ガンダムと共に行くインフィニット・ストラトス 作:ディロイ・ファントム
千冬「馬鹿げている・・・だが、奴らの言い分は分からんでもない」
山田先生「えぇ。ですが、だからと言ってテロ紛いな事をしても良い訳では・・・!?」
次の言葉を言いかけた時、山田先生はとんでもない物を見てしまった
千冬「どうした?」
山田先生「各地で同時テロです!」
千冬「なに?・・・あのジェネリオンとか言う奴の仕業か」
山田先生「恐らく女権利団体から出撃要請が入るかと思われます」
千冬「仕方があるまい・・・今の内にアイツらを」
山田先生「待って下さい!テロリストの中に、IS反応がありました!」
千冬「IS反応だと?」
山田先生はそのISの機体をデータから照合し始める。だが
山田先生「機体照合完了。データがありません!」
千冬「なんだと!?」
山田先生「それともう1つ・・・あのISに使われているコアは、全てこの学園の訓練機の物です!」
千冬「馬鹿な・・・一体いつ奪われたのだ・・・」
千冬はそもそも侵入者の情報を受け取っていない。それどころか昨日帰って来てから機体の整備報告を受けたばかりである。にも関わらずコアが奪われているのはおかしく、更に言えば1日であんな広範囲にコアをばら撒き、その上でフィッティングをする事は出来なくはないがほぼ不可能であると思って居た
千冬「兎に角、専用機持ちを緊急招集する。戦闘状況も報告しろ」
山田先生「了解」
千冬は専用機持ちを緊急招集する為に校内(?)放送をした。一方その頃大和達は
大和「キラ、刹那、準備は良いか?」
キラ『何時でも良いよ』
刹那『問題ない』
大和「そうか・・・分かってると思うが、刹那、俺、キラの順で展開して出撃。まずIS学園を目指すけど道中に敵性ISが居ても基本無視。攻撃が鬱陶しかったら落とす程度で良い」
刹那『全て撃墜しないのか?』
大和「それも考えたが・・・大抵IS学園も観てるしな。それなら武装を見せて対策されるよりは対策させずに迎撃させて叩いておきたい。幸いにも全機遠隔操作が出来る武装があるしな」
刹那『慢心か?』
大和「まさか。俺らは今から大漁のライオンを退治しに行くんだ。命が幾つあっても足りやしねーよ」
刹那「IS学園に行くんじゃないのか?」
大和『それは例えだ。生身でライオンと戦ってみろ、勝てるわけねーし何度も復活出来るにしても数回は死ぬだろ?つまりはそう言う事だ』
キラ『だとしてもライオンは無いんじゃない?相手は』
大和『確かに女相手だがそんな変わんねーよ。大体、男だろうが女だろうが人間は人間だろ?んじゃぁそこに差はねーな』
刹那「フッ・・・本当に平等なんだな」
大和『当たり前だ。あぁは言ったが、別に男が好き女が嫌いって訳じゃ無い。あくまでも「この世界の女の思想が」嫌いなだけだ。あと笑うな』
キラ「笑っていられるって事は良い事だと思うけどなぁ・・・」
大和『そう言う意味じゃ・・・あぁもう!ほら、さっさと行け!もう時間だ』
刹那「そうだな・・・ダブルオークアンタ!刹那・F・セイエイ、出る!」
大和「少なくとも、皆殺しにするつもりは無い。殺すのは本当に頭が終わってる奴だけだ・・・緑川大和、プリメーラMk-Ⅲ、出るぞ」
キラ「大丈夫、今回はあくまでも無力化するだけ・・・キラ・ヤマト、フリーダム、行きます!」
千冬「?簪、あの3人はどうした?」
簪「ここに来る前に呼ぼうとしたんですが、見つかりませんでした」
千冬「なんだと!?」
千冬は校内放送をし、つい先程専用機持ちが全員集まった。だが、何故か大和、キラ、刹那の3人の姿が見えないので簪に聞くも行方が分からなかった
千冬「アイツらの機体のコアは入学する時の条件のせいで登録出来てないからな・・・行方が追えん」
一夏「アイツら・・・男のクセして何やってんだよ」
一夏がそうボヤいてると室内にアラートが鳴り響く。何事かと思い千冬が山田先生に聞くととんでもない答えが帰って来た
山田先生「新手です!真っ直ぐこちらに来ます!」
千冬「奴らの量産機か?面倒な・・・」
山田先生「いえ、あの量産機ではありません。映像出ます!」
山田先生がその機体がこちらに向かって来る様子を画面に映す
シャルロット「っ!?あれはキラのフリーダム!?」
簪「それだけじゃない、プリメーラの改造型も居る」
鈴音「じゃぁあの2人が敵に寝返ったって事!?」
不審者「もしかしたら、機体を奪われたのかも」
箒「ISを奪われただと?」
不審者「えぇ。それならあの3人が居ない事にも説明が付くし、そもそもあの3人の機体はまだ修理中だから寝返ったにしても修学旅行の時の機体を使ってる筈。それを考えると少なくとも中身は違う人が乗ってる事になる」
一夏「取り敢えずアイツらをぶっ飛ばせば良いんだろ!任せろ!」
そう言って一夏は迎撃に向かった
