では「虹色のスクールアイドルと暴太郎」の物語
始まりです!!
【ドンブラザーズの世界】
「最近ドンブラザーズとして戦ってないなぁ…」
私は鬼頭はるか、大ヒットした漫画、『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』を描きながらボヤいている美少女である
今描いているのはゼンカイジャーと一緒に戦った時の話
あの一日は久しぶりに刺激的な1日だったことは間違いない、ずっと1年戦っていたあの1年間と同じくらいに
その結果、タロウは無事に私達の元に戻ってきた、休みの時が終わってくれたのだ、となるとまた戦いの日々に戻って…しばらくその後にまた記憶が消えちゃうのかな…?と一瞬考えたがまぁそれは考えない事にした。
私達も2年間なんやかんや強くなった、だからタロウ1人に負担はかける必要は減ったと思うから、休む時はもう来ない…はず!!
その後のシゴキもキツかったけど、本当にタロウが帰ってきたって感じがして嬉しかった。他の3人…雉野、犬塚、教授も元の鞘に収まったから尚更だ(…犬塚は本当に戻ってよかったのか?と疑問を今でも抱いているけど…まぁ本人がいいならいいのか?)
でも、あの二人は…
…悲しくなってきた、この話はやめよう、うん
とりあえず、それから1ヶ月も経つけど…ドンブラスターによる召喚が全く起きていない
最低でも1週間に1回はヒトツ鬼が現れるのが普通なのになぁ
「確かにおかしいな、俺もヒトツ鬼が現れそうな人すら見ていない」
目の前にいるのは編集長…もといかつては敵だった脳人であるソノザだ
脳人はヒトツ鬼になりそうな人物を認識できる力があるらしいけどそれが全く作用していないという異常事態が起きているらしい
ヒトツ鬼とは欲望に飲まれた人々が怪物として変化した物
ドンブラザーズはそれを退治する事で普通の人に戻すことが使命、2年間ずっとやってきたことだ(でも最近はあの忍者おじさん以外は全部ただの紫と赤の単色のしか出てこなかった、何でだろ?)
「まぁいいだろ、おかげで漫画に集中する事が出来るんだからな」
「そうなんだけどさ〜」
肘をつけながら私はマスターの言葉を思い出す
『ドンブラザーズの戦いに終わりはない』
そうだろうなって思う
人の欲望というのは終わらないんだよね
尽きないからこそ新しい発見や縁が出来るって私は思ってる…私自身も一瞬ヒトツ鬼になった事があるからよく分かってる
だからこそ欲望をシャットダウン出来る事なんて無理なんだろうなぁって思うし、だからヒトツ鬼は必ず産まれる…はずなんだよね
(知ってるとしたらマスターかな?それとも陣さん?…タロウも意外と知ってるかも…)
「…それで特訓の予定もないのに俺を訪ねに来たというわけか」
ある程度漫画を描き終わった私と編集長は記憶が戻った為にタロウが入りなおしたシロクマ宅急便にやってきた
「うん、何か不自然だなって思ってさ、まず最初にタロウに聞きたかったから」
「俺も詳しい事など知らん、ただ、このままではお前達にしてやった結び直しの特訓も無駄になるなと考えてはいたが」
「そうかぁ…じゃあやっぱりマスターに話を聞いてみるしかないかな」
「今の俺達にはアイツと陣の2人頼れるやついないからな…聞くしかないよな」
「良いだろう、俺も一緒に付いていってやる、もう少しで仕事も終わ…」
「キャアアアアァァァァァ!!」
「…悲鳴!?」
「…はるか、ソノザ、付いてこい、ただ事ではなさそうだ」
…タロウが勤めている会社内部から聞こえた悲鳴…この声どっかで…!!
そこは多くの従業員が倒れていた、何かフードを着た如何にも怪しさ全開の人の1番近くにいたのは…歳はとっているけど…!!
『いくつに見える?』
磯野さなえさんだ!!
「まさか、3人も『ドンブラザーズ』に同時に会うことになるとは思いませんでした…」
そういってフードの人はコチラを見てきた、背も高いし、声も綺麗だし、仮面は付けてるけどスッゴイ美人さんなんじゃないかな?って感じがするけど…いやいや、だから何だってんだ私!!この人多分敵なんだよ!?
「これは偶然でしょうか?それとも私が神ゆえの必然なのでしょうか?最初から3人も会う事になるとは、面白くなりそうですね」
「御託はいい、お前さなえさんに何をした?」
「秘密…ではいけませんかね?今貴方に話しても意味はないですし、話す運命とは思えないですし」
「お前が俺達の事を知っていて、そして他人に害を与えた事が明らかな以上、ほっておく事などありえん、話してもらうぞ?何をしたのかを、そしてどうやってこの会社に入ったのかもな」
得たいしれない雰囲気は私たちにそれぞれ変身の構えを取っていて
あれ?
今、私はフードの女性から一瞬も目を離さなかった、それなのに
…いつの間にかに出口の方に移動していた!?
それだけじゃない…!!周りが散らかっていたはずなのに一瞬で整理整頓されてる
何をしたの!?
「これでも戦いたいと言いますか?今なら神の許しを与えますよ?」
「お前がどんな事をしようとも俺達がそれくらいで折れるとでも思ったのか?」
…たしかにビビった、ビビったけど!!
「そんな虚仮威しで折れるわけないでしょ!!何年戦って来たと思ってんだぁ!!」
「俺達を舐めるな!!心を折りたいなら力で折ってみろ!!」
「…流石、ヒーロー、では、使ってみますか…」
《辜郁サ頑姶髫…!!》
「手に入れたばかりですが…彼女の力を…いいや、烈車戦隊トッキュウジャーの力を」
「えええええええ!?ヒトツ鬼に自分から変身した!?」
「確かこのヒトツ鬼は…あの時見た列車の姿をしている…まさか」
「ああ、さなえさんが変身したヒトツ鬼と同じだ…だが」
…ヒトツ鬼には身体が赤い鬼と紫の鬼の2種類があるのが普通だ
でも今のヒトツ鬼は…右半身は赤く、左半身は紫に染っていた
…という事は
「ただのヒトツ鬼ではない、間違いなくな…いくぞお供達」
『ドン・ブラスター!!』
「「アバターチェンジ!!」」
『ドン、ドン、ドン、ドンブラコー!!』
『ドン・モモタロウ!!よっ、日本一!!』
『オニシスター!!よっ、鬼に金棒!!』
私達はそれぞれ戦士としての姿へと変身、それぞれの武器を構え…
「祭りだ!!」
戦いが始まった
…一方その頃
(…やっぱり僕は仕事を任されている方が向いてるなぁ)
指揮するより、指揮されている方が何でか分からないけど安心する、やっぱり今の自分のあり方こそが僕にとってのオンリーワンなのかもしれない
今日の仕事先は前に行ったおにぎりごろごろ…か、今は『ゆめにぎりごろごろ』という名前に変えたって聞いてるけど…そう思ったきっかけとかを聞いてアドバイスをしたいな
「…何で俺も一緒に行かなきゃいけないんだ」
さっき偶然会った犬塚さんにも助けてもらいながら
「犬塚さんの料理の腕前、凄かったじゃないですか、バイトしていた時も、オムレツを作っていた時も…なのでそれを生かしたアドバイスを水野さんにしてもらった方がいいんじゃないかと思いまして」
「やっぱり料理関係かよ…」
「お願いしますよ犬塚さん、僕達の仲じゃないですか」
「それとこれは話が別だろ…まぁいい、付き合ってやる、特にやることもないしな」
「ありがとうございます…所でソノニさん、なぜ貴女も?」
「何だ?私が犬塚翼に付いていく事はオカシイのか?」
「いえ、今回の件で貴女に特に手伝ってもらうことはないんd」
「……………(凄い恐ろしい形相で)」ゴゴゴゴゴ
「なんでもありません、行きましょう」
「よろしい」
「ここがゆめにぎりごろごろ、という店か、和風の店だな」
「2年経っても雰囲気は変わってないなぁ…さっそく入りまs」
「ぐああああああああ!!」
「…悲鳴!?それにこの声は確か…!!」
「何か起きたようだな、ソノニ、雉野、入るぞ!!」
急いで入った僕達を待ち受けていたのは…!!
