転生したら巨人だった件   作:アカリマシン

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三面怪人 ダダ
超古代怪獣 ゴルザ
暗殺宇宙人 ナックル星人(SD)

登場


蘇る悪意 後編

目覚めたゴルザがこちらに向かって進んできた。このままでは潰される…!

 

「うわっ!」

 

ただの踏みつけ。だが、踏みつけだけでも人間からすれば驚異そのものだ。俺はその踏みつけを避けて森の中へと入っていく。

 

「(そのデカい図体じゃ見つけられない筈だ…!)」

 

しかし、その予想は直ぐ様外れてしまった。何と、ゴルザは超音波光線を放ち辺り一面を焼け野はらにしてしまった。

 

「はぁっ!?」

 

「あっはっはっ!無駄だ!さっさとウルトラマンを呼べ!貴様がウルトラマンと繋がっていることは承知しているのだ!」

 

ダダがそう叫ぶが、さっきから言っていることが分からない。ウルトラマンとは何なのか。

だがこうしてる間にも、ゴルザは暴れ回る。

 

「どうすりゃあ…ん?」

 

ふと、目を向ければ其処には水色の物体が。しかも動いてないかあれ!?

てか、踏み潰されるぞ!

 

「やべぇ!」

 

俺が動こうとした瞬間、あの声が聞こえてきた。

 

『君の持っているギンガスパークがある筈だ。それを使え。』

 

「な、何だよ急に!」

 

『早くするんだ!君の元にスパークドールズもある筈だ!』

 

「あぁもう!どうにでもなれ!」

 

俺は半分ヤケクソ気味に洞窟で拾った二つのアイテムを使う…って、俺使い方知らねぇ!

 

『ギンガスパークをスパークドールズの足元に刺すんだ。』

 

「わ、わかった。」

 

【ウルトライブ!ナックル!】

 

その瞬間、光りに包まれてその体をナックル星人へと姿を変えたのだった。

 

「うえぇ!?」

 

「何!?」

 

ナックル(SD)とその側に居た水色の物体が同時に驚いた。俺は直ぐにその水色の物体を掬い上げて、別の場所に移した。

 

「君は何処かに。」

 

「な、何が何だが…」

 

「早く!あれは俺が時間を稼いでおくから!」

 

そう言って水色の物体…スライムがそそくさと去っていく。巨大化したことでゴルザと同じ背丈に変わった。

これなら行けると思っていたが…あくまでも変わったのは外見のみで、中身は全く変わってない。

しかもこの姿に能力があるのかすら分からない。

 

「ま、まさか…貴様自身がウルトラマンだったのか…!?」

 

ナックルになってからあからさまにうろたえ始めていたダダ。言っている意味は相変わらず分からないが…このまま居ても何も始まらない。

だが、ゴルザはダダの事などお構い無し。ナックルを敵と見据えて攻撃始める。鋭い爪に尻尾による叩き付け攻撃にナックルも苦戦。

こちらも偶然出てきたビームで反撃するも相手に効いている様子はない。もう一度ビームで攻撃しようとするが、同じく巨大化したダダによってそれは阻まれる。

 

「まさか貴様がウルトラマンだったとはな!ならば話は早い!

貴様をここで始末してやる!」

 

ゴルザとダダに挟まれる形となったナックル。ダダを狙おうと動けばゴルザに攻撃されるため、迂闊には動けなかった。

その時、またあの声が聞こえてきた。

 

『ギンガスパークをあの怪獣に向けてやれ。そうすれば、封印することが出来る。』

 

「ふ、封印…?」

 

『今の君ではわたしを呼び出すことは出来ないが封印することは可能な筈だ。』

 

その声を頼りに、ゴルザを封印するために隙を見せるのを待っている。だから今はダダを先に相手する。

その時、ゴルザから超音波光線が飛んでくるがそれを避けてダダに当てる。その隙を付いてゴルザの後ろに回り込んでギンガスパークをあてがう。

するとゴルザは謎の光を浴びたかと思えば、ゴルザの体が光輝いて人形へと姿を変えた。

 

「くそ…!一旦退避だ…!」

 

ダダは悔しがりながらもその場から消えるように去っていく。ナックルの方も時間が来たのか、人間へと戻っていった。

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