毎回がおっぱい回な気がするぜ!
カザナの発言を耳にして、姉を諭し、諦め、咎める3つの想いを秘めた表情は消え失せて、またしても徐々に頬を紅くしていく妹。
「私は……あなた、アムト……くん、アムトくんがよければ何だけどね……」
シャルルがちっとも名前を呼んでくれない-寝起きと寝言を除く-ので、名前を真面目に呼ばれて、しかも〝くん〟付けと来たのだから胸までキュンとしてしまうアムトの頬も紅くなる。
「私も手持ちにして欲しいな、お姉ちゃんや皆と一緒に暮らしたい……どぉ、アムトくん?」
無自覚なのか、確定で仲間にさせる最強の一撃なのか、脇を締めてロケットおっぱいをさらに、ぼむギュッ、飛び出る絵本のような迫力増すおっぱい。
お願い、お願い、小首をかしげるだけでも、ぶるんぶるんで、ゆっさゆっさと、半端なく揺れている。
男子はもう絶対に逆らえない、爆乳縦長おっぱいと言う名の振り子が強すぎる催眠術だ……
「ぜひっ! ぜひっ! こっちからお願いしたいくらいだよっ!! 俺の手持ちになって欲しいっ!」
「………………………………♪ ありがとう、よろしくアムトくん、Aiさん、カザナさん、お姉ちゃん」
封印の鎖も彼女の100cm超えおっぱいの前では、効力が薄れてしまうのかもしれない。本当にいつ千切れても不思議ではないデカさである。
そんなおっぱいの持ち主が深く頭を下げるだけで、胸当てでは覆いきれない谷間という、男ならずっと挟まれて布団代わりにしたい肌色を、見せて貰えるのだから、アムトの理性が吹っ飛ばないか心配である。16歳だからね。
「わらわは認めぬっ……お前を追い出してやるからなっ!!」
乱れた着物を直してから、捨て台詞を吐いてシャルルは両足をまるで、一輪車にしたかの如く速さで自分の部屋へと帰ってしまう。
シャルルの気持ちも理解できるが、分離し妹となったイーユイは確かにアムトの隣で、照れながらも見つめてくれている。
(陰と陽だから、性格がお互い全然違うねぇ……)
姉が唯我独尊の超わがまま女帝なのは、2000年前から変わらずコチラの性格こそがオリジナル。
陽の部分が殆どを占めているイーユイこそが、妹である彼女。
(デスガ、妹様にも必ず陰の部分がありマス)
あの災いの勾玉であるシャルルにだって、いや……カザナにも、Aiにも、アムトにだって陰と陽はどちらも存在し、共存しているから〝個〟を保つことが出来ているのだ。
シャルルの部屋へ行っても開けてくれないだろう、無視されるだろう、彼女は自分でも分離していたと気が付かなかった、半身とエンカウントし酷く混乱している。
粘り強くシャルルの心をケアするしかないだろうと、この場は二人目のイーユイの〝おや〟となった喜びを、妹へ向けてあげた。
「あの、ね?」
キュッ、か細くもロリロリしい声の持ち主は、アムトの人差し指だけをそっと掴んで来る。
いじらしい……守って上げたくなる、シャルルは絶対にしてこないであろう行為に、また胸がキュンキュンしてしまうアムト。
「名前、私にも付けて欲しいな……おや、アムトくんの役割……でしょ?」
「そ、そうだね! 名前かっ~~! んっ~~~~…………」
カザナとAiは推測する。
カタストロフィをぶつけ合っていた彼女の姿はない、ビクビクしっぱなしの小動物に戻っているのは、自分自身でもある姉を咎める時のみ、ドリルライナーのように鋭い言葉が飛び出てくるのだろう。
わがまま放題している自分自身の姿を、恥じているのかもしれない? 2000年の封印で反省した感情、それが全て妹へ行ってしまっているのかもしれない。
「……メイユィ、どうかな?」
「メイユィ……私の名前……♪ うん! いい名前! ありがとうアムトくん!」
シャルルが西洋風なネームであったのに対し、彼女、メイユィは東の国の響きが感じられるものだった。
即急で思いついたものであるが、妹のイーユイ、メイユィはとても気に入ってくれたようだ。
「ご命名おめでとうございマス! 今夜はメイユィさんが手持ちになられた記念パーティといたしまショウ! お好きなお料理、食べてみたいお料理はゴザイますでショウか?」
とりあえずシャルルはあの様子だと、部屋から出てきてくれない可能性がある。
個別として麻婆豆腐とカツレツを作るのは確定事項、シャルルを通してある程度現代パルデアを見てきたメイユィは、一体何が好物なのかと尋ねるAiは、脳内ライブラリを最大限に活用して美味しいものを作ってくれるだろう。
その晩、数々の美味しい料理がテーブルに並んだが、姉は姿を見せる事はなかった。
「アムトくん……入ってもいいかな?」
「メイユィ? 鍵は開いてるから入って大丈夫だよ」