「…へぇ、僕の所に来たのはアンタ達、か…」
フードを被った謎の男でした…!!そして足元にいたのは…!!
「水野さん…!!」
「…お前、ソイツに何かしたのか?」
「言うわけがないって事、分からないのか?頭悪いってばよ」
「なんだその喋り方は?…まぁいい、さっさと話してもらうぞ」
僕たちはそれぞれ変身する構えをした
「良いだろう、相手になってやるってばよ…この力…いや…」
「お前…!?」
「コイツだな、そしてアンタ達相手にこれを試してみるってばよ…」
《迯」髮サ謌ヲ髫…!!》
変化したのは前にも見た鬼だけど…色が違う!?更に結晶のようなものをばらまかれた土から生えてきたのは…!!
「…アノーニ?扉からならともかく、無から生えてくるパターンだと?」
(…更に何だあの色は?暖色系の色が合わさっているアノーニと寒色系の色が合わさっているアノーニ…!?初めて見たぞ、あんなアノーニ!!)
「あのヒトツ鬼は…」
「前に戦ったことがあるヒトツ鬼に似てますね…ですがあんな感じで色が分かれてはいなかったはずです!!」
「話すのは後だ、2人とも」
「集団戦になるなら3人だけじゃ足りないな…!!来い、ムラサメ!!」
「はい、犬塚様」
すると空から飛んできたのはニンジャークソード…もとい、ムラサメ君、これで僕らは4人だ
『ドン・ブラスター!!』
『What'sup!?』
「「アバターチェンジ!!」」
『ドン、ドン、ドン、ドンブラコー!!』
『イヌブラザー!!よっ、ワンダフル!!』
『キジブラザー!!よっ、トリッキー!!』
『DONMURASAME!!斬リ捨テSorry!!』
僕達は姿を変えて、武器を構えて…戦いが始まった
【虹ヶ咲の世界】
2月1日(木)
これは、歩夢が留学先から付いてきてくれたアイラちゃんを送って反省文を書いた後の話なんだけど…
「ねぇ、皆、今回のミニライブをして思ったんだけど…私達って今までスクールアイドルフェスティバルや、ファーストライブ、そして学校同士のコラボライブしか大きなライブをしなかったよね?」
「そうね、後は小さいライブなら私達Diverdivaのオンラインライブや、ランジュのゲリラライブ、彼方や璃奈が1人で歌を披露した…ぐらいかしら、それ以外はライブという体で開いたものはない」
「彼方や璃奈のライブ、アタシもLtubeで見たけど、2人とも凄かったわ!!」
「今回はアイラちゃんと一緒にスクールアイドルの楽しさを知って欲しくてミニライブしたけど…私達は他にも色んな人の為にライブをしてみても楽しいんじゃないかなって思ったの」
「歩夢、ナイスアイデア!!…今考えてみたんだけど、アタシも病院でお姉ちゃんがお世話になった人や今でも苦しんでいる患者さん達にライブしてみたい!!」
「そういう感じ、でもだからって1人だけでライブしたら…少し物足りないんじゃないかな?だから…それぞれがしたいライブを挙げて、それが一致した人同士で組んでミニライブをしに行ってみない?」
「新しいユニットを作るという事ですか?いくら何でも想いが一致したからってそう簡単にユニットを作るのは難しいと思いますよ?私達AZUNAを例にあげますけど、私としずくさんと歩夢さん、そして侑さんの4人が遊園地で色々な事を経た結果結成したんですから」
「そもそも私達って基本的にはバラバラですからねぇ、だから想いが一致した時は凄いと思っているんですけど」
「勿論ユニットは組む必要はないと思う、それぞれの曲を交互に歌うだけでも十分多くの人が楽しんでもらえると思うし、インターバルも埋めれるし、組んだ相手のライブを見ていたら新しい発見もあるかもしれない!!名付けるなら…互いを学ぶミニライブフェスティバル!!…どうかな?」
「私は賛成だよ、歩夢!!皆にはそれぞれの大切なファンがいると思うけど…その中にはそのファンは1人だけしか選んでない人もいるかもしれない、そういう人達が他のスクールアイドルの歌ってる姿や踊っている姿を見て…そのスクールアイドルの事もファンになっちゃって…ヒトリダケナンテエラベナイヨー!!ってなってくれたら、同好会そのものをもっと好きになってくれるかもしれない!!」
「同好会そのものを好きになっていただけたら、今後のスクールアイドルフェスティバルももっと大きく開けるようになるかもしれませんね…それに、新たな自分にもなれるかもしれません」
「彼方ちゃんも賛成〜♪私もやってみたいライブがあるんだぁ」
「私も賛成です、今まで演劇で学んだ事を生かしたライブをやってみたいと思ってたんです」
「Niceidea!!僕もライブが出来るならもっと歌ってみたい!!そういうミニライブなら気軽にやれそう!!」
「賛成だよ〜!!やっぱりスクールアイドルフェスティバルや同好会だけのライブって楽しいけど、それぞれの色を表現するのがメインになっちゃうから、勿論それもやりたい事なんだけど、ただ自分の大好きだけじゃなくて、テーマを決めて、それに共感した人達でやるライブも、また違うライブになりそう!!」
「私もやってみたい、1人でもユニットでもみんなでもない集まりでやる新しいライブなら…また違う人達とつながれそう!!」
こうして、皆が歩夢の提案した、ミニライブ祭りに賛成してくれて
彼方さん、果林さん、歩夢のeat!&live!!というライブ
エマさん、愛ちゃん、ミアちゃんの病院ポカポカライブ
しずくちゃん、かすみちゃん、璃奈ちゃんの演劇部ライブ
せつ菜ちゃん、ランジュちゃん、栞子ちゃんのスケートリング情熱ライブ
を開催する事にした後に…
こんな事が起こるなんて思わなかった…!!
色んな人と仲間になれるなんて思わなかった…!!
凄く面白いけどかっこいいヒーローに会うなんて…!!そして私達も戦うことになるなんて…!!思わなかった!!
とても辛い思いも、痛い思いもしたけど、苦しかったけど…それでも!!
最高にトキメキに満ちた時間だったんだ!!
【ドンブラザーズの世界】
(この人…強い…!!)
右振りのザングラソードは下に弾かれて掌底をぶつけられてて
上から振ってくるフルコンボウはひらりと避けられた上にエルボーを加えられて
避けた先に突っ込まれたはずの槍はジャンプして乗られた後に回し蹴りを加えられてる…!!
今まで、私たちは3人で同時に攻撃し続けている…けど全部いなされてる…!!渾身のフルコンボウの一撃も避けられた…!!それに加えて掌底とかのカウンターまでくらわされてるし…
そこまで威力が高いわけじゃないけど、少しずつ体力を削られている!!
