強化された大日本帝国召喚   作:89式小銃

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どうも89式小銃です!今回からグラ・バルカス帝国が登場しましたが最後には自分が考えたオリジナルの国家を登場させました!詳しい内容は次回執筆するので楽しみに待っていて下さい!それではどーぞー


第6話 西方の大帝国

第二文明圏 レイフォルから西に1100kmの島国

 

そこに島にしては大きく大陸にしては小さい島国が存在していた。大日本帝国と同様異世界から転移してきた国だった。その国は大日本帝國の前世界のアメリカ並の工業力に大量の最新兵器を保有していた一つの国があった。その名もグラ・バルカス帝国。

 

 

 

 

グラ・バルカス帝国(通称第8帝国)情報局

 

そこの一つの部屋では並べられた電気式受信機から電子音が連続して鳴り響きそれを黒い制服の男が解読し局長に報告する。

 

局員「閣下、ロデニウス大陸の情報について現地から情報が届きました。」

 

局長「概要は?」

 

局員「はっ、ロウリア王国のクワ・トイネ公国及びクイラ王国への侵攻は大日本帝國の参戦により失敗に終わり王族はクワ・トイネ公国に処刑されロウリア王国は国名をロウリア民主主義共和国に改名し民主主義に移行したとのこと。」

 

局長「何!?」

 

仕事は部下に任せ責任は自分がとる閣下と呼ばれた男の片眉がつり上がる。

 

局長「我々の分析ではロウリア王国の圧勝で終わりロデニウス全域がロウリア領になるはずだったが……それに大日本帝國と言う国は聞いたことないな……詳細は?」

 

局員「はい、2国の要請で大日本帝國が参戦したことにより状況は一変しました。初期の侵攻は日本陸軍の機甲部隊により防がれ、またロウリア王国海軍の4400隻の大艦隊は日本海軍の艦隊27隻により一方的に撃破されました。」

 

局長「大日本帝國軍の兵装は?」

 

局員「はっ、ロウリア王国の首都ジン・ハークでの目撃情報を分析するに5万トンクラスの戦艦、1万トンクラスの重巡洋艦、8000トンクラスの軽巡洋艦、多数の駆逐艦クラスの目撃情報があり、武装は戦艦が40cm級、重巡洋艦が20cm級、軽巡洋艦が15cm級、駆逐艦が12cm級とのこと。」

 

局長「空母の目撃情報は?」

 

局員「目撃情報は未だにありませんが軽巡洋艦に航空機を搭載していた情報があるので恐らく空母も保有していると思われます。」

 

局長「5万トンクラスの大型戦艦に多数の巡洋艦に駆逐艦…中々の規模を誇っている軍だな…しかも技術もこの世界の国々と比べて高いな…その国も我が国のように転移国家だろう…要注意国家に登録するか…」

 

情報局が作っているこの世界の国家の危険度ランキングのトップに大日本帝國を入れると言う。危険度ランキングは以下の通りである。(執筆者分け)

 

 

 

要注意国家(技術力が高く軍も近代化的な装備や戦術を取り入れている国家が該当)

・神聖ミリシアル帝国

・ムー国

・大日本帝國

・マギカライヒ共同体

 

警戒国家(ある程度の技術力があり、ある程度の国力がある国家が該当)

・パーパルディア皇国

・クワ・トイネ公国(大日本帝國の技術、武器供与により国力が上昇し武器も近代化されたためランキングが上昇)

・パンドーラ大魔法公国

 

無警戒国家(中世以降の技術力で竜などの生物や中世頃の兵器を運用している国家が該当)

・エモール王国

・レイフォル(技術力はパーパルディアと同水準だが国力が劣っているためこのランキングになっている)

・リーム王国

・ニグラート連合

・トルキア王国

・アガルタ法国

・中央法王国

 

 

局長「そういえば、レイフォル国艦隊とはどうなっている?」

 

局員「その件につきましては国家監察軍がすでにレイフォル艦隊を補足しています。間もなく戦闘に入る予定ですが提督は遊び心が過ぎるようで蛮族に空母はまだ使わず戦艦1隻のみを差し向けるようです。」

