「スレミン…一体何者なんだ…」   作:黒巛清流

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(銀魂サブタイトルBGM)

というわけでスレミンに対してわかっていることまとめです。

前回のマキマさんについてですが
支配できる能力は持っていますしなんなら無機物ですら支配してドローンみたいに離れていても自由に操作なんてことができますけど
「私ごときが支配なんてできません…」っていうクソヘタレなので支配できません。
いざという時にしか頑張れないタイプのキャラ


7:陣営のまとめは大体視聴者への説明回となっているもの

「というわけで一度スレミンについてわかっていることをまとめてみたいと思う」

 

終業後のリコリコ、クルミがホワイトボードの前に立ち『スレミン』と書かれた所に指示棒を当てる。

その発言に千束は声を上げた。

 

「そういえば私ってスレミンと会ったり敵対したことないんだよね。この前のエボルラビットさんが初めてなんだ」

「私は何度かあったことがあります。戦闘も何名かと」

「そういえば千束が行動する任務にはスレミンは現れたことはないな…」

「スレミンって殺しが嫌なんでしょ? 千束が来るなら意味がないと思われてるんじゃない?」

 

ミズキの言葉に納得するような声をミカは上げ、クルミはぺしんと手を指揮棒で叩く。

 

「とりあえずまとめるぞ、【スレミン】とは不特定多数の集団組織のことであり犯罪組織のテロ・犯罪を未然に防ぐDAと似た行動を取っているが殺しはやっていないようだな。構成員の内容は全く分からない。年齢、性別、服装何も共通点がない。わかっていることは一部メンバーを除いてマスクを付けていることとスレミンを代表するこのマークをどこかにつけているということだ」

 

クルミはデフォルメされた横向きの鳥を黒く塗りつぶしたマークを示す。

エボルラビットも身に着けていたマークでたきなも手や服にこのマークがあったことを思い出す。

 

「ちなみにエボルラビットに聞いてみたんだがこのマークは別につけなくてもいいらしい」

「えっ!? あんた直接エボルラビットに聞いたの?!」

「あぁ、意外と話してくれたぞ。詳しいところは流石にぼかされたが」

 

脳内に「いえーい」ってピースをするエボルラビットの顔が浮かぶ、クルミはこほんと咳払いをした。

 

「連絡方法などは流石に教えてもらえなかったがボクが調べても全く情報が出ない。まさか手渡し文通でもしているんじゃないだろうかってほどにはね」

「私達より先に任務地にいたりするのでDAと同じ…いえ、DA以上の情報力を持っているのではないかとも思われます」

 

まさかDAのオペレーターにスレミンがいるとは思わないたきなはそのような感想を述べる。

 

「エボルラビットに聞いてみたけど全体数は把握してないらしい。把握しているのはトップ、恐らく【アンカー】のことだろう」

「んー、つまり【アンカー>ネームド>一般構成員】という簡素な感じなのかな」

「いや、情報を管理していることや隠蔽などを見るとそれ用の部隊も存在するのだろう。把握できないというとそれほど大きな組織だろうし」

 

実際スレミンにはクリーナーの他にもスレミンのみで構成されたクリーナー部隊が存在する。スレミンの活動に比べて人数が少ないためあまり活躍はできてないが。

 

「次に幹部だ、現状分かってる幹部は10人。【保育士】【エボルラビット】【ベーシスト】【伯爵】【名優】【黒ずくめ】【放火魔】【コック】【弁護士】【隊長】だ」

「…統一性が全くないな」

「まったくだ、コードネームというよりあだ名だな」

 

実際その通りなのである。

 

「まずは【保育士】、10代後半の黒髪の少女でリコリスとよく戦闘行為をしているスレミン幹部だ。ナイフを主に使用しており赤いセーラー服が特徴的な少女だな。10人ほどで囲んで無傷で突破されたこともあるらしい。戦闘行動に特に長けていて銃を使うこともあるようでそっちもかなりの精度らしい。戦いたくはないな」

