他の学園生徒は最短でもコカビエル編で、登場する予定なので
アンケートはその話が始まる前までとします。
あの後、交流会は滞りなく終了した。
でもやっぱり魔王の妹2人ってだけあって、彼女たちなかなか強いね。
僕の家にも使用人が何人かいるけど、その人たちよりとは比べものにならない強かった。姉さんも一家のホープと言われてるけど、今の姉さんよりも強いんじゃないかな?まぁ、姉さんもそのことはわかったのだろう。その証拠に僕は今姉さんの修行に付き合わされている。
「ふえぇぇーん、お姉ちゃん強いよー」
「まだまだよ。悔しいけど、まだあの2人には追いつけてないんだから。」
とはいえこの調子で修行していけば、姉さんならすぐあの2人に追いつくだろう。ちなみに今の僕なら最上級悪魔なら多分勝てるだろう。
まぁ、僕はその強さをひけらかしたらはしない。
だって、実力が丸わかりの陰の実力者、笑える。
僕は本当の実力を隠しているので、日中の修行の日も全力ではできないわけだから、修行は自然と皆が寝静まった深夜にする事になる。
寝不足なんじゃないかと言われるかもしれないけど、僕は魔力の超回復と独自の瞑想によって超ショートスリーパー化しているので快適である。
最近僕は、ある研究をしている。その研究とはスライムを使ったものである。
スライムは魔力を通すことによって、形を自由自在に変えれる。
それに、より魔力を通すことで強度が高くなる。
その性質を利用して、僕はスーツと剣を作ることにした。
このスーツ、軽いし、そこらの鎧よりも頑丈な上に身体の動きを妨げることもない。むしろ動きを補助してくれる。
スライムソードも滅多に折れることはないというかほぼ折れないだろう。まぁ、仮に折れてもすぐに新しいの作ることが出来るので無問題である。
せっかく作ったのに試す相手がいないのは残念だけど、
あーどっかに盗賊とかいないかな?
——-翌日———
僕はある決断をした。
駒王町に下僕悪魔が主人を殺したりするなどして、主のそばを離れた悪魔、いわゆるはぐれ悪魔という存在だ。そのはぐれ悪魔が出現したというの親父が言っていたのを聞いた。本来は、はぐれ悪魔を討伐するのは僕のような子供の役割ではないが、スライムスーツとスライムソードの性能を試したくて、
深夜にこっそりと日本の駒王町に降り立った。
——-駒王町のとある廃工場———-
「男だとおもっていたが、まさか女だったとはな!
ラッキーだなー!最近いろいろと溜まってたからな。飽きるまで楽しんでやるぜ。」と、はぐれ悪魔は言う。
「い、嫌、た、助けて。」と、栗毛の少女は言った。
今まさに悪魔が少女に襲い掛かろうとしたところ、廃工場の扉が開いて
漆黒のロングコートを身に纏い、顔をフードで隠した少年が現れた。
「ヒャッハーー!!!てめぇはぐれ悪魔だよなー!
僕のスーツとソードの実験台になってもらうぜ!」
「な、なんだテメェーー!どっからきやがった!」
「だ、誰?」
「どこからって?普通に入り口からだけど。
そんなことより、早くしようよ。スーツとかの性能を早く確かめたいからさー。」
「調子に乗りやがって!まずテメェから始末してやらぁー!」
そして悪魔は自身の長い爪で少年に切り掛かり、少年はその爪をスライムソードで受けた。
「そうそう、その調子。
頑張れば2分くらい長生きできるから頑張ってね。
僕もいろいろと試したいからさ。」
「舐めやがってー!これでも俺は上級悪魔の主人を殺したんだからな!。」
そう言ってはぐれ悪魔は漆黒の少年の体を自身の長い爪で切り裂いた。
少年の体から血が出て来た。
「なーんてね」
出て来たのは血ではなく、血に擬態していたスライムだった。
そして少年は剣を構えて、はぐれ悪魔を切りつけた。
その剣筋はまるで自然のようだった。
いっさいの無駄がなく、美しく、速く、強かった。
悪魔は自分が切られたことを自分の上半身が地面に落ちた時に気づいた。
「すごい…」と少女は呟いた。
「災難だったねー。」と少年は少女に言った。
「あの、あなたは誰?」
「僕?そうだなぁ。まだ修行中だし、
通りすがりのスタイリッシュ・デーモン・スレイヤーさんってところかな。」
「スタイリッシュ・デーモン・スレイヤーさん?」
「うん。今度は帰り道に気をつけなよ。」
そう言い残して、少年は去っていった。
楽しんでいただけたでしょうか?
今回はおそらくヒロインとなるイリナ(栗毛の少女)が登場しました。
今回の話を書いた理由の8割はスレイヤーさんを登場させたかったからと言っても過言ではないです笑
見てくれている人もちょっとずつ増えているので嬉しく思います♪
ぜひ感想などお待ちしております!
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