「スレミン…一体何者なんだ…」   作:黒巛清流

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遅くなってすまぬ


11:戦闘描写って難しいよね

478:名無しの一般人

あ、ミズキとジン…えーっとサイレントと出会った

 

479:詩ジン

別にジンでいい

 

480:名無しの一般人

名前被り面倒だなぁ。とりあえずミズキはジンが離れてから解放でいいんだよね?

 

481:名無しのオペレーター

それでおけ、ミズキが貼った発信機もこっちで追ってるからタイミングはこちらで指示する

 

482:名無しの一般人

当たり前のように拾えるのうちの技術班凄いな

 

483:エボルラビット

頑張ってますから!

 

484:名無しの一般人

とりあえず俺がミズキを助けに行くでいんだな?

 

485:名無しのオペレーター

よろしくパパ黒

 

486:名無しの一般人

俺一応コテハンなしなんだから明言しないでくれや

 

487:名無しの学生

一応IDあるからね、覚えるよね

 

488:名無しのオペレーター

おっとそろそろ捕まったみたいだぞ

 

489:名無しの一般人

よっしゃ行くか

 

490:名無しのオペレーター

よろしくねー

 

 

 

 

 

ドンドンドンッ!

 

高架下のコンテナ倉庫から何かを叩く音が聞こえる。

後ろ手に縛られたミズキが必死に扉にぶつかり扉を開けようとしていた。再度タックルしようと距離を取り走り込むと同時に扉がガチャリと開く。

 

「うぇっ!?」

 

思わず倒れ込もうとしたとき誰かに受け止められた。かなり筋肉質な男性らしい体だ。近くに工事現場があったしその人間だろうか。

 

「あ、これ解いてもらって…」

 

そう言いながら顔を見ると見覚えのある仮面をつけた男性がいた。

 

「よぉ、思ったより元気だな」

「あ、あんたスレミン!? なななんで!?」

「どうだっていいだろ、東京駅まで運んでやるよ。ほれ、携帯」

「えっちょっときゃっ!?」

 

ミズキは拘束を解かれるとスマホを渡され、スレミンの男に姫抱きにされて空を跳ぶように跳ねた。

 

「えっうわっはやっ!?」

「すぐ運んでやるよ」

 

 

 

 

 

クルミのイヤホンに電子音がなる、店に電話がかかってきたようだ

 

「はいこちら喫茶リコリコ「やられたわ~」」

 

と同時に響くミズキの声。

 

「なんだ生きてたか」

「なんだとはなんだ!」

「ミズキ、たきながジンを追いかけている。東京駅ホームの松下さんを迎えに行ってくれ」

「分かったわよ」

 

そこでクルミはふと違和感を覚えた。千束へと指示を飛ばすミカを横目にミズキに聞く。

 

「走っているにしては息が切れてないな。車でも拾ったのか?」

「いや実は…」

「あまり深くは気にしなくてもいいぞ、俺達だ」

「…スレミンか」

「あぁ」

 

恐ろしい速度で走っているというのに疲れを感じさせない速度で走っているスレミンをクルミはドローンでとらえる。おいミズキなんで姫抱きで運ばれてるんだ…ってはっや…。

 

「お前も幹部か?」

「あぁ? あぁドローンで見てんのか。いや、俺はただの一般構成員だ」

 

これでか…上澄みはどんなことになっているんだいったい…。

 

「これからどうする気だ?」

「こいつを届けたら俺は離脱させてもらおう」

「『俺は』…か」

 

それと同時に電話が切れる。

 

「たきな、スレミンもいるらしい。一応注意しておけ」

「了解」

 

 

その後、いなくなってしまった松下を見つけた千束だがジンに命を狙われたきなと共に工事現場へと落ちた。それと同時に男に姫抱きされたミズキが現れた。

 

「えっ、ミズキだ…スレミン!?」

「…俺のことは気にすんな」

「と、とにかく松下さんをお願い!」

 

そういって千束は去って行った。松下はちらりとスレミンを見る。

 

『あなたがスレミンですか』

「…ただの構成員だ。お前の目的には興味ねぇ、じゃあな中原ミズキ」

「なんで名前…って知ってるかぁ…」

 

そう言ってスレミンの甚爾は消えた。その後松下は千束の方へと向かいミズキは慌てながら追いかける。

 

 

場面変わって工事現場。

 

「くっ…銃さえあれば…」

 

そういって逃げるたきなにすれ違うように真っ赤な制服が現れた。

 

「千束っ!」

「お待たせたきなっ!」

 

そのまま銃を乱射するがジンには当たらない、千束は距離を詰めながら乱射し着実に距離を詰めようとした。

 

「もう少しっ!」

「甘ぇ!」

 

その瞬間現れる二丁拳銃を持った男、その男を見て千束は。

 

「…(ぱちっ)」

 

