スペちゃんとチート持ち転生者の幼馴染   作:成田 きよつぐ

6 / 33
 誤字脱字の報告・評価・ご感想をくださった方々、本当にありがとうございます!


 ここで1つお詫びがございます。筆者が『皆』という表記をよく『皆んな』と間違った表記で書いておりますが、漢字続きや平仮名続きになるのを防ぐ事と、ルドルフ会長などの会話シーンで『皆』と書くと『みな』と言っているのか『みんな』と言っているのか分からない…
 という部分が気になってしまったので、間違った表記を使ったままとなっております。違和感を感じさせてしまって申し訳ございません。


 それと今更ではありますが、この拙作でのレースの勝敗は史実とは異なる展開になります。レースに関する事柄、トレーニング方法なども筆者の空想が入っておりますので、ご了承ください。




はじめての大一番・弥生賞

 

 

 

 

 

 スペちゃんがデビュー戦を無事に勝利してくれた2日後、俺は自身のトレーナールームにて、先程購入して来た新聞を眺めて目を細めていた。そこに載っていたのは──

 

 

『スペシャルウィーク、デビュー戦を圧勝! 激震走った勝ちタイムはなんと“1分33秒4”!』

 

『堂々たる走りとは裏腹に、ウイニングライブでの初々しさと健気さのギャップに心掴まれるファン続出!』

 

 

 ゴールを駆け抜ける瞬間と、ウイニングライブで一生懸命踊っているスペちゃんの写真と共にそう記載されている記事だった。

 

 

 阪神・芝1600mで1分33秒台というのは、GⅠレースで叩き出されるようなタイムである。同コースでのデビュー戦の平均タイムは1分36秒台のため、昨日の勝ちタイムが如何に規格外か…という事がお分かりになるだろう…

 

 

 まあ俺としては勝ちタイムよりも、スペちゃんが無事に1着を取って帰って来てくれたことの方が比べようの無いぐらい嬉しかったが。

 

 

 スペちゃんも勝った事は勿論、ルームメイトのスズカさんや、クラスメイトの皆んなから祝福してもらった事が何より嬉しかった様で、嬉しそうにその事を報告してくれた。

 

 

 スペちゃんの周りの人たちは本当に素敵な人たちばかりの様で、俺としても非常に安心している。

 これからライバルとして戦う事にもなるだろうが、共に何のしがらみも無く切磋琢磨していける相手に恵まれているというのは、本当に幸せな事だと思う。

 

 

 ……さて、無事デビュー戦を勝ったから。と言っても、いつまでもそれに浸っている訳にはいかないよな。

 これからトリプルティアラ路線の【桜花賞】に進むにしても、三冠ウマ娘路線の【皐月賞】に進むにしても、それほど時間の猶予がある訳じゃない。

 

 

 上記に出走する為の優先出走権を獲得するため、トライアル重賞にも出走しないといけない。となると、それに向けた準備も並行して必要になってくる。

 

 

 これはスペちゃんがどちらの路線を進みたいか? によって準備やトレーニングの調整が少し変わってくるから、改めてちゃんと聞いておかないといけないな……そう今後の事について考えていると──

 

 

「お兄さん! お疲れ様です! 今日もよろしくお願いしますね」

 

「お疲れ様スペちゃん。こちらこそよろしく」

 

 

 授業が終わり、そのまま真っ直ぐ此処に来てくれたのだろう。今日の授業終了から10分も経っていない内に、今日も元気な声を響かせたスペちゃんがやって来た。

 

 

「えへへ、今日もお兄さんとのトレーニングが楽しみで急いで来ちゃいました〜」

 

 

 少し恥ずかしそうにしながら、スペちゃんは手を後ろに回し頭をかく仕草をする。

 

 

 …スペちゃん……それは凄く嬉しいんだけど、そんな事を軽々しく俺みたいな男の人に言っちゃいけないよ? なんか勘違いしちゃうからね? ……最近思うのだが…この子ちょっと思春期の男子舐めすぎじゃないだろうか?

