不思議な世界の警察官   作:日本国民

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どうも、今回ではついに第二の敵が逮捕されます。
ではどうぞ!


十七話 丸の内怪物暴走事案

山梨県警察甲府警察署

 

「件数…増えましたね。」

 

「ああ…」

 

最近になって怪物の出現数が倍増した。しかしどれも警察による破壊が可能なものばかり…これまでの強靭なものでは無くなっていた。

 

「パトロール行きますか。」

 

「……」

 

「中島さん?」

 

「……あ?ああ、パトロールだな。行こう。」

 

俺はそのことにかなり引っかかっていた。なぜ弱い怪物を大量発生させるようになったのだろうか……戦法の転換か?何にせよ、何かしらの意図があると考えている。

 

『山梨本部から各局。怪物出現事案入電、場所は春日モール北交差点、付近のPM、PCは急行し避難誘導、制圧にあたれ。入電時間は16時3分、受理番号898、担当南武。以上山梨本部。』

 

パトカーに乗るとほぼ同時、無線にこの内容が入ってきた。

 

「かなり近いですね。」

 

「ああ、行くか。」

 

『こちら甲府3。怪物出現事案、甲府署より急行。』

 

『山梨本部了解。なお現場到着時の一報は不要。以上。』

 

甲府署から現場は車で2分もかからない。緊走なら尚更ですぐに到着した。現場は土煙が漂っている。被害はかなり大きい。

 

「おいおい、あのプリキュアが苦戦してんじゃねえか…!」

 

「あの剣、かなり強いですね。車を一刀両断できそうです。」

 

状況を見て川西が無線を入れる。

 

『甲府3から山梨本部!先程の怪物事案、被害が非常に大きい!SATの出動を願う!』

 

『山梨本部了解。本部から出させる。また現在甲府、南甲府から応援が急行中。』

 

その無線の通り、奥から大量のサイレンが聞こえてくる。

 

『山梨本部から各局。先程の怪物事案、周辺地域の避難は完了。繰り返す、避難は完了。』

 

それを聞くと、俺は川西の方を向く。

 

「こうなったら!」

 

「ああ!」

 

「すみません!ここお願いします!」

 

川西が後ろの応援に来た警官にそう言うと俺らは移動する。狙いはこの怪物を操ってる男の確保。

 

できる限り裏道を移動して後ろ側に向かう。

 

「よし、裏に出…ってなんだ?」

 

後ろから巨大な光が出たと思えば人が出てくる。姿を見るにスカイだ。

 

「何であんなとこから?」

 

「さぁな。」

 

俺らは話し合いながら目標に目を向ける。

 

「お、あいつ腰抜かしてる。」

 

俺らはゆっくり後ろに移動する。できる限り足音を立てず、バレないように。

 

「おいそこの男。」

 

「んぁ?てめぇ今話して…「山梨県警察だ。お前をテロ等準備罪、殺人未遂等の容疑で現行犯逮捕する。」

 

奴の周りには俺ら警察官が囲んでいる。奴はもう逃げられない。

 

「16時25分、現行犯逮捕。」

 

2人目のテロ犯は魔抜けた姿で放心状態になりながら逮捕、抵抗することもなくパトカーに乗せられる……はずだった。

 

「ふふ、ははは……バカな奴らだ…」

 

奴が小さくそう呟いた瞬間、市街地から黒い光が天に放たれ、巨大な怪物が出来上がる。

 

「おい!何だあれ!?」

 

『至急至急!甲府8から……』

 

「あれは…!スカイランドの!」

 

「スカイランド?」

 

「はい!あの時はシャルル隊長が身を挺して壊したんですけど…」

 

目の前に見える怪物……これが21世紀最悪のテロの引き金になることなんて、俺らはまだ気づいていなかった。




ということでこれで終わりです。次回で最終回にします。伏線回収できてませんが…最終回です!!(誠に申し訳ありませんでした!)
最終回は完全オリジナルにします。
ではまた次回!
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