「…流石ですね、ドンモモタロウ、私のカウンターも見切って防御出来ている」
「ハッハッハッ!!お前も強いが、俺にはわかる、まだ本気を出してはいないだろう!!本気で来なければ俺…いいや、俺達は倒せない、本気でこい!!」
「…良いですよ、見せてあげましょう!!」
「その前に私の本気をくらえ〜!!トゲトゲミサイル!!」
追尾するミサイル…これならよけきれないでしょ!!
その瞬間、相手の薬指と人差し指が青く染まって…ビームを出してきて…それが丸い円みたいに展開されてそれに触れた全てのミサイルが止められた…!?
そして再び右手に変化が起きる、ピンク色の禍々しい爪を生やしてきて…!!
更に巨大化、そして薄黒いピンクの斬撃を飛ばしてきたぁぁぁぁ!?
「オラァァァァァァ!!」
編集長…!!
「ぐううううぅ…ハッ!!」
どうにか打ち消せたみたい…
「ハァッ…ハァッ…強いぞ、コイツ…!!」
「そうだな、だがそれだけではない、さっきから使っている技…前に現れた時は全く使ったこと無かった」
「やっぱりそうだよね?という事は…強化されているって事ぉ!?」
「正解ですよ、なんなら…強化前の力も使ってあげます、くらいなさい」
赤い線路状のエネルギー体を剣みたいに持ち始めて…そこから複数の線路状のエネルギーを飛ばしてきた!!前にさなえさんがやったように!!
私達はそれをそれぞれ武器で守るけど…
その隙をついて、赤い丸と青い丸が常に両方とも点滅してるどす黒い黄色の壊れた信号機を模したハンマーでぶん殴ってきた!!
「「ぐあああっ!!」」
「うわあああ!?」
たまらず私達ぶっ飛ばされて…何とか受身は取れたけど…確信できた。この人、超強いって事が!!
「痛った〜!!強いよこの人〜!!」
「そうだな…これが烈車戦隊トッキュウジャーの力なのか…そういえば…確かお前達同じヒトツ鬼を倒したんだよな?」
「そうだ」
「それでアバタロウギアが手に入っているなら同じ力をお前達も持っているだろ!!」
「…目には目を歯には歯を、か、良いだろう、確かこのギアだな、オニシスター!!」
「うん!!」
「「アバターチェンジ!!」」
『ドン、ドン、ドン、ドンブラコー!!』
『トッキュウジャー!!』
『変身いたしま~す!!』
『よっ!烈車戦隊!!』
私達は烈車戦隊トッキュウジャー…という戦隊、なのかな?に変身、それぞれ武器を構え…
(この武器、今相手が持ってる武器に似てる…本当に同じ力なんだ)
「お供達、いきなりだが必殺奥義だ、耳を貸せ、この戦いに勝つイマジネーションが見えた!!」
ゴニョゴニョゴニョ…
「「分かった!!」」
「来ますか…ならコチラも少し本気を出しますよっ!!」
あのヒトツ鬼は5色の線路を胸から展開、鞭のようにしなって襲ってくる!!
「おりゃあああああ!!」
まず私が回転しながらハンマーで線路を弾き飛ばしながら近づくよ!!
『パァーリィータァーイム!!』
『ドン!モモタロウ~!』
『ヘイッ!カモーン!』
『いよぉ~ッ!ドンブラコ~!』
「狂瀾怒桃・ブラストパーティー!!更にこいつもだ!!」
『ウチマース!!』
勿論私のハンマーだけじゃ弾ききれないから援護してもらいながら…
「おりゃあ!!」
地面に…叩きつける!!
(…知らないとでも思っているのですか?)
爆風が来るのを察知した相手はジャンプして出来る限り遠くに避けてる、やっぱりタロウの考え通りだ…アンタはこの戦隊について知ってた、だから爆発する事も知ってた…だからそれくらい避ける為に斜めに飛ぶと思ってた!!
(…避けた先にレールスラッシャーを伸ばして捕獲…ですか、見事な連携ですね、ですが読み切った…!?)
編集長、お願い!!
「くらえ!!」
(…槍が飛んできた…!?しかも茶色く輝いている…この威力は無視できません…!!)
慌てて線路を展開して右から迫る伸びている剣と編集長の槍を弾いてる、流石だけど…貴女、全部は反応しきれなかった!!
(…左!?いつの間にいd)
「一手遅れたな…捉えた!!」
激しく地面に叩きつけた!!その衝撃で怯んでるみたい…後はトドメだね!!
「これでトドメだ!!」
『パァーリィータァーイム!!』
『トッキュウジャー!!』
『アーバタロ斬♪アバタロ斬♪アーバタロ斬♪アバタロ斬♪』
「烈車一桃・トッキュウ斬!!」
『キリマスヨー!!ご注意くださーい!!』
五色に彩るザングラソードをもったタロウが何か桃マークが付いてる赤い蒸気機関車のエネルギーを纏って突っ込んでいってる!!…ってこれ本当に烈車戦隊トッキュウジャーの力なの!?確かに列車だけどなんか違う気がする!!
相手は何とか線路を展開して防御してるけどそれも突き破ってる!!
「コイツでどうだァァァァァ!!」
「ぐ、ぐうううっ!!」
今度は逆にこちらが相手をぶっ飛ばした!!…けど倒し切れなかったみたい、すぐ立ち上がってる…本当にこの人強い…!!
「…連携も見事です。強さも申し分ない、やはり貴方達は私、新世界の最高神に選ばれるべき存在かもしれませんね」
「さっきからカミカミ煩いな貴様、そんなにカミが好きなら散髪屋にでも行ってろ!!」
「楽しみにしていますよ、貴方達とまた会えるのを…」
そう言って変身を解除した彼女は…いつの間にか姿を消していた
私達も変身を解除して…彼女がいた場所を見つめていた
「タロウ…あの人は一体…」
「ヒトツ鬼が現れなかった事態に関わっていると考えても間違いないな」
「そうだな…マスターの所に行くぞ、他の皆も集まっているかもしれん」
「さぁ、僕の銃の前で、生き残れるなら、生き残ってみろってばよ!!」
…ありのまま起こった事を言葉で表すとすれば
俺達は彼等の銃撃のせいで全く近づけていない…!!
「ぐあああ!!」
「くうぅぅ!!」
「くっ」
「うわああっ!!」
恐竜型の銃から放たれる銃撃は的確に僕達を撃ち続けてる…!!遠距離の相手には近づけばいいって言うけどこの正確すぎる銃撃を喰らい続けて全く動けない…!!更にそれに加えて寒色系のアノーニ達も銃撃をしてくる!!ムラサメ君も剣で弾く事が出来ない身体の部分を撃たれているようで動けていないみたい…!!
「…こ、このままじゃ一方的だ…ムラサメ、あの作戦だ!!」
「はい」
ムラサメ君は剣の姿に戻って犬塚さんの所に接近して、犬塚さんは浮遊するムラサメに掴まって敵に接近してる…
近寄ってくる犬塚さんに対して暖色系のアノーニはアノハンマーを使って攻撃してくるけどそれに対して犬塚さんは銃撃して倒しながら進む事で敵への接近の邪魔者を除いていってる、これならいけるかも!!
(…良いだろう、近寄ってきたお前達は僕の手で蜂の巣にしてやるってばよ…今だな!!…何だと!?)
『What's up!?』
『DONMURASAME!!斬リ捨テSorry!!』
…犬塚さんがドンムラサメに!?
「おらっ!!」
「ぐああっ!!」
不意の一撃をくらわせることが出来てる!!
(この男、目前で自らニンジャークソードを使ってアバターチェンジして等身を変えたって事か…!!イヌブラザーからドンムラサメへのアバターチェンジが出来る事は知らなかった!!)
