アンケート協力もありがとうございました。
これから1話の長さは大体平均4000字くらいにしたいと思います。
(たまに長くなるかも)
あれから僕は姉さんに連れられて校舎から少し離れたオカルト研究部の部室に行っていた。部室に入るとそこには錚々たるメンバーがいた。
ソファに座ってようかんを食べている搭乗小猫ちゃん、ようかん美味しそうだなと見ていたらあげないと言われた。
僕も向かいのソファに座っていると、姫島朱乃先輩がお茶を淹れてくれた。この人のお茶は美味しいからわりと好きなんだよね。
いつもなら木場くんがいるはずだけどいないところを見るにイッセーの迎えに行ってるのかな?
そして最後にリアス先輩、男の僕がいるのに普通にシャワーを浴び始めた。僕はともかくこれからイッセーを呼ぶのだからもう少し気をつけた方がいいと思う。
僕が部室に来て少し経った頃、イッセーを連れて木場くんが帰ってきた。
「ただいま戻りました」
「し、失礼しまーす。って!シドもいんじゃん!?お前も呼ばれたのか?」
「まあね」
「そういえばリアス先輩は?」
「そこのシャワー室でシャワー浴びてるよ」
「な、なんだと!?」
言わない方が良かったかもしれない。イッセーの鼻が人様には見せられないほど伸びている。
「……いやらしい顔」
ほら小猫ちゃんに罵られてる。
そのときカーテンが開いてリアス先輩が制服を着て出てきた。
「ごめんなさい、昨日はイッセーの家に泊まっていたから汗を流さなかったの」
「なぁシド、この部活すげぇな」
「何が?」
「いやほら学園二大お姉様とか有名人いっぱいいるじゃん」
「まぁそーだね」
僕としては僕がここにいるのは嫌なんだけどね。
ネームドキャラ多すぎだろ!一モブが居ていい場所じゃない。
「さぁ、これで全員集まったわね。兵藤一誠くん。いえ、イッセー」
「は、はい」
「私たち、オカルト研究部はあなたを歓迎するわ」
「え、あ、はい」
「悪魔としてね」
「粗茶です」
と朱野先輩がイッセーにお茶を出していた。
「ありがとうございます。美味いです」
「あらあらうふふ、ありがとうございます」
一誠にお茶を出したあとリアス先輩の隣に座った。
「単刀直入に言うわ。私たちは悪魔よ」
本当にストレートじゃん。
「まぁ信じられないでしょうね。でもあなたも見たはずよ。昨日の夜あなたを襲った黒い羽の生えた男を」
「あれは堕天使よ、堕天使は元は神につかえていた天使が邪な感情をもってさまったために地獄に堕ちた存在。私たちの敵でもあるわ」
「私たち悪魔と堕天使は昔から争い合っていて、冥界、わかりやすく言うと地獄の覇権をめぐってね。悪魔は人間と契約して代価をもらい、力を蓄える。堕天使は人間を操りながら悪魔を滅ぼそうとしている。そこに神の命を受けて悪魔と堕天使を討伐に来る天使を合わせての三すくみ。それを遥か昔から繰り広げているの」
「いやいやそんな話、ただの男子校生にはちょっと難しいですよ。オカルト研究部ってそういうこと?」
「オカルト研究部は仮の姿よ。私の趣味。本当は私たち悪魔の集まり」
イッセーはまだ戸惑ってるみたいだね。
「……天野夕麻」
「あの日、あなたは天野夕麻とデートをしていたわね?」
「…冗談なら、ここで終えてください。正直、その話はこういう雰囲気で話したくない」
イッセーから怒気を感じる。
「彼女は存在していたわ。確かにね」
ハッキリとリアス先輩は言う。
「まあ、念入りに自分であなたの周囲にいた証拠を消したようだけど」
「この子よね?天野夕麻ちゃんって」
「この子は堕天使。昨夜、あなたを襲った存在と同質な者よ」
「この堕天使はある目的があってあなたと接触した。そして、その目的を果たしたから、あなたの周囲の記憶から自分の記憶を消させたの」
「目的?」
「あなたを殺すという目的よ」
「な、なんで俺が殺されなくちゃいけないんですか!?」
「運が悪かったとしか言えないわね。実際殺されていない所持者もいるわけだし」
