騎ギルとして召喚されたオリ主くん   作:影後

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ライダーギルガメッシュ

俺、いや僕はギルガメッシュというキャラクターが好きだ。傲慢さの中にあるカリスマ性、prototypeやstaynight、GrandOrder。

どんなギルガメッシュも、だけど……

 

「問おう。君が……我を呼んだのか」

 

「はい、英雄王よ。私は貴方に忠誠を」

 

目の前には遠坂時臣に似た誰か、Fateの何処の世界線なのだろうか。

僕は、ライダーだった。キャスターやアーチャーじゃない、ライダーだ。

宝具はヴィマーナを召喚するんだけど……

僕のヴィマーナはかなり物騒だ。

このヴィマーナいや機動戦艦ヴィマーナと呼ぼう。コレは、あり得ない。

ミサイルとレーザー砲を搭載している。

正直、僕だけユニヴァースから来たのかとも思ったが、あっちのギルは……うん。変わらないし、

それに鏡を見たけど僕はギルよりも子ギルを大人にし、20歳位の青年にした感じだ。

そして、聖杯戦争が始まって2日目。

 

 

 

       《世界が壊れた》

 

 

 

 

冬木の街が燃え盛り、聖杯戦争どころではなくなった。その中で何を血迷ったのかセイバーが聖杯戦争を再開したんだ。

確信した、ここはGrandOrder時空だ。

アーチャーはセイバーの陣営にいち早く下り、

残ったのは僕とキャスター。

僕と戦う時だけキャスターはフード付けてたけど、そうだよ。あの声はクー・フーリンだ。

そこで気付けば…いや、僕の知らない亜種聖杯戦争だったかもしれない。

サーヴァントでストーリーを決めるのは早計だ。

 

「……せめて、僕が痛くないのが良いな」

 

 

 

 

 

 

 

 

「うそ、クーさん以外に残ったサーヴァントが?」

 

「まぁな、だが奴が協力してくれるかわからん」

 

「しかし、今は戦力が足りません。向うだけ進んで見ないものには」

 

「そうです、行きましょう!」

 

 

そんな会話があったのか、それとも。

僕の家いや拠点は遠坂邸を改造したものだ。

陣地形成のスキルがなくとも僕はこの身体に存在する知識から並のサーヴァントに対する結界なら作れるし、結界内を僕の世界にすることもできる。兎に角、僕の邪魔はさせない。

 

「おい!出てこい引きこもり!」

 

「引きこもりだ?巫山戯るな!キャスターの癖に活発なお前がおかしいんだぞ!」

 

だが僕を引き篭もりだと!そんな事はない!僕は引き篭もりじゃない!

 

「へっ、出てきやがったな」

 

「うそ…」

 

「煽られてだなんて」

 

「えっと……こんにちわ」

 

「もう……」

 

何処となくムカムカしてきたから王の財宝を奴等の首前にだして槍達を首筋に当ててやる。

 

「何時でも殺せるんだぞ?理解してるよな。おい」

 

「んなの判って連れてきてるに決まってんだろ。なぁ、金ピカ。いや…英雄王」

 

僕は取り敢えず家にクー・フーリン達を上げた。

 

「ランサーとアサシンを仕留めた事は褒めよう。いくらクー・フーリンが居るとはいえ良くやった…と言えるだろうな」

 

僕は遠坂邸に隠したヴィマーナの玉座にてカルデアの者達を見ていた。きちんとしゃがむ当たり分別は

 

「ねぇギル!これ何!」

 

「!まって!それ触ったら」

 

リッカがコンソールを弄った瞬間ヴィマーナが浮上を開始して僕は玉座から転げ落ちた。

 

「馬鹿!あっ…あ~あ……もう……」

 

遠坂邸は粉々になり、ヴィマーナは見えてしまっている。すぐに着陸してステルスとホログラムを展開した。

 

「……」

 

「えっと……」

 

「…………」

 

「ギル…さん?」

 

「………………」

 

「……(助けて!)」

 

(無理です)フルフル

 

(自分で巻いた種よ)

 

(うわ、俺の知ってる金ピカじゃねぇな。やっぱり)

 

「ごめんなさい」

 

「……良いだろう、でももう勝手に触るなよ」

 

「はい」

 

僕はヴィマーナに完備されているアンドロイドに茶の用意をさせた。

 

「ウメェな」

 

「当たり前だよ、ウルクの品さ。そして……クー・フーリンだったね。聞かせて欲しい、君は僕を知ってる様子だね、何処かであったかい?」

 

「あん?お前前に聖杯戦争で」

 

「僕はこの聖杯戦争が初参戦なんだよ。それなのに君とアーチャー、セイバーにランサーと来たらまるで僕を知っている様に動き回る。なんど宝具でこの土地ごと始末しようと思ったことか」

 

「てめぇ、怖いな」

 

「あのねぇ、僕は聖杯戦争に本来呼ばれないんだよ!まったく……面倒臭いこの上ない」

 

「おまえ、いや……たく」

 

「それで、僕の家に来たのはセイバーを殺して欲しいと?それとも冬木を更地にしてほしい?」

 