(前に1度やった奇襲の応用だったが、上手くいったな、このまま怯んでいる隙に!!)
『二鮫・暴鮫!!』
『斬ル!!EVERYBODY!!』
「捕まえた、このまま決める!!」
でもその瞬間、銃から出てきたのは赤いティラノサウルスの頭で、光のアンカーを噛み砕いて壊してしまった!!
「何だと!?ってこっちにもくるか!!」
『パァーリィータァーイム!』
『イヌブラザ~!』
『ヘイッ!カモーン!』
『いよぉ~ッ!ドンブラコ~!』
「狂瀾犬撃(きょうらんけんげき)・ブラストパーティー!!」
迫ってくるティラノサウルスの頭を犬の形をしたの黒いエネルギーで倒す事が出来て…2人は再びイヌブラザー、ドンムラサメの姿に分かれた
(って何犬塚さんの様子ばっかり見てたらダメだ、僕もアノーニを!!)
「ケンケンケーン!!」
僕はいつもの突撃で暖色系のアノーニを、ソノニさんは弓で寒色系のアノーニを倒していく!!って痛っ!!今の一撃、普通のアノーニの一撃なの!?不意打ちだったとはいえこんなに痛かったっけ!?…でもまだ大丈夫だ、次のアノーニを倒そう!!
「隙がある今ならこれで攻撃できます」
『三鮫・群鮫!!』
『斬ル!!EVERYBODY!!』
地面から迫る3つの斬撃、地面からなら撃ち落とせないはずだ…なんだと!?
「…残念だったな?」
銃から放たれた5色の恐竜の形のエネルギーがその全てを近くまで来た時に噛み砕いた…!!そしてそのまま敵の近くにふよふよと浮かんでいやがる…!!
周りのアノーニは…2人がどうにかしてくれたか
「アノーニ達はどうにかなった…が、肝心のアイツは5色の動き回る恐竜のエネルギー体が厄介だ、更にアイツの狙撃も正確さもな…」
「どうしましょうか…接近したらまた撃たれ続けるだけだし、かとか言って遠距離も恐竜のエネルギーが防ぐでしょうし…」
「分かりました…犬塚様、雉野様、ソノニ様、少し試してみたい事があります」
「何だムラサメ?その試したい事というのは?」
「見ていてください」
『What'sup!?』
「アバターチェンジ!!」
『アバター!!YEAH!!Saybay!!』
何だその濃紺のいかにも悪そうな戦士の姿は…と思ったらブーメランの真ん中の部分に口をつけて笛を吹き始めた…何か悪趣味な音だなと思いながら、同時にふざけているのか?と思ったがコイツがそういう時にふざける奴じゃない事を知っている為に黙って様子を見ていた…あ?
「ぐ!?ぐおおおお!?」
ヒトツ鬼が苦しみ始めて、更にその周りの恐竜のエネルギー体が歪み始めて…雲散霧消しやがった…
「…成功しましたか、一か八かの賭けでしたが」
「どういう事だ?その笛がアイツに効果を発揮するってどこで知ったんだよ?」
「話はまた後で、今は叩き込みましょう、ハッ!!」
(くっ、この姿のせいのようだな、こんなにダメージを受けたのは…なら別のヤツにs)
「ぐあっ!!」
ブーメランが決まった、更にソノニが白く輝く矢を放ってくれた。相手は弱っているように見えた…今ならトドメをさせるな…!!ん?どうした雉野?
「犬塚さん、これ使ってみません?」
「ハァ?今はトドメを指す事を優先しろよ」
「少し気になる事があるんです。一瞬で終わらせましょう、それにただドンブラスターだけで決めきれるのか不安なので」
「…分かったよ、乗ってやる!!」
「ありがとうございます!!」
「「アバターチェンジ!!」」
『ドン、ドン、ドン、ドンブラコー!!』
『キョウリュウジャー!!』
『ガブリッチョ!!』
『よっ!獣電戦隊!!』
「何だこの陽気そうな音、サンバか?」
「決めますよ、犬塚さん!!」
「お、おぉ」
『パァーリィータァーイム!!』
『イヌブラザ~!!』『キジブラザ〜!!』
『ヘイッ!カモーン!』
『ガブリンチョ!!』
「「狂瀾犬撃(狂乱退雉<たいじ>)・ブラストパーティー&獣電ブレイブフィニッシュ!!」」
「荒れるぜ、止めてみろ!!」
『バモラ!!ムーチョ!!ドリケラ!!』『バモラ!!ムーチョ!!パラサガン!!』
『いよぉ~ッ!!ドンブラコ~!!』
「があああっ!!」
雉と犬と恐竜2体を模した超火力の銃撃だ…!!
これで決まったはずだ…って立ち上がっただと!?
「…なかなかやるな、アンタ等、次に会える時、楽しみにしているってばよ…」
そう言ってアイツはヒトツ鬼の姿からフードの姿に戻り消えていった…
「…やっぱりそうでしたか」
僕達は変身解除した後、今のヒトツ鬼の使い手について話し合う事にした
「それで雉野、何でわざわざこのギアを使う判断をしたんだ?威力高めの攻撃をしたいのならロボタロウがあったはずだろ?」
「…さっきムラサメ君がアバターチェンジした姿に似た姿の戦士が写っているギアがあるのを覚えていたんです、そのギアは先程戦ったヒトツ鬼と同じ種類のヒトツ鬼から出ていました、だから気になったんです。もしかしたらこのギアの力とあのヒトツ鬼は同じ力を秘めているんじゃないかと、そして先程必殺技を撃ってみましたがあのヒトツ鬼が使っていた技とかなり似ていた事で確信しました、その考えは正しかったと」
「そういう事か…でもアイツ前の時はあんな銃撃使ってなかったよな?どういう事だ?」
「理性が残っているかどうかかもしれないな…」
「後ムラサメ、お前あの能力が何で効果がある事を知ってたんだ?」
「それについては貴方達だけではなく、他の方も集まった時に話したいと思います、いいでしょうか?」
「…確かにその方がいいかもな、雉野、会社いってすぐ退勤した後喫茶どんぶらにこい、タロウ達と作戦会議だ、行くぞソノニ」
「ああ、私もあの男を見ていて気がついたことがある、その事もその時に話そう」
【虹ヶ咲の世界】
2月2日
今私達がいるのは愛ちゃんのお姉さんにあたる美里さんが入院していた病院で、今日は下見をしに来たんだよ♪空いていた部屋を一つ借りて、作戦会議!!
