異世界少年~ロリエルフにTS♀して日本に転生! 言葉は分からないけど、過保護で美人なお姉さんに拾われて何とか生きています!   作:二宮まーや

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58話 葵ちゃんの変化

 

 

 

 ◆(あおい)視点

 

 

 

 ☆一ノ瀬家リビング☆

 

 

 

 しかし、さっきは驚いたな。コンビニから帰って来たらお姉ちゃんが顔に沢山冷えピタ貼ってて、更には何でか下半身裸でした。しかも、私の目の前で漏らすとは……クスクス。最初はついにお姉ちゃんが気が触れてしまったのかと思いましたが、理由聞いたら思わず笑っちゃったよ♪

 

「お姉ちゃん〜おかゆ作って来たよ!」

「あ、ありがとう……」

「あれれ? まだ気にしてるの? まだ家の中で良かったじゃん! 私はお姉ちゃんが()()()()しても全然気にしてないよ!」

「うぐっ……さっきのは夢よ……私は漏らしてない……漏らしてないの……ぐすんっ……」

 

 楓お姉ちゃんはお漏らしをしてしまった事をまだ気にしている様子です。まあ、気持ちは分かるけど……普段やかましいお姉ちゃんがここまで元気無いのは珍しいです。余程恥ずかしかったのでしょうね。

 

「お姉ちゃん元気出してよ〜ほら、おかゆ食べさせてあげるから♪ はいあ〜んして」

「うん、もぐもぐ……美味しい」

 

 お姉ちゃんはリビングのソファの上に座りながら、口を開けて再びおかゆを催促しています。お姉ちゃんも大きな子供みたいですね♪ 私のお姉ちゃんは可愛いです♡

 

「んぅ……? あおいねーたん……」

「ん? エルちゃんもおかゆ食べたいの?」

 

 エルちゃんがお姉ちゃんの横でちょこんと座りながらお粥をジーッと見つめています。エルちゃんは本当に分かりやすい子ですね♪ エルちゃんにはコンビニで買って来たサンドイッチとカレーパンをあげよう♪

 

「エルちゃんにはこれをあげよう♪」

「ふわぁあああ!」

「うふふ……エルちゃん嬉しい? はい、どーぞ♪」

「にゃ〜ん!」

「ふぇ? ―――――――――!?」

 

 あらあら、エルちゃんにサンドイッチを渡そうとしたら横から白猫のタマちゃんが口で咥えて持って行ってしまいました。エルちゃんは目を大きく開いて唖然としています。

 

「――――――!? ―――――――――!!」

「にゃふ♪」

「―――――――――!!」

 

 エルちゃんがプンスカ怒りながらタマちゃんを追い掛けていますが、タマちゃんの方が足が早くてエルちゃんは涙目になっています。どちらも可愛いです♡ エルちゃんとタマちゃんがじゃれてる姿を見るだけで何だか心が穏やかになります♪

 

「タマちゃん〜それはエルちゃんのご飯だからちゃんと返しましょうね。タマちゃんのご飯はこっちだよ♪」

「にゃ〜ん♪」

 

 楓お姉ちゃんがエルちゃんを抱えて再びソファに座ります。お姉ちゃんはエルちゃんを膝の上に乗せてサンドイッチをエルちゃんに食べさせながらニヤニヤとしていました。エルちゃんがサンドイッチをもぐもぐと食べる姿を見て、お姉ちゃんも次第にいつものお姉ちゃんへと戻って行きました。これで一安心です♪

 

「え? エルちゃん食べさせてくれるの?」

「――――――♪」

「ありがとう♡」

 

 今度はエルちゃんがお姉ちゃんにサンドイッチを食べさせていますね。何だかほのぼのとする光景です♪ 

 

 リビングのテレビを付けると丁度タイミング良く魔法少女☆みくるちゃんのCMが流れていました。どうやらリアルイベントを期間限定で開催するらしいですね。

 

「――――――!!」

「魔法少女みくるちゃんかぁ〜え、リアルイベントやるんだ」

「――――――!!」

「あらあら、エルちゃんったらそんなに興奮しちゃって〜行きたいのでちゅか?」

 

