せっかく東方の世界に転生したんだから、思いっきり楽しんじゃってもいいよね! 作:みらくるごっと
D「貴様は手加減と言う言葉を知らんのか。」
ファニー「肉片になってるじゃないか.....」
今回妙にあっさりですが、理由は次回に明かされます!
宴会を終えた俺は、疾凪たちの家で休み、次の日の朝を迎えていた。
疾凪と朱音以外の天狗と鬼は酔い潰れて寝ていた。
天狗は鬼に飲まされてたとして、鬼が酔い潰れるとかどんだけ飲んだんだよ。
さて、今俺は妖怪の山の入り口にいる。
はい。もう旅立ちます。
見送りには、疾凪と朱音の二人が来てくれていた。
勇儀と萃香は、とても気持ち良さそうに寝ていたので、起こさずに来た。
.......怒るかな。
まあ、また会えるだろう。
「もう行くのか.......もっといてもいいんだぞ?いっそのこと住んだって構わない。」
疾凪が言う。
「それは魅力的だが、俺はこの世界のいろんなところをみて見たいんだ。それに、俺には守らなきゃいけない約束がある。」
「別れた友人との再会........でしたか。」
そう。俺はえーりんと必ず再会するという約束をした。
だから旅をするのである。
.........まぁ、いろんなところを見て見たいっていうのがほとんどだけど。
おそらく再会できるのはあそこだろうし。
「そうか........わかった。でも、何かあったらここに来いよ。お前は俺たちの友人なんだからな。」
「そうですよ。いつでも力になりますからね!」
二人はそう言って微笑んだ。
「ありがとう。じゃあ、友人のお前らともい必ず再会すると約束しよう!」
「おう!楽しみにしてるぜ!」
「じゃ、そろそろ出発するよ。また会おう!」
「短い間でしたが楽しかったですよ!」
「ここから西に行けば一つの国があると聞いたことがある!旅をするならそこに行ってみればいいんじゃないか?達者でなっ!!」
「お前らも夫婦仲良くやれよー!!」
二人の友人に見送られ、俺は妖怪の山を去った。
とりあえず、西にあるっていう国を目指そう。
「けっこう歩いたな......あとどのくらいかな。」
出発してからかなり経ったので、あと少しだろう。
現在、森の中を歩いている。
「国かぁ.........おそらく諏訪子のとこだろうな.......」
そんなことを考えながら森の中を歩く。
「あー。俺妖怪だ......大丈夫かな。」
その時だった。
「あ、そうだ!飛べばいいじゃ......!?」
突然、視界が闇に包まれた。
「おいおい!急に夜でも来たってい......!」
俺は感じとった。
何か、来る!
精神を限界まで集中させる。
そして........
ザッ
「そこだぁァァァッーーー!!!ラースインドラッ!!!」
『オラァッ!!』
「ぐぅっ!!」
当たった!!
視界が晴れる。
そこにいたのは.......
「くっ......あの状況でよく攻撃を当てたわね......」
EXルーミアでした。
........ヴェッ!?
びっくりした!EXルーミアだよ!EX!
俺が一人興奮していると、
「貴方......妖怪?」
話しかけられた。
「ああ。なぜ俺を襲う。」
するとルーミアは、
「お腹が減ってて、そこに貴方が通りかかったのよ。でも、結局人間じゃなかった。」
「お前は人喰い妖怪なのか。じゃあ、もう俺を襲う理由はないな。」
俺がそう言って先に進もうとすると、
「いや。」
ルーミアが呟いた。
「なにいって.......!?うおっ!?」
ブンッ!!
突然黒い剣が振るわれた。
あれは........ダーインスレイフ、だったか?
そんな事はどうだっていい。重要なことじゃない。
「なぜ襲った!言え!!」
「私は悪くない!!もうお腹が減りすぎて死にそうなの!もういっそ貴方を食べるわ!」
ちくせう!!
「戦わざるをえない!!ラースインドラ!!」
「式神.........?いや、そんな事はどうでもいいわ!」
ルーミアは再度剣を振るってくる。
俺はそれを受け流し、カウンターを入れる。
「今だァッ!!」
ドゴォッ!!
「かはっ!!」
ルーミアがパンチを腹に受けて跪く。
「貴方なかなかやるじゃない。でも、お遊びはここまでよ!」
ブワッ!!
ルーミアがそう言うと、あたりが闇に包まれた。
「これは......」
どこからともなく声が聞こえた。
「私の闇は全てを飲み込み喰らい尽くす!大人しく食われなさい!」
「だが断る!!!」
ルーミアの気配を探る。
見つけた。
「あんたの闇は、確かに強い。だけど、俺には勝てない!」
「それはどうかしら!ハアァッ!!」
ブンッ!!
ルーミアが剣を突き出す。
しかし。
「ラースインドラ・ザ・ワールド!!」
シュインッ!!
時を止めれば意味がないんですよ。
でも見えないがな!
まぁいい。さっき見つけた気配は......
ここだ。
「パンチは必ず一発だけだ。」
ドンッ!!
一発だけパンチを入れる。
「そして時は動き出す。」
「!?」
ルーミアが吹っ飛んだ。
「貴方一体なんなのよ!?」
「ただの妖怪!」
「はぁ.......」
ルーミアは何かを悟ったようにため息をつくと、
「わかったわ。私が悪かったわ。もう諦める、ていうか降参よ。貴方には勝てない。」
その時だった。
『クギュルル〜』
「...........うう。」
ルーミアが顔を真っ赤にして俯く。
........仕方ない。
「全く、仕方ないな。」
ザシュッ!!
俺はラースフィンガーで自分の腕を切り落とした。
「!?貴方なにやってるの!?」
「ほれ、食べなよ。」
「は!?」
ルーミアは素っ頓狂な声をあげる。
「大丈夫。俺は不老不死だから。もう生えて来たし。」
「そうだったの!?........じゃあ、いただきます。」
〜少女食事中〜
「ぷはぁっ!!ありがとう、これで何日か持つわ。」
ルーミアは俺の腕にご満足いただけたそうです。
「てかお前これからどうすんの?」
「どうするって?」
「このままここにいたら絶対またハングリーになるよね?」
おそらくほとんど人来ないよここ。
「確かにそうだけど........」
あ、いいこと思いついた。
「だったら、俺と一緒に来ないか?」
「へ?」
またしても素っ頓狂な声をあげる。
「......いいの?」
「もちろんですとも。俺はいろんなところを旅するのが目標でね。退屈はしないと思うよ?」
ルーミアはパァッと顔を輝かせ、
「ありがとう!私は闇を操る、宵闇の妖怪。名前はルーミアよ!貴方は?」
「俺は希楽瑠亜!動きを操る妖怪だよ。」
「これからよろしくね、瑠亜。」
「こちらこそよろしく、ルーミア。」
仲間が増えたよ!やったねたえちゃ(ry
作「酷い目にあった......それにしても今回は寝ぼけながら書いたんだけど大丈夫かな.....」
カーズ「おいおい.......ルーミア一方的にやられただけじゃないか。」
作「勝てばよかろうなのだ!」
カーズ「それは私の台詞なのだァァァーーー!!!」