「スイス語と英語を混ぜた曲なんてどうかな?僕達の個性が出てると思うし、外国人で入院している人達も喜んでくれると思うんだ、勿論歌詞カードも配って日本語で翻訳した歌詞も載せれば外国語が分からない人でも楽しめるはず!!」
「うーん…多分そういう歌はパーティーとかの場を盛り上げる為に歌った方がいいと思う、私としては暖かい歌を歌ったほうがいいと思うなぁ、患者さんやその家族の皆を励ますような」
「そ、そうか…確かに間違ってたかも、Sorry、エマ」
「良いよ〜♪歌う場所の雰囲気に触れながら色んなアイディアを出し合った方がきっと良いものになるからね!!…所でミアちゃんはどうして私達と同じ病院ライブをする事にしたの?」
「…僕も家族との縁は強いからね、勿論皆は弱いというわけじゃないけど…ほら、テイラー家として生まれたから僕は歌が上手くなれたのかなって思ってるんだよ。色々教えてくれたし…」
「あれ?璃奈ちゃんから聞いた話だと確か…」
「うん、テイラー家としての多くの人からの期待に潰れて逃げちゃったのも確かだけどさ、ミアテイラーとして歌う事を決めてから今まで歌ってきたけど…ちゃんと生きてるんだよね、教えてもらったことが、今の僕はテイラー家というのを重圧とは思ってないよ、寧ろ誇りだと思ってる!!だから僕も患者とその家族の人たちを励ましてあげたい、多分多くの患者の人達はこう考えているんじゃないかって思うんだ…自分の事故や病気のせいで家族の足手纏いになってるって…僕はそんな気持ちを晴らせるような歌を歌いたいんだ、自分は足手纏いじゃなくて、家族と一緒に同じように楽しんで、笑い合っていいんだって思って欲しい!!」
「ミアちゃん…!!そうだね!!…私はそれに加えて、もし家族がいなくて寂しい想いをしている人でも、心がポカポカして、寂しさを埋める事が出来たら嬉しいなぁ」
「お~い!!エマっち!!ミアチ!!」
「愛ちゃん!!部活動の手伝いお疲れ様!!」
「部室棟のヒーローは大変だな」
「いや~遅れてごめんね!!合唱部を盛り上げる為に忙しくてさ~!!全力で合従しながら合唱したよ!!合唱だけに!!」
「ダジャレも絶好調だね~!!」
「ありがと!!」
「…そういえば合唱部については最近不穏な雰囲気だって聞いてるけど、何かあったのか聞いた?」
「うん…部員の何人か来なくなってるんだよね、学校に…そうなる前からコンクールに出る五人のグループ内で揉めてるって聞いてたけど…何が起きてるんだろう?」
「…だからその穴埋めを頑張ってるんだね、愛ちゃんは」
「結構大変だよ~!!合唱とスクールアイドルとしての歌って全く違うからどうしても自分の歌に引っ張られてさ~、それに…」
「それに?」
「他にも手伝わなくちゃいけない部活動もあるからね!!陸上部、スケート部、料理部、園芸部、演劇部、水泳部、南洋踊り同好会、野球部とか…本当に多いんだよ~!!」
「Unbelievable…凄いな愛は…(南洋踊り同好会?スクールアイドルフェスティバルの時、名前なかったような…どんな踊りをしているんだろう?見たことないから気になるな)」
「まぁアタシの事は置いといて、どういうライブをするのかの作戦会議、頑張ろー!!」
「うん!!」「OK!!」
「あ~ん!!なかなかピンとくるものが見つかないよ~!!」
「私、正直本を読みなれていないから、物語読むの難しい…」
私達演劇ライブ組は図書室でどんな演劇をしながらライブをするか考え中です!!…中々難しいんですが
「やっぱりシンプルにブルーメンの音楽隊がいいのかな?…でも何かオリジナリティが足りないような…刺激が足りないような…」
「近くの有明四季劇場でもっと調べてみる?」
「うーん、かすみん達がその演劇に似たライブを再現した所でやっぱりプロには適わないと思う…」
「演劇部の皆さんも出来る限り協力するって言ってくれたけど…それでもプロの方には私も勝てないと思う…」
「比較する必要はないと思う、私達は私達でしょ?」
「そうなんだよ!!だから私達だけのオリジナリティをだせたらいいなって…そういう発想を出すのに協力してくれる人がいたらなぁ…」
「とりあえずかすみん小道具を見てくる!!何かそういうの見ていたら思いつくかもしれないから!!」
「あっ、かすみさん!!…私達もついていこうかな、さっきから本読んでばかりだったし、休憩も兼ねて見に行こう!!」
「賛成、璃奈ちゃんボート『クタクタ』」
「この部屋だよね?しず子」
「うん、入る許可は貰えたから、じっくり見ていこう!!」
「良い小道具があったらメモしておこう」
「それじゃあ!!お邪魔しま…す…」
…ドアを開けた瞬間、私達は絶句してしまいました
なぜなら、その部屋に…
全く見覚えの無い
青いゴリラと黄色い鬼みたいな着ぐるみが
キョロキョロと動いていたんですから
【ドンブラザーズの世界】
「…お供達、集まったか」
皆の都合がついた夜8時、喫茶どんぶらには私達ドンブラザーズ8人が集まっていた
タロウ、教授、私、犬塚、雉野、ソノニ、編集長、ムラサメ
そう、今はこの8人でドンブラザーズ…なんだよね…やめようやめよう!!何一人でネガティブになってるんだ私!!
「君達大変な目にあっていたのか…」
「そういえば他の皆さん来ないなぁとは思ってましたけど同じように遭遇していたんですね…ってあれ?猿原さんは何していたんですか?桃井さん達と一緒に戦ってないんですよね?」
「私はチェンジ拒否をしていたんだ…丁度その時にいい俳句が思い浮かんだタイミングだったんだ、その気分に浸っていたくてね…すまなかった」
「オイ」
「許してあげなよ犬塚さん、謝ってるんだし、まさか強いヒトツ鬼が相手になっているとは思わなかったんでしょ?ねぇ教授」
「ああ、次からは私もしっかり活躍させてもらう」
「…分かった、次からはしっかり戦えよ?」
そう話していると喫茶のカウンターの奥から…マスターが現れた
「君達全員がこんな時間に集まる事になり、俺も呼んできたという事は…何か大きな事が起きたんだな?」
「はい、そうなんです」
「聞かせてもらえるか?何が起きたのかを」
「分かった、俺から話してやる」
「俺も話させてもらおう」
そして名乗りあげたのはタロウと犬塚だった
「そうか、じゃあタロウから頼む」
「良いだろう」
こうしてタロウが壇上に上がり…話し始めた…
「俺達は…マスターにヒトツ鬼が最近現れない事について話を聞きに行こうとした時に…」
「うんぬんかんぬんが起きた…」
「そうか、じゃあ次は犬塚から」
「ああ、俺達は雉野の仕事についていった時に…うんぬんかんぬんが起きた…」
「そうか、それに対する対策は、猿原は思いつくか?」
「私の考えとしては…うんぬんかんぬんすればいいんじゃないか?」
「そうか、うんぬんかんぬんすればどうにかなるようだな、じゃあ皆でうんぬんかんぬんするようにしていこう、という訳で皆解s」
「「「待て待て待て待てーーーーーー!!」」」
「うんぬんかんぬんで表せる簡単な説明で終わらせていい事じゃないでしょ!!」
「そうですよ!!というか作戦会議するって言ったの犬塚さんですよね!?何で長く説明しないんですか!!」
「そして猿原!!お前はもう少し考えろ!!教授なんだよな!?頭良いんだよな!?ソノイに信用されてたよな!?うんぬんかんぬんで表せる解決法を提示するな!!」
「雉野、俺は長く説明するのが苦手なんだよ(ていうかお前等『うんぬんかんぬんで表せる』って何言っているんだ?簡単に説明しているだけだろ、それが何で『うんぬんかんぬんで表されてる』って分かるんだってツッコんで良いか?)」
「そんなに説明しなくちゃいけない事が起きていたのか?」
「ああ…」
「詳しく話そうと思えば長くなる」
「そうか、俺も詳しく話そうと思えば長くなるな」
「成程な、なら私の考える解決法も話せば長くなるかもしれないな」
「分かった、ならこんな遅くではなくまた皆の時間が合う時にしよう、という訳で皆解s」
「「「待て待て待て待て待て待てーーーーーーーー!!!!」」」
「長くなるからって後回しにしていい問題じゃないでしょ今回の事件は!!」
「そうですよ!!そうやって情報共有がなかったから犬塚さんがイヌブラザーだった事ずっと分からなかった事忘れたんですか!?」
「一刻も争う事かもしれないんだから今すぐ話し合う必要あるだろ!!時間については諦めろ!!」
「…そうだな、やはりしっかり話すか」
今度こそタロウは私達が遭遇した謎の女について全てを話した
「最高神を名乗る女か…間違いなくめんどくさい女だろうな」
「次はお前達だ」
「…さっき言ったように俺は長い説明が苦手だ、雉野、任せた」
「分かりましたよ…後この際言っておきますけど余計な言葉かもしれませんが、説明する努力はした方が良いと思いますよ、夏美さんそういう所が嫌だったって言ってましたから」
「…」
目を逸らしてる…苦い思い出があるのかな?
