ようこそ絶対★ひより至上主義の教室へ   作:†しんしん†

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パクリ多めです。


混合合宿~罪深き終末論~

1月

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A(葛城 ):1320(毎月260万ポイントをひよりに譲渡)

B(一ノ瀬):788

C(龍園 ):768

D(堀北 ):0

ひよりバンク:2492万+120万+260万≒2872万pp

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3学期が始まって間もなく、俺達のクラスはバスに乗って移動していた。

他のクラスや、他の学年も同様に別のバスで移動しているらしい。

 

これだけ大掛かりの移動となると、特別試験であることは明白だろう。

 

「なぁ、正宗君よぉ。龍園の奴えらい大人しいがなんかあったんかよ?」

 

バスは50音順に座っており、俺の隣は時任君だった。

 

「さぁ?今回の試験は金田君とひよりが仕切るって聞いたくらいだな。龍園とは別に仲良しじゃねえしな。」

 

時任君は龍園のことが嫌いらしい。

嫌いじゃないやつを探す方が難しいから、珍しい話ではないが。

 

・・・

 

バスの中では、適当に周りの奴らと話したり、本を読んでいたが、坂上から特別試験の説明が始まった。

かつてないほど複雑な試験だった。

俺が理解できたことだけまとめると、

・他クラス、他学年とグループを作る

・男女別の試験

・最下位となったグループで、学園が用意したボーダーラインを割った場合、責任者は退学となる。

・退学となる責任者は、連帯責任として同じグループの1人を、退学の道連れにできる。

・連帯責任は、ボーダーを割った一因と学園が認めた生徒のみ。

・女子と会話できるのは食事中のみ

 

まぁまぁ理解できているんじゃねえか?

しかし、今回はひよりを頼れないから、久しぶりに自分で考えて行動することになりそうだ。

 

当然、龍園から指示が出ることもなく、俺たちのバスは目的地に到着した。

 

・・・

 

俺達は体育館に集められ、グループ分けをすることになった。

金田君の指揮のもと、Cクラス主体のグループに俺は配属された。

しかし、残り物グループの龍園を他クラスが誰も引き取りたくないため、場が混乱してしまった。

仕方なく俺は龍園とチェンジして、あぶれ物のグループに参加することにした。

 

Cクラスは、「俺、山脇、小宮」が同じグループとなった。

責任者は三宅君が引き受けてくれた。ってあれ?

 

「三宅君、久しぶりじゃねぇか!」

「覚えていたのか。正宗。久しぶりだな。」

 

三宅君とは中学のころ少し遊んだことがあった。

たしか、生意気な後輩が絡みに行って、三宅君に返り討ちになったのがきっかけだった。

あんときはスカッとしたぜ。

旧友との再会にテンションが上がりながら、淡々とグループが決まった。

 

・・・

 

3日目のお風呂

 

俺達の学年のお風呂の時間になった。別のグループの石崎君たちもタイミングが重なったようだ。

「いやー、やっと3日目が終わるなー。風呂行こうぜ風呂。英語ではなんていうんだっけ?アルベルト?」

「go to hell」

「そっかそっかー。ってぜってー違うだろっ!」

 

石崎とアルベルトは相変わらず仲良しみたいだ。

 

俺はさっさと服を脱いでタオルを肩にかける。

山脇君はトランクスの上からタオルを巻いている。

何やってるんだ?こいつ。

俺は気にせずお風呂に入ることにする。

 

「いやあ、広い風呂は最高だなぁ、小宮君よぉ。」

 

先に入っていた小宮君に声をかけた。

 

「ああ、正宗君か、のああああああああああああ!!」

 

何を思ったか、小宮君は急に叫びだした。

 

「こ、これは、、、ボビー!?・・・違うあれは種族だ、種族の違いだ!!!」

「いったい何を言ってんだ?通訳してくれよ正宗くーーー!!」

 