 

 

 どこかでこの子に男の怖さ。というモノを教える必要があるかもしれない…そんなレースとは関係ない事を考えつつも、今はスペちゃんの夢を叶える事が最優先だと思い直し、先ほど考えていたクラシック路線について聞いてみる事にした。

 

 

「スペちゃん、トレーニングに入る前に1つ聞かせて欲しい事があってさ。スペちゃんはトリプルティアラ路線か、三冠ウマ娘路線、あるいはそれ以外の路線。これからこの目標に向かいたい! とかの希望はあるかな?」

 

「目標…ですか? うーん難しいなぁ…あんまりその…路線とかの事は考えた事が無かったので…」

 

 

 俺が質問すると、スペちゃんは少し困った様に考え込む。確かに難しいよな…【日本一のウマ娘】を目指す!という夢がある以上、1番王道となるのは三冠ウマ娘路線だろうが、それも絶対じゃないからな…

 

 

 トリプルティアラを達成してからシニア級で王道GⅠを総なめにする。スプリント〜長距離の全距離でGⅠを制覇する。はたまた日の丸を背負って海外のレースを獲りに行く。

 

 

 ざっと思い付くこれらの事を成し遂げたとしても、十分に【日本一のウマ娘】になったと胸を張れるだろう。

 ……スペちゃんはこれからどういった形で【日本一のウマ娘】を目指すのだろう?と、俺も同じ様に考え込んでいると──

 

 

「…でもお兄さん。クラスの皆んなは…エルちゃんやセイウンスカイさん、キングヘイローさんにグラスちゃん──は、怪我をしてしまっていて出られないけど…皆んなはきっと“三冠ウマ娘路線”に進みますよね?」

 

「確定ではないけど…恐らくそうだと思う。いろんな路線があるけど、やっぱり今のトゥインクル・シリーズ・クラシック級での王道は、“三冠ウマ娘路線”だと言う事実があるからね。仮に“三冠”は目指さないにしても、いずれかの“一冠”は必ず皆んな獲りに来ると思う」

 

「…だったら私は、“三冠ウマ娘路線”に進みたいです! 他の路線を侮っている訳じゃありません。けど私はクラスの皆んなと走って、そして勝ちたいです! 皆んなに勝って、そして堂々と“三冠ウマ娘”を達成したいです!」

 

「…そっか」

 

「それが出来たら【日本一のウマ娘】になれる…とは正直思ってないんですけど……でも私…クラスの皆んなと戦う事からは、絶対に逃げたくありません!」

 

 

 そう力強く言い切り、俺の事を真っ直ぐ見つめるスペちゃん。……クラスの皆んなと戦う“覚悟”を決め、絶対に三冠ウマ娘になってみせる! という“決意”を固めたスペちゃんのその瞳は、何とも言えない迫力を纏っていた。

 

 

「分かった! じゃあこれからは、クラスの皆んなに勝つ…そしてその上で“三冠ウマ娘”も達成する! それに向けたトレーニングを一緒に頑張っていこう!」

 

「──はい! よろしくお願いします!」

 

 

 よーし! これでクラシック級での目標は決まった。スペちゃんがこれほど覚悟を決めているのであれば、俺はそれを全身全霊でサポートするだけだ。

 

 

 先ずは三冠レースの初戦・皐月賞。このレースに出走するために、次走はトライアルの弥生賞に向かおう。皐月賞と同じ舞台のトライアルだし、毎年フルゲートにはならないからデビュー2戦目でも出走は問題ないだろう。

 

 

 次走の目処も立ち、俺はスペちゃんに次走は弥生賞を目指す事を伝え、これからのトレーニング内容の打ち合わせを行なっていった。

 

 

 

───

──

 

 

 

 弥生賞の前日、現在俺とスペちゃんはデビュー戦の時と同じく【各レース場・立体ジオラマ】を用いた作戦会議の真っ只中である。

 

 

「スペちゃん、明日の弥生賞は【中山・芝2000m】で行われる。三冠レース初戦・皐月賞と全く同じコースだ。直線入り口からスタートして内回りコースをグルッと1周したらゴール。そして最後のゴール前には、阪神レース場以上の急坂が待ち構えている」

