「スレミン…一体何者なんだ…」   作:黒巛清流

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違反者についてもちょっとだけ


18EX:違反者『糸使い』戦

違反者と対峙したホシノはぽつりと藤乃に話しかける。

 

「ねえ藤乃、見覚えはある(・・・・・・)?」

「いえ、ありません」

 

そういうとスレミンに備わっている見ている視界を写真のように撮ることが出来る機能を使い。

スレに違反者の画像を送った。

 

 

571:名無しのリコリス

【画像】

…見たことある?

 

572:名無しの一般人

…知らないな

 

573:名無しのハッカー

似ている感じのやつはいるが違うな

 

574:メソッドJK

知らないキャラだなぁ

 

575:名無しのヤクザ

見覚えなしだ

 

576:白い部屋

ということは確定だな、違反者は…

 

 

 

原作となる作品が存在しないキャラクター…いや、原作の能力だけを手に入れた。が近いか

右手の籠手は『アカメが斬る!』のラバックというキャラクターが持っている籠手に似ている。

だが容姿は違いその能力を持った別キャラと言った感じが近い。

 

「くそなんだよこれ…漫画かよ…!」

「待ってフキ…!」

 

藤乃が止める間もなくフキが男に向かって発砲する。

男が何かを思いついたように糸の形を変える、すると弾かれた弾丸が繋がれていたサクラの脇腹か軽くかすった。ほんの僅かだが血がにじむ。

 

「いつっ…!」

「サクラっ!」

「無暗に撃たない方がいいね、本当に異次元だ」

 

ホシノが二人を誘導し遮蔽物のある方に誘導する。

 

「先行する…援護できるなら私ごと撃って」

「ま、待ってくださいホシノ先輩!」

「無理っ」

 

ホシノが姿勢を低くし男へと突貫する。男は余裕の表情を崩さず右手を軽く振るう。

僅かに見えた線をホシノは飛び込むように回転して回避し、顔面に向かって銃弾を放った。

男はちょっと焦ったかのような表情をすると糸で大きな壁を作って防ぐ。

 

「(…糸は自動(オート)ではなく手動(マニュアル)…操作はまだ拙いね…でも反応速度が異常。あれだと完全に死角から不意打ちレベルで撃たないといけないな…)」

「強いねぇおじさん」

「君にそう呼ばれたくない…なぁっ!」

 

ホシノは瞬間的に接近し右足を男に振るう、男は虚を突かれたのか糸を使わず左腕で受け止めた。

僅かに痛がるそぶりを見せるが身体能力もある程度高いらしくそのまま振り払われた。ホシノは少し離れた所に着地する。

 

「(肉体強度は一般にしては高いけど銃弾は防げない程度…これなら糸がなければ素手でもいけるか…。でも純粋に決め手がないね…相手が舐めているのもあるけど…)」

「あー面倒、ちょっと本気出そ」

 

男は糸を束ねると巨大な槍のようなものを作り上げた。

そのまま男は槍を振るうがホシノは鞄状の盾で振り払うように槍を払いそのまま回転して油断している男の脇腹に盾をめり込ませた。

 

「うぶぇっ…!」

 

男はそのまま吹き飛ばされ壁に叩きつけられた。へらへらしていたためか狙うのは余裕だった。

ホシノは真顔のまま叩きつけられた男に向かって銃を三発放つ。

だが男は糸で大きな壁を作り防ぐ、ゆらりと起き上がった男の顔は見てわかるように苛立っており。頭をガリガリと掻きむしっていた、男はホシノに恨みのこもった目を向ける。

 

「よくよく考えたら俺ロリに興味ないし一人ぐらい殺ってもいいよな。見せしめってやつだ」

「急に口数が増えたね? 余裕がなくなった?」

「殺す」

「急に強い言葉を使うね、多感な時期かな?」

 

男は糸で複数の槍を生成しこちらに投げてくる。先ほどとは違い殺意がこもっている。

ホシノは槍を避けるが先ほどと違い余裕がない、冷や汗を流しながら避けていた。フキはその様子を見ながら藤乃に声をかける。

 

「援護を…」

「速すぎて狙えない…!」

 

二人は銃で男を狙おうとするが二人とも高速で動いており銃をフラフラと動かして狙いが定まらないようだ…。

 

 

612:名無しのリコリス

というか援軍は…!? いつになったら来るの…?

 

 

 

 

 

「…おかしいですねぇ」

 

ホシノ、フキ、藤乃が入ったビル。救援によりスレミンが2人その廃ビルへと入っていた。

その中の一人、帽子をかぶった男に同行者の真島の兄さんが足を止めてそちらに顔を向ける。

 

「何がや?」

「これ、先ほど付けた傷なんですけど。階段を上ったはずですのに傷が残ったままです」

「…つまりどういうことや?」

「ループしてるってことですよ。上の階に行けなくなっています」

「なんでや…?」

 

帽子の男は顎に手を当てながら考え、ぽつりと呟く。

 

「もしかして違反者を送り込んでいる存在の仕業かもですね」

「あぁん? 別の神様ってやつか?」

「そうですねぇ…別のそういう違反者の可能性もありますが…」

「とにかくどうすんねんハザマ。援護に行けへんで」

「…」

 