千冬「ちっ、あの馬鹿・・・兎に角お前らも出ろ!あの3機の撃墜後、テロリストの量産機を撃墜していけ」
全員「「「「「「「「「「了解!」」」」」」」」」
残りの10人も謎の3機への迎撃に向かう。そして教員だけになった千冬は小さな声で呟く
千冬「しかし、何故あの2人が・・・いや、そもそも1機改造するにしろ予め機体を作っておくにしても時間が要る筈。それに訓練機のコアにしても何時持ち去ったのだ?」
山田先生「織斑先生、思ったのですが侵入者がコアを持ち去ったのではなく、元々IS学園に居た者が持ち去ったのでは無いでしょうか?」
千冬「なに?それはつまり裏切り者が居ると?」
山田先生「それ以外に考えられません」
千冬「ふむ・・・因みにだがこの2日間に整備室を使った者は誰だ?」
山田先生「えっと・・・簪さんと本音さん、それと緑川君ですね」
千冬「であればそれ以外が持ち去ったな・・・さて、誰が持ち去ったのやら」
場所は変わってIS学園の校門付近。一夏は既に自身のISである白式を展開しており、残りの10人も外に出しだい次々にISを展開して防衛の用意を完了させる
鈴音「さぁ、何時でも来なさい!」
暫くして問題の3機が目視で確認出来る距離まで近付いてくる。まもなく戦闘が始まる。全員がそう思いスラスターを吹かしたと同時に3機のISが散開し、それぞれの持っているビーム系の攻撃が特定の相手に襲いかかった。どうやら対戦カードは正体不明機達が指定したいらしい
不審者「上等よ・・・各機攻撃して来た機体に対して攻撃!撃墜しだい他の援護に向かって!」
全員「「「「「「「「「了解!」」」」」」」」」
大和「さぁ、来いよ・・・俺の相手はお前ら4人だ」
大和の駆るプリメーラMk-Ⅲは一夏の白式、簪の打鉄弐式、本音の九尾ノ魂、不審者のミステリアス・レイディを相手にする。一夏が接近戦を行い、他の3機で援護射撃をする様だ
一夏「こんのぉぉ!」
大和「全然学習しねぇじゃんコイツ・・・大振り過ぎて普通に見切れる。が、援護射撃が優秀で厄介だな・・・しゃぁない。サイコミュ以外をフル活用するしかないな」
大和はそう言ってGNシザーの他にクスフィアス3レール砲と2つあるクアンタのシールドに内蔵されているGNビームガンも使い3機に攻撃する。が、牽制にしかなっていなかった
大和「うっげ・・・適当だけど全然当たんねぇ・・・っと危ねえ。テメェには超大型メイスを喰らわせてやんよ!」
素早くGNシザーを1つ腰にマウントし、そのまま超大型メイスを白式に上から命中させる
大和「まだ動くか鬱陶しい・・・てかコイツら真面目に邪魔だな」
簪「全然攻撃が当たらない・・・」
不審者「せめてもう少し手数があれば・・・」
本音「それならかんちゃんの飛ぶ奴でなんとかなるかも〜」
簪「そっか、GNファング!・・・EXAMシステム、起動!」
システム『EXAMシステム、スタンバイ』
簪「行って!ファング!」
2つのGNファングコンテナから計14機のGNファングが射出される。これで形勢逆転かに思われたが寧ろ相手を本気にさせてしまったようだ
大和「まぁ、そう来るよな・・・ファンネル及びGNソードビット起動。攻撃開始」
大和も12機のGNソードビットと12機のファンネルを飛ばし攻撃の手数を増やす。するとあっという間に一夏が堕ちていく。ザマァw
不審者「向こうもビットを!?」
簪「EXAM経由で互角・・・EXAMシステム、最大稼働!」
簪はEXAMシステム・タイプKの出力を最大まで上げる。それに伴ってGNファングの動きも良くなる。が、当然大和はそれも見越して予め用意していたカウンターを起動させる
大和「EXAMシステム・・・スタンバイ」
システム『『EXAMsystem Standby』』
2つのEXAMシステムが同調し、打鉄弐式はシステムに飲み込まれてしまう。そして初めてEXAMシステム・タイプKはその名の通りナイトから操り人形と化した。その為簪は自分の動きが出来なくなった事を薄い意識で悟り、ようやくは自分の過ちに気付いた。が、もう遅い。支配下に置かれた打鉄弐式は動きを停止する
本音「・・・?かんちゃん?」
システム『ねぇお姉ちゃん』
不審者「こんな時に何!?」
システム『私ね、お姉ちゃんを超えたいんだ』
不審者「私を超えるは良いけど今は戦闘に」
システム『だからね・・・』
簪「いや・・・やめて・・・」
システム『私と決着を付けて!』
コントロールを奪われた打鉄弐式はミステリアス・レイディに攻撃し始めた
不審者「何やってるの!敵はあっちよ!」
本音「なんでかんちゃんが・・・!もしかして」
大和「そう!そのまさかよ!」
超大型メイスを九尾ノ魂に当てるもちゃんと振らなかったが為にそこまで威力が出ず受け止められてしまう
本音「なんでみっくんが!」