そして次は雉野たちが戦った男の話を聞いた…
「射撃が上手い男か、ソイツもなかなか強いようだな」
「私達が出会った女性と雉野達が出会った男の共通点の一つは圧倒的な強さがある事になるのかな?」
「…さて、ここから話し合いの分岐点になるだろう、とりあえず相手が何をするのかだけ考えてそれの対処法だけを考えるか、それとも相手がどういう考えを持っているのか、どういう存在なのかまで話し合うかだ、後者は長く時間を使うが、マスター、タロウ、二人はどうしたい?」
私達のリーダーはタロウ、色々知っている人はマスターだ、その二人がどうするのかによって話す内容が決まる、少し話し合ってた二人は…皆の顔を見てこう言った
「…予想以上に相手がどういう存在か分からん、長く話した方が良いだろう、後者だ!!」
「という訳でそれぞれ謎の敵に対して気になった所を教えて欲しい」
「…まずは俺から良いか?俺が気になったのはアノーニについてだ、俺達が従えていた普通のアノーニじゃなかったんだろ?」
「ああ、しかも二種類のアノーニがいた、寒色のアノーニは射撃が上手くて」
「暖色のアノーニは力が強かったです」
「となるとアノーニも強化されているだろうな」
「所でソノニ、お前アノーニ達を支配下に置こうとしなかったのか?俺達にアノーニは常に従っていたはずだ」
「戦っている途中に何度か干渉したが全く効かなかったな」
「そうかよ…どういう事なんだ?」
「そういえばアノーニと戦ったのゼンカイジャーと一緒に戦った時ずいぶん久しぶりに感じたけどソノイ達は何でアノーニといっしょに戦わなくなったの?」
「ああ、ソノイがタロウを不意打ちで倒した事に後悔して復活させた時に次は正々堂々戦う事を決めたんだが、その時にアノーニ達を従わせる事も卑怯な手段だと考えたソノイが、アノーニ達に今後ヒトツ鬼にも自分達にも従うなという最後の命令をしたんだ」
「そうですか…ソノイさん達のおかげだったんですね…あれ?前に僕が二回目にヒトツ鬼になっていた時にいましたよね?」
「それに、ゼンカイジャーと一緒に戦った時も出てきたよね?」
「まぁアノーニ全員に命令出来たかは分からないからな…命令できなかった奴もいたかもしれない」
「その話は一旦置いておけ、今大事なのは敵になったアノーニの事だろ」
「そうだったな…今回のアノーニは何処からか現れたわけじゃなくて、敵が結晶を地面に投げたらはえてきたんだよな?」
「そうだ、あんな増え方見た事がなかった」
「つまり人工のアノーニって事か?」
「そういう事になるな…」
「次は私からでいい?私の戦った相手はすごい不思議な技を使ってたの!!」
「不思議な技?」
「そう!!気づかないうちに別の場所に瞬間移動してたり、物を整理整頓したりしてた!!」
「確かに不思議な技だな、私達の相手はそんな技…いや、そういえば相手が私達の前から去る時使っていたのも瞬間移動だった気がしてきたな…」
「使う能力は同じ可能性があるという事だな、となると気になる点は2つ、1つ目はそれだと物の整理整頓は出来ないという事、もう1つはそれを何故変身してからは使わなかったのかだな」
「じゃあ正確には瞬間移動じゃねぇって事かよ…後確かに後者の問題は気になるな、ヒトツ鬼としての力は十全に使いこなしていたがそんな移動は全くしてなかったからな」
「何か制約があるんじゃないでしょうか?」
「制約?」
「はい、僕達は一人で左右を同時に見る事が出来ません。それと同じようにヒトツ鬼になっている時は瞬間移動らしき力は使えないという事なのでは?」
「その可能性は高いな…」
「…タロウどうしたの?何か考えているみたいだけど」
「気にするな」
「…分かった(もしかしてタロウ相手の能力に気づいてる?)」
「次は俺からだ…アイツらのヒトツ鬼、異常に強くなかったか?」
「使う能力も全くの別物でした」
「それに戦いのセンスもあの大野捻なみだったな」
「俺が今回のヒトツ鬼で一番気になっていたのは理性が感じられた事だな」
「基本的にヒトツ鬼はデッカイ棒持ってただ暴れ回るのが普通だもんね」
「色の違いも気になるな…2色のヒトツ鬼なんて初めて見たぞ」
「…考えられる可能性は3つ、1つ目は変身者が超強いためにそれに応じてヒトツ鬼も変化したパターン。2つ目はヒトツ鬼自体を魔改造して強化したパターン、そして3つ目、元々ヒトツ鬼は今日戦った相手みたいに本当はすごく強いが多くの変身者は力に飲まれて理性を失っていた為に暴れていた、というパターンだ」
「その3パターンかどれか…は現状では絞れんようだな」
「次は私だ、私達脳人はその変身者達の額にどういうヒトツ鬼に変化するかを見る事が出来るというのは知ってるよな?」
「ああ、前にお前そう言ってたよな」
「それで相手の額を見てみたんだが…複数の種類のヒトツ鬼が蠢いていた」
「なんだと!?そんなヤツ今まで会ったことがない!!」
「そしてその一体はピラミッド型のヒトツ鬼だった」
「それって…水野さんの!?」
「…俺達が会った女も言っていた、手に入れたばかりの力を使うと、そしてさなえさんのなった事のあるヒトツ鬼になった、つまりアイツらは元ヒトツ鬼の変身者から『何か』を奪ってその『何か』でヒトツ鬼に変身出来て、更にその『何か』を保存する事が出来るという事だろう」
「奪うって…何を?」
「さぁな、奪っているアイツらに直接聞くのが1番だろう」
「次は僕ですね、僕が気になったのは、何で相手は僕達の事を知っていたのか、です」
「俺達が有名だからじゃないのか?何度かメディアにも出てるし」
「確かにそうですが、桃井さんが言うには3人をドンブラザーズと認識したんですよね?」
「そうだ」
「ならソノザさんは何故ドンブラザーズの一員として認識されていたのでしょうか?脳人の皆さんが仲間になったのは桃井さんが記憶を忘れる間近でした。そのあとはメディアに出た事はないはずです」
「言われてみれば…私達の共闘をどこかで見ていたからか?」
「監視カメラのジャックとかしたのかなぁ…でもなんかしっくり来ないから違うと思う」
「一先ずこの問題は保留だな」
「俺が気になるのはアイツらの最終目的だ、俺達が戦った女は仕切りに自分の事を神だと言っていた…」
「俺達が戦った相手は特に何も言っていなかったな」
「何も言っていないからって目的がないという事では無いと思います」
「私もそう思う、だがこれも相手に直接聞くしかないだろうな」
「…オイムラサメ、お前さっきからずっと黙ってるけど、話すって言ってた事、話さないのかよ?」
「…分かりました…話します…僕が…何故ヒトツ鬼の…弱点を…分かったのかというと…マザーから…話を聞いたからです…」
「マザーから?(何で途切れ途切れに話してるんだ?…お前まさか)」
『…ムラサメ、よく聞きなさい』
「ま、マザー、どうしましたか?」
『あの力は恐らく獣電戦隊キョウリュウジャーの力です。ならきっと…デスリュウジャーの力が使えるかもしれません』
「使えるかも、というのは?」
