第1話 接触
首相官邸
山内「皆集まったな…これより緊急会議を始める。」
夜に外を散歩していると突如辺りがが謎の光に包まれ目一瞬閉じ目を開くと辺りが明るくなっており急いで官邸に戻ると外務省から連絡があり各国との通信が途絶えたと連絡が入りまた、朝鮮や中国、ソ連などがあった大陸が消えたと陸軍航空隊から連絡が入ったと陸軍省から報告を受け。急遽緊急の会議を招集したのであった。
山内「外務大臣、各国から何か連絡は来たか?」
荒木「いえ…今だ連絡に応答ありません…米国大使館やドイツ大使館など各国も焦っているようです。」
山内「うむ…一体何が起こっているんだ…」
すると陸軍大臣の連れである陸軍中尉が扉を開け入室する。
中尉「会議中の所失礼します。陸軍大臣これを。」
陸軍中尉が陸軍大臣の席に近づき書類が挟んであるファイルを渡す。
本田「うむ、ご苦労。」
中尉「はっ!」
陸軍中尉が敬礼し部屋から退出し陸軍大臣は書類を確認する。
本田「うむ……首相…落ち着いて聞いて下さい……我々は異世界に転移した可能性があります。」
山内・各大臣「「「「…………はぁー?」」」」
落ち着き中…
山内「一体どういうことかね陸軍大臣?」
山内が本田に尋ねる。
本田「はい、緊急発進した陸軍爆撃機が南に1000kmの場所で大陸を見つけしばらく飛行した所、町があり接近すると町から離れた建物から飛行物体が上がってきそれを確認した所…ドラゴンと判明しました。」
山内「……それは本当かね?」
本田「はい、本当です。この写真が証拠です。」
そう言うと部下が持ってきたファイルに挟まれていた写真を取り出し各大臣が見える所に置く。その写真には機内から撮影したと思われたしかにドラゴンがはっきりと写っていた。
山内「なるほど確かに写っているな…だが異世界に転移したのならまず何をすれば良いのか…」
荒木「報告には街があったとありました……とするとこの世界にも国があると思いますのでまずは周りの国と接触するのが良いと思います。」
山内「なるほど…確かにまずはこの世界の国と接触しないとな…外務大臣、君たちからは外交官を何名か用意してくれ。」
荒木「わかりました。」
山内「海軍大臣は移送、護衛のための艦艇を用意してくれ。」
鈴木「承知しました。」
山内「他に何か意見はあるか?」
各大臣は大丈夫だと言う。
山内「わかった…これで緊急会議を終了する。外務省と海軍省は早速取り掛かってくれ。」
荒木・鈴木「「わかりました。」」
翌日
横須賀に外務省職員が4名集まり埠頭で内火艇に乗船し沖に停泊していた乗船予定の空母「雲龍」に向かう。
田中「空母雲龍へようこそ。艦長の田中大佐だ。」
菊田「どうも、外務省の菊田です。目的地まではよろしくお願いします。」
二人が挨拶を交わし艦橋に入っていく。
2時間後、出航準備が整いアンカーを巻き上げ、出航ラッパが鳴り艦はゆっくり進み始め外交使節団を乗せた空母「雲龍」、重巡「高雄」、駆逐艦「野分」「嵐」「清波」「玉波」の特務艦隊は湾外に出て南にある大陸に向かうのであった。
艦隊陣形
前
野
分
高
雄
玉 清
波 波
雲
龍
嵐
2日後
艦隊はクワ・トイネ公国から西の海域を航海していた。
少佐「艦長、前衛の野分より連絡。艦隊前方に軍艦らしき帆船3隻を確認。いかがいたします?」
少佐が艦長に報告する。
田中「……各艦に停船しろと伝えろ。面倒事は避けたい。」
乗員「はっ!」
艦隊司令官である田中は面倒事を避けるため停船するように各艦に通達し全艦停船する。30分後帆船は雲龍に辿り着き小型艇を出し雲龍に向かってくる。
少佐「艦長、どうしますか?」
田中「うむ…兵一人を連れてエレベーターで上げてやれ。」
少佐「はっ!了解しました!」
少佐が艦橋から退出する。
菊田「では、私も迎えに行きます。」
田中「私も同行しよう。」
菊田「ありがとうございます。」
二人は艦橋から退出し飛行甲板に出るとエレベーターの近くに少佐と兵の他に中世の服装をしていた帆船団の司令官と護衛の二人が居た。
菊田「言葉は通じますかね…」
田中「分からん…」
二人は言葉が通じるか不安になっていると向こうの司令官が口を開く。
船長「…現在クワ・トイネ公国は厳戒態勢だ。貴艦隊の所属、航海の目的を知りたい。」
驚く事に相手は日本語を話していた。
菊田・田中「「!?」」
二人は驚く。
菊田「安心しました言葉の壁は無いようですね。」ニコッ
