【華扇サイド】
噂の町に来てみたけど...
やっぱり鬼の気配がする。それも2人ね。人間もいる。
私は鬼を見つけて観察する。
鬼同士が戦ってる?
まあ、関係ないけど。
とりあえず異形の方を狙う。
[血鬼術 ドラゴンズグロウル]
「ぐぁぁぁぁ!!??」
異形の鬼は身体は吹っ飛んだようね。
(な、なんだこの女!?鬼?人?いや、それよりも再生出来ない!?身体が崩れてく!うわぁぁぁぁ!?)
異形の方はもうおしまいね。それより竹を咥えた方ね。戦意喪失しているようだけど所詮は鬼だし...
「待ってくれ!」
ん?地下から人が?どうやら鬼狩りのようね。数十年生きてきたけど鬼狩りにあったのは初めてね。まあ、ずっと山にこもっていたから仕方ないでしょうけど。
「何故待つ必要があるの?貴方鬼狩りでしょう?」
「禰豆子は!俺の妹なんだ!鬼だけど人を喰わない!」
人を食べない?そんな個体もいるのかしら。
「人を食べないって、どれくらいの間食べてないの?」
「2年間食べてない!だから、君が誰だか知らないけど、禰豆子を殺すのはやめてくれ!」
2年間ね。意外。
「わかったわ。今は殺さない。ただし、その子が人を食べた瞬間、私がその子を殺すわ。」
「あ、ありがとうございます!(この人、鬼と人の両方の匂いがする!?)」
鬼狩りの少年は妹の鬼を背中の木箱に収納した。鬼って小さくもなれるのね。
少年は近くで呆然としている男性の所に行った。おそらく今回の被害者ね。
なんか言い合いしてる。
「すまない!!酷いことを言った!!どうか許してくれ、すまなかった...っ」
大丈夫そうね。
「それで貴方の名前は?」
「俺は竈門炭治郎。箱に入っているのは妹の禰豆子。」
「炭治郎と禰豆子ね。私は茨木華扇。」
「あのっ!華扇さんは鬼なんですか?人なんですか?」
まさかそこまでバレているとは... さすが鬼狩りね。(←炭治郎が特殊なだけ)
「私は... どちらでもないわ。強いて言えば"仙人"かしらね。」
(人間でも鬼でもない?一体何者なんだ!?)
「まあ話すわ。私は昔鬼にされそうになったのよ。右腕に鬼の血を入れられて、自身が鬼になる前に落ちていた刀で腕を切ったのよ。それでも身体に変化が出て人間じゃなくなったけどね。」
そう言って私は頭の布[シニヨンキャップ]を片方取って角を見せる。
「じゃあ華扇さんは半分鬼なんですね。」
「ええ。血鬼術とかも使えるけど人間を食べる必要がない。鬼と人間の中間地点だと思って貰えれば大丈夫よ。それより貴方についていっても良いかしら?」
「え?どうして!?」
「禰豆子は鬼なんでしょう?事情を知らない鬼狩りに切られるかもしれないわ。その時は仲間が多いほうが良いと思うの。」
まあ、本音は禰豆子の監視だけど嘘は言ってない。嘘は言ってないわ。
(嘘の匂いはしないけど... 仲間ができるのはありがたいっ。)
「わかりました、華扇さんよろしくお願いします!!」
「よろしく、炭治郎。」
長年1人でいたし、こういうのも悪くないわ。
口調あってるか?