エスコン好きのJK、転生しアリコーンの艦長となる。 作:岡村優
沖ノ鳥島近くにてアリコーンは海底に着底していた。そして発令所ではなのかが沙優に絡んでいた。
「この艦おかしいよね」
「急にどうしたのよ」
「だって巨艦の割に武装が載ってない上に魚雷前と後ろ合わせて四十発しか無いんだよ?」
「言われてみればそうね…主砲両舷に一門づつだし…」
「おまけにあの広い甲板、ほぼ何も無いし艦橋みたいなのあるけど真ん中に大っきい穴開ける意味なくない?」
「こればっかりは分からないわね…」
と、そこでソナーから報告が上がる。
「艦長!沖ノ鳥島沖にて多数の着水と爆発を確認!攻撃してるのはさるしまで攻撃されてるのは晴風です!」
この報告には全員ざわついた。
「なんで!?」
「な馬鹿な!」
「静まりなさい!」
「艦長!意見具申!晴風を援護すべきです!」
というのは早苗である。
「…貴女正気?」
流石にこれには樟美は絶句した。
「このままでは晴風が沈みます!その前に学友を助けたい!」
一瞬考え事をする。
「艦長!」
「…貴女の言う事は最もだわ」
「では!」
「…いいえ、アリコーンは動きません。少し様子を見ましょう?」
「しかし!」
とそこで口を挟んだのはなのかだ。
「艦長。私も見殺しにはしたく無いよ。それじゃ何のためにブルマー入ったのか分かんないもん。」
と、そこで黙って聞いていた先任伍長が口を開く。
「艦長、貴女は今まで国のために十分尽くされた。たまには自分に正直になりなさい。何度も言いますが我々アリコーンの乗員は地獄までお供します。」
「先任伍長、貴方まで!?………………分かったわ。総員に達する!これより晴風を援護する。合戦準備!持ち場に付け!ポンプジェット起動!メインタンクブロー急速浮上!」
「了解!」
アリコーンが急速浮上を開始した。
「よし!」
「水雷長!について!一番発射管に07式を装填なさい!チャフ弾頭!」
「了解!」
「砲撃長!スーパーキャパシタの充電率は?」
「ええっと…八十七パーセントです!」
「百パーセントになさい!」
「了解!」
「なのか!1番注水!注水完了次第一番発射管発射!」
「了解!一番発射管注水完了!一番発射管てー」
シュパ!
07式対艦誘導弾がさるしまめがけて一直線に向かいさるしまの後方500メートルでブースターを切り離し、ロケットモーターを点火、さるしま上空で爆発、チャフをばらまく。
それと同時にアリコーン浮上し1番主砲を展開
「右舷砲撃戦用意!攻撃目標敵主砲!」
「スーパーキャパシターから1番主砲へ電力供給終わり!」
「攻撃はじめ!」
「うちー方始め!」
カチ…ガァン!ドカーン!!
二十五センチ超電磁砲から砲撃された砲弾はとんでもないスピードで飛んでゆき正確にさるしまの主砲を撃ち抜いた。
「戦闘用具納!通信員!晴風に打電!こちらアリコーン我に続け!」
「了解!」
こうして戦いが始まった。