 

 ああ、なるほど。インターンができるなら体育祭で大変な思いしなくてもよかったんじゃないかってことか。

 

校外活動(ヒーローインターン)は体育祭で得た指名(スカウト)コネクションとして使うんだ。これは授業の一環ではなく生徒の任意で行う活動だ。むしろ体育祭で指名を頂けなかった者は活動自体難しんだよ。元々は各事務所が募集する形だったが、雄英生と引き入れの為にイザコザが多発しこのような形になったそうだ。わかったら座れ」

「早とちりしてすみませんでした……」

 

 麗日さんが謝りながら席に座る。体育祭で得た指名を使うという話、ナイトアイさんが2年前の体育祭でミリオさんをスカウトしてインターンさせてることと全く同じだ。

 

「仮免を取得したことでより本格的・長期的に活動へ加担できる。ただ1年生での仮免取得はあまり例がないこと、(ヴィラン)の活性化も相まってお前らの参加は慎重に考えてるのが現状だ」

 

 そうか、例年『雄英潰し』で仮免試験に落ちちゃう生徒もいるんだろうから、ほぼクラス全員が合格したことがなくて先生達も対応を決めかねてるんだ。

 

「まァ体験談なども含め後日ちゃんとした説明と今後の方針を話す。こっちも都合があるんでな。じゃ……待たせて悪かった、マイク」

「一限は英語だー!! すなわち俺の時間!! 久々登場俺の壇場待ったかブラ!!! 今日は詰めていくぜー!!! アガってけー!! イエアア!!」

「はーい」

 

 相澤先生からのマイク先生への温度差に若干戸惑いながらも、僕達は後期初の授業へと意識を向けた。

 

 

「それにしてもインターンか~。どんなことするんだろうね?」

「相澤先生は職場体験の本格版って言ってたけど……」

 

 授業が終わって寮に帰ると談話室で女子メンバーでくつろぐことにした。今日は座学だけだったこともあり、また身体がまだ元気なこともあって話がどんどん弾んでいくと相澤先生が話していたインターンの話になった。ちなみに男子メンバーは罰で課された課題に各々取り組んでいた。

 

 

「デクちゃん、前知ってる先輩がインターン行ってるって言ってたよね? どんな感じか聞いたことある?」

「うん、聞いたことあるよ。一応職場体験より本格的な仕事を任されるけど、その分責任も重くなるから気が抜けないって言ってたかな」

「緑谷先輩に知り合いいるの!?」

「そういえば、期末試験前にそう言ってたような気が……」

「お茶子ちゃんが物間君をワンパンKOした時ね」

「ああ~そんなこともあったね~」

「麗日さん、そんな他人事みたいに……」

「相澤先生が言ってたけど、体育祭の指名をコネとして使うって言ってたよね? その先輩もそうだったの?」

「うん、確か体育祭の時の映像でスカウトされたって言ってたよ」

「やはり、体育祭の活躍に大きく左右されるみたいですね」

「ウチとか指名なかったけど参加できないのかな?」

「前に職場体験させてもらったとこでやらせてもらえるんじゃないかなあ?」

「出久ちゃんの話聞いたら職場体験より責任は増すみたいだけど、やりたいよねえ」

「先生達もいろいろ協議してるみたいだから、そのうちわかるんじゃないかしら?」

「おーい! 耳郎~!」

 

 話がとりあえず先生の説明を待つという結論に至ったところで上鳴君がやってきた。

 

「何よ上鳴」

「今レポートで調べてんだけど、これどういう意味か教えてくれよ!」

「あんたねえ、昨日もそれ教えたでしょ! っていうかウチじゃなくてヤオモモに聞けばいいじゃん!」

「だって、ヤオモモには『これは上鳴さんの罰ですから自分でやらないといけません、申し訳ありませんが力を貸すことは出来ません』って言われたんだよ~!」

「その通りですわ耳郎さん」

「や、ヤオモモ……」

「これはA組寮で暴れた上鳴さん達に課された罰、上鳴さんの力でクリアできなければなりません。耳郎さんは優しいので手を貸してしまうと思いますが、上鳴さんのためには……」

