詰まっていたのを無理矢理書きました。
鈍足でも必ず終わらせるから…。
とあるミレニアムタワーの一室。
そこで俺...比企谷八幡と
椅子とテーブルが置いてあり配置的に診察室のように見える。というか大体診察室だ。
「もう一度大きく深呼吸しろ」
「で、ですがヤモトは違反者を…!」
「殺人を正当化するな、正当化してしまえば…何気ないことでもすぐにその一線を超える」
「や…ヤモトは…主様のために…」
「まずは落ち着け」
ヤモトの背中をぽんぽんと叩きながら息を荒くしてるヤモトを落ち着かせる。
一部のイカレたやつらや慣れているやつ以外は前世で普通に生活していた奴らだ。
このヤモトコキはニンジャであるためにとか言って気丈にふるまってるがこのままでは簡単に折れる。
なんで俺がこんなことをやってんのかなぁとため息を吐きたくなるが仕方あるまい、俺は7人目となるヤモトのカウンセリングを終え。缶コーヒーを煽る。
「そこはMAXコーヒーじゃないんですか?」
「…俺は甘い物がそんなに得意じゃなくてな」
「ところで2人目と4人目と5人目がカウンセリング後にあなたに向けて熱っぽい目を向けていましたがどう思いますかスケコマシ三太夫」
「うるせー猫猫、あれだあれ。吊り橋効果みたいなやつだ」
横で精神安定剤などを調薬する猫猫は肘を付きながらにやにやとこちらに視線を向けていた。そもそも俺はスレミン歴が長いとは言え前世でも別にカウンセラーとかではなかったはずなんだけどなぁ…。
「あれじゃないです? 八幡は自己犠牲で云々だから相手の立場に立って~みたいな原作の性質」
「原作の八幡が自己犠牲って言うのも解釈違いなんだがな」
「…? というと?」
一通りの仕事は終わったので猫猫と向き直って雑談を始めた、猫猫も緑茶と月餅を取り出した。一個寄越せ。
「俺の解釈だと原作の比企谷八幡は『合理主義』みたいなものだと思っている。物事を迅速に解決することを最優先にしておりその方針に『自己保身』がないだけだ。『他者の説得』とかの時間を取られるものをヨシとしない。自己犠牲の塊なら千葉村で戸部とかを出さずに自分が悪役になっていただろうな」
そう言って頬張った思ったより甘かった月餅をコーヒーで流し込む、猫猫はふーんみたいな顔をしていたが。
「そういう解釈もあるんですねぇ。あなたはどうなんです?」
「…さあな、俺は八幡であって八幡じゃないしな」
そういった瞬間診察室の扉が蹴破られた。
なんだなんだと視線を向けるとボロボロのジャケットを着たオールバックでサングラスの男がいた。
「治療ヲ頼ムゾ!」
「…ワイルド・ドッグ。治療室は反対のエリアだ」
「…オット、間違エチマッタカ。悪イナ!」
そういうとワイルド・ドッグは笑いながら去っていった。
あいつは所謂一部のイカレたやつだ。ワイルド・ドッグ、俺は触れてなかったがどうやらアーケードゲームの「タイムクライシス」ってガンシューティングに出てくる敵キャラらしい。
負けた時は自爆して去るらしいがそのせいかいつもボロボロで帰還するようでDAでも危険視されていた気がする。
「これから先、どうなるかだなぁ…」
「あなたもコテハン持ちですし何なら古参なんでしょ。前線に駆り出されるのでは?」
「…嫌だなぁ」
「…その実力はない、とは言わないんですね」
一応…な。
とある日のリコリコ
たきなはおらず千束の提案でミズキとクルミは高飛びをしようかと話をしていた。
カランコロン
そこに扉を開けるベルが響く、クローズにしていたはずと視線を向けるとその場にいた人物に目を見開いた。
「やーやーやー、久し振り」
「たきなは…いないみたいだねぇ~」
そこにいたのはもはや常連と化しそうなエボルラビットと先日DAから離脱したホシノの二人であった。
「ホシノ…先輩」
「久し振りだね千束、元気にしてたかな」
DAからの情報でホシノが離反したことは知っている。だがホシノは片腕を骨折していたはずだ、2~3日で治るとは思えない。千束は名優の変装を警戒した。
「残念ながら『名優』の変装じゃなくて、正真正銘小鳥遊ホシノ本人だよ。腕の骨折は…まぁスレミンの技術ってことだね」
