悪役令嬢転生かと思ったらゾンビパニックかい!   作:レッドアリーマー

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迷滅!

 霊峰アクトミラの魔窟。そこで彼は、奇妙な光景を目にする。

 

「これは……」

 

 崩落した魔窟。そしてその周囲に湧き出続ける魔物たち。

 それだけならまだ納得は行くが、問題はそのさらに周囲。

 湧き出でる魔物……否、それを湧き出させている光の靄のようなものに対し、まるで祈りをささげるかのような姿勢で立ち尽くすアンデッドたち。

 儀式。そうであるかのように感じられた。

 

「何を馬鹿な……アンデッドにそのような知性、あるはずもない」

 

 そう胸中で思えば良いだけのことなのに、思わず口に出していた。まるで、そう思い込みたいかのように。

 彼は頭を振る。たとえそうだとしても、今は別の事を考えている余裕はないと。

 平時であれば、あれほどまでに集中した自らの配下を前に敵などいないと考える彼である。

 だが、忘れてはならない。

 ドラゴンゾンビとて他のアンデッドと同じ特性を有している。

 

 即ち、噛まれたのなら──即。

 

 もう一度頭を振って、彼は、魔王は瓦礫の山へと突撃した。

 

 

 二体目のドラゴンゾンビ。尾近辺が太く、それ以外はスケルトンのように細い。

 リジェネはしたものの肉は足りなかったとかそういうことですわ?

 

 しかしこれどうしましょうね。ゲームでもなかったですわよボス二体同時撃破なんて。そういう熱血ファンタジーゲームじゃありませんでしたし。

 とりあえずグラヴィティハンドで距離を取って……デル・メルタキシガルをかけておきますのよ。斬り飛ばされて増えるのなら窒息狙いですわ~。

 

 あら効果抜群? 二体とも俯いて……。

 

 ……。

 

「──! 全員全力回避!! 正面から退きなさい!」

 

 言葉の方が多分、一瞬早かった。

 けど、一瞬程度じゃ即時行動できない者もいる。

 

 その最たる例が、エルレビで。

 

「危ない!」

「きゃっ!?」

 

 そんな彼女を助けたのが……隣にいたラミア、クグクダクグカだった。

 

 灰色の光線が世界を割断する。

 俯いたのではなく溜めたのだ。ドラゴンなら全てが持ち得るブレス。その巨砲二門を合わせた。

 

「──う」

「クグカ!!」

 

 超速で通り抜けた灰色の光線はクグクダクグカを灼き──。

 

「が、ァ──」

「殺しなさい!! ソレはもうアンデッドですのよ!!」

「っ──!?」

 

 彼女を()()()()()()()()()

 ……アンデッド化魔力のブレスですのね。それはまた、どの属性よりも即死ですわ~。

 

「エルレビ様!? 早くなさい、でないと噛まれてあなたもアンデッド化しますわよ!」

「ば……馬鹿言わないで! 今、目の前で、助けてくれたのよ!? 何よりクグカは」

「ああもう、この忙しい時に面倒臭い! ブラックネット! グラヴィティパルス!」

 

 アンデッド化したクグクダクグカのヘイトを買い、そのままの足でグラヴィティパルスを踏んで加速。愚かにも邪魔をしてくるエルレビの魔法をショベルで切り伏せ、勢いを殺さずにクグクダクグカの喉を突き破る。蛇皮もサハギン並みに弾力がありますけれど、アティアの切れ味には負けてくれますのね。

 止めに入る者はいない。ノギオンもフナリエ老も目を伏せるだけ。ブラッドは……あ、突っ込んでいきましたわね。

 

「あ……」

「──っ、戦力外! ノギオン様!」

「承知」

 

 クグクダクグカの死体に手を伸ばしたままか細い声を出すばかりのエルレビをノギオンへぶん投げる。

 そこまで仲間想いだったのなら普段から片鱗を見せなさい。それともアレですの? 失ってから気付く系ですの? 愚かですわねそれは!

 

「……すまんの」

「全くですわ。血も涙もない魔王軍はどこへいったのかしら」

「そうか、お主らにはそう伝わっておるのか」

「そうではありませんけれど、そう解釈してくれていいですわ」

 

 人間たちにはそもそも魔王軍幹部の詳細すら伝わってませんのよ。

 これはゲーム知識ですわ~。

 

「くだらない感傷ですの。自らも含めて、いつ誰がアンデッド化するかわからないのが今の世界。力あるからとその脅威から目を背け続けた結果がこれでしょう」

「かもしれんのぅ。……まぁ許してやってくれ。エルレビは蒼耀の坊を除いて最年少じゃ。まだまだなっとらんのじゃろう」

「百六十が最年少は高齢化が止まりませんわね」

「長命の魔族にとっては赤子も良い所よ。……さて、雑談しとらんで次の手を考えるか。ブラッドもいつまでも戦い続けられるわけじゃないからの」

 

