ガンダムと共に行くインフィニット・ストラトス 作:ディロイ・ファントム
この世界に来てから約半月が経った。その間に色々と情報収集をした。勿論その情報はメモしてある。彼はその情報を何度も確認し、1日毎に情報を見比べる
大和「・・・そっか。やっぱり人・・・と言うか男達が結構死んでるのか。で、その元凶はこの篠ノ之束って奴と女性権利団体か。しかも何を考えてるのか、ISとやらが女しか乗れないなんて訳が分からん事を言ってるし・・・何かしらの方法で潰したいな」
一通り見比べ終わったので今度は外に出て運動を兼ねて鉄屑等を集めに行く。持てなくなった時点で撤収し、今度は家で武器の生成をする。これを今日で15日程続けている
大和「・・・・・・よし。ランサーダート及びその発射機構完成っと。ちょっとデカいけどええやろ」
因みにこのランサーダートと言うのはガンダムSEEDでブリッツが持っていた盾(トリケロス)に付いてるあの長細いミサイルみたいな奴の事である
大和「トリケロスを2丁持ち風に出来たけどやっぱり大き過ぎたな。まぁいいや。保管しとくか」
そう言って外にある少し大きめな倉庫(本来は車庫だった)に持って行く。そうして外に出たが、既に夜であった(大体23時位)
大和「あー・・・結構暗くなってら。多分9時位だよな?なら風呂入って少ししたら寝ないといかんな」
そう言いつつ家の中に入ろうとした矢先、山の方から煙が上がってるのが見えた
大和「・・・様子を見に行くか」
急いで家の中から懐中電灯を持ってきて外に飛び出した
山の中に入り、暫く歩いて居た。煙りは既に無くなっていたが、大体の目星は付けてあったので直ぐに着いた。そこにはなんと
大和「なんで・・・なんでこんな所にキラが居るんだ・・・しかも近くに刹那が居るし」
キラ・ヤマト。それはガンダムSEED及びその続編であるガンダムSEEDDestinyの主人公である。そしてもう一人、刹那・F・セイエイ。こちらはガンダム00のファーストシーズンから劇場版までの主人公である
大和「何があったんだ・・・いや、そんな事を言ってる場合じゃ無いな。時間がかかるけど、1人ずつ運んでベッドに寝かせるか。好都合な事にベッドも俺の含めて3つあるしな」
先にキラを運ぶ事にし、家に帰る時の道もついでに確保。その後もう一度戻って刹那も運んだ。ベッドに運んだ後に一応怪我がないかも確認したが、無かったのでそのままほっとく事にした
次の日の朝
大和「見た感じ、結局あの後起きてこなかったみたいだな。そっちの方が助かるが」
朝食を食べつつ、この世界の事等をどう説明するかを考える。一応直ぐには思い付いたが、結局の所、2人の反応次第かなとなった
朝食を食べ終えたので部屋に戻り、パソコンを使って日課である情報収集を始めた。それから暫くして何者かが扉を開けた
刹那「すまないが、少し聞きたい事がある」
その言葉を聞いた大和は彼の方に少し歩みよって言葉を投げかける
大和「刹那・F・セイエイ・・・いや、ソラン・イブラヒムさん。初めまして。緑川大和と言います。すみませんが今はそちらの質問に答える事が出来ません」
刹那「・・・そうか」
刹那は「邪魔をして悪かった」と言おうとしたが、それより早く大和が話しを続ける
大和「その代わりと言ってはなんですが、この家でゆっくりしていって下さい。もし良ければもう1人が起きてきた時点で再度この部屋に来て声をかけてくださると助かります。その時にそちらからの質問に全て答えさせて頂きたいと思います」
刹那「・・・分かった。ではその間は居候させて貰う」
そう言って刹那は部屋を後にした。一方、大和はと言うと
大和「・・・まさかあの刹那と会話が出来るとは思わなかったな・・・さて、直ぐに確認作業を終わらせないとな」
そしてそこから約30分後、刹那が部屋に入って来てキラが起きたと言う報告を受けたので直ぐにキッチンに行き、料理を作った。簡単な物になってしまったが、完成した料理を持ってリビングに行き、それを振る舞った
キラ「あの・・・」
大和「初めまして。お腹が空いてるのではと思ったので昼食には少し速いですが、一先ずは食事でもどうぞ。話しは食べながらでも出来ますし、そうでなくても、お腹が空いた状態はよろしくないですからね」
刹那「そう言う事なら頂こう」
キラ「はぁ・・・じゃぁ、いただきます」
大和「と、そう言えばお2人にこれを返さなければ行けませんね。何かあってはと思い少し預からさせて貰ってました。どうぞ」