そんなこと言われても俺もわからんぜ。山脇君よぉ。

 

「ガフッ!!勝ち誇ってんじゃねえええぞ、正宗君よお!!!」

 

突然、山脇君も発狂しだした。

 

「なんなんだよ。お前ら。」

 

そこで俺は二人ともが腰にタオルを巻いていることに気づいた。

あー、なるほどな・・・。

俺は高速で山脇のタオルを引っぺがして投げ捨てた。

それを見て小宮君が反応する。

 

「ぶはははおい。山脇。ずいぶんかわいいものぶら下げているじゃないか。って俺のタオルもない!!」

 

俺は小宮君のタオルも奪って投げ捨てていた。

 

「はは、小宮君も小さいじゃないか・・・。正宗覚えてろよ。」

 

・・・・

 

俺達は湯船にのんびりつかっていた。

 

「世の中広いな。まさか、山脇君と同じくらいとはな・・・。」

 

小宮君も山脇君もふっきれたようで堂々とお風呂に入っている。

 

「ふざけんな。大きさはともかく、火星人のお前と一緒にすんなっ!」

 

まさかの山脇君からの反撃がきた。

膨張率はすごいんだ!とか意味不明なことをいいだしている。

かわいい喧嘩しているな。

そんなことを思っていたら、他のクラスのやつらが、だれが一番大きいか争いを始めているようだ。

 

「・・・・」

「・・・・」

 

二人は青くなって、全身をすごい勢いでガタガタ震わせていた。

 

怖っ!!

 

「俺らは上がるか?」

そう提案して面倒ごとに巻き込まれる前に俺たちはお風呂を上がるのであった。

 

体をふいて着替えて、髪を乾かしてそろそろ部屋にもどるべく脱衣所から出ようとすると、浴室から外せコールが聞こえてくる。

この声は、干支試験で同じグループだった池君だな。

 

「Tレックスだ!!」

 

などと意味不明な叫び声が聞こえたりしてきたが、無視しよう。

 

・・・・

 

4日目の夕食となった。

 

「女子の方はどんな感じだ?ひより。」

「私たちは順調です。ただ、2,3年生がすこし」

 

そう言ってひよりは話し出す。

ひよりいわく、橘先輩が3年生からも2年生からも敵視されて、常に難癖をつけられ精神的にまいってしまっているらしい。

 

「恐らく、南雲生徒会長から、堀北先輩への嫌がらせで、最終的には橘先輩を退学にしようとしているようです。」

 

堀北君が懸念していたことが実現されつつあるみたいだな。

めずらしくひよりも怒っているようだ。

 

「くそ野郎がっ。橘先輩には嫌われていたこともあったけどよ、大事な先輩だしよぉ。うまく言えないけど、こんな試験で退学になっていい人じゃねぇと思うんだ。」

 

橘先輩は優しい先輩だった。南雲ごときに傷つけられていいわけがない。

 

「正宗君ならそういうと思っていました。」

 

ひよりはうれしそうに言う。

 

「ひより、なんか良い方法ねぇのかよ?」

「そうですね。橘先輩を守る策は考えています。正宗君は、南雲先輩に動きがばれないように大人しくしていてください。いずれ、橘先輩へのメッセンジャーとなってもらいますので。」

 

目立つなってことか。それくらいならお安い御用だ。

 

「明日の食事は龍園君を連れてきてください。『無人島試験の借りを返してほしい。』そう伝えていただければ龍園君はきてくれるはずです。」

 

そういえば、そんな借りを作ってた気がするな。ずいぶん昔な気がする。

女子の戦いに、俺達男子は手を貸せるとは思えないが。

 

「わかった、明日は連れてくるさ。」

 

そう言ってその日は別れた。

 

・・・

 

5日目の夕食の時間になり、約束通り龍園を連れて食堂に集まった。

 

「借りを返しにきたぜ。要件を言え。」

 

龍園はどこか気だるそうに椅子に座っていった。

 