 デル・メルタキシガルによる窒息効果も出ている様子がない。人型とは違うのか、それとも身体の大きさに効力の出る時間が比例するのか。

 疑念は尽きませんけれど、サブアタッカーが崩壊した以上、あまり攻めすぎるとジリ貧になりますわねこれ。

 

「ブラッド様の残存魔力量、どれくらいだと思いますの?」

「火属性魔法を使っている内は大丈夫じゃ。あれの効率は恐ろしく良いからの」

「あなたは?」

「残り六割。娘子、お前さんは?」

「私もそのくらいですわ。時間稼ぎに方針を切り替えるのなら、正直もう無駄遣いはできませんわね」

 

 ブラックネット・スローイングもグラヴィティパルスも結構魔力を消費する。

 魔力回復ポーションはあるけれど、これも虎の子ですし。

 

「っしゃぁぁああァ! だァりゃぁぁああああァァ!!」

 

 威勢のいい声が聞こえた。

 何事かとブラッドの方を見れば……新しく生まれた方のドラゴンゾンビの首を斬り落としている彼の姿が。

 

 あ、馬鹿。

 

「へっへぇ、どんなも──どわぁ!?」

 

 じゅるりと音を立てて再生するドラゴンゾンビ。斬られた方と、斬り落とされた方が一緒になって……ドラゴンゾンビの姿に戻る。

 

「おお!? 三体目か!? ったくどこに隠れてたんだ──もっといんならもっと出てこい! 楽しもうぜ!」

 

 あー。ですの。

 

「アレを囮にして逃げませんこと? 三体同時は大分キッツイですわ」

「賛成したい気持ちは山々なんじゃがのー。儂人形じゃからのー」

「流石ですわ安全圏クソジジイ。ならもっと接近戦しやがれですのよ」

「今接近戦に長けたボディを送っておるからもうちょい保たせてちょ」

「風の足場、適当に!」

「はいほい」

 

 展開される風の足場。それを踏んで跳びあがり、孤軍奮闘するブラッドの近くへ降り立つ。

 肌を灼く大剣。あっちーですわ。

 

「ブラッド様。お背中預けていただいても?」

「ん、おう。いいぜェ。ああ、あと……俺がアンデッドになったらすぐに殺してくれ。あんたァ、間違ってないよ」

「不要な気遣いですの。──行きますわよ」

 

 ただの馬鹿じゃないのは知っていたけど、かっこつけますわね~。

 言われなくても即殺しますのよ私は。

 

 

 なんて。

 

「啖呵は切りましたけど……やっぱり厳しい、ですわね!」

「ちっとキリがねェなァ。おーい爺さん、魔法切れてんぜー」

「魔法型人形はとっくに魔力切れじゃよ。まぁ接近戦型も秒と経たずに破壊されたから儂ここで寝そべってるだけじゃの」

「エルレビ様はまだ復帰できませんの? サブアタッカーですけれど、いるのといないのとではかなり違いますわ」

「そーいえば帰ってこんのーエルレビもノギオンも。逃げたのかもしれんのー」

「なるほど、とっても賢明な判断ですわ~」

 

 ──"流石は魔族だ"。"仲間同士など"、"仲良しこよしなど"、"あるべき姿ではない"。

 

 あ、ようやく調子を取り戻しましたわね。

 まるで人間みたいに連係を取る魔族に言葉が出ない様子でしたのに。

 

「あ、やべ」

「どうしましたの?」

「魔力切れだ。もう炎出せねえ。ついでに貧血だァ」

「成程。じゃあ下がってくださいですの。邪魔でしてよ」

「いやいや、剣だけでも戦えらァよ」

 

 言いながらドラゴンゾンビの噛みつきを剣で受け止めるブラッド。……しかし、弾き返せない。

 やっぱりですのね。炎でブーストしていたからあの剣速だったと。

 

 なので、その顎をショベルで殴打し、ぶっ飛ばしてあげますの。

 

「と、おお。助かったが……よくぶっ飛ばせたなあんな重いの」

「今の通り邪魔ですわ。それだけ元気が有り余っているのならエルレビ様とノギオン様を説得してきてくださいまし。流石にショベルの妖精さんだけじゃあドラゴンゾンビ三体は無理ですのよ」

「……俺達がいねェ方が楽に戦えるかァ?」

「無駄に察しのいいことですわ。……ええ、ですからお気になさらずに。罪悪感など、あなたに似合いませんのよ」

「ハッ、魔王様の茶飲み友達は言うことが違わァな。──見せつけてくれやァ、アンタのすげェところ!」

 

 離脱を選んでくれるブラッド。彼は破壊されたフナリエ老の近接人形も回収して、横たわるフナリエ老の魔法人形の隣まで下がる。

 

