起きたら茜ちゃん!   作:丹碧のブルーメ

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そろそろ東北編…というかこの章の物語も大詰めです。
この章の裏テーマは「登場人物皆が活躍!」だったりするんですが、楽しんでいただけましたか??


三十七話『脱出』

わたしの頭のアクセサリー。

それは包丁──正確には出刃包丁ってやつ、そんな感じの見た目をしている。鬼の角みたいに二丁つけているこれは、決して見た目だけじゃなくて実用的に活用出来るものだ。

アクセサリーなので勿論自分の意思で着脱可。

わたしは退屈な時よくこれでガリガリと木の幹を削って絵を描いたりなんかして、気分を紛らわしていたりする。

 

ようするに、ちゃーんと切れ味があるというわけです。

 

体の身動きを封じられてしまった今、動かせるのはこれくらいだ。なんとかしてあの憎い触手にぶっ刺してやれないだろうか。頭をブンッて振って、包丁を飛ばすとこまでは想像できてるんだけども。

問題はどうやって当てるかでして…。

 

「霊と触手による同時攻撃、どう対処するんですの?」

「なら…こうするまでや!!」

 

二人の戦いはもう始まっている。

だからわたしもせっせことヤツにのみ包丁をぶっ刺す方法を考えているのだ。

 

戦闘は激しい。

半透明になって実体化し攻撃してくる霊、それと同時に畳み掛けてくる伸びて長いリーチになった触手。

それをジャンプして避けて、そのまま真下に炎を噴射することで攻撃に転じてまとめて対処する茜姉さま。

 

「っ、やりますわね。」

「そっちこそ…!」

 

一方でわたし達は現在も霊に拘束されたまま。

こっちからは一切手出しせずにただただ観ることしか出来ない、タコ姉さまを操っている触手と茜姉さまの戦い……物凄い激戦だ。

 

「……どっちが勝つんだろう…?」

「お姉ちゃんに決まってるでしょ。」

「助けに入れないのが悔しいです…!」

 

少しの油断が命取りになるレベルの戦闘なんだろう。

 

「うーん、わたし達にできることは……あ、茜ちゃんを応援しましょう!」

「で、ですね!っ茜姉さま、頑張れー!!」

 

一応応援してみるけど、あまり意味は無さそうだ。

……わたし達の声が届かないくらい、お互い戦闘に物凄く集中してるみたい。

 

「イタコさんは解放させてもらうで。

今すぐお前を、引っ張り出したる!!」

 

戦闘は、どんどん激しくなっていく。

 

熾烈な争いっていうのは、まさにこういう戦いのことを言うんだろう。

茜姉さまは触手や霊に足を救われないようにしながらも、近づいてくる触手だけを的確に燃やそうとし。それに対して操られてるタコ姉さまは霊の力の沢山の手数で、相手の余裕を奪っていく。

 

戦いの駆け引きが何分にも渡って続いてる気がする。

緊張しながら見ているからか、わたしですら汗が出てくる……戦っている当人達の顔を見てみれば、余裕はもうほとんど無いみたいで、どっちも肩で息をしていた。

 

「なら、引っ張り出すその手を封じて差し上げますわ!!」

 

しかし均衡は長く続かないもの。

ここでターゲットを集中して攻撃する為により近くで戦っていた茜姉さまが、触手を避ける余裕が無くなったのか、あっさり手首を掴まれてしまう。

 

「茜姉さま!!」

「大丈夫、見とって〜言うたやろ?」

 

──ホッ。

掴まれても尚余裕がある態度を見るに、大丈夫そうだ。

 

「……言っておくで、ウチは前にもお前みたいなイソギンチャクと戦ったことがある。」

「だったらなんだと言うんですの?」

「対策を知っとる、ちゅうことや!!」

 

そう言うと手首に絡みついている触手に指を突き、そこから火を出してジュッと火傷させた。結構効いたのか、ヤツは苦痛に顔を歪めている。

 

す、すごい!戦いはずっと茜姉さま優勢だ!!