「考え方がこえぇよ!」

 

「…一緒に戦って頂けませんか」

 

「うん、君はシールダーか。正直戦うのは吝かじゃない、だってサーヴァントだからね。でも……なんで君達とやる必要がある?」

 

「え?」

 

「魔術師でもない、デミ・サーヴァントだけど真名も判らない。魔術師なのにサーヴァント契約できないし、ヒステリックな女。まともな戦力はクー・フーリンだけだ。そんな状態で僕は君達という御荷物を背負って戦えと?巫山戯るな」

 

「そんなの」

 

「おい、てめぇ状況」 

 

「クーさん…良いよ。英雄王、正直私は貴方の事は判りません。貴方のいた時代の人間でもないし、ギルガメッシュ叙事詩を見たこともない。でも、こんな絶望的な中でマシュは私を助けてくれたんです。だから、私も、私も彼女のマスターだって…自身を持って言いたいんです!」

 

「ううん、マシュだけじゃない。助けてくれてるクーさんも、所長も皆」

 

その目は怖がりながらも、絶望はしていなかった。確かな希望を持って……

 

「……頑張ったね」

 

「え?」

 

「頑張ったって言ったんだ。クー・フーリン、君の気に入った理由もわかるよ」

 

「だろ?テメェはあの金ピカじゃねぇ。いい酒が飲めそうだぜ」

 

「……名前は」

 

「藤丸立香です」

 

「僕は…サーヴァントライダー。ギルガメッシュ。問おう、汝が我のマスターか?」

 

それは契約だ、リッカが僕と契約をするかどうか。今、決まる。

 

「うん、私が……ギルのマスターだよ!」

 

その時、遠坂を失って途絶えていたパスが繋がった。

 

「取り敢えず、眠ると良いよ。君たち分の部屋はヴィマーナにある」

 

その日の夜、艦橋から周りを見ているとクー・フーリンが来た。

 

「なぁ、金ピカ」

 

「その金ピカってやめてよ。僕はギルガメッシュだ」

 

「わりぃな、ギル」

 

「あぁ、クー」

 

ウルクの酒とガラス杯を2つだして注ぐ。

 

「聞かせてほしい、君の出会ったギルガメッシュはどんなだった?」

 

「傲慢で、やけに慢心してたな。あと……」

 

聞かされたのはstaynightのギルガメッシュだ。

 

「フフッ…僕と大違いだ」

 

そこで僕は決めた僕だけの、僕というギルガメッシュに対する設定を作ろうと。

 

「僕は…英雄王と呼ばれて正直嬉しくないね」

 

「ほぉ?」

 

「英雄なら、親友の一人も救えないんだ。親友の犠牲で勝っても、民の安全が手に入っても……僕は……親友と一緒に護りたかったんだ。僕は……」

 

「てめぇ、まさか」

 

「うん、親友の蘇生が願いだよ。あの時死んでしまったエルキドゥの蘇生。知ってるかい、歴史っていうのは過去が変わっても未来は残るんだ。変らない世界線と変化した世界線がね」

 

「あん?何だよそれ」

 

「つまり、君にわかる様に言えば……君は自分の息子を殺したろ?」

 

「あぁ…嫌な思い出だぜ」

 

「だが、聖杯に願えば君の息子が生きている世界線ができるのさ。今の君は息子を失ったが、過去の君は失っていない。息子を失った君と失っていない君ができる。そこで、世界線という道は枝分かれする」

 

「もっと簡単に言えないのかよ」

 

「……川みたいに沢山枝分かれして未来は無限にある」

 

「最初から言えよ」

 

「くそっ…ホワイトボードで説明すれば良かった」

 

 

 

翌日、僕達は徒歩で大聖杯を目指していた。

 

「僕は聖杯が欲しい……待てよ。聖杯って僕の蔵になかったかな?」

 

「おい…てめぇそれなら俺と話したあれは何だったんだ?」

 

「いや…待ってねうん、…………駄目だ。今度目録でも作ろう。蔵の中身があり過ぎて判らない」

 

「みてください先輩!あれが英雄王の蔵ですよ!全て宝具です!」

 

「うん本当に仲間にできてよかったよ」

 

「………貴女達」

 

「熾天覆う七つの円環」

 

雑談をしていた彼等の前に矢が飛んできた。それは確実に此方を殺す一撃だ。

 

「けっ…てめぇ相変わらずセイバーに奉公してやがんのかよ!」

 

「ふむ、私としては奉公しているつもりはないが……しかし……面倒なサーヴァントを連れているな」

 

「キャスターから聞いたが、君も僕と因縁が深い様だね。でも、残念だ。僕は君を知らないな」

 

「私もだ、貴様のような英雄王など」

 

「うん、だからね。死んでしまえ」

 

その時の言葉は酷く冷たかったと思う。アーチャーの周りに展開された王の財宝から宝具が放たれるけど、干将莫耶で弾かれてしまった。それどころか、撃ち返しだ。

 

「……さしずめ、贋作者と言った所かな。君は」

 

「慢心も傲慢も無いとは……だが、貴様を殺すことに躊躇いはない」

 