 ──"正しい判断だ"。"魔族など何の役にも立たない"。"邪魔者を戦場から排するのは利口である"。

 

「あら、そう言うのでしたら、あなたはもっと役に立ってくれるのですわよね?」

 

 ──"魔族を輔くのではなく"、"お前を活かすためならば"、"我々はいくらでも力を貸そう"。"その先にお前の強さの"、"答えがあるはずだ"。

 

 ショベルだけじゃない。全身に、アーマーのように纏わりついてくる亡霊。傍から見れば……さしずめ亡霊女王でしょうか。あ、亡霊令嬢がいいですわ~。

 だから手始めに、()()()()()()()()()()()()の腹へ一突きを入れる。

 

 ──"……"?

 ──"先程からたまに見せていたが"、"それはなんだ"?

 ──"どのようにして"、"我々にすら気付かせずに移動している"?

 

 アティアを無視して突き入れたショベルの先端を意識。

 そこに発生させるはブラックネット・リパルサー。腹の中にヘイト誘引球が発生した気分はどうですの?

 

 ああ、そんなに暴れて。喜んでもらえて嬉しいですわ~。

 ──ほら、他の二体も喜ばしい喜ばしいと、あなたのお腹に突撃してきましたのね。

 

 避ける。避ける。ドタバタと乱雑に足踏みするドラゴンゾンビの踏みつけ攻撃を。

 またスワンプバインドで転ばせられるところは転ばせて、そうでなくとも内部の骨にダメージが行くように仕立て上げる。

 

 意識していようといなかろうと、ターゲットは必ず私になる。ブラックネットの効果もそうだけど、ランダムターゲットでも味方が私しかいないのなら、必ず自機狙いの攻撃になる。

 なれば避けることなど容易。ランダムに踏まれているように見えて、その実全てが私のもとへ来ているのだから。

 

「~♪」

 

 鼻歌で歌うは『愛されるが故に死して』のオープニングテーマ『同病双斂』。アップテンポな泣きメロという異色の歌でお気に入りですわ~。

 

 踊る。踊るように避けて、踊るように攻撃する。

 一人の方が良いのは事実だ。ヘイト管理がしやすいから。どの視線がどこへ向いているのかがわかれば、縮地の真似事だってできる。

 

 ……結局。

 私もやはり、誰かと共に戦うタマではないのだと。

 

 さぁさ踊ろうか死霊の竜よ。私とレクイエムをダンスにしようじゃないか。

 

「──賑わう港。淀んでいく明けの明星。すり寄り手を揉む不浄の商人」

 

 ふと耳朶を打ったのは、詠唱。

 これは……まさか。

 

「焼けつく共腹(はらから)。西へ向かう航路。揺れ動く三指の詩篇曲(しらべ)──」

 

 普通の魔法に詠唱はない。追加詠唱くらいでしか普段はお目にかかることが無い。

 けれど、こういう長ったらしい詠唱を必要とする魔法で、私の知っているものが一つ。

 

「終局魔法:美しきあなたへ(パラゴン)!!」

 

 アティアで全身を包み直しつつ、大きく大きく退避する。

 あの小娘、私がいることがわかっている上で何の警告もしやがりませんのね!

 

 上空に浮かぶは六つの正円で作った正三角形を六つ使った三色構造の立体魔法陣。

 そこから吐き出された三属性の最大威力魔法。それを重ね合わせた終局魔法が──ドラゴンゾンビらに突き刺さる。

 

 けたたましい悲鳴。魔法耐性の全てを食い散らかす三属性が、下の地面さえも破砕する。

 終局魔法。桁外れの魔力消費量と引き換えに、これまた桁外れの威力を叩き出す大魔法だ。

 けど……エルレビがそれを使ってきた試しはない。使えることを隠していたのだとしたら愚かだ。それを使わずに死んだのならば。

 

 なれば、今習得したのか。

 

「っは……っはぁ、っはぁ……! どうよ……クグカの仇……!」

「素晴らしいですわ。一体は完全消滅しましたのね。じゃああと二体お願いしますわ~」

「チ、生きてたか。……無理よ! 魔力切れ!」

 

 やっぱり巻き込む気満々でしたのね。

 

「ノギオン様! 聞こえていましたら、エルレビ様の回収よろしくお願いいたしますわ~。今は残された魔力で飛んでいるようですけれど、どーせあれ魔力尽きて墜落しますのよ」

「……ご自身を手伝えとは、仰らないのですか!」

「強いて言うなら魔王のケツを叩きにいってほしいですわ! ……にしても、遅すぎません、アレ。流石は歴代最弱ですの」

「こちらでも色々あったのだ。──だが、待たせたというのなら謝ろう」

 