ホシノは骨折していた腕を振りながらカウンターに着いた。
ミカに対してコーヒーちょーだーいとDAにいた頃のホシノと変わらない様子に千束は少し心が痛んだ。
「いつから…先輩は…いつから…スレミンにいたんですか?」
「…うーん、それに答えるなら…『最初から』だね」
ホシノはテーブルに肘を付きながらそう答える。
それを見ながらエボルラビットはカラカラと笑う。
「私は途中からだね」
「…先輩、私も『スレミン』に入ることは出来る?」
「千束…!」
千束の言葉にミカは焦りを見せるが二人は表情を一切変えずに告げる。
『無理』
「…そっか」
「理由を聞いてもいいかい?」
ミカが二人にそう聞いてくる、二人は少し固まると話し始めた。
「スレミンに所属するためには『とある記憶』を共有してる必要がある。と、言うよりその記憶がある人はスレミンに来るが近いかな」
「まー、その記憶を共有するタイミングは様々だからね。私は生まれた時から、エボルラビットは途中から」
「…何故、私達がその記憶を共有できないんだい?」
「うーん、これは直接は伝えられないからぼかした表現になるんだけど」
エボルラビットは頭をとんとんと指で叩き、考えるようなポーズを取り言葉をつづける。
「ここは舞台で君達は演者で私達は何回も舞台を見た観客、そしたらある日突然舞台にあげられてしまった人物。それが私達」
「…? どういう」
「うーん、例えは苦手ね…まぁ分からない方がいいわ」
するとミカはコーヒーを二人に出す、どうやら律儀に出してくれたようだ。
二人はわーいと言いながらカップを傾ける。その様子を見ながらミカは口を開いた。
「ところで君達は何故ここに? 世間話をするわけに来たわけではないだろう…話は聞いている」
「…」
ホシノは無言のままカップを傾けるとカチャっと皿に置いた。
「…現在私達と敵対している勢力がいる。こちらから死者は出ていないが負傷者41名、重傷者は8名だ」
「「-ッ!」」
千束とミカはその報告は驚愕させるのに十分だった。
スレミンの戦力は知ってる。非戦闘員(と言っている)一人ですらリコリスを複数人相手取ることが出来る戦力を持っているスレミンが負傷どころか重傷者もいるらしい。
「…それで?」
「この騒動が終わるまであまり表には出ないで欲しい。言葉を選ばずに言うけど君達が死んだら私達は非常に困る」
「死…っ」
千束は言葉を詰まらせた。自身が強いという自負はある、だがスレミンと戦って勝てるかは分からなかった。
そのスレミンが負傷しているのだ、自分が戦線に加わればすぐに死んでしまうだろう。
「現在84人の敵を処理してて。残り少なくなってはいると言っても危ないのよね」
「…でも」
「分かってるよ、千束は止められないってことは。だから一応の忠告」
ホシノはカップを傾けると皿に戻しお札を置く。
「ありがとう、美味しかったよ。行こうかエボルラビット」
「はーい」
扉を開けたホシノは最後に後ろを振り向く。
「おじさんが千束に死んでほしくないのは本当だよ。じゃあ…またね」
そういいホシノたちが去ったリコリコには静寂に包まれた。
「さーってと…」
伏黒甚爾はとある電信柱の上に立ちとある方向を見る。
視線の先には一人の男、髪は白髪で丸いサングラスを付けているどこかのキャラクターを彷彿とさせる知らない男。
「あれ、パパ黒じゃん。俺結構好きなんだよね」
「お前強い方の違反者だな? 残念だが未婚だからパパじゃねーよ」
甚爾は背中に手を回し三節根を取り出す。
「…は? 俺に勝つ気? 俺最強なのに」
男は手を構える、するとそこに青いオーラを纏った何かが出現する。
「あーそういう感じね。色んな意味でイラつくわ」
甚爾は首をゴキゴキと鳴らし、武器を構える。
「行くぞ紛い物」
・ワイルド・ドック 作品名:タイムクライシス(応募キャラ)
RP勢。英語とカタコト日本語で喋るがスレでは普通に喋る。
色々な武装を使い名無しの犯罪者として活動しており、逃げる際は何故か自爆を選択するのでいつも帰還時はボロボロ。イカレてるので殺人には何も思わない。
次は戦闘かなぁ、自分で初めてはいるけど中々組み立てるのが難しいね。
でも楽しい