陰の実力者になりたくて!×ハイスクールd×d   作:S.・G

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7話です。
前回から大分間が空いてしまい大変申し訳ないです。
今回も楽しんでいってください!
次話はもう少し早く投稿したいと思います!


7話

イッセーのデートの次の日、ヒョロたち4人がイッセーの彼女のことを忘れていた。あの堕天使が何かしたのだろう。僕は大丈夫だったけど周りに合わせといた。結局その日は何もなかったが、数日後またどっかでこの間とは違う堕天使が現れたこと。その次の日、イッセーがなんとリアス先輩と一緒に登校してきた。

 

「どうしてあんな奴と…」

 

「リアスお姉様があのような下品な男と…」

 

周りはこんなことを言っていた。まぁ気持ちはわかるけど。

 

「あとで使いを出すわ。放課後にまた会いましょう」とリアス先輩はイッセーに言っていた。

 

リアス先輩がイッセーから離れるとすぐ、ヒョロたち4人がイッセーに問い詰めていた。

 

するとリアス先輩が僕の方へやって来て、

 

「シド君おはよう。多分あなたもクレアが呼びに行くと思うわ」

 

「は、はい」

僕としてはネームドキャラに話しかけられるのは大変不本意だがまぁ周りはイッセーに気を取られていたので助かった。

 

そして放課後

 

「シド、お姉ちゃんが迎えに来てあげたわよ」

 

「別に来なくても」

とそのとき姉さんに首を絞められた。

 

「なんか言った?」

 

「わざわざ迎えありがとう」

 

「よろしい」

首を離された。

 

「そういえばなんで僕たちも呼ばれたの?」

 

「あんたの友達のイッセー君?だっけ彼がリアスの下僕悪魔になったから」

 

「そうなんだ」

まあ知ってたけど。

 

「だからクラスも同じで友達でもあるシドが彼のサポートをするの良い?」

 

「えー」また首を絞められた。

 

「良いわね?」

 

「は、はい」

 

——-イッセーside——-

ここ最近の俺は最悪の夢ばかり見ていた。

その夢は彼女の夕麻ちゃんに殺されるというものだった。

でも俺は生きているのでやっぱりあれは夢でしかない。

それに俺のダチ5人が夕麻ちゃんのことを覚えていなかった。

何度尋ねてもそんな人いなかった。としか言ってくれない。本当に彼女のことは幻想だったのかと彼女の高校の在学生にも聞いたが、答えはやはりそんな人いないというものだった。

そんな日々を過ごしある日、元浜たちの家から帰っている途中、ふと誰かの視線を感じた。さっきから感じる他者の視線。

それはとてつもなく冷たいものだ。

震えが凄まじい。体が小刻みに震えていた。

男だ。スーツの男が俺を睨んでいる。視線が合うだけで体の芯が凍ってしまいそうになる。

これ、殺意とかいうやつじゃないのか?

男が静かに歩み寄ってくる。

 

「これは数奇なものだ。このようなところで貴様のような存在に会うのだものな」

 

何を言っているんだ?

てかっそんなことより逃げねぇと!

俺は後ろを向いて全速力で走り出した。

変質者の空気全開の男がスタスタとこちらに歩いている。

 

「逃げ腰か? 主は誰だ? こんな都市部から離れた場所を縄張りにしている輩だ、階級の低いものか、物好きのどちらかだろう。おまえの主は誰なんだ?」

わけわかないっつーの!

俺はそのまま15分ぐらい走ったところで、開けた場所に出た。

——公園だ。

——知っている。

この公園を俺は知っていた。

この公園は夕麻ちゃんとデートで最後にきた場所だ。

ぞくっ。

背筋に冷たいものが走る。

何かが後ろにいる…。そんな感覚だ。

後ろに振り返ると、黒い羽が舞った。

 

「逃すと思うか?下級な存在はこれだから困る。」

 

俺の目の前にいるのは黒い翼を生やしたスーツの男。

俺はこの羽を知っていた。夢で見た夕麻ちゃんと一緒だ。

 

「おまえの属している主の名を言え。こんなところでおまえたちに邪魔をされると迷惑なんでな。こちらとしてもそれなりの…。まさかおまえ、『はぐれ』か?主なしならば、その困惑している様も説明がつく」

 

「ふむ。主や仲間の気配も無いな。やはりおまえは『はぐれ』か。ならば殺しても問題あるまい」

 

そして男が俺の方に手をかざしてくる。耳鳴りがする。

俺はこの現象を知っているぞ。

槍———。男の手に槍が現れた。

殺される!

と思ったときには槍が腹を貫き、激痛が走った。

 

「ぐ……あぁぁぁ……」

俺はその場で呻いた。あまりの痛さに涙が止まらない。

そこへ男が近づいてきて、見上げる俺に男はもう一度、手に光の槍を作った。

 

「痛かろう?光はおまえらにとって猛毒だからな。その身に受ければ大きなダメージとなる。光を弱めで形成したとはいえ生きているとは意外と頑丈だ。では、もう一度放とう。今度はもう少し光を込めるぞ。これで流石に終わるだろう」

 

今度こそ殺される!

と思った俺だけど、ふいに夢の続きを思い出していた。

紅。鮮やかな紅が俺を……。

助けてくれるわけもないか。あれは夢だ。でも、これも夢?

夢なら助けてくれ。夢だとしても殺されるのはゴメンだ!