 

651:名無しの一般人

…とのことで援軍は送れません。そちらのお二人で解決するしかありません

 

緑髪スーツのハザマと呼ばれた男はそうスレに送った。

 

 

 

 

 

「…最悪だねぇ、おじさんも本気を出さないといけないかも」

 

正直、本気は出したくない。ホシノはそう思った。

ナメプしているように感じるがそうではなく…本気で戦うと(・・・・・・)リコリスでは(・・・・・・)いられなくなるからだ(・・・・・・・・・・)

ホシノはリコリスを気に入っている、幼い頃からいることもあるし。仲間も友人もいるからだ。

辺りを見回す。こちらを心配そうに見ている縛られたリコリスがサクラを含めて13人、連絡が取れなくなった人数とあっている。

男の言動を見る限りもしも敗北したら女として地獄を見ることになる。そうだね、前世は同じ歳頃の娘もいた。もしも彼女達が辱められることがあると思うと堪えきれない思いとなる。

 

「そうだね、四の五の言ってられないね」

 

ホシノは距離を取るとフキ達の方を向く、その顔は妙に大人びていた。

 

「先輩…?」

「…フキ、あとは頼むよ」

 

 

653:名無しのリコリス

『初期名解放宣言』

『承認/否認』

 

654:管理人

『エル・ローライト 承認』

 

655:HACHIMAN

『比企谷八幡 承認』

 

656:真島の兄さん

『真島吾朗 承認』

 

657:名無しの一般人

『伏黒甚爾 承認』

 

658:名無しのオペレーター

『ウェイド・ウィルソン 承認』

 

659:名無しの一般人

『薬研藤四郎 承認』

 

660:プリオタ総理

『愛多間七 承認』

 

661:暁のホルス

『初期名を解放します』

 

みんな、ありがと

 

 

 

ホシノは懐から一枚のカードを取り出した。いわゆるクレジットカードであり黒いそれには『43』という数字が刻まれていた。

ホシノはカードを構えると呟く。

 

「初めて使うから少し不安だね……」

 

ホシノの目が開かれる、カードが光り輝きホシノの体もわずかに輝く。

 

「…チャージ1年 『神秘解放』」

 

カードに刻まれた43という数字が42に変化した。

頭に天使のようなピンクの輪っかが現れる、薄暗い場所だからか目が輝いているようにも見えた。

 

「なんだそれ…?」

「ホシノ先輩…!? それは…?」

「……」

 

ホシノはその言葉を無視して撃ち切ったショットガンの弾をこめる。ゆっくりと何か別の物も込めるように。

 

「おい…! 無視すんなよ!!」

 

男がホシノへと槍を投げた。

その槍をホシノは素手で弾いた(・・・・・・)

 

「…は?」

 

 

667:管理人

『初期名解放』とは『スレミン』を作った8人のコテハンのことです

皆さんも知っていると思いますがコテハンを持つと力が強くなります

アイテムを使わずに変身できるようになったり、ビームを出せるようになったり

一瞬で機械を分解できるようになったり、そのようにコテハンを持つと特別な力を得ます

そしてコテハンは長い時間持てば持つほどどんどん強くなっていきます

まるで身体に力が馴染むように

 

668:管理人

初期名を持つものはあまりの力にその力を封印しました

今回の行動はその力を解放する手段です

 

ただ問題点が一つ… 

 

「なんなんだよてめぇはっ!」

 

男が糸を飛ばそうと右手を振るおうとした瞬間、ホシノは銃弾を放つ。さっきと同じ様に糸で壁を作り弾こうとしたが。

 

「なっ…!」

 

弾は弾けずしばらく均衡すると弾は糸を貫通し男の肩を掠めた。

ほつれた糸を持って呆然とした男にホシノは語り掛ける。

 

「ブルアカもしかして絵とかを見たぐらい? これはね『神秘』っていう力なんだ。銃弾はろくに効かないし銃弾に『神秘』を籠めることで威力を上げることが出来る」

 

ホシノの体がさらに輝きを増す、ホシノはゆっくりと銃口を向け嗜虐的な笑みを浮かべた。

 

「さぁ君も本気を出してよ、じゃないと死んじゃうよ?」

 

 

679:管理人

相手と遊ぶように気分が高揚してしまうことでしょうか

 

 

 

 

 

・真島の兄さんと一緒にいたやつ

名前:ハザマ 作品名:ブレイブルー

基本的に調査員として働いている。

戦闘は専門外と言ってるが格ゲーキャラなので普通に強い




実はスレミン、元々は龍が如く7でやる予定だったんですよね。
別作品キャラはいなくて主人公は「原作では生まれなかった真島吾朗と朴美麗の息子」の予定でした。
あの作品も色々な組織があるので入り込む→どうする?→転生者で脳内スレ!っとなって出来たのが原型です。
ですが0を含めて時系列前シリーズがたくさんあって原作開始時点では他転生者で別物になってるなと思って断念。

次に考えたのがコナンでこれはシリーズが長いことで却下、次は呪術でこれは未完結なのでやめて
次に目に付いたのが全12話のリコリスでした
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