「それは、そうだけど……」

「お願い耳郎! 俺、このままじゃ停学、最悪除籍になっちゃう!!?」

「ちょっ!? ガチ泣きしないでよ……これで最後だからね!」

「ありがとう耳郎~! 今度飯奢るわ~!!」

「!?(上鳴にご飯に誘われた!? え!? 今寮生活だけど外出とか許可いるんだっけ?)」

「? 耳郎どったの?」

「な!? なんでもない!!? それより、とっとと課題やるよ! ほら! そこで!」

「お、おう! 頼むぜ耳郎!」

 

 そう言って耳郎さんと上鳴君は僕らと少し離れた席で課題レポートを始めた。

 

「響香ちゃん、大丈夫なのかなアレ……」

「女子会で煽っといてなんだけど……ちょっとチョロすぎない?」

「それ、僕も思った……」

「上鳴ちゃんも響香ちゃんを憎からず思ってるからあんな風に頼ってると思うのだけれど……」

「少々……いや、かなり心配ですが。いや、上鳴さんの人となりはわかるのですが……」

「う~ん、なんだかな~」

 

 2人の関係がどのようになっていくのか少々不安に思いながら、僕達はわいわい言いつつ課題に取り組む姿を眺めていた。

 

「っていうことがありまして……」

『なるほど……確かに1年生から挑戦するようにしているとはいえ、雄英生の仮免取得率も高いわけではないからねえ。俺もなんとか2回目の挑戦で仮免取得できたからね』

「ミリオさんがですか!?」

『まあ、俺サーに見出されたとはいえダメダメだったからさ。サーのおかげでここまで鍛えることができたけどね』

「そういえばそう言ってましたね」

『でも、ごめんね。せっかく電話したのにサーが留守で』

「いえ、僕も仮免取得の報告が遅れてしまって。でも、ナイトアイさん忙しいんですか? この時間留守なんて珍しいですね」

『まあ、ちょっと忙しくなってきたかな。俺も始業式やって速攻事務所に来たからね』

「そうだったんですね……。インターンの話直接お聞きしたかったんですけど」

『それについては、先生も言ってたみたいにこれからの方針次第じゃないかな。俺達上級生が始めた時と状況が違うわけだからね』

「それもそうですね。すみません、こんな時間に電話して」

『いいってことよ! サーにも電話があったことは伝えておくね。それじゃあまた今度ね、お休み』

「はい、お休みなさい」

 

 う~ん、ナイトアイさんにもヒーローインターンの話聞きたかったんだけどな~。まあ、今度電話すれば大丈夫か。明日からまた実技もあるから今日は早めに寝ようっと。

 

 ミリオさんとの通話を終えて、僕は寝る為の準備を整えてから床についた。

 

 

「さて、以前話したインターンの件について本格的に話していこう」

 

 始業式から2日後、身体が夏休みモードから通常モードに戻ったところで相澤先生からインターンについて説明がされることになった。

 

「職場体験とどういう違いがあるのか……俺からも説明するが、直に経験している人間から話してもらった方がわかりやすいだろう。多忙な中都合を合わせてくれたんだ、心して聞くように。現雄英生の中でもトップに君臨する3年生3名……通称ビッグ3(スリー)の皆だ」

 

 え!? ビッグ3って……ミリオさん達!?

 

 僕の驚きをよそにドアが開くと見知った3人、ミリオさん、波動さん、天喰さんが僕達の教室に入ってきた。

 

「ミリオさん!? 波動さんに天喰さんも!」

「ヤッホー出久ちゃん! 会うのは久しぶりだね~♪」

「あ、出久ちゃん久しぶり~♪ 最近中々会えなくて寂しかったよ~」

「み、緑谷さん久しぶり……。元気にしてたかな……」

「は、はい。お久しぶりで……きゃっ!?」

「出久ちゃんギュー!!」

 