「そうかい、来なよ。贋作者。キャスター、リッカは速くしなよ。大丈夫、僕は負けないから」

 

「くっ…所々アレに似ている!行くぞ、英雄王、武器の貯蔵は十分か!」

 

「贋作者、君を殺す事など簡単だ!」

 

僕は蔵から二対の武器を出す。双剣にして弓にして、トンファー。終末剣エンキ。

 

「くっ…貴様の戦い方……ではないな」

 

「そうだね、神の鎖」

 

「くっ!」

 

神性のないアーチャーは干将莫耶で神の鎖を切り裂くが、すぐに僕のエンキが身体に迫る。

しかし、それを投影された剣で防がれ僕は胴体に蹴りを入れられた。

 

「足癖が悪いね…王に蹴りを入れるというのがどういう意味か……理解していないようだ」

 

「くっ…慢心の無い英雄王は」

 

「なら、あげるよ。王の財宝」

 

「I am the bone of my sword.」

 “熾天覆う七つの円環”――――!」

 

アーチャーが投影した熾天覆う七つの円環にだんだんと罅が入っていく。

 

「くっ…貴様は!」

 

「そうだよ、アーチャー。君が死ぬまで僕は蔵を閉じることはしない。さぁ、宝が勿体無いしね、そう、勿体無い、勿体無い……だから、死になよ。さぁ、目覚めるんだ。乖離剣エア」

 

「まさか…」

 

それはアーチャーであるギルガメッシュの宝具を放つ際に使われる剣。

しかし、彼はライダーであり宝具であってもアレは撃てない。

 

「エヌマ・エリシュは出来ないけどさ、ほら魔力を放つんでしょ。セイバーのアレは」

 

「くっ!」

 

そう、乖離剣エアをまるで約束された勝利の剣のように振るったのだ。対界宝具を対軍宝具まで落とすが、それでもアーチャーは防げなかった。

四股は砕け、身体中から血が溢れ出る。

 

「まさか……このような」

 

「君が誰かは知らないさ、でもね。…………王に不敬を働いたんだ。死んで詫びると良いよ」

 

「くっ…英雄王、貴様の本質はやはり変わらな」

 

アーチャーが言い終わるよりも先にギルガメッシュはその首を斬り落とした。

 

「さて……処分は済んだし」

 

「約束された勝利の剣」

 

それは僕を狙って放たれた。彼女達が負けたのかとも感じたが、どうやら違うようだ。

完全な不意打ちだった、守れはしたが傷は深い。

 

「やってくれる」

 

 

僕はヴィマーナにのり、大聖杯に向かった。

 

「流石に倒れんか、英雄王」

 

「…僕に傷を付けた挙げ句、左半分を使い物にならなくするなんてね。流石だと…言ってほしいのかい」

 

「先輩、所長、英雄王の魔力が増大しています!」

 

「不味いぜ嬢ちゃん達!」

 

「え!ギル!」

 

「許さん、この我を傷つけた事。許しを請いながら消えていけ」

 

宝具展開

 

「まさか…固有結界だと?!」

 

「まじかよ、彼奴の宝具は」

 

「これが英雄王の宝具」

 

「あり得ない、これが英雄王」

 

「ギル?」

 

「ヴィマーナ、出航」

 

海原から黄金の戦艦が蘇る。僕を中心にクー・フーリン、立香、マシュ、所長がヴィマーナの管制に付く。

 

「全砲門開け、目標冬木市。ここら一帯を焦土にしてやれ!」

 

「「はっ!」」

 

「嘘!戦闘機?!」

 

「時代が違うわよ!!」

 

ヴィマーナからナン10機もの戦闘機達が出撃し、冬木の街を焦土としていく。それはアーサー王の居る大聖杯もだ。

 

「ヴィマーナ急速上昇」

 

ヴィマーナが変型する。人型の金色に光るロボットへと姿を変えると僕は叫んだ。

 

「ダイダロス・ブレイク」

 

ミサイル、キャノン砲、ビーム砲、ありとあらゆる攻撃をしながらヴィマーナの拳が大聖杯の位置に刺さり、まるで核弾頭を思わせる爆発が起こった。

 

「……ちっ、まさか残ってるなんて」

 

「貴様は、私の知る英雄王よりも残虐だな」

 

「アーサー王だっけ?教えてあげる、王はね残虐何だよ。王は選び、殺す。僕は彼女達カルデアを選び、君達を殺す。それだけさ」

 

「英雄王、グランドオーダーは」

 

「知ったことじゃない」

 

「なに?」

 

「僕は僕の為に戦う。僕が戦うのに理由はいらない、だから、その五月蝿い口を慎め、雑魚」

 

僕は相当切れたんだと思う、何度も何度もアーサー王の身体をエンキとエアの二刀流で切り裂いていたもの。

 

「おい!止めろ!」

 

「……クー・フーリン」

 

僕はクー・フーリンを見た。そして、立香達カルデアを。

 

「クー・フーリン、聖杯はあげるよ」

 

「おい!」

 

僕はエアを自分の喉に突き刺した。

 

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