「運が悪かったって」
「あの日、あなたは確かに殺されたわ」
「でも、俺いきてるっすよ!大体なんで俺が狙われるんですか!」
「それはあなたが物騒なものを持っていたからよ」
「物騒なもの?」
「彼女の近づいてきた理由はあなたが物騒なものを持っているか確かめるためだったの。きっと万能が曖昧だったんでしょうね。だからゆっくり時間をかけて調査し、確信した。あなたが神器(セイクリッド・ギア)を宿す存在だと」
「神器(セイクリッド・ギア)とは特定の人間に宿る規格外の力。たとえば歴史に名のある人物のほとんどが有していると言われているわ」
と姉さんが説明し、
「今でも世界で活躍している方々も神器を有しているのです」と朱野先輩も続けて説明した。
「大半は人間社会規模でしか機能しないものばかり。けれど、中には私たち悪魔などの存在を脅かすほどの力を持ったセイクリッド・ギアがあるの。イッセー、手を上にかざしてちょうだい」
イッセーが左腕を上にあげた。
「目を閉じて、あなたの中で一番強いと感じる何かを心の中で想像してみてちょうだい」
「い、一番強い存在……。ド、ドラグ・ソボールの空孫悟かな……」
僕が初めてドラグ・ソボールを見たときは驚いた。
だって完全にドラゴンボ◯ルじゃん。
初めて見たときは僕以外にも転生者がいるのかとも思ったが、いまだに見ていない。
「では、それを想像して、その人物の一番強く見える姿を思い浮かべるのよ」
「………」
「ゆっくりと腕を下げて、その場デート立ち上がって」
「そして、その人物の一番強く見える姿を真似るの。強くよ?軽くじゃ駄目」
そしてイッセーがかめ◯め波に似ているポーズをしながら
「ドラゴン波!」と声を張り上げた。
するとイッセーの手が光り始めて赤い籠手みたいなのが現れた。
ていうか僕のアドリブの赤い龍が目醒めるって言ったやつ割と当たってない?
「な、なんじゃ、こりゃぁぁぁぁぁ!」
「それがセイクリッド・ギア。あなたのものよ。一度発現したらあとはあなたの意思で発動可能になるわ」
「あなたはそれを危険視されて殺されたの」
「瀕死のなか、あなたは私を呼んだのよ。この紙から私を召喚してね」
「これは私たちが配っているチラシなの。魔法陣は、私たち悪魔を召喚するためのもの。あの日たまたま私の使役している使い魔があなたにこのチラシを配っていたのよ。そして、死の間際に私を呼んだの。」
「けれど召喚されたときにはあなたはもう死にかけだったから、私はあなたの命を救うことを選んだ」
「悪魔としてね——-。イッセー、あなたは私、リアス・グレモリーの眷属として生まれ変わったの」
そういってみんなが悪魔の翼を生やした。
「改めて紹介するわね。祐斗」
「僕は木場祐斗。君と同じ学年ってことは知ってるよね。えーと、悪魔です。よろしく」
「……一年生。……搭乗小猫です。よろしくお願いします。……悪魔です」
「三年生、姫島朱乃ですわ。いちおう研究部の副部長も兼任しております。今後もよろしくお願いします。これでも悪魔ですわ。うふふ」
「そして私が彼らの主であり、悪魔でもあるグレモリー家のリアス・グレモリーよ。家の爵位は公爵。よろしくね、イッセー。あと、私の眷属ではないけれど」
「クレア・カゲノーよ。そこにいるシドの姉ね。よろしくねイッセー君」
「ねぇイッセー僕も自己紹介した方がいい?」
「いや、お前はもう知ってるしいいや。いちおうこれからよろしくな」
「うん、よろしくね」
ちょっと文字数が少ないですけど、キリがいいのでここでやめときます。これからは少なくとも月に3回は更新していきたいと思ってます。
これからもこの小説をよろしくお願いします!
ローズやシェリー、アレクシアに、アイリスたちは登場してほしいですか?
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