 エルちゃんが目をキラキラと輝かせながらテレビをガン見しています。みくるちゃんが大好き何だね♪ 今度の日曜日なら予定は空いているので行けなくもありません。

 

「お姉ちゃん、このイベント行ってみる? 土曜日にはあの変態……じゃなかった、二宮マッマと夢見アスカことドSロリコン鬼畜変態女が来るけどこのイベント日曜日に開催らしいから」

「あぁ、そうえばアスカちゃんも来るんだったね。うん、良いわね。よし! エルちゃんが欲しい物何でも買ってあげよう♪ 50万円程あれば足りるかしら?」

「多すぎぃっ! お姉ちゃんそのうち破産しても知らないよ?」

 

 何だかお姉ちゃんの方が乗り気です。エルちゃんが喜ぶなら今度3人でイベント会場まで行くのはありですね♪

 

「―――――――――!」

「あらあら、うふふ♡」

 

 エルちゃんがテレビの前でおもちゃの杖を振り回して、キャッキャと遊んでいます。お姉ちゃんもおもちゃの杖を持ってエルちゃんと一緒にブンブン振り回して幸せそうな表情を浮かべながら遊んでいました。こうして見るとどちらも子供ですね。あ、エルちゃんは赤ちゃん……幼女かぁ。

 

「クックッ……我が名は怪人こちょこちょ男爵だぁ♪ エルちゃんをこちょこちょしてやるぞ〜♪」

「――――――!?」

「クックッ……私から逃げよう何て100年早くてよ。おっほほほ〜!」

 

 怪人こちょこちょ男爵……そんなキャラ居たっけ? 正直みくるちゃんに出てくる登場キャラみんな濃いけど、私の中では壊れてしまった真理子の方がインパクトがデカすぎて他のキャラがうろ覚えです。てか、お姉ちゃんの方がエルちゃんよりもノリノリだよ……こんなお姉ちゃんの姿は流石に外では見せれません。でも、お姉ちゃんは美人なので何をしても絵にはなりますけど……

 

「――――――!!」

「ぎゃああああぁぁっ……!? くっ!? やるなお主……」

「んぅ? かえでねーたん、よちよち♪」

「ああああああああぁぁぁエルちゅわぁああああああああぁぁぁんんんっ♡♡♡♡♡♡♡♡♡ もう無理! しゅき♡ チューしましょ! はい、チュー♡ ん〜♡」

 

 お姉ちゃんの病気が悪化してますね。大丈夫かな? エルちゃん依存性? まあ、エルちゃんも楓お姉ちゃんに抱かれて喜んでるから良いか。はぁ……しかし、土曜日かぁ。二宮マッマと夢見アスカこと真由美お姉さんはレベルが高すぎる。私の手には終えないよぉ……前回は二宮マッマに胸揉まれて、あそこも触られ体も痙攣するほど激しかったし……あの人の変態マシンガントークに付いて行けるのか……否。それは無理だ。二宮マッマと互角に渡り合える変態はそうそう居ないでしょう。しかも、二宮マッマはお酒も大好きで酔うといよいよ誰も止める事が出来ません。二宮マッマがやる配信では、洗練された変態さん達が集まると言うので有名です。私もどんな配信なのか気にはなりますけど……きっと見たら地獄絵図が広がってそうです。ちなみに二宮マッマの別名は【百合姫】です。

 

 そしてもう一人、夢見アスカ事……真由美お姉さんに至っては普段お淑やかな雰囲気を装って居るが、あれは演技だ。真由美お姉さんは可愛い子を見ると見境なく意地悪してしまう超ドSな性格です。恐らくですが、エルちゃんは99.999999999%の確率でおもちゃにされるかもしれません。夜ベッドでの出来事を鮮明に思い出してしまいます。真由美お姉さんの縄縛りプレイ、あのヤンデレ化したようなレイプ目、私の上に跨りあれやこれよとおもちゃで虐められた記憶がぁ……私の股間がびしょ濡れになった事も今でもはっきりと覚えています。あれは激しかったなぁ……(遠い目)

 

「ん? 葵ちゃんどうしたの?」

「へ? あ、何でも無いよ♪」

 