 

局長「1隻か、戦場伝説を作るには丁度良いな。」

 

局長がニヤける。

 

 

 

 

 

 

 

 

ムー大陸西方海上 レイフォル艦隊の後方海中

 

 

 

永田「レイフォル艦隊に動きはないか?」

 

睡眠から目が覚め発令所で潜望鏡で覗いている副長に今朝から追跡しているレイフォル艦隊の動向を聞く。

 

副長「いえ、動き一つもありません。」

 

永田「そうか…レイフォル艦隊は一体どこに向かっているんだ?」

 

艦長の永田が乗船している120隻も保有している伊号第800型潜水艦「伊821」はこの新世界の情勢を調べるために大湊で編成された潜水艦を主軸とする新世界調査部隊の一員として大湊から出港し長い月日をかけて途中、潜水艦補給機の補給を受けながらムー大陸西方海上に到達した。

 

永田「水測員、艦隊速力は?」

 

水測員「およそ12ノットです。」

 

永田「通常の帆船よりも速力が速いな。何か特殊な細工でも施しているのかもな。」

 

するとレイフォル艦隊が帆をいっぱいに張り増速する。

 

水測員「レイフォル艦隊増速しました。」

 

変化に気付いた水測員が永田に報告する。

 

永田「増速しただと?一体どこに向かうんだ?」

 

すると潜望鏡を覗いていた副長が艦長に質問する。

 

副長「艦長、この海域に大和型戦艦が出張っている情報はありますか?」

 

永田「急に何を聞くんだ?大和型なら横須賀に2隻、呉に2隻がいるが?」

 

永田が質問に答える。

 

副長「その…艦長…覗いている先に大和型戦艦が居るのですが…」

 

永田「そんなわけ無いだろ。蜃気楼な何かの気象現象だろ……う…」

 

永田が潜望鏡を覗くとそこには大日本帝國の大和型より砲身が短い主砲を前方に2基、後方に1基を配置し高角砲が三連装砲であり速力が27ノットを超えていること以外ほぼこちらの大和型戦艦と同じ戦艦が居た。

 

永田「……副長…俺は夢でも見ているのか?」

 

副長「残念ながら夢ではありません…現実です…」

 

永田は現実を受け止める。

 

永田「とりあえずこの情報を軍に報告するk…」

 

すると突如轟音が聞こえる。

 

永田「どうした!?」

 

副長「洋上の大和型もどきが砲撃しました!」

 

先程の轟音は大和型もどきが主砲を発射した音だった。

 

永田「狙いは本艦か?!」

 

副長「いえ!レイフォル艦隊です!」

 

永田「なるほどな。レイフォル艦隊は大和型もどきを迎撃しに来たわけだな。」

 

副長「本艦も大和型もどきを迎撃しますか?」

 

永田「いや、今回の目的はあくまで調査だ。自己防衛以外の攻撃は許可されていないしなるべく他国の政治には干渉するなとの命令だ。」

 

副長「了解しました。」

 

永田達は戦闘には参加せず一方的に攻撃されているレイフォル艦隊を背に戦闘に巻き込まれないように海域から離脱する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日 大日本帝国 帝都東京 首相官邸

 

鈴木「…以上が新世界調査部隊からの報告です。」

 

首相官邸で行われている調査結果報告会議に参加している鈴木が調査結果を報告する。

 

山内「大和型に酷似した不明大型戦艦にそれを迎撃していたレイフォル艦隊……」

 

山内が難しい顔になる。

 

少佐「会議中のところ失礼します。」

 

すると一人の海軍少佐が部屋の扉を開け入室する。

 

少佐「レイフォル首都レイフォリア近海を調査していた潜水艦から先程報告がありました。」

 

鈴木「内容は?」

 

鈴木が少佐に訪ねる。

 

少佐「はっ、レイフォル首都レイフォリアが不明大型戦艦の攻撃により壊滅したとのこと。」

 

ざわざわざわざわ

 

部屋がザワつく。

 