 

「本当に凄い坂ですね…お兄さんとのトレーニングが無かったら上手く登れなかったかも…」

 

「今のスペちゃんの能力なら急坂自体は問題ないと思う。だけど今回注意して欲しいのは、道中の“ペース”についてなんだ」

 

「ペース…ですか?」

 

「そう。弥生賞は皐月賞と同じコース…当然ここでの結果が皐月賞に直結する事は間違いない。だけど弥生賞と皐月賞で、明確に違うモノもある…それが道中の“ペース”なんだ」

 

「…なるほど」

 

「弥生賞はスローペース・皐月賞はハイペースになりやすい。だから今回、お客さんの歓声などを含めたコースの空気に慣れて欲しい…と同時に、“本番はハイペースになる”という意識を持って走って欲しいんだ」

 

「ハイペースの意識…分かりました! じゃあ今回は、比較的先行の位置でレースを進めると思います」

 

「分かった。デビュー戦の時とは違って、スタートのタイミングもいつも通りで良いからね」

 

「はい! 逃げ…るのは本番に繋がらないので、そこは注意していきますね!」

 

「よーし! 初めての重賞になるけど…ここを勝てなきゃ本番に行けない。デビュー戦よりも更に背負うプレッシャーは大きくなる…だけど明日も、一緒にそこに立ち向かって行こう!」

 

「──はい! お兄さんが一緒なら、私はどんなプレッシャーにも立ち向かえます!」

 

 

 そうお互いを鼓舞し合う俺たち。そして、ついに初めての大一番・弥生賞当日を迎えた──

 

 

 

 

♢♢♢

 

 

 

 

『さあ、いよいよ本日のメインレースの時間がやって参りました! 皐月賞トライアル・GⅡ・報知杯弥生賞。【中山・芝2000m・良バ場・出走ウマ娘13人】で争われます。枠入りはここまで順調。1番人気は現在3連勝中──メンバー唯一の重賞ウィナー③のキングヘイローが、今ゲートに入ります』

 

 

「キングに相応しい走りを見せて差し上げますわ」

 

 

『2番人気は現在2連勝中──⑩のセイウンスカイ。解説の板垣さん、この娘も素晴らしい走りを見せてくれる娘ですよね』

 

『そうですね〜デビュー戦、OP戦と5バ身以上突き放しての勝利を収めていますからね。高い先行力を活かした走りに期待しています』

 

 

「期待してもらってるところ悪いけど〜私は今日もユルッと行くよ〜」

 

 

『さあそして、大外⑬に3番人気のスペシャルウィークが入ります。衝撃のタイムを叩き出した前走のデビュー戦。しかしそのタイムから考えると…マイラーではないのか?と言う声も多いみたいですね』

 

『まだ1戦しかしていないので未知数ではありますが…正直タイムだけを見て判断するなら、マイラーというのが一番しっくり来ますね…』

 

 

(凄い人…凄い歓声……でも…デビュー戦の時ほどは怖くない…よーし大丈夫!)

 

 

『今ゲートインが完了しましたGⅡ弥生賞────今スタートが切られました! ⑬スペシャルウィーク好スタート。しかし──内から⑩のセイウンスカイがグングンと前に行く! セイウンスカイが積極的にハナを取りに行きました。2番手に②のタンショウルパン。3番手に⑬スペシャルウィーク! 今日は前に行きます! そして1番人気の③キングヘイローは中団に位置付けています』

 

 

(───ッ!? スペシャルウィークさん…今日は前に…)

 

(よーし、とりあえず逃げの形はとれた)

 

(ここからは道中の“ペース”を意識して…集中…集中)

 

 

『1コーナーから2コーナーを周って向こう正面。隊列は変わらず先頭は⑩セイウンスカイ。少し後ろに②タンショウルパン。そして外から並ぶ様に⑬スペシャルウィーク。4番手は少し離れた集団に③キングヘイロー。前半の1000mは《61.4》で通過しています』

 

 

(お兄さんの言ってた通りそんなに速くないペース…もしこれがハイペースなら私の位置は中団からちょっと後ろぐらい……だったら…仕掛けるタイミングは──ッ!)