 しかし、今更ながらどうして私の周りにはこうも癖のある人達が多いのでしょうか? 私はこう見えても一ノ瀬家の良心。簡単に言えばノンケです。ごく普通の何処にでも居る女性だと言うのに……

 

「お姉ちゃん、今日は寝てないと駄目だよ? またお熱上がっちゃうよ?」

「エルちゃんを抱いてれば熱下がるから大丈夫! エルちゃん成分補給しなくちゃ!」

「馬鹿な事言ってないで、寝室で早く休んで。エルちゃんの面倒は私が見るから、お勉強もしないと行けないし」

 

 私はエルちゃんをお姉ちゃんから引き剥がして、エルちゃんを抱っこしました。お姉ちゃんには寝室でしっかりと休んでもらいます! お姉ちゃんが寝ている間に私がエルちゃんの面倒を見るのだ!

 

「分かったよ。葵ちゃんありがとう〜じゃあ、私は二度寝して来るね」

「は〜い、おやすみぃ〜♪」

 

 お姉ちゃんはそのまま2階の寝室へと行ってしまいました。タマちゃんはご飯を食べたらいつも自由気ままに散歩しに行くので、実質リビングでエルちゃんと2人きりです。

 

「――――――?」

「楓お姉ちゃんは寝室へおねんねしに行ったんだよ♪」

「―――――――――。」

 

 さてと、そろそろやりますかね。今日は平仮名のお勉強と積み木を使ってお勉強進めてみよう。スマホで調べたら小さい子の教育には積み木を使うのも良いと書いてありました。お姉ちゃんが通販で買った中に積み木やら色々入ってたので早速使ってみよう!

 

「んみゅ? あおいねーたん?」

「エルちゃん♪ 私の膝の上に座りながらお勉強すると頭良くなるよ〜」

 

 そんな適当な事を言いつつエルちゃんを膝の上に座らせました。今日は2人きりなのでエルちゃん成分を補給しながらお勉強を進めたいと思います。エルちゃんの抱き心地は最高です♡ 何だろう……何かエルちゃん見てると意地悪したい気持ちが段々と増して行きます。エルちゃんはやはり魔性の幼女ですね。

 

「ねぇ、エルちゃん。お勉強前に少し準備運動しよっか♪」

「―――――――――?」

「エルちゃんは何でそんなに可愛いの? そんな上目遣いで私を見て……私の心を焦らして楽しいのでちゅか? うふふ♡ 今日は2人きりだね♡」

 

 

 

 

 ◆エルちゃん視点

 

 

 

 

「あ、あおいねーたん?」

「――――――♡」

 

 現在僕はあおいねーたんの膝の上に座っています。かえでねーたんは2階に上がって行きました。本当なら僕が付きっきりで看病して上げたいのですが、あおいねーたんが僕のことを離す気配がありません。今から何をするのでしょうか?

 

「―――――――――♪」

「ま、まさか……お勉強ですか!?」

「――――――♡」

「あ、はい……」

 

 ひえぇぇ……僕の苦手なお勉強だ。僕は今まで自惚れていました。僕は地頭良い方なのだと思ってましたが、それは僕の思い上がりだったのです。かえでねーたんやあおいねーたんに色々優しく教えて貰っているのですが、全然理解出来なくて毎日泣きそうだもん。てか、もう泣いてる……その度にお姉さん達に励まされて……うぅっ……。男として情けない限りです。

 

「――――――?」

「ぐぬぬっ……今日もまた、あいうえおと言う魔界語みたいな言葉を復唱させられるのか……これは相手を抹殺するための呪いの呪文なのか? しかし、この難題を解かないと次へは進めない」

 

 あおいねーたんは紙に文字を書き始めました。そんな高級な紙を使い捨てるように沢山使うのは勿体無い様な気がします。いくらお姉さん達がお金持ちだとしても……これは流石に……ねえ? 