そう言ってキラには黒いチョーカーを、刹那には青い腕時計を、それぞれ返した
大和「さて・・・お2人の事情ですが、こちらはこれでも把握はしてるつもりです。ですがお2人は事情を全く把握して居ないでしょう。もし聞きたい事があれば幾らでも聞いて下さい。答えれる事は包み隠さずにお教えします」
キラ「それって、僕たちの名前も把握してるって事?」
大和「はい。名前も知ってますし、貴方達が今までしてきた事はある程度把握してます。貴方はキラ・ヤマトであり、中立コロニー・ヘリオポリスでG兵器を発見した。
その内の1機がストライクと呼ばれる機体であり、次々と戦果を上げていった。しかし、最終的に奪われたG兵器の内の1つ、イージスの自爆を喰らってしまい気絶。
次に目を覚ました時はクライン邸であり、その時に当時ザフト軍の最高機密機であったフリーダムを奪取し、戦場へと舞い戻った。その後ヤキン攻防戦を戦い抜いた。あっていますか?」
キラ「あって・・・います・・・」
大和「(ならガンダムSEEDまでは行ってるな。ここからは時間を戻して行くか)それなら良かったです。所で、メサイアと言う物をご存知でしょうか?」
キラ「・・・」
大和「・・・反応を見るに、メサイアでの決戦を戦ったと。では次に刹那・F・セイエイ。貴方はソレスタルビーイングで主にガンダムエクシア、ダブルオーガンダム、フラッグオービットパッケージ、ダブルオークアンタに搭乗していたと思われますが・・・どうでしょうか?」
刹那「・・・よく知っているな」
大和「えぇ、貴方達の事は人生の途中からになってはしまいますが、大抵は知っているつもりですから。
と、話しが長くなってしまいました。先程も言った様に、何か聞きたい事、知りたい事があれば何でも聞いて下さい。知り得る事は全て答えさせていただきます」
刹那「なら、ここは何処だ」
大和「ここは貴方達の世界とは別の世界。この世界は女が男を支配すると言う中々に酷な世界です。貴方達の世界で言うと法律でコーディネーターがナチュラルを幾ら虐殺しても良い世界と言えるでしょう。それかアロウズと言うだけで気に入らない人達を幾ら殺しても罪に問われない世界とも言えます」
キラ&刹那「「・・・」」
大和「・・・こうなってる元凶は篠ノ之束と言う奴と女性権利団体と言う団体。この2つをどうにか出来れば或いは・・・」
キラ「その話は兎も角、僕達はこれからどうすれば良いと思う?僕達の事を知ってるのならこの世界でどうすれば良いかのアドバイスを貰いたいんだけど・・・」
大和「確かにそうですね・・・ではここに住んではどうでしょうか?俺以外は誰も居ませんし身を隠すにもうってつけでしょうから」
キラ「じゃぁ、お言葉に甘えて」
刹那「なら、暫く居候させて貰おう」
大和「他に聞きたい事はありますか?」
刹那「なら聞くが、何故そんなに俺達の世界の事にそこまで詳しく話せれるんだ」
この質問はいつか来るとは思ってはいたが、それでも実際に来ると返答に参ってしまう。勿論大和は自分で言ったので答えはする
大和「・・・貴方達の世界は、俺の元居た世界ではアニメの、架空の存在として描かれていました。だからこそ、色々知って居るのです。しかし、これに関しては残念ながらこれ以上返答出来ません。そして、この世界もまた、本来は架空の存在として描かれていた世界なのです」
とは言ってるものの、本人はこの世界がホントにそうかすらあやふやです
刹那「そうだったのか」
キラ「なら少し気になったんだけど、なんでそんな喋り方をしてるの?少し無理をしてる様にも見えるから」
大和「貴方達相手だと敬語の方が良いかなと」
キラ「別に敬語じゃ無くても大丈夫だよ」
刹那「あぁ、俺も敬語じゃ無くて良い」
大和「敬語じゃなくて良いのならこっちも楽に喋れるからありがたい。聞きたい事は・・・その様子だと無さそうな感じかな?」
キラ「うん。今の所はね」
刹那「あぁ、俺もだ」
大和「そっか。じゃ、これから宜しく」
キラ・ヤマト
元の世界でメサイア攻防戦の最終局面にてメサイア内部に侵入、その後ギルバート・デュランダル議長と僅かながら対話するもレイ・ザ・バレルがギルバート・デュランダル議長を撃った事で対話が終了。その直後にメサイアが墜ち、脱出を試みたが爆発に巻き込まれた(正確には巻き込まれかけた)。それにより元の世界では死亡扱いなる