就寝時間まで本来はシャルルと遊ぶ……予定だったが、一度たりとも部屋から出てきてくれなかったし、ドアをノックしようがガン無視されてしまっているので、ポケモンリーグから与えられたお仕事をこなすしかなかったアムト。
何だか虚しいなぁ、0時も近くなって仕事のやる気も無くなったので、歯を磨き布団を敷いて寝てしまおうと、どこか寂しく思っていたら妹の方が訪れてくれた。
「あのねあのね、アムトくんにお願いがあるの」
まるでお祈りをするように、手を合わせながら視線が合う度に、すぐ紅くなってしまうメイユィの可愛らしさは、シャルルとは異なる独自のものである。
……しかし、本当におっぱいが大きい、胸当てをキツくさせているからなのか、単に大きすぎるだけなのか、北半球も南半球も丸見えな衣装は刺激が強すぎる。
北半球に顔を埋めたい、南半球に指とか突っ込みたい、少年らしい欲望を鎮めながら紳士で真摯に対応するアムトは、数多の修羅場をくぐり抜けたからこその16歳だ。
「お願い……?」
「うん、今の私ってほらっ……下着、付けてないし穿いてないから……」
「ぶっ˝っ˝っ˝」
下着、そりゃあ彼女は衣装的にブラジャーは明らかに付けられない構造(付けてたら見えてる)だが、やっぱりなのか、姉と同じでパンツまで穿いていないらしい。
「あっ、下着もなんだけどね……今夜はえっと、あのっ、アムトくんと一緒に寝てもいいかな……?」
「え˝ひ˝ぇ˝っ˝」
一応メイユィの部屋は作ったのだが、非常に質素かつ簡易で布団とテーブルくらいしか、まだ用意は出来ていない。
シャルルがそうであったように、すぐ生活用品などは買い揃える予定ではある。……が、別に就寝するだけなら困らないのに、アムトと一緒に寝たい……とは……?
「お姉ちゃんもそうなっちゃったけど、私も寂しがりやさんになっちゃったの……一人で寝るのは嫌、怖い……アムトくんが隣だったら眠れそうなの」
うすうす勘づいていたが、メイユィはオドオドしながらもやたらアムトには積極的だ。
陽が大半を占めていると言えども、初対面から好感度が高い、高すぎてヤバい、シャルルを通して見ていたがここまで初対面の印象が、真逆の姉妹がいるのだろうか。
「分かった! ねっ、寝ようっ! 一緒の布団でっ!」
「うん……♪ えへっ、やった♪」
完全にセクハラ発言してしまったが、メイユィの望みを叶えただけなので深い意味はないし、メイユィもセクハラだとは思っていないからセーフ。
(また眠れない日々が暫く続くんだ……)
シャルルとの添い寝に少しは慣れて来て、やっとマトモな睡眠時間を確保できた。
……と思ったら、妹まで寂しいからと甘えて来ちゃうのだから、男としては率直かつ控えめに申し上げて、パルデアの王になった有頂天気分でもあるが、煩悩を殺すのがあまりにも大変だ。
左右から柔らかくて大きい、ロリ巨乳とロリ爆乳にむにゅむにゅっ、ぐにゅぐにゅっ……サンドイッチされている自分を妄想してしまった。
「アムトくん、お顔紅くなってるよ……」
「メイユィも真っ赤じゃん……」
なんか付き合いたての恋人みたいな雰囲気になって、二人して火花と煙が飛び散るほどにノボせてしまっていた。
「じゃ、じゃあそのっ、下着の件なんだけどね」
「あの、一応聞くけどカザナのやつを借りたりとかは……」
「入らなかったの……」
「あ、うん、そうよね……じゃあシャルルのは?」
「お姉ちゃんたらドア開けてくれないの……でもね、借りてもやっぱり……」
「あ、うん」
「寝る時とかね、別のお洋服着る時に必要だから……勝手でごめんだけど、明日買いに行ってもいいかな? アムトくんと一緒に、えへっ……♪」
シャルルの下着を借りたところで、乳肉が収められず北半球と南半球が、ハミ出るのは容易に想像出来ていたが一応聞いただけだ。
下着の事などアムトは詳しくないので役に立たない、自覚はあるからメイユィは女子達と行った方がいいのだが、意外と引かないのでアムトは根負けした。
気弱な表情でオドオドした性格なのに、妙に積極性がある時はアムトが絡んでいる時である。
「あーー……でもメイユィの下着、ちょっと……かなり女の子に対して言い難いんだけど」
あのパルデア最大のデパートですら、シャルルの下着がギリギリ売っていたが、それ以上の胸部となると最早売り場に並んでいるなど、想像もできないしAiはキッパリと「アリマセン」と言っていた。
「だからフルオーダーになると思う」
「つまり……下着が出来るのに時間がかかっちゃう?」
(それまでの間、この子はまさかずっ~~~~とノーブラ??? いやまさかっ、シャルルみたいにさらしを巻くとかさぁ! スポーツブラ? タンクトップ? あれを着るとかで誤魔化して貰うしかっ!!)