 

 

『逃げるセイウンスカイ3、4コーナーの中間残り600mを通過。2番手は変わらず②のタンショウルパ───おっと!? スペシャルウィークがここで仕掛けた!! ここでスペシャルウィークが仕掛けた!! 一気に先頭に並びかけて! そのまま抜き去って行く!』

 

 

(───なッ!? スペちゃん!? 何でこんなタイミングで!?)

 

(まだ600mもあるじゃない!? まさか…保つって言うの!?)

 

 

『場内がどよめいている! 早めに仕掛けたスペシャルウィークが先頭で第4コーナーをカーブして今直線コースに向きました! 2番手は2バ身ほど離れてセイウンスカイ! 1番人気のキングヘイローも外から上がって来た!』

 

 

(このコースには最後坂がある…そこでスペちゃんがバテた所を差し返す!)

 

(キングとして…ここで負けられない!)

 

(脚はまだ残ってる…坂道の上がり方は何度も教わった──ここから〜〜!!)

 

 

『信じられない!? スペシャルウィーク! なんとここから加速した!? 中山の坂を、心臓破りの坂を! 一気に駆け上がっていく!!』

 

 

「やああああああああああぁ〜〜!!」

 

(──嘘!? なんで!?)

 

(──そんなッ!? くっ!?)

 

 

『残り150m坂を登り切った!! スペシャルウィーク! 5バ身! 6バ身! 更に差を広げて行く!! 2番手⑩のセイウンスカイと③キングヘイローも懸命に追うが差が全く詰まらない!!』

 

 

『突き放した!! 突き放した!! ⑬スペシャルウィークこれは強い!! 2番手以下を大きく突き放して、今! 圧勝で───ゴォーールイン!! ………2着は大きく離れて⑩のセイウンスカイ! 3着に③のキングヘイローです!』

 

 

「ふぅっ…ふぅっ……よしっ! やった〜!」

 

(はあっ…はあっ…はあっ……ふぅ〜〜……なるほどね〜…こりゃ凄いや…)

 

(はあっ…はあっ…はあっ───くっ! ──ッ…)ギリッ!

 

 

『強い! スペシャルウィーク! 僅かデビュー2戦目で! クラシック級・三冠ウマ娘路線の最有力候補に名乗りをあげました!! これは本番の皐月賞が楽しみです! ……解説の板垣さん。これはとんでもない勝ちっぷりでしたね〜!』

 

『いや〜正直言葉を失いますね……それぐらい素晴らしい走りと勝ちっぷりでした……まさかあの早仕掛けから、最後あれほど伸びるなんて…しかもまだキャリア2戦目…ちょっと底が知れないですね…』

 

『残り600m付近から一気に仕掛けて先頭に。最後の直線でも中山の急坂関係なく、止まるどころか…更に加速して駆け抜けて行きました! ⑬スペシャルウィーク! 改めて! このウマ娘は皐月賞で一体どんな走りを見せてくれるのか!?』

 

 

 

 

♢♢♢

 

 

 

 

 昨日俺は、弥生賞を見事な勝利で収めて帰って来てくれたスペちゃんと喜びを分かち合い、ウイニングライブも無事に終えたスペちゃんを、レース後と言うこともあり早めに寮へと送り届けた。

 

 

 送り届ける前に、スペちゃんの疲労や脚の具合を《チートサーチ》して何事もない事に安堵しつつ、俺自身も本番・皐月賞に向けての準備のため早めに休息を取った。

 

 

 さてそんな弥生賞の翌日、俺はまたまた買ってきた新聞を広げて目を細めている…そこには──

 

 

『スペシャルウィーク、弥生賞を圧勝! 今年の三冠ウマ娘路線の最有力候補に!』

 

『スペシャルウィーク、7バ身差で弥生賞を制す! 次は皐月だ!』

 

『スペシャルウィーク、レースは破天荒! ウイニングライブは最高! そのまま皐月もレッツゴー!』

 

 

