主人公「陰陽師の中に黒ギャルなんか居ません!!」
黒ギャルs「ここに居まーす❤」

主人公「黒ギャルなんて格式高い伝統を持つ陰陽師には相応しくない!即刻修正してや...ちょっ、まっ..やめっ...!!」

あとは彼女らのおもちゃです。

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即堕ち二コマ系主人公


僕は負けない!!(叶わぬ願い)

あらゆる困難が科学で解決するこの令和の時代。

それでも、人々の閉ざされた心の闇に蔓延る魑魅魍魎は変わらず存在していた。

ま、ストレス社会だからね多少はねってことで。

 

そんな科学の力ではどうしようもないその奇怪な輩に立ち向かう神妙不可侵な存在。

それが、僕達....由緒正しき者。

陰陽師だ。

 

とはいえ、科学の普及などによって陰陽師である人間の数はかなり極端に減っていった。

どれほどに減っているのかと言うと、...うん。

陰陽師としての活動の円滑化と若い陰陽師同士を一つの場所に確保するという名目で地域ごとに一つの高校の中に夜廻組という部活が作られる程だ。

それでいて、表に出ないように活動している。

 

けれど、僕は寧ろそれが誇らしかった。

陰にて、人々の生活を魑魅魍魎共から守る。

それこそが、長い時代を経ても変わらない陰陽師として使命。

その伝統....僕は、大切にしていきたい。

 

だからこそ、高校生として『私立明鏡学園』へ初登校する日は期待で胸を膨らませたものだ。

夜廻組には自分と同じように伝統を担っていく若き陰陽師達が居る。

そんな人たちとの交流は新たな刺激になるに違いない。

それに...夜廻組が置かれる学園は女子生徒が全校生徒の大半を占める。

 

ほら、なんていうか....陰陽師が減ってるって言っただろ?

だから下手に審査もせずに霊力を扱えない男子生徒を入れてくっつかれると霊力のない腑抜けが生まれる可能性が高くなるからとかっていう現代の倫理観ではあり得ないような上層部の老人たちの考えからそうなってるんだと。

なんだか、それはどうなの?と思いはするがそれが伝統なのだと言われたら伝統支持者であるところの僕は支持せざるを得ない。

伝統最高!これからも由緒正しい伝統守って行こうぜ!!!

 

ちなみに陰陽師全体の男女比は極端に女子が多い。

まぁなぜかと言えば、妖魔の連中の中には呪詛として女しか生まれないようにするっていう呪詛を掛けてくるのが多い。

なんでか知らないが男側の種の方に霊力の因子でもあるのか知らないが、陰陽師が女性だけになると必然的に夫側側が普通の人の場合はその子供は霊力を持たない可能性が高くなるんだ。

こういう呪詛をこちらの業界では家系攻撃という部類に括っていて、かなり恐れてる部類の呪詛だったりする。

そう言う意味で言えば、ウチの家系はそういう呪詛を受けたことがない...ないし、弾くことが出来るくらい代々霊力が強いので結構陰陽師業界で発言力を持つ名家になれたのかな?

まぁ、そこら辺はどうでもいいことか。

 

まぁ要するに僕は、高校に行けば夜廻り組で自分のようなお堅い人達に会えると期待していたわけだ。

でも、人生とは儘ならないとはよく行った物だ。

溜息を吐きながら、夜廻り組の扉を開く。

 

「あっ、かげっち~❤なんか遅い系じゃ~ん!もしかして、掃除頑張ってた系?めちゃ真面目系だ~❤でも、そういうの結構好感度高い系かな~~~?」

 

「おい、土御門。オメー、組長の癖になにタラタラ来てんの?おっそいんだけど。アーシんとこまで秒で来い!」

 

「陰春ク~ン、相変わらずしけた面してんね~?wでもさ、いつもウチらより早く部室来てなかったぁ?どしたん?話聞こか?だいじょぶだいじょぶwwウチ結構面倒見良いって地元では有名だかんさ?」

 