彼にだけ見えるようにウインクをした。

 

「…ハッ」

 

男は薄く笑うと千束に向かって銃を乱射する。千束はその弾丸を避けながらたきなの下へと戻った。

着弾した弾丸が地面で小規模な爆発が起きる。

 

「うわ~何あの銃地面爆発してるんだけど! あ、たきな。これ、落ちてた銃」

 

千束は途中で落とした銃をたきなに差し出す。

その銃をたきなは受け取り状態を確認する、千束は物陰から少し頭を出しながら向こうの様子を確認した。

 

「で、二人いるけどたきなはどっちに…」

 

ジャキッ

 

「へ?」

 

たきなが千束の頭に向かって銃口を突き付けた。たきなの表情に揺らぎはない、反対に千束は驚愕した表情を取る。

 

「ちょちょちょっ! たきないきなりなに…」

「もう演技はいいですよ。『名優』」

「…」

 

その瞬間、スッと千束の表情が消える。

くるくると銃を回しながら千束…『名優』はたきなに向き直った。

 

「ばれたかぁー」

「私達は通信してるんですよ、当然千束とも」

「だよねぇ~、でもあのままじゃたきながやばかったしなぁ~」

 

時折背後に数発撃ちながら『名優』が会話をすると近くに誰かが降り立ちたきなと『名優』がそちらを向く。

 

「おまたせたき…えっ!? 私がいる!?」

 

本物の千束であった。それを見ると同時に『名優』はくるりと回転し黒髪の少女…夜凪景の姿に戻る。

初めて『名優』の変身を見た二人は驚愕に顔を染める。

 

「君が『名優』?」

「…そう、この姿はこれが一番楽だから取ってるだけ」

「なんでここに…」

「見てわかるでしょ? あの二人、片方…二丁拳銃は私達(・・)に任せて」

「…私達(・・)?」

「先行くぞ」

「「ーッ!?」」

 

三人のそばを一人の男性が通る。その男性は仮面をつけており手には日本刀が握られていた。

ジンとXANXUSはその男に向かって発砲するがその男性は刀でその弾丸をすべて弾く。

そのままその男性…『隊長』はXANXUSに近づき彼を蹴り飛ばす。

 

「ぐっ!?」

 

それを確認した『名優』は再度二人に向き直る。

 

「じゃあまたね、サイレントジンはよろしく」

「まっ…!」

 

だが『名優』は常人離れした身体能力で空を飛ぶように視界外へ消えた。

 

「くっ、逃げられました…」

「とりあえず今はジンの方にいくよっ!」

「了解!」

 

 

 

場面変わってスレミンの3人、彼らは戦いながらも余裕そうな表情で会話を続けていた。

 

「つまり一時的にサイレントジンと組んでいていたらジンが依頼を受けてたってこと?」

「そーだよ、じゃなきゃあの女から依頼なんて受けるか」

「というかゆるーい戦闘だけど大丈夫これ?」

「音声はエボルラビットが消してるらしい、緩い戦闘でも周りから見れば違うだろ」

 

実際彼らの戦闘は常人からすれば激戦と言ってもいい代物だ。

この戦闘には千束にすら混ざることは困難だろう。

 

「…ん? あっ、向こう終わっただって」

「そっか…じゃあ終わりに…ん?」

 

XANXUSが銃を下ろそうとすると同時、『名優』はその場から離れ『隊長』が再度刀を構える。

 

「どうせならいい機会だしスレミン同士。ちゃんと戦ってみようぜ」

「無傷で連れて行くのもあれだしね」

「ちょっと待て俺はお前とめちゃくちゃ相性わる…!」

 

 

 

 

 

「よう」

「やっほーリコリコにサイレントジン」

 

夕暮れの土手、ジンとリコリコの面子の下に『名優』とXANXUSを背負った『隊長』がいた。

 

「XANXUS…!」

「生きてるよー気絶してるだけ」

「手こずったな」

「うぐっ……」

 

すると同時にXANXUSが目を覚ましたらしく隊長の肩から落ちる。

 

「無事か? XANXUS」

「そう見えるかよジン…」

「仕事は失敗したがどうする?」

「元々怪しい依頼だ、俺は乗り気じゃなかっただろ?」

 

そう言うと解散することにしたらしく二人はいなくなった、残るリコリコとスレミンの二人。

 

「俺らもそろそろ帰る予定だが」

「…今回は見逃します」

「きゃー…たきなこわーい」

 

『名優』が揶揄う様にそういうとたきなは『名優』をにらみつける。『名優』はきゃーと隊長の後ろに隠れた。

 

「揶揄うな『名優』、帰るぞ」

「はーい」

 

 

 

 

 

「じゃあワシらの番が来たで!」




思ったより長くなってびっくり。
次は真島組パートです、ギャグマシマシで行く予定です。
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