せっかく東方の世界に転生したんだから、思いっきり楽しんじゃってもいいよね! 作:みらくるごっと
瑠「わかるわけねーだろ!!」
作「ルビの件に関しては本当に申し訳ないです。」
瑠「反省しなさい☆」
作「......ウォェッ」
瑠「........(#^ω^)p」
「つまり、貴方は不老不死の妖怪で、人間に危害を加えるつもりはない、むしろ人間側に立ちたい、と。」
「いぐざくとりー!(その通りでございます)」
私だ。瑠亜だ。
現在俺達は自己紹介をしながら帰路についている。
意外と遠いらしいが。
「つくづく変な妖怪ね、貴方。」
「誉め言葉として受け取りまーす。」
「はぁ.......それより貴方、これからどうするの?」
あー。とりあえずは......
「都市に住む!」
「妖怪は問答無用で殺られるわよ?まぁ、貴方は不老不死だからいいんでしょうけど。そもそも入れてすらくれないわよ。」
「ノー問題!!よいしょっ!!」
俺は妖力を最大限抑える。
「どう?」
「あら.....これならバレなそうね。」
「でも家どうしようか......金ないし。」
そういえばそこ考えて無かったわ。
「なら私の家に来なさいな。」
「.........え?」
い、今なんと?
「だから、私の家に来なさいって言ったの。助けてもらったんだから、それくらいいいわよ。部屋もあるし。」
マジかっ!!原作キャラの家に居候ktkr!!
「でもいいのか?俺は男だぞ?」
「あら、私を襲うとでも?下手な冗談はつかない方がいいんじゃないかしら?」
もちろん襲わないがな。
襲ったら死にそうだ。
不老不死だけど。
「はいはい、冗談ですよ。じゃ、お言葉に甘えて。」
「そう。ならこれからよろしくね。瑠亜。」
「よろしくなえーりん。」
.........と、言うわけで。
えーりんの家に居候することが決定しました!!!!
じゃ、都市まで『キング・クリムゾンッ!!!』
到着!!
「........今時間が吹き飛んだ気が.......?」
「!?き、気のせいだろ。」
「そうよね。」
うわっ、流石えーりん。恐るべし。
で、今俺達の目の前にはでっかい門がある。
そしてそこに門番が二人いた。
門番1「これはこれは八意殿。薬草はとれましたか?」
「いいえ、それが妖怪の群れに遭遇してしまって。弓矢も薬草も置いてきてしまったわ。」
門番2「む?そちらの方は?」
あっ、やっべ!!どうしよう、妖力隠してるから妖怪だとはバレないけど.....
俺が必死に考えていると、
「ああ、彼は私の助手です。最近できたばかりなんですよ。」
「!そ、そうなんです。希楽瑠亜と言います。」
ナイスえーりん!!
「そうでしたか。.......しかし、いつ門を出たのですか?」
げっ!!
えーりんを見る。
えーりんの額から汗が一筋流れた。
エェェェェェ!!
無敵の月の頭脳で何とかしてくださいよぉぉー!!!
.........あっ!!そうだ!
「実はですね、俺、これでも武術とかが得意でして。気配を消す修行のために、永琳師匠が出るときに俺も気配を消してでていたんです。」
嘘だけど。
門番1「なんと!!全く気がつきませんでした。」
門番2「それではお通りください。」
信じたよ。純粋だなこの人達。
じゃあえーりん宅まで『キングry』
「ただいま。」
「お邪魔しまーす」
えーりん宅に到着!!
いやー、流石未来都市!!
広かったな~。
「貴方もただいまでいいんじゃない?」
「そうか?じゃあそうするわ。」
そんな会話をしていると、
『グゥゥゥ~』
お腹が鳴った。俺の。
「...........」
「あら、もうこんな時間?待っててね、ご飯作るから。」
そう言って、えーりんはキッチンへ向かった。
.........うわー!!恥ずかしい!!
恥ずかしいからご飯できるまで『キンクry』
「「いただきます。」」
さて、えーりんの手料理ができましたよ。
えーりんの手料理が。
大事なことなので二度言いました。
ちなみに普通に和食。
とりあえず味噌汁をば。
........うん。旨い。
「味は大丈夫かしら?」
「うん、旨いぞ。なにも問題ない。」
「そう。良かったわ。カリカリ」
俺が答えると、えーりんは笑顔で頷き、何かをカルテみたいな物に記入している。
何かを記入して........