 僕の言葉に反応して3人が挨拶を返してくれる。波動さんは傍に来て僕を抱きしめてきた。嬉しいけどちょっと恥ずかしい……。

 

「こ、この人達が雄英生のトップ、ビッグ3!!」

「あの人達が……的な人がいるのは聞いてたけど……!」

「でででデクちゃん!?」

「っていうか、緑谷3人とも知ってんの!?」

「出久ちゃんって、呼び方大丈夫!?」

「みみみ、緑谷!? この綺麗な人誰だよ!? 紹介してくれ!」

「爆豪暴れんなよ!? 今暴れたら今度こそ除籍になっちまうぞ!!」

「暴れねえわクソ髪ィ!!」

 

 周りが僕達の反応を見て驚いている。そりゃそうだ、噂には聞いていたビッグ3と僕が知り合いだったんだからビックリだよね。

 

「爆豪君も久しぶり! 元気にしてた?」

「ああ、あん時は世話になりました……」

「爆豪が敬語!?」

「てめえバカにしてんのかアホ面!!」

「お前ら静かにしろ!!」

 

 相澤先生の一喝で教室の中が一瞬で静かになる。なんか久しぶりだな、一喝されるの……。

 

「さっきも言ったみたいに忙しい中来てもらってるんだ。無駄話はするんじゃない」

「す、すみません!」

「すみませんイレイザーヘッド! ちょっとしたサプライズみたいなもんですよ」

「まあいい、それより説明を始めてくれ。波動、お前も戻れ」

「は~い! 出久ちゃん、また後でね~♪」

「は、はい……」

 

 相澤先生が説明するようにミリオさん達に促して3人が教室の前に横並びになる。

 

「じゃ手短に自己紹介よろしいか? 天喰から」

「!」

 

 え? 天喰さんからって……大丈夫かな? 今も緊張してるのか、めちゃくちゃ視線が厳しいんだけど……。

 

「…………ダメだミリオ……波動さん……」

 

 ああ、天喰さんの様子が……やっぱり……。

 

「ジャガイモだと思って臨んでも……頭部以外が人間のままで依然人間にしか見えない……。どうしたらいい、言葉が……出てこない」

「「「!?」」」

「頭が真っ白だ……辛いっ……! 帰りたい……!」

「「「ええ……!?」」」

 

 皆もビックリしてる……。そりゃ雄英のトップ、ビッグ3の1人がネガティブ発言したらそんな反応になるよね……。

 

「雄英……ヒーロー科のトップ……ですよね……」

「あ、聞いて天喰くん! そういうのノミの心臓って言うんだって! ね! 人間なのにね! 不思議! 彼はノミの『天喰環』、それで私が『波動ねじれ』。今日は『校外活動(インターン)』について皆にお話ししてほしいと頼まれて来ました」

 

 尾白君の質問に答えるように波動さんが天喰さんと自己紹介、今日来た理由を説明してくれた。よかった、ちょっと波動さんも話があっちこっちに行かないか心配してたんだ……。

 

「けどしかしねえねえところで君は何でマスクを? 風邪? オシャレ?」

「! これは昔に……」

「あら、あとあなた轟君だよね!? ね!? 何でそんなところを火傷したの!?」

「…………!? それは……」

「芦戸さんはその角折れちゃったら生えてくる? 動くの!? ね? 峰田君のボールみたいなのは髪の毛? 散髪はどうやるの!? 蛙吹さんはアマガエル? ヒキガエルじゃないよね? どの子も皆気になるところばかり! 不思議」

「天然っぽーい、かわいー」

「幼稚園児みたいだ」

「オイラの玉が気になるってちょっとちょっとー!!? セクハラですって先パハァイ!!」

「違うよ」

「ねえねえ尾白君は尻尾で体を支えられる? ねえねえ答えて気になるの」

「おいデク、ルミリオン……ミリオさんはともかく他の2人本当にビッグ3なのか?」

「うん……そうだね。僕も以前からの知り合いじゃなかったらそう思っちゃうね……」

 