菊田は言葉が通じることに安堵する。
菊田「失礼、私は大日本帝國外務省の菊田と申します。」
名刺を取り出し相手に渡す。
船長「大日本帝國?…聞き慣れないな…」
菊田「それもそのはずです。我が国は突然この世界に転移したのです。」
船長「なるほどな…」
相手が納得の表情をする。
菊田「疑わないんですか?」
こういう時は普通は疑うので菊田が疑問に思い相手に聞く。
船長「この世界に転移してきた事例は歴史上いくつかあるからな。」
菊田「なるほど。」
菊月が納得の表情をする。
船長「所で貴官達の目的は?」
菊田「はい、我々大日本帝國は貴方方クワ・トイネ公国と国交を結ぶための会談の場を設けるためにやって来ました。」
船長「国交を結ぶためか…少し待っていてくれ司令部にこの事を連絡する。」
菊田「わかりました。」
10分後…
船長「司令部から会談のため寄港して良い許可が出た。政府も会談の場を設けるそうだ。」
菊田「ありがとうございます。」
船長「道中までは我々が案内する。」
菊田「感謝します。」
相手は帆船に戻り航海を開始し特務艦隊もそれに続く。
2時間後
艦隊は無事にクワ・ トイネ公国の経済都市であるマイハークに到着し艦隊は沖に停泊し内火艇で港へ向かい
菊田他外交官3名、護衛の水兵9名が上陸しクワ・トイネ公国の外務職員に案内され中世の城のような立派な建物の中に入りしばらく歩き護衛を外に待たせて一つの部屋に入る。
カナタ「お待ちしていました。私はクワ・トイネ公国首相のカナタと申します。」
リンスイ「外務卿のリンスイと言う。」
カナタ「今日はよろしくお願いします。」
クワ・トイネ公国代表が挨拶する。
菊田「大日本帝國外務省外交官の菊田と言います。こちらこそよろしくお願いします。」
菊田たちも挨拶をし双方が席に付き会談が始まる。
カナタ「まずは貴国についての誠実な情報を求めたい。」
菊田「わかりました。今回の会談に向けて大日本帝國の資料を作成してきたので配布いたします。」
そう言うと大日本帝國の外交団の一人が席を立ち書類をカナタたちに配布する。
リンスイ「……この文字は読めませぬぞ。」
菊田「え?日本語を話しているのでてっきり読めるかと…」
リンスイ「?私達からすると貴方が世界共通語を話しているように聞こえますぞ?」
どうやら言葉は通じるようだか文字は通じないみたいらしい。
菊田「…では口頭で説明いたします。」
大日本帝國の地図を見せる。
カナタ「よろしく頼みます。」
菊田「大日本帝國は貴国から北東1000kmに位置し約49万7190km²の国土と約1億8000万人の国民を有する島国です。」
リンスイ「あの海域にそのような島があるなど聞いたことがありませんぞ!」
菊田「詳しい原因は不明ですが客観的事実からこの世界に国土ごと転移したと考えられます。」
リンスイ「抜かしおるwww貴方方はおとぎ話を元にしたホラ話を吹聴しておるのか?」
リンスイがデタラメだと鼻で笑う。
菊田「………我々大日本帝國は貴国使節団をお迎えする用意が出来ています。ご足労おかけしますがお願い出来ますでしょうか?」
カナタ「…良いと思います。」
リンスイ「なっ!?」
カナタ「大日本帝國の方々の話ぶりは誠実で礼節をわきまえておられる。何より強力な船を有しながら威嚇することもない…」
菊田「…わかりました。では一週間後にここを出発する予定なのでそれまで準備等を済ませてくれませんか?」
カナタ「わかりました。今日はありがとうございました。」
菊田「いえいえ、こちらこそありがとうございました。それではまた会いましょう。」
そう言い席を立ち部屋を出て護衛の水兵と共に城出て港に着き内火艇で空母「雲龍」に向かうのであった。
今回は早く出せましたが次はいつに投稿するかは不明ですがそれでも良ければ気長に待っていて下さい!それではバーイ
どれが強い?
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アメリカに匹敵するグラ・バルカス帝国
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大戦末期のアメリカ合衆国
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大戦初期の獅子奮迅の大日本帝國