パンツは何とかなる、下半身は普通の(太ももがちょっとムチムチしてる)ロリなのだから。
上半身はガチのマジで無理である……
「……アムトくんに測って欲しいの」
「はい?」
嫌な予感はした。
同時に、物凄くラッキーな予感もしちゃうのが16歳の男の子。
「んしょっ……んしょ……」
「ちょおおおおおおおおおッ˝ッ˝お˝お˝お˝っ˝~~~~~~~~~~!????????」
満を持したのか、意を決したのか、おっぱいと胸当てを縛り付けている、封印の鎖をあっさり外したメイユィ。
ドスンッ、二つの胸当てが床に落ちた音が、鈍器のソレであった。
もう一度言う、カランッ、でも、ポトンッ、でもない、ドスンッ……だ。
「Aiさんから借りてきたの……コレで測って欲しいな」
「Aiに測って貰うんじゃダメだったのっーー!???」
アムトは うしろを むいている!
何がどうなっているかなんて、ドスン音だけで分かっているのだから。
「…………………………アムトくんがいいの、アムトくんにやって貰いたいの、お願い」
後ろを向いていようが距離を取ろうが、メイユィから前方へ回ってきちゃうし、ガンガンズイズイ距離を詰めてくる。
姉と似ているいい香りのするツインテール、これだけでも意識がクラついてしまうのに、むぎゅむぎゅぎゅううぅ!! ぐみぐみぐみぃぃっ!!!
(おっ……うぉっ……うぉっぱいぃいいいい!!!)
身体に超デカ乳がおもっくそ押し付けられている!!
シャルル以上の重量! 質量! 柔らかさだけならシャルルであるが、メイユィは正面にも長くてしっかりとした弾力がある!
恐らくタピオカチャレンジなんてやれば、1個どころじゃない、谷間に2個、片乳に1個ずつは挟んで乗せられるだろう!!
正面からおっぱいをムギュられているので、禁断のピンク色した突起物の感触まで――
「…………しない?」
「なにが?」
「何でもないよ……ホッ、よくはないけどよかった……って、つまりどういう事!?? ああダメっ! 離れたらおっぱいが丸出しでっ! いや離れて欲しくないってのはそういう意味じゃないんだけど!」
見たいけど見てしまえば色々と終了する。
血液まで沸騰する二人、おっぱいを垂直に押し当てているメイユィの方が折れたらしく、前腕や肘を巧みに使っておっぱいを隠しながら、数歩だけ後退し距離を取る。
(でっっっっっ!!!!!!??)
「私の胸……こんなに大きいの変だよね……身体はちっちゃいのに……」
まぁ、ロリ巨乳というだけで中々奇怪な視線を向けられてしまうのは、残念ながらそうである。
妹である彼女はロリ巨乳な体型が好きではないらしい、姉は誇らしく思っているのでコチラでも正反対だ。
「アムトくんもこんな身体、好きじゃないよね?」
「そんな事ないっ!! 俺はどちらかと言えば超が付くほど大好きだよっ!!!」
「えっ……………………♡」
興奮で頭がグルグルしているアムトは、何とかメイユィを傷つけず、それでいて勇気づける為のセリフが無いかと超速で脳内を検索し、口から出てきたのがこの台詞である。
本当にアムトの性癖はロリ巨乳ではなかったが、シャルルが手持ちになってから崩壊気味であった、その自覚こそあったが今回で完璧に、アムトの性癖は「ロリ巨乳とロリ爆乳」となってしまった。
「ホント? ホントにホント?」
「本当も本当! すっごい魅力的だよっ! おっぱいは大きければ大きいだけ大好きだしっ!!!」
大きいおっぱいが大好きなのは、16年間で一度もブレてはいない。
ロリかお姉さんかで言えば、間違いなく後者の筈であったが、最早どうだってよくなっている、テンションが上がりすぎてアムトは言動の、抑制が行えていない。
「嬉しいっ♪ じゃあお願いアムトくん! 私の胸、バストサイズを測ってね……」
「うわあああああああああああああああ!!!! ………………………………あっ? ニプ……レス……??」
言質を取ったメイユィは、またしても前触れなく腕を退けて、生のおっぱいを晒した。
アムトは女の子が「きゃあ! エッチぃ!」と、両手で目を隠しながらも隙間から覗いている、お約束のポーズを取ってメイユィの生乳を遂に拝んでしまった。
…………………………のだが?