大和「うーんダセェ・・・まぁいいや。なんでってそりゃぁこの世界を壊す為さ。そもそもおかしいだろ?女だからっつって人殺しは良いんか?何やっても許されるんか?確かに昔は男尊女卑の時代もあったさ!だがここまでは酷くねぇしなんならまだ丁寧な扱いだったぞ?あぁ、そういやお前女だったな。じゃぁ別に何とも思わねぇわな・・・なァッ!」
九尾ノ魂を蹴り飛ばし体制を立て直す
本音「そんな事は」
大和「思ってないって?ハッ!口だけなら何ともでも言えるさ。けどなぁ・・・」
九尾ノ魂に突撃し、GNシザーで右腕を破壊しつつ超大型メイスを頭に振り落とす
大和「こうやって絶滅戦争してんのが何よりの証拠だ・・・なぁ?一夏?」
一夏「うぉぉぉぉ!!!」
一夏はプリメーラMk-Ⅲに不意打ちで突撃するも大声な上に気配もダダ漏れな為簡単にバレ、軽々と回避される
大和「やっぱり来るよなぁ・・・」
一夏「お前、自分がやってる事分かってるのか!」
大和「分かってるが?」
一夏「なんであんなテロリストと一緒に居るんだ!お前男だろ!男なら」
大和「女を守れってか?くっだらねぇ」
一夏「下らない!?下らないなんて言わせるか!」
大和「そもそもお前今この世界の現状を知らねぇのか?女による人殺しは当たり前、やってもない100%無実の痴漢だとしても死刑となり、挙げ句の果てには産まれてから5分も経たない内に殺される赤児・・・そんな世界をお前は何とも思わないと?」
一夏「嘘をつくな!そんな事が起きたらニュースになってるだろ!でも俺はそんなのニュースで見たこと無い!」
大和「・・・お前はさぁ、ほんッッッッッッとうに、世の中を知らないんだなぁ」
一夏「なんだと!?じゃぁお前は知ってるのかよ!その世の中ってのを!」
大和は大きな溜息を1つつき、言葉を発する
大和「お前は・・・お前はいいよな・・・そうやって自分勝手に動いても・・・何もお咎め無し。しかもあんな奴の弟だからって依怙贔屓・・・弱くたって良いんだからよ・・・でもよ・・・この世界・・・いや、何処の世界にも・・・」
織斑一夏への怒りと、元弱者としての憤りでブレーキが壊れ、全てのシステムを最大稼働させる
大和「弱者は弱者で切り捨てられて!人生がパァになる奴ばかりだってのによォ!」
白式に対しスラスターを全開にしてタックルを当て、更にフルバースト射撃を至近距離から命中させる
大和「トドメだ・・・クソ野郎」
GNシザーを白式の方に向け引き金を引こうとした。が、何者かの弾幕で撃つ事が出来なかった
大和「本音か・・・!」
大和は先程白式が落ちた方を向きそのまま電磁砲を叩き斬った
大和「今頃主人公補正か・・・」
一夏「これならお前を」
大和「トランザム!」
TRANS-AMシステムを稼働させ、一気に九尾ノ魂を撃破する
一夏「なんだよその速さ!?」
大和「怯ろ!竦め!機体の性能を生かせぬまま、死んでゆけ!」
GNシザーと蹴り、そしてクスフィアス3レール砲を使った凄まじい速度による擬似飽和攻撃をモロに喰らった雪羅は二次移行したばかりだと言うのに完全に破壊され、そのまま地面に叩き付けられた
一夏「うぅ・・・クソッ」
一夏はなんとか起き上がると前方から突風を感じ、後方から何かの気配を感じた。そして一夏が振り向くと
大和「・・・」
未だにトランザム中のプリメーラMk-Ⅲが超大型メイスを振り下ろし、自身を殺すまでの5秒が見えた。そして、その振り下ろす直前には、赤く、紅く光った目を見たそうな
大和「後1人」
大和は管制室のある場所に向かってクスフィアス3レール砲を撃ち込んでその場所が管制室なのとターゲットが居るのを確認したのち、何発もGNシザーとクスフィアス3レール砲を撃ち付けた
大和「ターゲットの殺戮及び弐式との相討ちも確認・・・」
キラ「終わったん・・・だよね」
大和「やっとな」
刹那「それで、次はどうするつもりだ?」
大和「決まってる。女権団体共を叩きながらこの世界を作った元凶を見つけるさ」
不審者の名前を更識楯無に戻しても良い?
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しょうがないなぁ。戻しても良いよ
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自業自得。不審者のままでいるんだな
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お前が!ガンダムで!ある物か!
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だからお前は阿呆なのだァ!
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(頭の)打ち所が悪いとこんな物か!