不思議な世界の警察官   作:日本国民

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どうも七話目です。今回は初めて無い名称を使っています。東光寺中学校はありません。(モデルとなった中学校はありますが)
ではどうぞ!


七話 東光寺中学校不審者侵入事案

甲府市愛宕町

 

「それにしても、昨日は巡査に悪いことしたな…」

 

「ええ、ところで、中島さん昨日あの巡査に何言ったんですか?」

 

俺らはパトカーで昨日パトロールしていた東光寺町の近くに来ていた。理由は、カバトンが来る可能性が高いからだ。

 

「なんのことだ?」

 

「だって、昨日までな普通だった巡査の態度が一変したんですよ?絶対何か吹き込んだでしょ!」

 

「ああ…そのことか、巡査に怒らせたらカバトンみたいになるぞって言っただけだ。」

 

「いや、仲間にあんなことはしませんよ。」

 

「お前ならしそうだろ。」

 

「そうですか?」

 

俺らは談笑しながらも周りを見て警戒していた。

 

「うーん、今のところカバトンらしき人物は見当たりませんね。」

 

「ああ、こっちもだ。まずこれで見逃してたら眼科行かねえといけなくなるな。」

 

「ええ、本当にそうですね。」

 

「まず、あんなモヒカン豚野郎、見逃す方がむずいもんな。」

 

そんな中、本部から無線が入ってきた。

 

『山梨本部から甲府3。』

 

(名指し?最近じゃ、珍しいな…)

 

『こちら甲府3。どうぞ。』

 

『東光寺中学校に不審者が侵入したとの通報。現場に向かえ。以上山梨本部。』

 

『甲府3、了解。』

 

「不審者だそうですよ。」

 

「中学校か、容姿は聞いてないが、高確率でカバトンだろうな。」

 

「ええ、向かいましょう。」

 

「ああ。」

 

東光寺中学校

 

『こちら甲府3、不審者事案、現着。』

 

「山梨県警察です。その、不審者というのは?」

 

着くと、中学校の先生が待っていた。

 

「実は見逃してしまいまして。」

 

「そうですか、刃物等は所持していましたか?」

 

「いえ、しかし、いくつかの食べ物を一気に平らげたそうです。」

 

「そ、そうですか。」

 

俺はこれはカバトンだと思いながら、話を聞いた。

 

「容姿は?」

 

「普通の制服ですが、着崩しており、モヒカンのような髪型でした。」

 

「そうですか、有難うございます。」

 

「川西、探すぞ!」

 

「了解です!」

 

「きゃー!」

 

「悲鳴!?」

 

いきなり校舎から悲鳴が上がった。

 

「か、怪物だー!」

 

「川西は避難誘導!俺は怪物の方を見てくる!」

 

「分かりました!」

 

俺は、生徒とは逆方向に走った。

 

「うん、知ってた。」

 

そこでは、スカイたち「プリキュア」と桜のような怪物が戦っており、その近くにはカバトンがいた。

 

「やばい!」

 

俺はすぐ物陰に入った。何せ、スカイたちを狙った攻撃の流れ弾がこっちに来たからだ。

 

「うお!吹っ飛んだ!」

 

攻撃を受けた柱は思いっきり吹き飛んでいった。

 

「さてと、どう逮捕するか。」

 

「いや、これは無闇に近づけば死ねるな。」

 

俺は考えながら、独り言を喋っていた。

 

その中、スカイたちは怪物を翻弄していた。

 

「ん?いつの間にか制圧しそうじゃないか。」

 

カバトンは攻撃を受けた怪物の下敷きになっており、そこに合体技でスカイたちがトドメを刺していた。

 

「あれって合体技だったのか。」

 

俺はあの目潰ししてくる光の正体がわかり、一つ謎が解けた。

 

「カバトンは…消えたか…」

 

消滅した、あるいは瞬間移動だろう。

 

「さっさと戻るか。」

 

俺は川西のところに戻るため、来た道を戻った。

 

「中島さん、どうでした?」

 

「怪物は消滅、不審者は逃げた。」

 

「そうですか。」

 

「とりあえず、本部に報告だな。俺はここの先生に言ってくるから。」

 

「分かりました。」

 

「先生、怪物は消滅しました。不審者は多分ですが、それに乗じて逃走しました。」

 

「そうですか。ありがとうございました。」

 

「いえいえ、むしろ何も力になれず、すみません。」

 

「本部への報告、終わりました。」

 

「分かった。じゃあ、署に戻るぞ。」

 

「了解です。中島さん。」

 

「なんだろうね、あの二人組。」

 

(バレそうになってるぞ…ヒーロー。)




これで終わりです。次回は八話、これまでの中じゃ一番やばい事件です。
では次回!
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