「私も戦ったことがあります、銃弾をナイフで弾いたりされました」

「うっそナイフで銃弾弾いてるの!?」

「いやあんた避けるでしょ」

「流石にナイフで弾くとかは無理だよコンマレベルのタイミング必要なんだよ!?」

 

千束がナイフを振る動作をしながら言う。実際千束では見切ることは出来ても弾くことは出来ないだろう。

 

「ですけどナイフで切られたことは一度もありませんね。脳震盪を起こされて気絶させられています」

「【エボルラビット】は…知ってるからいいな、【ベーシスト】についてだ。【ベーシスト】も10代後半の少女でユニセックスな服を着ておりベースを肩から下げている。ここまでくるとオカルトだがベースを弾くことで対象を気絶させたりすることができる。原理は全くわからん」

「私は戦ったことないですね…」

「ベースってあれでしょ? ボンボンってなるやつ」

「ベースの音だけで気絶…いったいどんな技術を」

 

千束がエアギターのような動作をしミカがどのような技術を使っているか頭を悩ませる。

そんな中ミズキが【ベーシスト】の画質の粗い写真を指差しながら言う。

 

「見た感じ中性的っぽい感じするけどよく女だって分かったわね」

「あぁ、それは簡単だ」

 

ミズキの質問にクルミは別の写真を取り出した。

その写真は【ベーシスト】を横から撮った写真のようで。

 

「【ベーシスト】には胸があったからな、かなりスタイルがいいぞ」

 

クルミはにやりと笑いながら写真をしまった。

 

「では次に【伯爵】だ、【伯爵】は20代後半の男性で英国紳士のような恰好をよくしている。あと【ベーシスト】と一緒に行動していることが多いな。会話から普段からよく二人でいるようだ。彼は表立って戦うことは少なく指揮を執っていることが多い、戦いも一応できるようで格闘技を主に使っているようだ」

「こいつ絶対イケメンね! わかるわ!」

「見たことはないですね」

「ほう…指揮を執る者もいるのだな」

「それと…不確定情報なのだが手から光線を出していたなんて情報もある」

 

クルミは手のひらを前に出してビームを放つような動作を取る。

 

「そういえば…戦った子が瞬間移動みたいなことをしていたとも聞いたことありますね」

「そこまで行くとスレミン(こいつら)いったい何なのよ」

 

ため息を吐きながらリコリコ内に一瞬静寂が訪れる。

 

「こほんっ、では次だ。【名優】には決まった姿が存在しない、一番多いのはこの黒髪ロングで黒セーラーの少女の姿。〇〇学園の夜凪景という少女の姿をよくとっている。もはや能力といっても過言ではないものを持っていてなんと他の姿に瞬間的になることができる。これがその時の映像だな」

 

クルミはタブレットを取り出し画素の荒い動画を見せる。その中では黒髪の少女がくるんと回転すると服が赤くなり髪がショートボブに…千束へとなっていた。

その様子を見た千束は驚きながら立ち上がる。

 

「あーっ! 私になってる!?」

「そっくりですね…あ、持ってる銃まで一緒です」

「ここまで似せることができるのか…」

「そういえばあんたなんでこんな粗い画像とか動画しか持ってないの? あんたならもっと綺麗なのが見つかったんじゃない?」

「あー…」

 

そいうとクルミは頭をぽりぽりと搔きながら息を吐く。

 

「何故かは分からないが画質を上げると勝手に削除されるんだ、上げられるぎりぎりがこれでな。エボルラビットに聞いたがあまり分かるようなものを持っていると削除されるらしい。オフラインにしても削除されるからもはや恐怖だ」

「どんな技術力なんだ…」

「うん…では次は【黒ずくめ】、これに至っては情報がほとんどない。全身黒い服を着ていて銃を使うぐらいしか情報がない。ということで次だ」

 

クルミはホワイトボードを回転させ新たな人物を出す。

 

