ロストマンのセイリング・デイ(王直→ホーミング 番外編) 作:アズマケイ
ローにとっての七武海の初会合が終わった。ドフラミンゴが帰ろうとするとガープ中将が呼び止め、こいと別の部屋に引きずられていく。またかよめんどくせえなという顔をしながら、最終的にドフラミンゴは、ガープ中将の船にのり、海軍本部に行くという。お前もこいといわれ、よくわからないまま海軍本部のある一室にとおされた。
「ロシナンテ准将、なんでここに?」
ドアの真横にある椅子に腰掛けて、ドフラミンゴの実弟ロシナンテ准将とローはめがあった。ダイヤルあるなら預かるといわれるが、持ってない。ならいいよと適当な席に座るよう促された。
ロシナンテ准将はナギナギを発動しているようで外部にここで話された全てはわからない。どうやらそうとうわけありのようだ。
「何度も言わせんな、ガープ。ローはそんなんじゃねえよ。フレバンス抹殺完遂後フレバンスの生き残りが全部ぶっ壊したいからファミリーに入れろっていうから仇だから皆殺しにしてみろって挑発したんだ。なんか訓練つんで食い下がってるから、おもしれーなと思って船に居候させてた。それだけだ。海賊王になるって宣言する未来は見えてたが、そんなもんいちいち本気にするかよ、めんどくせえ!!」
「うそつけ!ハートはコラソンなんじゃろ?」
「コラソンはもう埋まった」
「お前さんが永久欠番にするほどその死を惜しんでた先代コラソンの後釜はいまだに顔も出さんが?」
「事務仕事で忙しいんだよ、ただでさえ忙殺させてんのに、外連れ出したらおれが殺されちまうだろーが」
「んなわけあるか、お前さんの秘書以上の逸材がおるんか」
「いるからあたえたんだよ」
「ほんとかぁ?なんか右腕を意識するハートの海賊団たちあげとるぞ、そこの小僧。未来の海賊王支援するために水面下で活動してるお前が、D育てるのは無しやろ反則じゃろーが!しかも太陽十字教徒にオペオペ食わせて命の恩人になるとか、おまえは赤髪か!」
「無関係だ、知らねえっていってんだろうが。しらん、ほんとしらん、めんどくせえな。由来はローに聞け」
「ハートは心臓じゃない、心の方だ」
「なら心の海賊団にせんか、まぎらわしーんじゃ!海軍の中じゃそういうことになってんぞ、弟分とか、なんかあって世話になったのに不倶戴天の敵になったとか情報持ってるやつらで評価が乱高下しとるが。つーかとうとう七武海にするような騒動起こさせるとか赤髪と結託してんのかドフラミンゴ!赤髪と交流あるなら、なんでわしの孫の命の恩人になってまで海に駆り立てたか聞いてこい!」
「しらんっていってんだろーがガープ!めんどくせえな!」
「うそつけドレスローザに居座ってんじゃねえかハートの海賊団!ここまで状況証拠あがってて無関係はなしじゃろ!なんもないところに煙はたたんぞ!」
「だーかーらー!!こいつが勝手におれのまわりをうろちょろしてるだけだ!本気で海賊王目指した結果だろ?」
「お前に近づくのが海賊王への近道だと気づいてしまうくらい甘やかしてんのはどっちじゃ!」
「うるせえ、世界政府も海軍も世界の誰も助けてくれねえやつらがおれのファミリーの条件だ、でかくなってきたから変えたが!」
ぎゃーぎゃーわーわー、いい歳したじじいとおっさんが騒いでいる。ローは自分が世界政府や海軍にどうみられてるか察して青ざめた。
「だからめんどくさいことになるっていったんだよ、兄上」
ロシナンテ准将の言葉に、うるせえしってたわそんなもん、とドフラミンゴは叫んでいる。