 お、来ましたわね。

 まぁエルレビの終局魔法で消滅した時点でわかっていたことですけれど。魔王が成功していなければ粉々になったドラゴンゾンビがそれぞれの破片から再生していた可能性がありますわ~。

 

「魔王様! ご帰還お待ちしておりました」

「ああ。……娘、任せると言ったはずだが」

「個々人の弱さについては私じゃどーしようもありませんのよ」

「……。……そうか、尽きたか、クグカ」

 

 感傷に浸っている暇があったらとっととドラゴンゾンビを倒してほしいですの。

 

「魔剣ソウルアティア。……我が意に添えぬ不浄の意思を裁け」

 

 あ、いとも簡単に切り伏せられましたわ。

 おや、……これは怒っているなぁ、気のせいでなくとも。

 仲間を殺されて怒るのなら、初めから私なぞに預けなければいいだろうに、異なことだ。

 王都にいた時もそうだっただろう。

 私には率いる力があるのやもしれんが、守る力などないのだと。……あ、ですの。

 

 

 魔族は墓を建てない。ただアンデッドに食い尽くされるのは嫌だからとエルレビがクグクダクグカの遺体を焼いた……そんな時だった。

 

 バサバサリと大きな羽音がして、その音源に目を遣れば……巨大なドラゴンが何頭も。

 

 その内の一体、鼻頭に美しい真紅の水晶を生やしたモノが、魔王……ではなくなぜか私に寄ってきましたわ。

 あの私、ドラゴン語知らないのですけれど。

 

「【夢を抱く者】よ。お初にお目にかかる。竜の里が長、ネッリカゥトゥという者だ」

「わおフツーに話しますのね。お初にお目にかかりますわ、竜の里の長様。わけあって名乗れませんけれど、許してくださるかしら」

「構わない。【夢を抱く者】。あなたのことは予言に詠まれていた。エスメトロを再び眠らせてくれたことを感謝する」

「実際に眠らせたのはそちらにいるウィッチのエルレビ様と蒼耀の魔王様ですわ。私は途中でチクチクしていただけですの」

「否。ここへ彼らが赴いたのも、エスメトロを起こしたのも、彼を眠らせる術を思いついたのも、すべてあなただ。故に竜の里は、あなたに謝意を示す」

 

 ふむ、言われてみれば。

 火力には然程貢献していませんけれど、作戦立案では頑張った気がしますわ。

 

「なら、受け取っておきましょう。……質問がありますわ、ネッリカゥトゥ様」

「私達の住処について、であろう。そしてそれならば問題ない。あなたたちの予想通り、私達は大空の都市セルマ=ラグティアに移り住んでいる。私達が不浄の者となれば、他、多くの生物に迷惑をかけてしまうが故だ」

「ここは放棄していますの?」

「私達は巨体故、小さきものに気付けない。だが、小さき不浄の者のひと噛みであっても、私達は不浄の者となってしまう。危険だ」

「合理的な判断ですわ~。……あなた方に危険がないというのなら、魔王と盟を再び結ぶこともありませんわね」

 

 ちらりと魔王の方を見れば、難しい顔でこちらを睨んできている様子。交渉役とか期待しないでくださいまし。社交界ならまだしも、ドラゴン相手じゃ何もわかりませんわ~。

 

「【夢を抱く者】。二つ、答えてほしい」

「予言で全てがわかっているのでは?」

「すべてが見えるわけではない。全てが詠めるわけではない」

「そうなんですのね。……ま、いいですわ。なんですの?」

 

 ドラゴンから問われること。

 皆目見当がつきませんわ~。

 

「今の魔族に、理と知はあるか」

「アンデッドになった同胞を見て動揺する程度には?」

「あなたの描く未来に、魔族は必要か」

「──要否で言えば、私以外の全てが要らぬとも。……ですから、逆に言えば、それ以外は全てが等価ですわ~」

 

 何を聞くかと思えば。

 ……あれ、二つって、もしかしてこれで終わりですの?

 

「良い。承知した。──蒼耀の魔王」

「……なんだろうか」

「私達竜の里は魔王軍との蟠りを解消したものと見做す。軍門に降るつもりはないが、今後、何かあった時は頼るといい。あなたたちが力を妄信するだけのものではないことを私達にも信じさせてほしい」

「そうか。……感謝する」

 

 ええと。

 なんか……上手くいきましたの?

 

「ついては蒼耀の魔王、一つ頼みがある」

「……? 私で叶えられることか?」

「【夢を抱く者】……この娘を一時貸してほしい。一日後、あなたに返そう」

「へ」

「ああ、そんなことか。構わない。持っていってくれ」

 

 へ。

 あの? 私あなたのものではなくってよそもそも。

 

 あ、あら。風が私を優しく包んで……ふわ~。

 

「では、また」

 

 あ~れ~。

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