「次は【放火魔】だ、30代後半から40代前半の男性。帽子をかぶっていて変わった笑い方をしているらしい。なんと手から火を出している姿を目撃されている」

「あ、私もあったことあります。確かに手から火を出していました」

「なんなのスレミンはマジシャンばっかりなの!?」

 

ミズキが頭を抱えながら一升瓶をあおる、確かにここまでヘンテコならまいってしまっても仕方ないだろう。ミカはふむと顎に手を当てる。

 

「トリックでも一応できないことはないな、手首などに火炎放射器を仕込むとか」

「まー無理ではないだろうな。燃料を撃ち抜かれたら危険だろうけども」

「確かにな、そこまで自信があるということだろう」

「次に【コック】、20代の男性で金髪で黒いスーツを着ているようで【コック】という呼び名は仲間がそう呼んでいたからそう呼ばれるようになったらしい。足技を得意としているようだがリコリスを一切攻撃しない。テロリスト達は普通に蹴り飛ばしていたことから女に手は出さないのかもしれないな」

「私も会ったことありますけど手を取られて口説かれました」

「えーそんな人もいるんだ」

「【コック】と呼ばれていることから料理人なのかもしれないな」

「手を使わないのも何かのこだわりなのかもな、次は【弁護士】。これも仲間にそう呼ばれていたからその名がついたようだ。30代半ばの男性でカンフーのような戦いをするらしい。【弁護士】と呼ばれているから弁護士をしているのかもしれないな」

「調べて弁護士の中から特定できないの?」

 

ミズキは当然の疑問を口にする、弁護士は人数も少ないだろうし顔以外は隠していないから特定しようと思えば出来そうではある。

 

「調べてみたさ、一番近かったのは八神法律事務所の八神隆之という男だがスレミンで【弁護士】が活動している時に普通に仕事をしていてな。【名優】の夜凪景も同様だ、近い人物にアリバイがある」

「変装してるってこと? 面倒ね」

「全くだ、最後に【隊長】。当初はスレミンを指揮しているものとも言われていたんだがどうやら違うらしい。30代半ばの男性で特に特徴はないな…。武器は珍しく刀を使っている、どうやら模造刀らしいけどな」

「刀を使っていること以外特徴はないの?」

「それが全くな、時折前髪の右側が垂れていることぐらいしか分からない」

「そういえば…」

 

たきなが思い出すかのように頬に手を当てる。

 

「何度か戦っていたのですが一度背後から現れて肩に顎を置かれたことがありましたね「久し振り」と言われて」

「セクハラじゃんそんなのー!」

「その時他のスレミンが噴き出していたのが印象的でした」

 

ちなみにその時脳内スレは「闇の仕草ww」と盛り上がっていた。

たきなもそういえばあの時も銃弾を弾かれていたなぁと思う。

 

「これが現在分かっているスレミンの幹部だ、ちなみにエボルラビットに聞いたら幹部は最低でも20人以上はいるらしい」

「これの倍もいんの!?」

「流石に教えてはくれなかったがこの面子も上位5名に入ってないらしい。全く恐ろしい限りだ」

 

そういうとクルミは近くの椅子に座った。どうやらこれで話は終わりらしい。

 

「敵ではないことが唯一の救いだな」

「本当に? 途中で私達にも敵対してこない?」

「この戦力の差で味方になる必要はないだろう。即座に制圧できるだろうからな」

「さっすがに私も格闘戦に持ち込まれるときついなぁ」

 

そんな風に思い思いの反応を示すが時計を見たミカはおっとという声を上げる。

視線の先を見てみると時計がありそこそこ遅い時刻を指していた。

 

「そろそろ帰った方がいいだろう。もうこんな時間だしな」

「うっわー、早く帰ろうたきな」

「わかりました」




話に上がってこなかったコテハン勢の活動名

白い部屋/ホワイト
真島の兄さん/叔父貴
HACHIMAN/エイト

【コック】
料理が上手くて足技が得意で女性に弱い。
多分燃えるよ

【弁護士】
新宿のどこかで探偵をやっていそうな弁護士
スレミンなら格安で受けるよ

【隊長】
闇の仕草
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