右から並んで黒、黒、黒。

肌を黒く焼いて、制服も胸元を大きく開くなどして下品な改造をしている。

そしてバリバリの化粧をして、髪の毛も染めてピアスやなんか金ぴかの小物など....ゴリゴリの黒ギャルが組室の椅子に机に脚を投げ出したり、背もたれを前にして足を開くなどこれまた下品な姿勢で座っていた。

 

信じられないだろうが...彼女たちこそ、この高校の夜廻組の構成メンバー。

つまりは陰陽師の少女達なのである。

期待していた自分と同じような伝統を守っていくような、そんなちゃんとした人達と共にこの高校生活を過ごすと思っていた。

その結果がこれだ。

俺の期待は斜め下の方向に勢いよく裏切られたのである。

 

これが、こいつらが...俺の学生生活を送る上での頭を悩ませる悩みの種だ。

こんな....こんな連中が、俺と同じ次代を担う陰陽師だと?

許容できん.....許容できんぞ!!

下品で卑猥で軽薄な態度!

見ていて、はしたなくて同じ陰陽師として恥ずかしい!!

 

「いや、生徒会長から風紀委員としての活動について問われただけだ。...にしてもなんだ、その座り方や態度は!!ここだけは学校の...それも陰陽師協会から出た支援金によって備品が置かれている!それを足蹴にするなんて何たる狼藉だ!いつもいつも、その下品な態度をなんとかしろと言ってきたが...今回は流石に見逃せない!!」

 

俺は目の前の黒ギャル不良共に喝を入れる。

そもそももう...こいつらの態度は治らない。

あぁ、注意することは辞めはしないがそこはもう諦めかけてる所ではある。

けれど、この部屋の備品は頭が固いながらも俺達を一つに集めてこの高校の運営にも加わっているお父様たち上層部が出してくれたお金で買われた備品だ。

俺達陰陽師は先祖に一族や先祖...先達を払わねばならん。

それをだらしない恰好で足蹴にして、それでいてぺちゃくちゃ喋りながら紙パックジュースを飲んだりモノを食べるなど言語道断だ!

 

正直、こいつらは注意しても聞きはしない。

それに...正直、見た目的に初めは物怖じしてしまいそうだった。

だが、今正義は僕らの手にある。

先達として僕らを尊敬しないといけない将来の陰陽師達のことを考えても、ここで彼女らを是認してはいけないっ!

徹底抗戦....名家土御門家次期当主として徹底抗戦の構えを見せなければ!!

 

「あ~、コイツ遅れてきた癖にアーシらに説教してんだけど。まじうぜーし。」

 

僕に説教されてイライラした様子でクチャクチャとガムを噛んでいる黒ギャルは金切レイカ。

胸は小さくスレンダーであり、切れ長の強気そうな目と金色のロングヘア―が特徴的な女。

胸元は開いていない物の、ぴっちりとした着方をしていて丈が短くヘソが見えてる...っていうかコイツら全員ヘソ出してんじゃねぇか!!

レイカはそれにさらにミニスカートにすりっと?っていう切り目入れてて目がビックリする。

なんていうか、いつも機嫌悪そうにしてて不良感が強いおっかない感じの黒ギャルだ。

 

「む~~~~~、りなぽよ怒ってるかげっち嫌い系~!ね、そんな怒んないでよ~優しい時のかげっち超好き系だから~❤早く機嫌治して系~❤」

 

「ぽよってなんだよ、ピンクの悪魔か?」

 

このなんだか頭痛くなるようなふわふわした喋り方した黒ギャルは水城りな。

胸がかなり大きく、制服の胸元も開いて深い谷間がありありと見える。

ふにゃとした感じの垂れ目で、ピンクっぽい感じの髪をるーず...さいどてーる?っていうしている。

レイカのようにスリットは入ってないが普通にミニスカートだ。

なぜか割と目に見えて友好的ではあるが、喋り方とかなんか...凄い話してて頭痛くなってくる黒ギャルだ。

 

「うわ、出た出たw陰春クンのオタクトークw陰陽って奴じゃさ、男は陽らしいけど...陰春クンぶっちゃけ陰キャっしょ?w陰キャは陰キャらしく黙ってろよwウチらが可愛がってやったからさw」

 

「は?陰キャじゃないが???」

 

この名家土御門家次期当主に対して陰キャとかのたまっている女は木継アイ。

正直...服装は一番マシだが、言動や性格はコイツが一番苦手だ!