『力が同じでも偽物ですから、本当に効くかは分かりませんが、試してみる価値はあります』
「分かりました、やってみます」
「というやりとりで…知る事が…出来ました…」
「つまり、そのマザーは戦隊について知ってたって事?」
「そう言う事になるな…」
「どうやって知ったのでしょうか…僕達は全く知らないのに…」
「…ちょっと待てお前ら他の戦隊について全く知らないだと!?本当か!?」
「知らん!!精々ゼンカイジャーぐらいだ!!」
「だがお前達時々他の戦士にアバターチェンジする事があるだろう、どういう考えで選んでいるんだ!?」
「勘ですね、不思議と変身できるという感覚がしてくるんです」
「勘!?じゃあ武器や技を自然と使いこなしているのはどういう事なんだ!?」
「不思議と浮かんでくるんだよ、前にもカクレンジャーギアを使った時に隠れ流忍法というのが頭に浮かんできたしな、正直今でも意味分からんと思っているがな」
「そういうフワッとした感じで使っていいものなのか…」
「…そういえばムラサメのマザーも色々と謎な存在だよね、マスター並みに」
「かつて俺達との敵対の指示も恐らくソイツがしていたに違いないからな」
「どういう方なんでしょうか、犬塚さん聞いたことないんですか?」
「ないな、特に興味なかったからな」
「だがこの際だ、色々聞いておくか、マザーについて」
「お前らが知りたいなら聞いてみるか、ムラサメ、お前のマザーはどんなヤツなんだ?何で戦隊を知っているんだ?そして今はどういう目的で動いてるんだ?…オイ、聞いてるのか?」
何度か揺らしてるけど…反応はないみたい
「ダメだ、休眠していやがる…眠そうになってたから嫌な予感はしていた…俺に懐いてからは暴走させる事はなくなったがこうなるとしばらく起きねぇ」
「まぁいい、マザーについてもとりあえず後回しだ」
「…で、マスター、ここまで話聞いてなにか思いつかないの?心当たりある存在とか」
「…あるよ」
「「「「「「「!?」」」」」」」
「あるだと!?どんな集まりなんだ!?名前は!?」
「具体的な名前は知らない…が、どういう奴らかは推測できる、聞いてくれ」
「考えられる組織のパターンは2つ、まず1つ目は…ヒトツ鬼を生み出してきた組織…というパターンかな」
「ヒトツ鬼を生み出した!?だってマスター前に」
「確かに俺は人の欲望がヒトツ鬼を生み出しているとは言ったけど、今回の2体はそれに当てはまらなかった…それから推測できるのは本当はその2人が人の欲望を利用してヒトツ鬼を生み出していた可能性も出てきたんじゃないかということ、だから2人はヒトツ鬼を強化できるし、制御も出来るし、自由になれるし、誰が元ヒトツ鬼だったのかも知っている…というパターンだ、この場合、俺たちの戦いの黒幕がいよいよ明らかになったという事になる、ただ、その場合、俺達が今まで全く存在を認識出来なかったのはどういう事だったのかという疑問はできるけど」
「成程…それでマスター、もう1つは?」
「もう1つはヒトツ鬼が生まれる現象を利用し始めた連中というパターンかな、今までの戦いをどこかで見ていた連中はヒトツ鬼の力を何かに利用できると考えて元ヒトツ鬼の変身者を襲い『何か』を奪い始めたという事になる、これなら今まで認識出来なかった理由も分かる、然程行動に動かしていなかったという答えが出るから、更に当然利用しようとするんだから上記にあげたヒトツ鬼の魔改造も可能だろうね」
「だとしたら何で今日動き始めたんだ?」
「…いや、だとしたら動き始めていたのは今日じゃないだろうな」
「何だと?どういう事だ猿原」
「私も気になっていたんだよ、ここ1ヶ月ヒトツ鬼が全然現れなかった事が…だからもしかしたらそのヒトツ鬼になろうとしていた人からも『何か』を奪っていたのかもしれない」
「…それじゃあ実際に動き始めたのはタロウの記憶が蘇ったタイミングってこと?」
「そういう事になる」
「となると敵の本当の狙いは…桃井なのか?」
沈黙がこの喫茶内を包んでいる。私達の仲間を利用しようとしているのかもしれないという推測がでたから仕方がないのかもしれない
「…と言ったが、まぁ大丈夫だろう」
「え?」
「私達のドンはそうやって大人しく利用される男なんかじゃないのは十分知っているだろう、そういう連中を後悔させてやる事が出来るのが桃井タロウだ」
「…分かっているじゃないか」
…だよね!!一瞬でも不安になった自分が間違ってた!!タロウなら大丈夫!!最強なんだから!!
「…さて、相手がどういう奴らか考える事が出来たが、対策はどうしようか?」
「とりあえず元ヒトツ鬼の変身者の元に分散して行って連中が来るのを待ち伏せして逃げる前に超火力で叩き潰す、これが一番だろう、今度はゴールドンモモタロウも使う」
「俺達もロボタロウを使うか、そして叩き潰して捕まえた後に…他に仲間がいるか、本拠地はどこなのかも吐かせるぞ」
「その為にそれぞれの対策も考える必要はあるかもしれませんね」
「まぁ細かく話すのは後でいいだろう、今日はここまで話せたんだから十分だ」
「そうだね!!…という訳で今度こそ解s『ドンブラスター!!』」
「「「「「「………………………………………………………」」」」」」
「「「「は?」」」」「え?」「おや?」
私達6人…タロウを除いた全員は同時にこう思った
このタイミング?そしてよりによってこんな遅くに話し合って疲れたタイミングで!?
【虹ヶ咲の世界】
「果林ちゃん料理の材料、色々買ってくれてありがとう〜」
「気にしなくていいわ、読者モデルやってるんだから結構金持ちはいいのよ」
「こんなに色々な材料があるなら、色んな料理を考える事が出来そうです!!」
現在、私達はライブで皆に食べてもらう料理の考案中だよ!!そのための食材をダイバーシティ東京プラザとイオン東雲で買うことに決めて、イオンでの買い物が終わった所!!
「それにしても、果林ちゃんどうして私達と同じライブをする事にしたの?果林ちゃん演劇部に体験入部してるんだから、しずくちゃんと同じライブした方が良かったんじゃ…」
私も少し気になってた…果林さんは自分のやりたい事にストイックに頑張ると思ってたから…
「…私ね、歩夢と彼方、2人との思い出を作りたかったの」
「「…ええ!?」」
ぴ、ピンポイントに私と彼方さん!?何で!?
「理由が気になるなら…今から話していいかしら?」
「教えて教えて〜!!」
「私も知りたいです」
「まずは彼方から…ずっと思ってた、私、エマとの思い出は沢山作れたけど…彼方とは思い出、作れていないんじゃないかしらって」
「思い出!?」
「ええ、彼方とはユニットが違うし、それぞれ仕事で忙しいし、同じ寮に住んでいる訳でもないし、同好会にいる時以外あまり一緒にいる事出来なかったじゃない…学科は違うとはいえ、3年間同じライフデザイン科だったのに」
「果林ちゃん…」
「勿論やりたい事が違うから仕方無いかもしれないけど、仕方ないで終わらせたくなかったの」
(果林ちゃん…私の事そんなに…!!)