ほんとにわたし達は見ているだけでもこの勝負、たった一人で勝ててしまうのかもしれない。

 

「…なるほど。

その能力中々に厄介ですわ……でも、この戦い方はちょっと迂闊ですわね。」

「なんやて!?」

「アタシはその対策の対策をできますの。」

 

まだ勝ちを確信するのは早かったようで。

茜姉さまの手首を掴んだまま、触手が先を少し縮こませその肉体を少しづつ石みたいな質感に変化させていく。

これで茜姉さまの指が届く範囲の触手は全部、石みたいにカチコチになってしまった。

 

なんでもあり、とでも言うんでしょうか??めちゃくちゃだ。

こんなカチコチになられたら、茜姉さまの火だって通じない。無敵じゃないですか。

 

「あいつも最後にしてきた石化…っ!?

で、でもこれじゃあそっちも何も出来ひんやろ!」

 

「えぇ。きっと、その個体は他に攻撃手段が無かったから防御策として使ったんでしょうけど。

でもアタシは違いますの、この体の能力がありますわ。」

 

その言葉に合わせて周りに霊がどんどん集まっていく。まずい、これじゃあ動けない茜姉さまは一方的にやられちゃう。

 

「さぁ、あとは見てるだけでアタシの勝ちですわ。」

「舐めんといて。」

 

「でももう貴女にできることなどありませんわよ?」

「……ちょっとイタコさんの体にダメージが行きそうやから、やりたくはなかったんやけどな…

──せいやぁっ!!」

 

「な──っ!」

「どうや、爆速メリーゴーランドやで!!」

 

茜姉さまの優勢に戻った!

“メリーゴーランド”っていうのは、技名かなんかでしょうか??

 

触手に手首を掴まれたままぐるぐる回転することで、あっという間に近寄ってきた霊を一掃。ついでにヤツに攻撃を与えることにも成功している。

……タコ姉さまの体にも、ちょっと…まぁそれは目をつぶる他ない。

 

「っ小癪な!ならこうするまでですわ!!」

 

回転が止まった。

ヤツが触手を何本か地面に突き刺さしたらしく、歯止めをかけたからだ。どうやら杭みたいに深く強く地面に突き刺さってるようで、茜姉さまの力でもどうにかできるものではないらしい。

 

「今度こそ、終わりですわ。アタシの勝ちですわね。」

「っ…!!」

 

さてさて、ここでもう一度。

“お互い戦闘に物凄く集中している”。

 

だからだろうか、今のヤツは茜姉さまと対峙するのに集中するあまり、こちらに背を向けている。石化してない柔らかい触手の部分も、こちらから充分狙える。

…拘束してるからこちらの事は気にせずとも平気、とでも思われているのだろうか?

 

だとすれば……その油断が命取りだ。

 

 

よし、チャンスは一瞬。

五感を研ぎ澄まし、包丁飛ばしのタイミングを計る。

 

 

 

 

 

 

──ここだ!

頭をブンッと思いきり振って、包丁を飛ばす!!

 

 

「っ!?……と、危ないところでしたわ。」

「…そ、そんな……」

 

「こんなものを飛ばして…」

 

避けられた。

避けられてしまった。そしてヤツは避けた包丁を見つめ、“こんなもの”などと言って余裕ぶっこいて……

 

 

 

 

まぁ、それでいいんですけどね。

わたしはもう一度頭を思い切り振る。

鬼の角みたいについてるものですよ、一丁で終わる訳ないじゃないですか。

 

「一回避けたからって油断しましたね?」

「っ……!っっぐぅ!!」

 

一つ目を“あえて”避けさせて、油断しているところに二つ目を畳み掛けるという手法。家での戦闘で、あかり姉さまがやってたのがカッコよかったから真似してみたかったんですよね。

まさかこんなに効果テキメンだとは思わなんだ。

 

触手に深々と刺さった、わたしの包丁。

それが相当効いたのか、今の攻撃が当たった直後わたし達を拘束していた霊達の霊圧が消えた!!

