雪風がお姉ちゃんぶる話。   作:遠野静

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chapter:後日談/野分・舞風

chapter:後日談―野分―

 

――――――――――

 

舞風「実はあの時、雪風姉とこんな話をして~」

 

野分「え…………」

 

――――――――――

 

野分「舞風が本当にすいませんすいませんすいませんっ!」

 

雪風「いえ……野分がそんなに頭を下げることではないですよ?」

 

野分「でも、悪気はなかったとはいえ、酷いことばかり言ったみたいで……」

 

野分「あ!あとで舞風にも謝らせます……! 本当にすみません……!」

 

雪風「別にそれはいいので……えっと……ううん……」

 

野分「あの……雪風姉さん?」

 

雪風「だからもういいですって……」

 

雪風「はあ……そうですね。ま、本音のところをいうと」

 

雪風「ちょっとだけ、困っちゃいました。あの子の言動はまあともかく……ああやって無邪気に、考えなしに駆け回っちゃうのは、心配ですね?」

 

野分「そうですね……はい。舞風はそそっかしくて……」

 

雪風「今回は鎮守府内のことなので、別にいいですけど……もし目を離した隙に、勝手に敵陣にでも突入されたら、助けられないかもしれませんね」

 

野分「…………」

 

雪風「だから……これからは絶対に、目を逸らさないように。あれだけ言ってのけたんですから」

 

野分「あ…………」

 

雪風「でないと……今度こそ雪風が、彼女の命を奪ってしまうかもしれませんからね?」

 

野分「……はい。ありがとうございます。……ふふっ」

 

雪風「な、なんですか急に笑って……」

 

野分「いえ……なんとなく。童顔の雪風姉さんが、大人ぶってるのを見ると……。あ、あのっ! 悪い意味ではないんですがっ!」

 

雪風「……まあ、外見の自覚はあるので別にいいですけど。でも……野分、頭を下に」

 

野分「……はい?」

 

雪風「ちょっぷ」

 

雪風「……忘れないでくださいね。雪風は、貴女達のお姉ちゃんですから」

 

野分「…………はいっ」

 

 

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chapter:後日談―舞風―

 

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陽炎「舞風っ! お菓子食べないっ!?」

 

舞風「いただきますっ!」

 

不知火「お茶のおかわりはどうですか?」

 

舞風「ありがとうございますっ!」

 

黒潮「まだあるでー。たんとお食べやー」

 

舞風「わーい!」

 

陽炎「やーんもー! 舞風可愛い! 末っ子気質可愛いっ!」

 

――――――――――

 

野分「その……舞風の、邪気の無さ、というか……奔放さについてなんですけど」

 

雪風「…………」

 

野分「長女の方々の舞風への扱いも、結構問題だと思うんですよね……?」

 

雪風「親戚のおばちゃんみたいになってます……」

 

END.

 

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