 昨日のスペちゃんのレースぶりとウイニングライブでの盛り上がりが記載されていた。…ちょっとテンションの高い新聞社もある様だが…載せて下さっている写真は素敵なのでそこはご愛嬌だろう。

 

 

 そんなスペちゃんの頑張りがこうして世間の皆様にも知って頂けている事に喜びを感じつつ、俺は皐月賞に向けて…ある意味1番大切な準備に取り掛かる為に、自身のトレーナールームにて軽く準備をしつつスペちゃんを待っている。

 

 

 今日はクラスメイトの皆んなと食堂に行くと言っていたので、少しのんびりしながら気長に待つ事にしよう。

 

 

 そんな風にゆったり準備を整えつつ待っていると、レース後の疲れもしっかり回復して、いつも通りの明るい笑顔を浮かべたスペちゃんが部屋へとやって来た。

 

 

「お兄さん、お疲れ様です! 今日は皐月賞に関する大切なお話しがある。って仰ってましたけど…何かあったんですか?」

 

「お疲れ様スペちゃん。身構えさせちゃってごめんね、全然悪い話じゃないんだ。次の皐月賞はGⅠレース…つまり、“勝負服”を着てレースに挑む事になるからそのデザインの希望をスペちゃんに教えて貰いたくてね」

 

「…へ? …しょ、勝負服ですか!? 本当ですか!? やったぁ〜〜! 私、自分の勝負服を作ってもらえるんだ〜!」

 

 

 俺が今日の目的を伝えると、スペちゃんは満面の笑みでピョンピョンと跳ねながら、全身でその喜びを表現してくれる。こんなに喜んでくれたらこっちまで嬉しくなってくるな。

 

 

「ハハっ、そんなに喜んでくれたら本当に嬉しいよ。えっと…あった! スペちゃん、デザインに関してはこの紙に希望のデザインを書いて欲しい。そうすればトレセン学園の方で、スペちゃんの希望のデザインに沿った勝負服をオーダーメイドしてくれるからね」

 

「うわぁ──はいっ! 分かりました! しっかりと考えて来ますね!」

 

 

 そんなやり取りを行って1週間程が経ったぐらいに、スペちゃんから完成した希望デザインの紙を受け取った。

 

 

 そのデザインは──スペちゃんの付けているリボンと同じ紫色をイメージカラーとし、白と淡いピンクを合わせたアイドル衣装の様な、とても可愛らしいデザインだった。シューズの色が白と紫で左右色違いになっているのがまたオシャレである。

 

 

 このデザインは──スペちゃんが着たらとても似合うだろうな。

 

 

 俺は早速そのデザイン用紙をたづなさんにお渡しして、トレセン学園お抱えの衣装職人さんにお話しを通してもらった。

 

 

 そして更にその1週間後…デザインに関しては問題なかったらしく、スペちゃんが考えたデザインそのままの“勝負服”が俺たちの元に届けられた。

 

 

 早速その勝負服に身を包んでみたスペちゃんは──それはもう…本当によく似合っていて…控えめに言って大天使だった…

 

 

「スペちゃん素敵だよ! 本当によく似合ってる!」

 

「えへへ〜そうですか〜? お兄さんにそう言って貰えると、なまら嬉しいなぁ〜〜!」

 

 

 顔を少し赤くしながら、けど何よりも嬉しそうにスペちゃんはそう喜んでくれる。サイズに関しても、ここまでしっかりと体調管理を行っているため問題ないな。

 

 

 その後も勝負服のお披露目会をしばし楽しんでいた俺たち…そしていよいよ、いざその勝負服を着て挑む…三冠ウマ娘になる為の最初の一冠・皐月賞がはじまる───

 

 




 ここまで読んで下さって本当にありがとうございます!


 今回も弥生賞で一旦一区切りとさせて頂きます。ご感想でも筆者がイレ込んでいるのがバレておりまして…掛けて頂いたお言葉通り、少し気楽にゆっくりと書いて行けたらと思います。


 次はいよいよ皐月賞になります! クラシック三冠の最初の一冠…果たしてどうなる事やら…書く事自体は楽しみなんですけどね!


次も少しでも読みやすくなる様に、頑張って書いていこうと思います!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。