それではどうぞ!
甲府市北口
「結局逃げられたな。」
「ええ。」
俺らはカバトンを気絶させて逮捕したが、意識が戻った後、留置場から脱走したそうだ。
「気絶もダメですか。」
「気絶させたままだと、取り調べもできないからな。」
「やはりソラさんの力を借りるのが一番有力ですね。」
俺らが考えたもう一つの手段。それは、ソラの力を借りて制圧することだ。怪物とも対峙できるソラなら、カバドンの逮捕も可能だと思ったのだ。
「ああ、事情を説明して、力を借りるか。かなり他力本願だがな。」
「まあ、今回ばかりは仕方がないかと…」
「あと、ソラさんの自宅。知ってるんですか?」
「あ。」
「どうやって説明するんですか…」
「だけど、また会うだろ。」
「ええ。それも、最悪の状況でね。」
『至急、至急、山梨本部から各局。山梨本部から各局。甲府管内、怪物?が暴走しているとの通報。付近の車両は直ちに現場に急行せよ。以上山梨本部。』
「やっぱり。」
「行くぞ。」
「了解。」
俺らはサイレンの鳴るパトカーを走らせた。
舞鶴城公園
「どうなってんだ?」
現場に着くと、警官が避難誘導していた。だが…
「今回はやばいな。」
「え?」
「ソラが捕まってる。」
ソラが捕まってて、戦える状況じゃないことだ。
公園内では人々が逃げ惑っている。
「避難誘導するぞ!」
「了解です!」
『山梨県警です!直ちにここから避難してください!』
「俺はあのビルを見てくる!」
「了解です!気をつけて!」
俺は公園付近にあったビルに入った。
「誰かいるか!」
俺は屋上に向かった。
「ん?嘘だろ!」
屋上へ続く階段の一番上には怪物がいた。
「チッ!」
俺はすぐに拳銃を向けた。
バン!
「効かないか!」
「そこ!うるさい!」
「ん?」
「誰かいるのか!?」
叫ぶが応答はない。
それどころか、怪物は天井を突き破りそうだった。
ボカーン
「うわ!」
俺は転びそうになった。さらに怪物は天井を突き破ってしまった。
「くっそ!」
俺は怪物の横を通って、ドアの前に行った。
「怪物が開けられないということは誰かが塞いでるのか。」
「おい!ここを開ける!人がいるなら退け!」
俺は前の時と同じようにドアを拳銃で壊した。
「おい!お前…ら…」
俺の目の前にいたのは、女性と、赤ん坊、そして、「プリキュア」になったましろだった。
「おいましろ、危ないぞ!」
ましろは攻撃を避けたが、10メートル?以上後ろに飛んでいった。
「マジかよ…」
「というか!そこのお前!赤ん坊連れて逃げるぞ!」
だか前には怪物。
俺は銃を向けて撃とうとしたがその時、横をなにかが通り過ぎた。
「は?」
目の前ではプリキュアが怪物に蹴りを入れている。
「お、カバトンに命中。」
「ていうか、ソラ抜けれるのかよ!逃げろよ!」
そしてカバトンが後ろに飛ばされたのと同時に、ソラは脱出していた。
「川西!避難誘導はどうなった!」
俺は下で唖然としている川西に声をかけた。
「え!ほぼ終わりました!」
「分かった!じゃあ援護するぞ!」
「了解です!だけど…」
俺も思った。俺らいらないと。向こうじゃましろが怪物をタコ殴り、もう片方はキュアスカイが撃滅している。
「俺、今日何した?」
「中島さん!カバトンが逃げます!」
「何!わかった!」
「おいコラ!逃げんな!」
カバトンは既に消えていた。
「くそ!」
俺は公園に向かった。
「おい川西!本部に説明しろ!」
「了解です!」
「ん?」
「ましろ!大丈夫か!」
向こうを見ると、ましろが少し倒れかかっていた。だが、俺は近づかなかった。
「あれは近づかない方がいいか。」
そこではソラとましろが話していた。
『中島さん!緊配を敷くそうです!」
「そうか!分かった!」
俺らはパトカーに乗り、カバドンの捜索を始めた。
ということで終わりです。前回よりも500文字くらい少ないのですが、戦闘シーンだけを切り抜いてるのでこれぐらいになりました。
ではまた次回!