 

「あかり姉さまの受け売りですっ★」

「ナイスです、きりたんちゃん!!」

 

思わず、ピースをせずには居られない。

タコ姉さまを乗っ取りし触手、撃破ーっ!!

 

「拘束が…」

「無くなった!!今がチャンスだよ皆!」

 

晴れて自由の身だ。

でも、この山からも解放されてほんとの自由の身になるのはこれから。タコ姉さまも連れて、この狭い世界から脱出するんだ!

 

「っし捕まえたで!!

あかりちゃん、ビリビリガンや!」

「はい!!」

 

「やめろっ!!離せ…くそっ!」

 

ヤツは余裕がもう無くなったのか、先程とは打って変わって冷静さが消えてタコ姉さまの口調をモノマネすることもなくなった。

 

「こうなったら…」

「観念してください!これで終わっ──!?」

 

あ、まだあかり姉さまが攻撃してないのにも関わらず、触手がスポンッて…タコ姉さまの体から取れて……

 

「あー!」「に、逃げた!!」

 

触手だけになり、グネグネと這い回りながら離れて行った。一方残されたタコ姉さまの体はというと、力無く脱力している。

 

 

 

…戦いは、終わった……???

 

わたし含め、皆ポカーンとしている。

 

「大丈夫?姉さま、姉さま!」

「イタコさーん?…大丈夫やとええけど……」

 

──っとそうだ、タコ姉さまの安否が気になる!!

揺すられるタコ姉さまに息は……

 

「姉さまの心臓動いてる!!動いてるよ!寝てるだけみたい、良かったぁ……」

「っ心配したんですから…良かった、タコ姉さま……」

 

良かった、ほんとに無事で良かった。

ずん姉さまの言う通り、「すぅすぅ」と寝息を立てている様子を見るに大丈夫そうだ。これでまたしっぽ枕してもらえますね。

 

「もう説得とか言ってる場合じゃ、ないですよね。」

「そうやな、ロボットとかも全滅したわけやないやろし……急がへんと。」

「ならイタコさんをお持ち帰りで決まりですね!!」

「ゆかりさん…その言い方はちょっと……」

 

そうだ、しっぽ枕の良さを新しく家族になる皆さんにも教えてあげなければ。絶対気に入る。誰もがモフモフには無力なんですよ。

 

「待って皆……なんか地面揺れてない?」

「言われてみれば……?」

 

地震…?いや、これはまさか……

 

「来るっ!!」

「「「「!??」」」」

 

地面がボコッと膨らんだかと思うと、不意打ちで触手が現れた!

逃げたのではなく、一旦身を潜めて機会を伺っていたという訳ですか……!!でも、もうタコ姉さまの能力も使えない単体の触手。対して怖い相手じゃない。

 

「っ発射!!」

「私だって!!」

 

わたしは砲撃、ずん姉さまは弓で。

すかさず攻撃を放つ……が、触手には当たらない。憎たらしいことにクネクネと器用に避けられてしまった。

 

「厄介やな、攻撃が当たらへん。」

「中々すばしっこいやつですね!」

 

それは茜姉さま達も同様のようで、誰も攻撃を当てられないようだ。このままじゃ、徐々に追い詰められて……最悪、また誰かが乗っ取られてしまいます!

 

「っとそろそろ、到着ですか…。

──ええーい、イソギンチャク的なアナタ!!

乗っ取れるものなら、乗っ取ってみなさい!」

「ゆ、ゆかりさん?!何言ってるんですか?」

 

その挑発に乗ったのか、わたし達をもスルーして触手がゆかり姉さまの方へ一直線に向かっていく。でも、あんなこと言って大丈夫でしょうか?戦う術はあるのでしょうか??