「Aiさんに作って貰ったの……ここだけは隠した方がいいよって……」
(ああ、そりゃそうだよね、隠すよねうん、俺は全然残念に思ってないぞ、色々と終わらずに済んで良かった、そう思っているだけだし、うん)
アムトは危なかったという気持ちと、宝物を逃してしまった気持ちが同居していた。
陰陽印のニプレスで大事な部分を隠している、それ以外に纏うものは何も無し!
ほぼ生乳を晒したメイユィ、胸当てが無くなり押し付けられてもないので、改めて……とっても申し訳なく思いながらも、おやとなったのでおっぱいの全貌を、じっ~~~~~~~くりと舐めまわすように観察した。
「ッ~~~~~~~~~~~!! アムトくん、恥ずかしいよぉ……」
だからと言ってバンザイポーズを崩さない、覚悟がキマっている彼女の胸が若干、本当に僅かだが垂れ気味な形状だ。
(こんだけ大きいとしょうがないんだろうなぁ……いやっ、めっっっっっちゃ! エロいけどっ!!)
バチュルくらい小さいポケモンなら、メイユィのおっぱいを滑り台に出来そうだ、緩い傾斜、深くずっと埋まっていたい奈落の谷間、側面から観察すればより際立つ異常な大きさ!
(なっっっっっ!??? がっっっ!!???? 前にも横にも長いっ!!!!)
彼女が全力で振り返ってしまえば、遠心力で胸がそのまま凶器となりアムトくらいの体重ならば、幸せに吹っ飛ばされるかもしれない。
「早く……測って欲しいな……」
「おっ、おおっ! そうだった! じっとしててねっ! はーーーーはーーーーーふーーーーーーーっ!!」
手ブラもエロい、ブラを付けたままもエロい。
でもニプレスはもっ~~~とエロい!
(というかニプレスもでっかい! それって……それだけ も大きいってコト!??????????)
仮に拳で手ブラをしたって、完全に隠せるかは怪しすぎる、それだけ大きいのだ。
スマホロトムを起動させて、バストサイズの測定方法を検索しながら、メジャーをおっぱいに巻き付けていく。
「あんっ……! ギュッてするのちょっと痛いけど……我慢するね」
(ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバい)
トップアンダーとか、アンダーバストだの、もうよくわかっていないがさっさと終わらせたい、でもずっとこのままでいたい、時間が止まってくれればいいのに……
「ふぁんっ!? アムトくんの手が温かいのぉ……ドキドキしちゃうよぉ……」
アムトはドキドキなんてものじゃない、心臓がいくつ有っても足りない興奮と危険の領域で、おっぱいを測っているのだから。
「終わった! すぐにおっぱい! じゃなくて! 胸を隠して後ろ向いて!!」
「ん……分かった、ありがとうアムトくん……」
計測が終了、アンダーとバストの差が凄まじかった。
シャルルよりメリハリのあるボディ、アンバランスさもシャルルより際立っている、彼女の導き出されたバストサイズ、及びカップ数とは――
「そんなにおっきかったんだ……売ってないのも仕方ないかもね」
(104cm……??? Lカップ?????? 俺の測り間違えだよな? そうに違いないっ……いくらなんでも大きすぎるって)
残念ながら20回も測り直したし、104のLは真実のサイズである。
こんな巨大なおっぱいを収めるなど、市販品のブラジャーであるなら3つは使わなければ、覆い隠せるはずがない。
「おっきいのね、嫌だけど……アムトくんが好きって言ってくれたの嬉しいから……♪ このままでいいかな♪」
(はぁ……やっと終わった……もう許してくれ、嬉しいけど死ぬっ……許して……)
天国と地獄のバスト測定は終了しても、何故かメイユィは後ろを向いてくれなければ、おっぱいも隠そうとしない。
ニプレスがあるし、見られまくったので若干耐性が付いてしまったのだろうか?
そこへ容赦なく、休みも無く、最悪な災厄が訪れるのだ……
「おい人間っ!! わらわと共に寝かせてやるから部屋にっ……ッ˝ーーーーーー!!!?? 何しとるかお前らぁぁぁぁぁぁ!!!」
「あ」
「マジかよ………………タスケテ」
何でよりによってこのタイミングで……
意地を張り続けていたが、多分寂しくなったシャルルがノックもせずにアムトの部屋に入ってきた。
メイユィちゃんのおっぱいサイズの予想は当たっておりましたでしょうか!