モンスターハンター 大戸島の黒き龍、ゴジラ   作:青色好き

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執筆中小説に保存している小説の入力動作が遅くなったなぁ…… いや、文字数が多いからなんだが…… 今後の小説執筆はWordにしようかな……

今話では“とある怪獣”の存在が示唆されます。


第5話:伝説の出現

 拠点に戻った一行は、洞窟で見つけたあの通路と壁画の事を話した。この場にはヤマネ博士などの多くの研究者が集まっている。

 

「そのような場所があったとは……」

 

「アイルーが押さなかったら私達も気付けなかったでしょう」

 

「オイラが見つけたんだにゃ!」

 

 ハンターの側でアイルーが自慢げに話している。確かにアイルーが見つけたので自慢したくなる気持ちは分からなくもないが。それはさておいて、学者達は自分達が見つけた壁画の事を話し合っている。やはりと言うか壁画に描かれてたモンスターの事を中心に話している。

 

「もしもその図が山だとしたら、絵のゴジラやミラボレアスはかなりの大きさですね」

 

「人の家の可能性もあるんじゃないか?」

 

「図からしてそれは無いと思います。よく見ると雲のような図が描かれてました」

 

「雲に届きそうな程の身長・全長と言う事ですね」

 

「かつてはこれ程までの大きさだったとは……」

 

 ゴジラやミラボレアスといったモンスターの巨体である事を知り、かなり深刻な表情をしている。もしもダラ・アマデュラやラヴィエンテを超えるような巨大なモンスターが今でも存在していたら、正直に言うと勝ち目は薄いと感じているかもしれない。

 

「過去のモンスター達の戦い…… かなり激しそうですね。私達では到底敵わないような相手なんでしょうね……」

 

「うぅむ、その大自然、是非とも見てみたいものだな」

 

 大団長が興味津々で当時の環境を想像しているようだ。だが、他のハンター達はやや冷や汗をかいている。いくら自分達でもこれほど大きなモンスターと戦えるとは正直思えない。ダラ・アマデュラやラヴィエンテ級の大きさで苦戦は免れないのだから、その数倍に及ぶモンスターと戦うなんて論外だ。それ程の巨体で動いたら直ぐに踏み潰されかねない。はっきり言って相手にしたくないというのが本音だ。

 

「それともう一つ気になるのは、()()()()()()()()()()が描かれていた絵があったという事だ」

 

 将軍が話すもう一つの話すべき理由。

 それは、彼らが発見した絵に描かれていたモンスターだ。

 ゴジラと相対している、猿のような姿の巨大なモンスターが描かれている。

 そのモンスターは角と尾が無いラージャンのような姿をしており、手には斧のような武器を持っている。ハンターのようにモンスターの素材から武器を作る習性があるのだろうか。だとしたら知能が高いモンスターという事になる。一体何を使って武器を作っているのだろうか。

 

「今後考えるべき事柄が多いな。ギルドに報告する分もだが」

 

「だが過去の時代を調べるにはかなり重要な資料になるだろう」

 

 将軍の言う通りこれらの資料は研究者には何が何でも調べたいと思う資料だろう。この調査団には様々な研究者が来ているため、調査は可能だ。だが準備や計画を立ててから行くのが常識。明日には詳しいより詳しい調査が行われるだろう。

 

「よし、壁画の調査は翌日行う。これから詳細な日程を組もう」

 

 総司令の指示が出た。この場にいる者達はその指示に従おうとした。

 

 

 

 

 

 その時だった。

 

 

 

 

 

「揺れている……?」

 

 地面が揺れている。テーブルが震えると同時に、その上に置いてある小物もカタカタと音を鳴り始める。壁の近くに置いてある蝋燭も台座が震えている。

 

「地震……?」

 

「まさか、ミハラ山が……?」

 

 ミハラ山の噴火。有り得ない話ではない。あの山は活火山だ。噴火したとしても可笑しくはない。だがその予兆らしきものは無かった。突然噴火するなんて……

 

「いや、もしや……」

 

 ヤマネ博士とセリザワ博士は何かを予想しているようだ。彼らだけでなくこの場にいる総司令や将軍・大団長といった者達も察している。

 

 外から見えるミハラ山では火口から火が吹いている。即ち噴火だ。マグマが噴出しているのは一目で分かる。大きな噴火音と共にマグマが天を舞う。

 

 だが、ハンター達が見ているのはそこではない。

 

 噴出するマグマの中に、()()()が見えているという事。

 

 

 

 

 

 一撃で岩を破壊せんとする巨大な尾。

 

 

 

 

 

 万物を切り裂かんとする背鰭。

 

 

 

 

 

 光りを飲み込む黒き皮膚。

 

 

 

 

 

 全てを貫く鋭い牙。

 

 

 

 

 

 命持つ者に恐怖を与える邪眼。

 

 

 

 

 

「こいつは厳しそうだな……」

 

「今まで一番キツイな……!」

 

「これは…… 激ヤバっすね……!」

 

「確かに、こいつは……!」

 

「愛弟子でもきつそうだね……!」

 

「こ、これが……!」

 

 地獄兄弟が、エイデンが、ジュリアスが、ウツシが、フィオレーネが、数多の狩りをしてきた屈強なハンター達が恐怖心を抱いていた。島に住む人達もそれは同じだった。老人も、親も、子供も、黒きモンスターを見つめている。そして察した。

 

 

 

 

 

 あのモンスターこそが、島の伝説に出てくる存在だと。

 

 

 

 

 

 そのモンスターは天を一瞬眺めて、

 

 

 

 

 

 咆哮した。

 

 

 

 

 

 全ての地に轟くその声を、

 

 

 

 

 

 全ての命に届かせた。

 

 

 

 

 

 その声の主は、

 

 

 

 

 

 この世の頂点たる黒龍。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴジラ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 全ての頂点に立つモンスターが、この地に現れた。




もしモンハンとゴジラがクロスオーバーしたら、ゴジラの全長はどれ位の大きさになるのだろうか……

次回は2023年5月5日19時00分に投稿予定です。
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