 

「こっちこっ、ちぃぃぃ!」

「「ゆ、ゆかりさーん!?!」」「ゆかり姉さまー!」

 

…ただひたすら、脱兎のごとく逃げている?

いや。囮になっているのでしょうか??しかも、片手で“スマホ”を操作しながら。どうするつもりなんでしょう、これってもしかしてまたまずい状況なのでは。

え、大丈夫かな。どうしよう。

 

 

 

──ってなんか、ゆかり姉さまが逃げてる先がやたら明るいような?

ま、まぶしっ!!!!

この明かりは一体?二つの懐中電灯が光ってるみたいな明かり。しかもどんどん眩しくなっていくし。

いや……近づいてる…?

 

 

 

「ぜぇっ!!ぜぇっ…!

ゆかり号の突進を──くらいなさい!!」

 

 

突如、物凄い速度で現れた鉄の箱が!!

ドォンと強い衝突音を鳴らして触手に衝突した。触手は凄い吹き飛ばされ、どっかに飛んでいってしまった。

 

「きりたんちゃん、ずん子さん。

どうですか、これがゆかり号です!!」

「でかいです!すごいです!いかついです!」

 

鉄の箱はゆかり号というらしい。

……正直ちょっとボロっちいとも思うけど、きっと沢山の修羅場をくぐってきたんだろう。

 

「なるほど、遠隔操作してたんですね。

さすがゆかりさん!これで帰路もゲットです。」

「えぇ。家族皆でここから逃げますよ!」

 

ゆかり姉さまが囮になって、遠隔操作とやらで“ゆかり号”を動かして、タイミング良く触手に激突させる。

そんな作戦だったのだろう。

す、すごい…!!

 

「皆、乗ってください!!早く!!!」

「行こう、きりたん!」

 

わたしの姉さま方は全員、ほんとに最高だ。

 

◆❖◇◇❖◆

 

無事に触手も討伐し終え、新しい家族となる東北三姉妹も加えた七人で愛しのゆかり号へと入る。茜ちゃん達は皆きっと戦闘で疲弊している事だろう。

後はリーダーたるわたしに任せて欲しい。

 

「これがシートベルトって言って…」

「おー!ガショーンって固定してくれるんですね!」

「イタコさんはここに寝かせてっと…」

 

……うーん、無茶をさせて山道辺りから無理矢理来てもらったから、車体の傷が結構増えたかもしれない。けれど、自分たちの命には代えられない。傷のことを一旦頭の中から掻き消し、運転席に座る。

 

「あはは、七人だとさすがに少し窮屈に感じますね。」

「言ってる場合ですか、ゆかり号発進!!」

 

あかりちゃんの戯言に返事をしながら、ゆかり号を道なりに進ませる。行きはよいよい帰りは怖い…の逆バージョンだ。

あんなに長く感じた道を、途中でへばって茜ちゃんにお姫様抱っこしてもらって進んだ道をギュンギュン進んでいく。

いやー、あれは最高でした。うへへ。

 

「? なんかゆかりさん嬉しそうやな。」

「きっと家族が増えたから──いや、あれはなにか邪な考えをしてる時の顔ですね。」

 

──ギュンギュンといえば、あの人は元気にしているだろうか?

一旦家族をやめて、友達として関わることになったあの人。最後に会ったのは…何年前だったか。また会いたいという気持ちもあるが、今は──あの事件のことがある、合わせる顔がない。

それに彼女は、今簡単に会える環境に居ない。

 

「……今度はシュンッてしてるね。これは?」

「……これも時々見せる顔ですね…でもこっちはわたしにもよく分からないです…」

 

っと、運転に集中しなくては!!