鈴木「それは本当か?」

 

少佐「はい、間違いありません。クワ・トイネ公国及びクイラ王国、ロウリア民主主義共和国もこのことを確認しています。」

 

鈴木「不明大型戦艦の所属についての情報は?」

 

少佐「未だありません。」

 

鈴木「そうか…報告ご苦労、退出して良いぞ。」

 

少佐「はっ、失礼します。」

 

少佐が部屋から退出する。

 

荒木「第二文明圏列強国レイフォルを降伏させた不明大型戦艦…一体どんな国でしょう…」

 

山内「大和型戦艦もどきを保有しているとなればその国の技術力は我が國と同等かそれ以上だろう……しばらくは軍備に力を入れないとな…海軍大臣、艦艇増備計画はどうなっている?」

 

鈴木「はい、先の旧ロウリア王国との戦闘で艦艇の数が不足していたことが解ったので来月末から第八期艦艇増備計画、通称マル八計画を始動し艦艇数を確保します。」

 

「マル八計画」海軍省が計画した艦艇増備計画であり小型艦艇が不足していたことが前回のロウリア戦で判明したため主に小型艦艇に力を入れた内容になっている。建造予定は艦型は以下の通りである。

 

戦艦

・改大和型戦艦2隻

 

空母

・改大鳳型航空母艦2隻

 

重巡洋艦

・870型重巡洋艦2隻

 

軽巡洋艦

・改阿賀野型軽巡洋艦2隻

・改大淀型軽巡洋艦4隻

・540型軽巡洋艦4隻

 

駆逐艦

・改島風型駆逐艦20隻

・量産型護衛駆逐艦20隻

・睦月型代用新型駆逐艦15隻

 

潜水艦

・水上砲戦型潜水艦8隻

 

海防艦

・鵜来型海防艦25隻増産

・新型海防艦20隻

 

 

 

山内「その計画はいつ完成予定なんだ?」

 

鈴木「各種艦艇は既に建造に取り掛かっており駆逐艦はあと1ヶ月程で数隻完成します。戦艦や空母などの大型艦も最短で2年以内で完成します。」

 

山内「うむ、順調で何よりだな。」

 

山内がご満悦になる。

 

河内「ところで総理。」

 

文部大臣の河内が発言する。

 

山内「どうした文部大臣?」

 

河内「実はクワ・トイネ公国及びクイラ王国との交流のため両国への観光許可を取りたいのですが…」

 

山内「観光か…そうだな…クワ・トイネ公国とクイラ王国のインフラも整ったし治安も良好だから大丈夫か…よし、許可しよう。」

 

河内「ありがとうございます。では観光設備の整備ですが……」

 

すると部屋の扉が勢いよく開けられ先程報告に来た少佐が息を乱しながら入室してきた。

 

少佐「ハァハァ……報告します!」

 

少佐が息を整え姿勢を正す。

 

少佐「樺太東方海域に不明艦隊が現れ知床付近で訓練していた第一航空戦隊と護衛艦が急行し不明艦隊と交信したところ相手は()()()()()()()と名乗り我が国と外交会談をしたいとのこと!以上です!」

 

山内「………」

 

荒木「………」

 

鈴木「………」

 

河内「………」 

 

各大臣「………」

 

部屋が沈黙する。

 

山内「……外務大臣。」

 

荒木「は、はい。」

 

山内「直ちに外交官を知床に派遣し我が国の資料を至急作成して下さい。」

 

荒木「わ、わかりました!」

 

山内「海軍大臣、陸軍大臣は相手が強硬手段を取ったときにいつでも攻撃できるよう北海道の陸海軍に攻撃準備待機を。」

 

鈴木・本田「「わかりました。」」

 

山内「皆さん対ロウリア戦争の後で疲れていると思いますが我が皇国と国民そして陛下のため頑張りましょう。」

 

各大臣「「「「「了解!!」」」」」

 

山内「これにて調査結果報告会議を終了します。」

 

会議を終了し各大臣は新しく接触した国家と外交会談を開始に向けて準備するのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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