胸は...水城ほどではないが、十分大きいと言えるサイズで胸元は開いていない。

目につく点としてはめちゃくちゃ襟元緩ませて首元にはチョーカーを付けてる点と、片目だけ隠れたショートヘアーの金髪だ。

なんか見た目的にバンドやってそう。

いつもいつもニヤニヤとした笑みを浮かべて茶化してくる癇に障る黒ギャルだ。

 

「あー、ハイハイw分かった分かったwwよーするに、ウチら謝れば良いワケっしょ?」

 

「はぁ~~~~...ダッッル....。」

 

「えー、レイカノリわるーい!りなぽよはぁ~かげっちに謝るの結構好き系だよ~❤かげっち可愛い反応する系だし~❤」

 

そう言った瞬間、三人は目を見合わせるとスカートの裾を持つ。

そして一気にそれを上に上げた。

 

「チッ、反省してまーす。」

 

「陰キャくーん、いつも態度悪くてごめんなさーいwぴらぴら~w」

 

「かげっち、りなぽよ達のこと許して系~❤」

 

目が...まるで術でも掛けられたかのように吸い寄せられる。

金切はエメラルドグリーンの紐みたいな奴。

水城はピンクの透けてるTバック。

木継に至ってはそれ黒のガーターベルト...って違う!!

 

謝罪ってことでこんなことなってるなんて、明らかにこちらを舐めてる以外ありえない!!

誠意が感じられないぞ誠意が!!

僕がパンツさえ見せれば許してくれるだろwと思われてることの証左だ!!

 

「そ、そんな謝り方があるか!!?もっと誠意を込めた....。」

 

「あー!いい加減うっせぇなぁ....。」

 

「ひっ...!」

 

すると僕の叱責を遮るように金切が机を蹴ってから立ち上がる。

い、いきなりなんだよそんな大声出して...

そ、そんなことしても僕は折れないんだからなっ!

 

「ちょっ、レイカ!?」

 

「ねぇ~やめなよ~、かげっち怯えてる系じゃん~!」

 

二人が止めに入ろうとするも、金切はそれを無視して僕の所まで来る。

足が、動かない。

その迫力に押されながらも、ついに金切は僕の目の前まで来た。

クチャクチャとガムを噛む音が響く。

 

すると、そんな緊張を切り裂くように急に金切に腕を掴まれた。

 

「な、なんだ!暴力か!?ハッ、粗野な人間は流石考えることがちが...ふみゅ!?」

 

抵抗しようとしたら、急に引き寄せられる。

そして気づけば口にはふにゅと柔らかい感触。

視界一杯に金切の顔と、至近距離の息遣い。

 

僕...今、キスされてる。

 

その事実に気づいた瞬間、僕の唇の間をぬめっとした何かが無理やり割って入ってきた。

ぬめぬめとして生暖かい。

それでいてざらざらしていて、甘くて....。

ベロ..ベロが入って来てる....。

口の中に何か、...これガム....押し付けられて....。

 

あれ、僕....今まで何して....。

頭の中がふにゃふにゃで...なんか良い匂いして....。

 

「うっわぁ~wえっぐwwこれ、絶対レイカがしたかっただけじゃん....ww」

 

「も~~~、レイカずーるーいー!!」

 

なんか声が聞こえる。

けど、何も入ってこない。

あれ...ここ、どこだっけ。

 

あっ、あっ...舌吸われて...。

 

「ちゅっ...れろっぐちゅジュルルル!!!ジュボッジュッッボ...ぷはっ...。...落ち着いた?」

 

「へ...へぇぁ...う、うん....。」

 

僕と金切の間に、唾液の橋が一瞬掛かる。

金切が僕の目を見つめている。

顔、かっこい....。

 

「そ...アンタさ、ガム...食ったことある?うまい?」

 

「ぱ、パパが...こういうの食べちゃ..ダメって....。わかんない...。」

 

「わかんねぇか。..だったら、そこに座ってずっと噛んどき。アーシ、喉渇いたから下行ってくるわ。」

 

「あ...いってらっしゃい...。」

 

金切は僕から離れると、組室を出る。

...きょ、今日の所はこのくらいにしてやろうかな。

べ、別に?キスくらいで絆されたわけじゃないし!!

