旅人に憑依した男がテイワットで冒険する話 作:みかん汁だったライター
アンバーの後ろから迫ってきた怪しい影に俺は木の棒を投げた...。
普通に避けられると思ったがぶち当たった。
そして背後に回り人差し指と人差し指をを合わせる。
「木の葉流体術奥義 千年殺し!」
ズンッと音がして怪しい影は2~3メートルほどぶっ飛んだ。
「ガイアさん!」
おや、怪しい奴かと思ったらアンバーの知り合いだったようだ。
「なんだ、知り合いか...起きたら良いケツしてたぞって言っといて」
「あんたは何処に行くのよ?」
何処に行くか?決まっている。
「騎士団本部に行って風呂入ってくる」
バサッと風の翼を広げアンバーから逃げる!
「あ、ちょっと待ちなさい!」
に~げるんだよ~!
騎士団本部、団長室。
そこには代理団長のジン・グンヒルドと図書館司書のリサがいた。
「...」
扉の方に向かおうとするジン。
「待ちなさいな...焦っちゃ駄目よ、ジン」
「...しかし」
「しかしもだけども無いわ。ガイアが連れてきてくれるわよ」
「...そうか」
そんな事を話していると団長室にノック音が響く。
「どうした」
「ジン代理団長、騎士団の入浴所を使いたいと言う者が来ておりまして...」
「そんなもの、後にしてくれ。」
「それが...」
団員が口ごもる。
「どうした?」
「代理団長が待っている旅人なのです。その入浴所を使いたい者が」
「は?」
ジンは唖然とする。そりゃそうだ、つい先程自信の部下に呼びに行かせた旅人が一人で来て入浴所を使いたいなどと宣っている。
「...ちょっと待って、アンバーやガイアは?どうして一人できたのか聞いた?」
リサが冷静に団員に聞いた。
「はい、それがですね...「如何にも怪しい挙動だったからカンチョーしたら動かなくなった。アンバーはガイアの面倒を見ている」だそうです」
今度ばかりはリサも唖然とした。
ジンが頭を抱えながら団員に聞いた。
「それで?彼女はちゃんと現状を把握してここに来たと?」
「いえ、何も知らないようです」
二人とも絶句していた。
風魔龍を撃退した旅人と遺跡調査を共にしたかっただけと言うのに、だからガイアを使って呼びに行かせたのに、何故ガイアはカンチョーされて気絶しているのか。
「しっつれ~しま~す!風呂借りま~すっ!」
扉の向こうで勝手に入ってきたであろう旅人の声がする。
「...すまない、今すぐに彼女を止めるんだ」
「...申し訳ないですが止めようとした団員全員が気絶しております」
「...一応理由を聞いておこう」
「全員が目に見えぬ
「...ハァ」
ため息しか出ない。
絞り出すようにジンは言った。
「今すぐに彼女を風呂に入れてやれ、話はそれから聞いて貰おう
」
ストーリーの台詞がうろ覚えなのでその辺はご了承してください。
まぁ、また無茶苦茶しました、次回もします、よろしくお願いします。