華扇と炭治郎(+禰豆子+烏)は田舎道を歩いていた。
「じゃあ華扇さんも動物の言葉がわかるんですか?」
「ええ。だから喋れる烏を見た時は驚いたわ。」
『南南東、南南東、南南東!!次ノオ場所ハァ南南東!!』
「わっかた!!わかったからもう少し黙ってくれ、頼むよ。」
ちなみに炭治郎は寝不足である。理由は野宿のときに烏と華扇がお喋りに夢中だったのだ。
「頼むよ!!」
突然でかい声が前から響く。
「いつ死ぬかわからないんだ俺は!!だから結婚してほしいというわけで!!頼むよーーーッ!!」
そこには炭治郎と同じくらいの金髪の男が女の子に迫っていた。女の子は困っている。
「何だ?」
すると雀が飛んできて、華扇と炭治郎に囀りかける。話(?)を聞いた炭治郎と華扇。
「何してるんだ、道の真ん中で!その子は嫌がっているだろう!!そして雀を困らせるな!!」
炭治郎は金髪男子の首根っこを掴む。
「あ、隊服。お前は最終選別の...」
「知り合い?」
「お前みたいな奴は知人に存在しない、知らん!!」
炭治郎と金髪が言い合いをしているうちに華扇は女の子を逃がす。
「さ、今のうちに。」
「ありがとうございます。」
華扇は2人の言い合いを聞く。
金髪の男子[我妻善逸]は女に騙されて借金し、肩代わりした人が育てだったらしい。最終選別(鬼殺隊の試験)で死ねると思ったが、運良く生き残る。
そして次の任務で死ぬから道であった女の子に求婚したと言うわけだ。
「なるほど.... 貴方は自分が情けないと思わないんですか?」
華扇が言う。それまで炭治郎しか見てなかった善逸は華扇の声に驚く。
「え、誰!?か、かわいい。俺と結婚してくれ!!」
「無理。」
「即答!?なんで!!」
「見ず知らずの人にいきなり結婚を迫られると普通は断られますよ。」
「そんなぁ。」
「普段から仕事に行きたがらないと、例え結婚してもすぐに相手に逃げられるでしょう。」
「ゔっ。」
「貴方はさっきの女の子に結婚を迫ってましたが、私と会ったときにまた結婚を迫るようでは男として情けないですよ。」
「も゛う゛や゛め゛て゛!!」
「いいえやめません。まず貴方は女に言い寄られるように(以下略)」
===1時間後===
「すみませんでしたぁ!!」
華扇の説教が響いたようだ。
「すみません、つい時間を使ってしまいました。早く次の場所に向かいましょう。」
『駆ケ足!!駆ケ足!!共ニ向カエ、次ノ場所マデ!!』
「ギャーーーッ烏が喋ったぁ!!」
新たな仲間が加わったのであった。
短めでした。