「チョロ松…好き。俺と付き合って。」
4月1日。今日はエイプリルフール。まぁみんなこの日になったら嘘をつくよね〜俺もついてみようっと。
「何言ってんの!?おそ松兄さん!?」
そう言うチョロちゃんの顔は真っ赤っ赤
その顔に俺はドキッとする。やっぱり…
「いやいやいや、馬鹿なの!?はぁ!?お前が彼氏なんてケツ毛燃えるわブス!!馬鹿!アホ!」
顔を真っ赤にして怒るチョロ松。ほんっっっとにかわいいなぁ…俺のものにしたくなる。でもこの欲望は我慢しねぇとな…いつもの感じで言う。
「落ち着けってチョロちゃ〜ん。ときに今日はなんの日だと思う〜?」
「なんの日って…( ゚д゚)ハッ!え、エイプリルフールだろ?」
「そっ、エイプリルフール。だから嘘ついてみました〜www」
「ッッッも、もし僕がいいよとか言ったらどうしてたんだよ?」
「は?」
これは想定外の反応。
「だーかーらー!もし僕がおそ松と付き合うって言ったらどうしたんだよって…」
顔が熱い。夢でも見てるのか?ほっぺを思いっきりつねる。めちゃくちゃ痛い。
「どうするって…」
泣きそうになってるチョロ松。潤んだ目、いつもは白い頬に紅がさしてちょっと色っぽい。そんな顔もかわいい。やべぇ、俺、もう無理だ…良いよね?赤/塚センセ。
「チョロ松。俺、嘘つくのやめるわ。本当の事を言う。
俺はお前が好きだ。兄弟愛じゃない。キスとかハグとかいや、それ以上のこともしたい。」
金魚のように口をパクパクさせるチョロ松。
「いやっえっ??はっ?ちょっえっと、」
「もしお前が。『俺と付き合う』って言ってたら。それがたとえ嘘だとしても俺はお前と付き合うし、一生離したくない。俺のチョロ松にしたい。今度は嘘じゃない。」
「松野おそ松は、松野チョロ松を愛してます。付き合ってください。」
俺の一世一代の告白。
「お前…ばっかじゃねぇの…?僕が…どんな思いで…
それを言っちゃうとかさぁ…ほんとデリカシーの欠片も無いよね…」
うなだれる俺。
「そういう所が好きだよ。おそ松。」
はっ…!?今、なんて…? すすす好きって…?
眼の前にはさっきよりも顔を赤らめる、恥ずかしそうなチョロ松。
俺の恋は実った。
「チョロ松っっっっっ!」
そう言って俺はチョロ松に抱きつく。
「ちょっ、兄さん!?」
「俺、ずっとずっと前からチョロ松が好きだった。お前が居なくなった時、心臓がキュッとして何も楽しくなくて…お前と一緒じゃなきゃ嫌だ。これからもずっと隣にいて。俺の相棒でいて。俺の大事な人になって。」
「おそ松。」
「ん?」
「僕は、こんな感情持っちゃダメだってずっと思ってた。」
「兄さんは、女の子が好きだと思ってたから。僕なんかの事は全く興味なさそうだし。だけど、かまってちゃんで、どうしようもないほどクズで…でもいつも僕の手を引っ張ってくれる。勇気をくれる。どんなに困難な事でもおそ松と一緒だったらなんでもできる。お前は僕にとって太陽なんだよ。」
涙ぐみながらも話すチョロ松。本音を言ってくれたことがなによりも嬉しい。
俺たちはしばらくハグしたままだった。