 

「あおいねーたん、僕如きに紙を使うのは勿体無いですよ! なのでお勉強は辞めにしま……」

「――――――♪」

「ふぇ? ま、まじですか……」

 

 あおいねーたんが机の下から大量の紙を僕の目の前に置きました。ドサッと言う音と共に魔導書2冊分くらいの厚さはありそうな大量の紙が僕の目の前に置いてあります。何故か言葉は通じてない筈ですが、あおいねーたんが僕を逃がすまいと腕に力を入れて抱いて来ました。何だか少し鼻息も荒いような気がします。

 

「一体何なのだ!? この()()()()()と言う文字は……魔界の言葉なのか? それとも何かの暗号?」

「――――――♪」

「うぅっ……この鉛筆と言う魔道具、あおいねーたんみたいに上手く持てないぞ……指をこうしてこうして……んにゃあぁぁぁ!! 無理! 僕にはこの魔道具扱えないよ!」

 

 あおいねーたんは何度も僕に見本を見せてくれるのですが、何故か上手く持てない。どうしてそんな器用に字が書けるのだろうか。あおいねーたんもそうですが、かえでねーたんも天才か!? 

 

「ぐぬぬっ……ふぁ!? お、折れた!? はわわ……あ、あおいねーたん! お、折れちゃった……」

 

 僕が不器用ながら力強く鉛筆を持って書いてたら、鉛筆の先が折れてしまい僕の顔は段々と青ざめて行きました。恐る恐るあおいねーたんの方を向いて見ると……

 

「顔が近い……」

「―――――――――♡」

 

 僕の鼻とあおいねーたんの鼻が当たるか当たらないくらいの顔の近さです。かえでねーたんが居ない時だけ、あおいねーたんは雰囲気が変わります。真面目そうな印象があったのですが、最近はかえでねーたんみたいになって来ています。姉妹はやはり似るものなのでしょうか?

 

「んぅ?」

「―――――――――♪」

 

 こ、これは……完全に弄ばれているのでしょうか? あおいねーたんが僕の頬っぺたを指先でつんつんとしてきたり、ムニムニとしながら笑みを浮かべています。そんなに僕の頬っぺた触り心地が良いのかな? あ、良い事思い付いたぞ! あおいねーたんに甘えたらお勉強は休止になるかもしれない!僕は早速あおいねーたんにスリスリ攻撃を仕掛けたのですが、今になっては後悔してしまいました。あおいねーたんは鼻息を荒らげて僕をソファの上に押し倒して来たのです! 

 

「んみゃっ……!?」

「―――――――――♡」

「まっ! 待って下さい! だ、駄目ですよ! はわわっ……!?」

 

 あおいねーたんからチュッチュ攻撃をされて、更には僕のお口の中にあおいねーたんの舌が入って来ました。僕の身体にあおいねーたんが重なり、僕は抗う事が出来ずにされるがままでした。静かな部屋にはいやらしい音とあおいねーたんの喘ぎ声が響き渡りエッチな空間と化しています。

 

 あおいねーたんの乳房が少し固くなっているのが僕の乳首越しに分かります。僕の小さな乳房とあおいねーたんの乳房が重なり合い、あおいねーたんの暖かいのが僕の中に入ってくる様な感覚です。

 

「そ、そうか。()()()()()という言葉は、女の子同士でイチャイチャする事を指していたのか!?」

 

 僕は常識とかに疎いから分かりませんけど、これが家族の愛情表現なのかもしれない。でも1つ不安があります。僕が知っている知識の中でだと男性が女性とチューをすると赤ちゃんが出来ると聞いた事があります。女の子同士でイチャイチャしたりキスをしたら妊娠しないだろうか……僕の唾液とあおいねーたんの唾液がねっちょりと混じりあってしまったのだ。

 

 ふむ……でもこの場合はどうなのだ? 僕も今は身体は女の子。妊娠するとなるとどちらが妊娠するの? 前にかえでねーたんとイチャイチャした事もあるけど、もしかしたら確実に妊娠する訳では無いのかな? そもそもどうやって子供は産まれるのだろうか? 僕は物心ついた時は、既にスラムの掃き溜めのような場所で過ごしていた為そういう知識が乏しい。

 

「も、もしかしたらかえでねーたんも妊娠してるのでは……こ、これわもしや! 僕は既成事実を作ってしまったのか!? 今まで沢山イチャイチャしてしまったし……はわわ」

 

 エルちゃんは顔を青ざめながら思いも寄らぬ方向へと勘違いして行くのであった。エルちゃんはこの後、葵お姉ちゃんに赤ちゃんプレイをさせられたのでした。

 

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