「...........」
バッ!!!!
俺は即座にえーりんから距離をとった。
「ナズェナニカカイティルンデェス!!」
「ああ、これ?ちょっと味噌汁に新薬入れたから、貴方の様子を書いてるのよ。大丈夫よ瑠亜。貴方って不老不死じゃない。」
「そういう問題じゃないだろ!?」
居候初日で実験台にされているっ!!
流石えーりん!!って言ってる場合か。
「私の『ありとあらゆる薬を作る程度の能力』って、できた薬の効果がわからないときがあるのよ。家に住ませてあげるんだからこれくらいいいじゃない。」
その時だった。
「うっ!!」
体が.......熱いっ!!!
「様子が変ね.......カリカリ」
「オレノカラダハボドボドダッ!!」
少しは心配しろよ!!
そして、体はどんどん熱くなる。焼けるようだ!!
「俺とあんたは味方じゃなかったんで........ウァッ!!ぐぅぅ!!オンドゥルルラギッタンディスカ!?」
あ......意識が......バタッ
永琳side
今日、森で私を助けた妖怪は、希楽瑠亜と言う名前の妖怪だった。
本当に不思議な妖怪だ。
不老不死で、あんなに強い能力を持っている。
それなのに人間を襲わないうえに、人間側の存在でありたいと。
そんな不思議な彼に、私は興味があった。
だから家に住ませた。
でも、理由はそれだけじゃない気がする。
自分でもよくわからない。
「.......でもまぁ。」
そう呟いて薬で意識を失っている瑠亜を見つめる。
「今までの生活よりは、楽しくなりそうね。」
瑠亜side
「......うん......?」
「あら?目が覚めたかしら?」
目が覚めると、そこにはこちらを興味深そうに見るえーりんが。
うん。とりあえず......
「ナズェミティルンディス!!!」
「だって貴方の体、面白いことになってるわよ?」
「ヴェッ!?」
バッと起き上がる。
面白いことに......?
「あれ......?なんかえーりんでかくね.....?」
なんか見上げるくらいになってる。
俺のほうが身長は高いはず。
...........ハッ!?まさか........
「.........えーりん。鏡。」
「はい、どうぞ。」
「............」
うん。思わず俺は叫んだ。
「バーロー!!!!!」
ちっちゃくなってました!!
「ふぅ。ひどい目に遭った。」
あのあと体が五分くらいでもとに戻ったので、普通に風呂入って、いま案内された寝室で就寝しようとしているところだ。
「これから毎日の食事には警戒しよう。」
無駄だろうけど。
きっと無駄なんだ。無駄無駄。
........もう疲れたし、寝ようかな........あ、そうだ。
「千夜年にでも今日あったことを話そう。」
と、いうわけで通信。
「もしもーし千夜年~?聞こえてる~?」
『聞こえてるよ瑠亜。早速連絡してくれたんだね。』
「おう。今暇か?」
『うん。今日は何かあった?』
「そうなんだよ!それがさ!えーりんに会ったんだよ!!」
『へぇ!八意永琳に会えたんだ!!』
「それでさ、最初妖怪に襲われててさ、助けたらお礼って事でえーりんの家に住ませてもらえることになったんだ。」
『え?じゃあ今永琳の家にいるの?』
「ああ。」
『そうなんだ。』
「でさー!帰ってきて飯食ったんだけど、味噌汁に新薬入れられててさ!不老不死なんだから大丈夫。住ませてあげてるんだからこれくらいいいじゃないってさー!実験台にされたんだよ!!」
『それは災難だったね......彼女らしいけど.....体に変化は?』
「ちっちゃくなった。五分で戻ったけど。」
『バーロー?』
「そうだな。完全バーローだなありゃ。........ふぁぁぁ。」
『こっちまで大きな欠伸が聞こえたよ。今日はもう休んだら?』
「ふぁ.....わかった。そうするよ。おやすみ千夜年。」
『うん。おやすみ瑠亜。』
そして俺は、会話を終えて眠りについた。
えーりんならやりかねない。