「龍園君の知恵をお借りしたいです。まず現状を説明させてください。」

 

龍園は黙ってひよりの話を聞いた。

 

「つまり、その橘先輩を救う方法を考えろってことか?」

 

龍園はつまらなそうに言った。

 

「違います。南雲生徒会長を攻撃する方法を考えてほしいです。」

 

なるほど。他人を攻撃することにかけては、龍園以上に適任者はいないだろう。

ましては相手は生徒会長。全校生徒の長だ。相手にとって不足ないだろう。

 

「クックック、ひより。おまえからそんな依頼がくるとはな。おもしれぇ。やるからには徹底的にやるぞ?」

 

ここ最近、龍園に活力が消えていたと思っていたが、久しぶりに悪いことを考えている顔になってやがるな・・・。

 

「はい。構いません。生きていることが辛くなるような、特別な策をお願いします。」

 

ひよりの決意は固いようだ。まっすぐ龍園を見ながら発言する。

 

「この学園の生徒会長には権力がある。だが見方によれば生徒会長という身分は弱点でもある。」

 

そう言って龍園はシナリオを話す。

 

・・・

 

「・・・なるほど。たしかにこれがはまれば、流れを一気に持っていけそうだな。」

「相手は2年全員を束ねているんだ。油断すんじゃねえぞ。一切隙を与えるな。ひよりは軽井沢と契約をしろ。『軽井沢の入学前の過去を今後一切触れない。』触れたやつは退学にしていい。」

「わかりました。ありがとうございます。」

「クックック、このつまらねぇ試験に楽しみができたぜ。俺は見物させてもらうぜ。」

 

そういって龍園は席をたった。

 

「正宗君もありがとうございます。ppを使って良いので、先生にお願いして準備してもらいたいものがあります。」

 

・・・

 

 

7日目

俺はひよりから指示があった通り、橘先輩の後をつけた。

橘先輩は廊下の奥で、声を押し殺して泣いているようだった。

気まずいなぁ、だれか代わってもらいたいなぁっと思ったが、周りには清隆以外の気配は感じられないし、清隆は手伝ってくれそうにはない。

清隆もひよりと同様、女子の現状に気づいているみたいだ。

ならば、見張りはやってくれるだろう。

 

俺は橘先輩に声をかけた。

 

「っ!?」

 

橘先輩は見られていると思っていなかったんだろう。

 

「私は今、一人になりたいのでどこかに行ってくださいっ!」

 

そう言って、橘先輩に邪険にあしらわれた。

 

「ひよりからの伝言を伝えますね。試験は全力で受けてください。1年の女子は、ほぼ全員が橘先輩の味方になる予定です。」

 

それだけ言って、俺は清隆と合流して食堂に向かう。

橘先輩は驚いたように顔を上げ、ポカーンとしたが、言葉の意味を理解したのか覚悟を決めたようだった。

 

「連帯責任者は『ボーダーを割った一因と認められた生徒だけ』だったな。これは龍園の策か?」

 

清隆は興味深そうに尋ねる。

 

「いや。ひよりの考えだな。守りのひよりと、攻めの龍園。この二人が同じクラスだと退屈しねえよなぁ。」

 

俺達は一緒に食堂へ歩く。

 

「そうだな。攻撃の方も楽しみにしよう。」

 

俺達は一緒にご飯を食べた。

普段口数の少ない清隆だが、結構しゃべれるんだったな。

 

「清隆も堀北君から頼まれているんだったよな?なら協力してもらいたいことがあるんだけどよ?」

「なんだ?目立たない範囲であれば検討するぞ。」

「それでいいさ。Dクラスのコール遣いの池君を誘導してほしいんだけどよ。」

 

・・・

 




お風呂回と言えば、こっちのタイトルの方が好きです。
なのでがっつりパクりました。

正宗君は、アルベルト君の言葉を初めて理解できました。
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