ひゅっ。という音が聞こえると俺の目の前で爆発が起こる。

 

「その子に触れないでちょうだい」

 

俺の隣を女性が通り過ぎていく。

紅い髪。俺はすぐに理解できた。

夢で見たあの人———。

 

「……紅い髪……グレモリー家の者か……」

 

「リアス・グレモリーよ。ごきげんよう、堕ちた天使さん。この子にちょっかいを出すなら、容赦しないわ」

リアス・グレモリー。

そう、俺の学校の先輩。あの紅い髪の美人だ。

 

「……ふふっ。これはこれは。その者はそちらの眷属か。今日のことは詫びよう。だが下僕を放し飼いしないことだ。私のような者が散歩がてらに狩ってしまうかもしれんぞ?」

 

「ご忠告痛み入るわ。この町は私の管轄なの。私の邪魔をしたら、そのときは容赦なくやらせてもらうわ」

 

「その台詞、そっくりそちらへ返そう。我が名はドーナシーク。再びまみえないことを願う」

 

男は空へ飛翔していった。

……危機は去ったのか?

少し安堵すると、途端に意識が消えかけてきた。目が霞む。

 

「あら、気絶してしまうの?確かにこれは少しばかり危険な傷ね。仕方ないわ。あなた、自宅は———-」

先輩が俺に話しかけてくるが、すでに言葉が聞き取れない。

そうこうしているうちに俺は

意識を失った。

 

次に目を覚ましてみれば、いつもの朝だ。

どういうこと?

……また、嫌な夢を見たってことだよな?

色々考えていると俺は自分の変化に気づく。

——-裸だ。

どういうことだ?

 

「……うぅん」

 

っ!何やら艶っぽい声が聞こえた。

恐る恐る俺は視線を隣に移す。

そこには裸で寝ている紅髪の女の子が俺の隣で寝ていた。

リアス・グレモリー先輩。

……。

ん?んん?

なんで俺とリアス先輩がベッドインしてんの!?

何をしてこうなった!?

覚えてねぇ!

なんてことだ!そこは覚えておこうよ!

いや違う!なんでこうなってる!?

俺と先輩はヤっちゃったんですか!?

混乱で頭からどうにかなってしまいそうな俺に追い討ちはかかる。

母さんから起きろと言われ、こちらの部屋に入ってこようとする。

でもこんな状況見られたらアウトだ。

だから俺は起きてると伝えたけど昨日帰りが遅かったということで少し話をするといってこちらに向かってきた。

その声でリアス先輩が起き、

ガチャ!ついに母さんがリアス先輩を見つけてしまった。しかも裸の。

母さんからあらぬ誤解を受けてしまい、父さんにもバラされていた。

なんてこった。家族会議決定じゃないか!

 

「随分と元気なおうちね」

 

先輩はベッドから抜け出すと、俺の机に置いてあった制服に手をかける。

裸の先輩。美少女の裸。

 

「せ、先輩!」

 

「何?」

 

「お、おっぱい……とか、みえてます!」

顔を背けながら言った。直視したいけど、そこはそこだ。耐えねばなるまい。

 

「見たいなら見ていてもいいわ」

———-ッッ!!

そんな日本語があったんですか!?

 

「お腹、平気?」

そう聞いてくる先輩。

お腹?

 

「昨日、刺されていたから」

あれは夢じゃなかったのか?

 

「ちなみに昨日の出来事は夢じゃないわ」

 

「き、傷を負ったはずなのに……」

 

「私が治したわ。致命傷だったけど、意外と頑丈だったから、私の力でも一夜かけて治療できたの。裸で抱き合って、魔力を分け与えたわけだけど。あなたが同じ眷属だからこそできる芸当よ」

ん?裸で抱き合った?

ええええええええええ!

それってやっぱり!

 

「大丈夫よ、私はまだ処女だから」

 

「そんな不思議そうな顔しないの。あなたがおもっているよりも、この世界は不思議が多いのよ?」

 

「私はリアス・グレモリー。悪魔よ。そしてあなたのご主人様よろしくね、兵藤一誠くん。イッセーって呼んでもいいかしら?」

 

—————————————-

あの後誤解した母さんたちをリアス先輩が悪魔の力を使ってなんとか乗り切り、学校に向かっているわけだが、視線が厳しい。

そりゃそうだろうな。

俺の隣には学園のアイドル、リアス先輩がいるわけだから。

校門を抜け、学校の玄関で俺と先輩は別れた。

 

「あとで使いを出すわ。放課後にまた会いましょう」

 

使い?なんのことだ?よくわからないが教室へ向かおうとすると俺のダチ5人が俺のところへやってきて、いろいろ言ってきたが俺はあえて笑ってやった。そして言ってやる。力強く!

 

「おまえら、生乳みたことあるか?」

 

放課後。

 

「や。どうも。」

 

俺を訪ねてきたのはこの学科一のイケメン王子、木場祐斗だ。

 

「で、何のご用ですかね」

 

「リアス先輩の使いできたんだ」

———-っ。

その一言で十分だった。

 

「……OK OK、で、俺は何をしたらいい?」

 

「僕についてきてほしい」

 

イヤー!

今度は女子たちの悲鳴だ。

木場と俺が一緒に歩いたら木場が汚れるだとか、

木場×兵藤のカップリングは許せないだとか、

いや兵藤×木場かもなど訳のわからないことを言われている。

うぜぇ。まじうぜぇ。

そうして俺は木場について行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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