ガタガタする道故、乗車してる皆さんが酔いそうだ。少しでも軽減できるよう頑張らないと。

 

「……うっぷ…」

「あっ!ずん姉さま!!」

「ビ、ビニール袋はこっちやで!!」

 

運転に集中していまーす。

後ろの様子はわかりませーん。

 

っと、前に凄い数の人が見え──って、ここは入るのを禁止されている山。ここに居る人は東北三姉妹を除いてロボットなんでしたね。現地の人を装って東北三姉妹を黙そうとしていたんでしたっけ。こいつら厄介な事に道を塞ぐように立っていて、邪魔なこと極まりない。

……ボーリングのストライクのようにまとめて轢いてやりたいとこですが、これ以上ゆかり号の傷は増やしたくないんですよねぇ。

 

人くらいなら飛び越せる、アレ……。

──しますか。

 

 

「皆さーん!今からすごい衝撃が来ますから、しっかり掴まってくださいね〜!!」

「あー、アレするんですね…了解です。」

「アレ!?アレって何??掴むって、どこを!?!」

 

 

愛しのゆかり号は、わたしが愛を込めて沢山の改造を施している。こんなロマン溢れる改造をしているのは、世界広しと言えども…きっとわたし一人だろう。

 

「ヒャッホー!!」

 

フロントガラス越しに見える景色が、一気に変わる。何度やってもこの瞬間は最高です。大好きです。

そしてその後にっ、と!!

 

車体がガクッと揺れる……これも最高の瞬間なんだけれど、あかりちゃんはこれがあまり好きじゃないらしい。

 

「はぁぁ…死ぬかと思った……」

「なにしたん?!何したん今!ゆかりさん!!」

「ふふ。お姉ちゃん楽しんでるし、私は意外とこれ好きかも。」

「えぇ!?嘘ですよね!!?」

 

おや?意外ですね。

葵ちゃんはこれ意外と好きらしい。

 

それで、何をしたかって……ジャンプだ。

ちなみに初めてこの機能を使用した時、わたしも死ぬかと思った。自分で作っても怖いものは怖いんですよ。

でも今となってはアトラクション気分だ。

 

お、これまた綺麗。

丁度朝日も見えてきて、その景色に一瞬見惚れてしまった。まるで東北三姉妹を無事ここから救い出したわたし達を、祝福してくれているかのようだ。

あぁ、疲れた。

 

 

 

っと、あっという間に茜ちゃんが燃やした柵の所まで帰ってきた。つまり東北姉妹を閉じ込めていた山の、入口部分まで帰ってきたということだ。

 

「──脱出です!!」

「っやったー!やりましたね、ゆかりさん!」

 

「お疲れ様、ゆかりさん。」「すごい運転やったで!」

「皆さんこそ。いい戦いぶりでしたよ。」

 

そう言って後ろを向いて皆にサムズアップしとく。

……決まった。皆このゆかりさんの美貌とカッコ良さに痺れたことでしょう。ドヤァ。

 

「いや、運転中は前向いといてくださいね?ハンドルも離さないでください。」

「あっはい。」

 

………

 

「こ、ここが外の世界…!変わった形の家がいっぱい見えます!!」

 

おやおや、景色に感動してる。

きりたんちゃんは本当に可愛らしいですね。早く帰って愛でるとしよう。何も、葵ちゃんに取られたは取られたがわたしもまだ諦めた訳じゃない。

 

「ここはまだ町外れ。

ここから先はもっと沢山見えますよ!

沢山景色を堪能してくださいね。」

 

「はい!──わぁぁ…!!!」

「凄い景色だね、ゆかり号早いね、きりたん!」

「はい、ずん姉さま!!」

 

帰りのドライブは、行きよりもっと楽しくなりそうだ。




・ゆかり号②
あのゆかりさんの愛車がただのキャンピングカーなわけなかった。ゆかり曰く「ロマン溢れる改造」を施されていて……遠隔操作に始まり、タイヤ自体を勢いよく縦に動かす事でなんとジャンプするなんてことも可能。

ジャンプの後ちゃんとした向きで着地できるのは、飛ぶ前にゆかりのドライビングテクニックで完璧に動きを調整、計算されているからだとか、なんとか。
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