「次は歩夢ね、歩夢についても私ずっと感謝してたのよ…同好会を守ってくれた事」
「え?わ、私!?えっと同好会はかすみちゃんが」
「確かにかすみちゃんのおかげで同好会の看板は守れたわ、でももし歩夢と侑が加わってなかったらあの子は折れていたかもしれない、だから私は思うの、歩夢達が加わってくれたから同好会は存続出来て、私にとってとても大切な12人の仲間ができたんじゃないかなって…そんな貴女とも、私は思い出作りたかったの…」
…果林さん言うか躊躇ってるみたいだけど…あ、意を決したみたい
「私達3年生は…もう少しで卒業しちゃうから」
…暗い雰囲気になっちゃった…だから果林さん言いたくなかったんだろうけど…
でもやっぱり嬉しい、果林さんは限りある時間を精いっぱい楽しもうとしている事を知れて
そして私や彼方さんの大切に思っている本音を聞くことが出来て…彼方さんも最初は辛そうな表情を浮かべてたけど今は嬉しそう…!!彼方さんも本音を聞けて嬉しかったのかな?
「…だから私達3人で最高の思い出、どんなミニライブにも負けない最高のライブ、絶対作るわよ!!」
雰囲気を変える為に明るく振舞う果林さん本当に可愛いなぁって思っちゃった…って私も侑ちゃんの癖移ったのかな?
「…勿論だよ果林ちゃん~!!全力が頑張ろう~!!」
「果林さんの想いに応える事が出来るように、精一杯頑張ります!!」
3年生の卒業までの時間は残り少ない、でも、その時間を果林さんや彼方さんが全力で楽しむなら、私も全力で楽しみながら支えよう!!
そう思いながら私は前を向いた…
前を向いたら
異常に長身なピンクの鳥さんと小さい黒い犬が現れてた…ってええええええええええええええええ!?
「それぞれのやりたい事が一致して良かったです!!」
「私もそう思うよ、せつ菜ちゃん!!」
「アタシ、せつ菜とは波長が合うと思っていたのよ~!!」
私、高咲侑はせつ菜ちゃんとランジュちゃん、そして栞子ちゃんのライブの手伝いをする立場として今日はその為の買い物をしにアクアシティに来たよ!!
私はそれぞれのミニライブを日替わりで支える事にしたんだ!!そしてライブ毎に必ず一曲ずつピアノで演奏するって事にもしたよ!!…同好会を支える立場として本気で演奏したいなって思ってる!!
「あ、勿論栞子とも一緒にミニライブをやれることも嬉しいわ!!大切な幼馴染が私と一緒にミニライブやる事を選んでくれたんだから嬉しくないわけないじゃない!!」
「私も嬉しいです、といってもRE3IRTHで元々組んでいたんですから、ファンの方にマンネリに見られてしまうかもしれませんが…」
「そういうの私は気にしなくていいと思います!!かすみさんや璃奈さんも組んでるんですし、今回は自分の大好きを組み合わせてミニライブを作るんですから、同じだからって大好きを隠す必要はないんです!!」
「三人はスケートリング場でライブするんだよね?」
「そうよ、アタシ達三人の熱いステージで、冷たい氷の会場でも寒さを忘れされる熱さを味わってもらうのよ!!」
「私もランジュさんも熱いライブをするのが大好きですからね!!スケートという競技は冬に多く行われる事が多いですが、会場は寒いので辛い想いをしていると思うんです、そんなスケート部の皆さんの寒さを私達のライブで吹き飛ばしてあげたいと思いまして!!」
「2人らしいライブで楽しみだよ!!」
「…でも栞子、本当に良かったの?熱いライブって栞子のやりたい事なのかしら?」
「大丈夫です、私のしたいと思った事は最高のスクールアイドルであるランジュと、憧れのせつ菜さん、二人と一緒にライブをする事、見る事なので」
「…そう言ってくださって嬉しいです!!一緒に頑張りましょう!!」
「きゃあっ!!アタシの事そこまで言ってくれて嬉しいわ!!頑張るわよ栞子!!」
3人ともやる気だ…!!どんなライブが見れるのかと思うと楽しみすぎてときめいちゃうよ~!!
…ってあれ?あそこの服屋の前にいる二人は…音楽科の子達だ!!何か言い争ってるみたいだけど
「あの方は…確か合唱部の…」
そして次の瞬間
《邨舌Ω荳!》
「き、きゃああああああああああああああああああああああああ!!」
片方の女の子が…化け物になっちゃった!?
「な、なんなのよ、あれは…!?」
「あれは…ヒトツ鬼!?何でこの世界にいるのですか!?」
「せつ菜ちゃんあの怪人を知ってるの!?」
皆驚きで唖然としている…!!勿論私も…あんな存在がいるとは思わなかったから…!!
そして更に片方の女の子に水色の丸い玉を投げてて…それがぶつかった瞬間…水色の五芒星になって…天に飛んでいっちゃった…嘘でしょ…!?
「…実験は着実に成功しているようだぜェ、博士よォォ!!」
「ああ、これで3人目のようだな」
「彼女には感謝しなければいけないね…私達の願いを叶える礎なのだから…この世界での実験は、今より始まる!!」
「どんな結果をもたらすのか、楽しみだねぇ~!!」
…するとその怪人は私達の視線に気が付いてこっちを見てきた…
つまり次の狙いは…一部始終を見ていた私達!?
…その瞬間
聞こえてきたのは…陽気な音楽だった
そしてそれと同時に現れたのは赤い神輿と天女さん達!?上に乗っているのは…!?
「ハーッハッハッハッッ!!やあやあやあやあ祭りだ祭りだ祭りだ~!!」
「袖振り合うも多生の縁」
「躓く石も縁の端くれ」
「共に踊れば繋がる縁」
「この世は楽園!!」
「悩みなんざ吹っ飛ばせ!!」
「笑え笑え笑え!!ハーッハッハッハッッ!!」
…とんでもない変な人だ…これが私の第一印象だった(せつ菜ちゃんは凄く目を輝かせていたけど)
この出会いが私達と暴太郎戦隊ドンブラザーズの最高の良縁の始まり
そして様々な物語との縁を結ぶための始まり
そして壮大な物語の幕開けだったんだ!!
じかーい、じかい
フジテレビの球がない!?ビックサイトもない!?学校に変わってるーーー!?
それにこのヒトツ鬼、色々厄介すぎる!!大野捻と同じように理性があるままなの!?
え!!ヒトツ鬼の変身者を知ってるから協力して欲しい!?無理無理!!私達はヒーロー、一般人を巻き込むなんてありえないんだから!!
そして新たな敵!?異世界!?そして元の場所に戻れない!?
私達どうなっちゃうのーーーーーー!?
ドン虹2話、「いせかいのあばたろう」
さぁ楽しもうぜ!!
ドンブラザーズがどのように虹ヶ咲の世界に来たのかの詳細と
新たなヒトツ鬼の詳細は次の話で説明します!!
この先の物語、楽しみにしていただけると本当に嬉しいです!!
誤字や気になる点がありましたら指摘して頂けると嬉しいです
勿論感想もお待ちしてます!!
追記
次の話の予告&文章の修正を行いました!!
本当に次の話の投稿が遅れてしまっていて見てくださっている皆さんに申し訳ないです…
ですが、必ず次の話を投稿しますので気長に待ってくださると嬉しいです
では失礼します!!