いつまでも怒ってたら?輪を乱しちゃうしな!!

 

僕は金切に言われるままに席について、ガムを噛む。

噛めって言われたし?しょうがなく噛んでるんだ!!

すると、すぐに両側に水城と木継が肩が付くほどの距離まで椅子を寄せてきた。

 

「ねぇ~陰春クンさぁ~鏡見てみ?wすっごいエッチな顔なってるからw口元にべったりピンクのリップついちゃって、さっきまで派手でぇ~スケベな女の子に襲われて激しいキス...してましたぁ~って誰が見ても気づいちゃうってコレぇ~❤」

 

「かげっち、前にりなたちがカラーリップつけて来たら露骨にチラチラ見てきた系だもんね~❤りながパープルでぇ~アイがエメラルドグリーン...レイカがブラック....今度みんなでつけて来て、ここでブチュブチュしてあげる~❤」

 

耳元でぽしょぽしょ囁かれて背筋がビクビクする。

む、無視だ無視!

そうやって何度も弄ばれてやると思うなっ!

 

「そんじゃ、二人きりだし?親交、深めないとって思うっしょりな~?w」

 

「それある~❤じゃあ、パフパフ!かげっちへの質問コーナー❤前に聞いた時に答えてくれなかったこと~今度こそ、りなぽよに教えて欲しいなぁ~❤」

 

何が質問コーナーだ。

勝手にやってろ。

僕は鞄から陰陽師としての専門書、怪異についての絵巻を広げる。

勉強...勉強しないと....。

 

「しつもーん❤かげっちは~毎日何回オナニーしてるのぉ~❤おかずは何使う系~❤誰かとエッチ、したことある~❤ねぇ~ぇ、答えてよ~❤」

 

「陰キャくんさぁ~ぶっちゃけウチらと交尾、してみたいっしょ?w足とか胸とかケツとかチラチラ見てんのバレてんだけど~?wん~その本、なんて書いてあるのかな~?w『やぁ~❤陰春クンやめてぇ~❤そんな乱暴に..やぁ❤あんっ❤いやぁ~ん❤』ww...つーかさ、そんな古クセェ本、どーせウチらの囁きで頭入ってねぇだろうが。読んでる振りして逃げようとしてんじゃねぇぞボケ❤❤」

 

コイツら...恥ずかしい質問ばかり....

僕を辱めようとしやがって...。

こ、こんな卑劣な連中に僕は絶対負けない!

そしていつか、コイツらも改めさせてや.....。

 

「んぶ、ちゅ~~~~~....ぱっ❤❤あ~、陰春クンごっめーんw近づきすぎてぇ~...ぶっちゅり、キスしちゃったぁわwwあ~~、ほっぺにべったりとウチの唇の形したルージュついちゃってんね❤」

 

「ちゅっちゅっ、ぶちゅちゅちゅ~~~ぷはっ❤❤かげっちごめんねぇ?りなぽよも付けちゃった系~❤❤」

 

「「耳に、ふぅぅ~~~~...クスクス....❤」」

 

ぼ”く”は”ぜ”っ”た”い”に”ま”け”な”い”っ”!!!!!!!




4月1日のエイプリルフールなので、普段書かない感じの小説を書いてみました。
こう...主人公に多数のヒロインが居る物語は書くこと多いんですけど、特にヒロインたちが想いを寄せる過去の経緯とか乗せないのはあまりしっくりこなくてやらないです。
だから4月1日なのを良いことに自分に嘘を吐いて書いてみました。

今書いている別の小説の方が大事なんで、続かない..もしくはあと1話気が向いて投稿したら終わりだと思います。
ただ...評判次第では、嘘が真になるかも.....(チラッチラッ)

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総合評価:38485/評価:9.14/連載:39話/更新日時:2026年05月18日(月) 18:03 小説情報


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