 かっちゃんが怪訝そうな表情で僕に聞いてくる。ミリオさんについては神野事件の時に神奈川から雄英に移送された時に会ってるから一応面識はあるって言ってたけど、他の2人は何と説明していいか僕もわかんないよ……。

 

「……合理性に欠くね?」

「イレイザーヘッド安心してください!! 大トリは俺なんだよね!」

 

 ミリオさんが相澤先生の言葉に焦りながらも一歩前に出る。でも、ミリオさんも張り切り過ぎちゃうと空回りするところあるからなあ……。

 

「前途ーーー!!?」

「!?」

 

 ミリオさんの大声に皆が困惑してるのがわかる。なんとなく答えはわかったけど、今この状況で一人だけ言う勇気はないからミリオさんには悪いけど黙っておこう。

 

「多難ー! っつってね! よォし、ツカミは大失敗だ」

「……3人とも変だよな。ビッグ3という割には……なんかさ……」

「風格が感じられん……」

 

 

 砂藤くんや口田君、常闇君がそんな感じでミリオさん達を若干不安に感じているのがわかる、口田君は相槌を打ってるだけだったけど……。

 

「まァ何が何やらって顔してるよね。必修てわけでもない校外活動(インターン)の説明に突如現れた3年生だ。そりゃわけもないよね。……1年から仮免取得……だよね、フム。今年の1年生ってすごく……元気があるよね……。そうだねェ……何やらスベリ倒してしまったようだし……」

「通形!」

「ミリオ!?」

 

 ミリオさんが何かを考えていてそれに気が付いたかのように波動さんと天喰さんがミリオさんに声をかける。何するつもりなんだろう?

 

「君達まとめて俺と戦ってみようよ!!」

「「「え……え~~~!!?」」」

 

 ええ!? ミリオさんと戦う!? ミリオさんとは何回も組手したことあるけど、この人数相手に大丈夫なのかな?

 

「俺達の『経験』をその身で経験した方が合理的でしょう!? どうでしょうねイレイザーヘッド!」

「…………好きにしな」

「オッケー!! イレイザーヘッドの許可も貰ったことだし、早速やろうか! あ、申し訳ないけど出久ちゃんは見学でお願いね♪」

「ええ!? なんでですか!?」

「出久ちゃんは俺達3人の個性を知ってるからね。戦闘において個性を知っていることは大きなアドバンテージになる。まとめて戦うとは言ったけど、できればその他の条件はフェアにした方が良いと思ってね。どうかな?」

「どうだ緑谷。通形はこう言ってるが」

 

 う~ん、どうしようかな? 正直久しぶりにミリオさんと手合わせしたいけど、ミリオさんの言うように条件はフェアにした方が良いとも思うし。

 

「いいぜ、その条件でやってやらあ!」

「かっちゃん!?」

「おいおい、いいのかよ爆豪! 緑谷から先輩の情報聞いた方が有利なんじゃないか?」

「バカかアホ面! この人数差で戦い吹っ掛けてる時点で俺達に負けないって思われてるんだよ。その上でさらにハンデ貰うとか舐められてたまるかってんだよ……!」

「俺もそう思うぜ! これ以上ハンデ貰うのは漢が廃るぜ! 緑谷には悪いけどな!」

「どうかな出久ちゃん。まあ、俺としては出久ちゃんが入ると……結構きつくなるけどそれでもイケるとは思うけど……」

「……わかりました……。僕は見学してます。一応、ミリオさん達の個性も内緒にしておきます」

「そうしてもらえると助かるよ。それじゃあ、皆で体育館γへGOーーー!!!」

「「「お、お~~」」」

 

 インターンの説明がなんか変なことになっちゃったけど、この戦い自体も面白そうだからメモを取りまくっちゃうぞ~!!




というわけで第63話でした! 今回からインターン編となります。ここからまた物語がどんどん進んでいきます♪ デクちゃんと周囲の人達との絡みも原作とは違った形になっていくのでその辺りを楽しみにしていただければと思います。今後もマイペースで進めて行くので応援よろしくお願い致します♪
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